今回は関東に限定してにごり湯を集めてみました。
透明な湯と比べると、にごり湯は香りがあったりもするので、温泉らしさをより感じることができるのではないでしょうか。
気分によって入りたい湯の種類は違うのですが、寒い時期は特ににごり湯で、湯上がりがポカポカするような、火山系の温泉へ入りたくなることが多いです。
というのも今の時期(2026年1月現在)、思い浮かべるのはにごり湯ばかり。
今すぐ入りたい・・・・。と思い浮かべながらこの記事を作りました。
今回は乳白色以外のにごり湯もピックアップしています。
奥塩原新湯温泉 渓雲閣 栃木県

湯は灰白色濁りできめ細やか。
とても造成泉(蒸気を沢水にあてて造る温泉)とは思えませんね。
とても柔らかく身体をねっとりと包み込むような優しい浴感。
温度は高いのですが、入っていてもあまりカーッと熱くならないので
入ったり出たりでゆっくり楽しめた。
硫黄の香りがしっかりとしていてレモンのような酸っぱい味。
一度タンクへ貯めてある程度冷ましてから投入しているという、源泉100%へのこだわりを感じる。

奥日光湯元温泉 ゆ宿美や川 栃木県

貸切で入る事のできる内湯2か所、どちらも趣があり綺麗で広い。
湯船は何か所かで区切られていて少しずつ温度が下がっている。
ただ、それでも源泉48.7度がこれだけザバザバと投入されているので加水せずには入れないのが残念。
内湯2か所で利用されている源泉は敷地内から湧いている2本の自家源泉で、その他に引いている共同源泉は露天風呂2か所で利用しているそうだ。
共同源泉は昭和25年から引き湯を開始したそうで、もし万が一自家源泉に何かあった時のために引いていると言っていた。
お湯の印象は共同源泉よりも白っぽく、芯のある感じの硫黄臭に苦みのある硫黄味でいいお湯でである。

奥日光湯元温泉 奥日光小西ホテル 栃木県

湯使いは加水ありの源泉かけ流し。
私が入ったのは女性用露天風呂だが、約42度に設定されちょっとぬるめでゆっくりと入る事ができる。
青白く濁り、黒い湯の花が舞う。内湯よりは硫黄の香りがし、源泉は卵味と苦みを感じた。
柔らかく少しフワッとしたような浴感でゆったりと長湯をしてしまった。

那須湯本温泉 喜久屋旅館 栃木県

甘い硫黄の香りがプーン 黄色い析出物が付いた濃厚まろやかな温泉
浴槽は大きくて7~8人が入れるぐらい。湯気がモクモクで視界が悪かったので窓を全開にして入る。
すると外の風が浴室を通って本当に気持ちがいい。
浴槽の周りには黄色っぽい析出物がこびりつき、その上を湯が流れ落ちている。
鹿の湯と行人の湯の混合泉はフワッとしていてやわらかい浴感。 香りも硫黄臭が強すぎずまろやかだ。
お湯を飲んでみるとすっぱ苦い。ここのお湯はこのあたりでも苦みが強い感じだ。いかにも胃腸に効きそうな味がする。源泉は10L/分ぐらい注がれている。

那須湯本温泉 鹿の湯 栃木県

古き良き湯治場の雰囲気が今でも残る共同湯
男性用は温度別(41~48度)の湯船が6つあり女性用は温度別の湯船が4つと大きな湯船が一つある。手前に写っている湯船はかぶり湯。
硫化水素臭がプンと香り、刺激の少ないまろやかな硫黄泉だった。
お湯は苦味のないすっぱーい味だった。

塩原元湯温泉 大出館 栃木県

苦みが強く濃い極上湯で味わう最高の雪見景色
黒湯は想像以上に真っ黒!透明度がものすごく低く手を浸けると2cmほどでもう見えなくなる。匂いはちょっと硫黄っぽく味は苦味。「良薬口に苦し」という言葉がピッタリだ。
日によって色や温度が変化するらしいが私が行った時はぬるくて長湯に最適だった。1時間は入っていたい湯だ。
墨の湯の隣には白濁した違う源泉の湯船がある。墨の湯で真っ黒になった身体を白濁した方で落として上がるのが基本らしい。

新湯温泉 奥塩原高原ホテル 栃木県

浴室は木造りで落ち着く雰囲気です。
そこそこの広さで4~5人が入れるぐらいの大きさに青白く濁った綺麗な湯が満たされています。
源泉は共同源泉のなかの湯で、造成雰囲気泉、いわゆる噴気して噴き出している水蒸気に沢水などをあてて温泉を作りだしているもので、有名なところで言えば箱根の大涌谷造成泉などがあります。
造成泉は基本的に硫黄臭は少なくマイルドな浴感が多いような気がします。

奥日光湯元温泉 温泉寺 栃木県

湯はかなり熱く「あついあつい」と言葉を発しながらの入浴。湯の香りは硫黄が強く、肌へは熱さはあるもののまろやか。湯量はあまり多くないがとてもよい温泉だった。
温泉からあがると休憩室が用意されている。
「ご自由にお飲みください」と書いてあるポットの横にお茶と茶菓子が用意され、休憩室ではかわいらしい子供が嬉しそうに笑う。
日本っていいなと思ってしまった。

塩原温泉 明賀屋本館 栃木県

湯船からの景色はとにかく豪快、鹿股川の豪快な景色とせせらぎが心地良い。
湯船と湯船周辺にこびりついた茶色の析出物が若干千枚田状態となり泉質の良さも見ただけでもわかるだろう。
鉄分と塩分が混ざったような味がし温度は高い。蛇口がついているので少し水を足しながらなんとか入浴。

塩原元湯温泉 元泉館 栃木県

内湯は少し熱めで入浴するとピリッと身体が引き締まり、気合が入るような気がした。露天風呂より濁りぐあいが薄い。
露天風呂はぬるめで長湯向き、細かい湯ノ花が舞っていた。
やっぱり塩原元湯、裏切らないお湯が揃っている。
男性用の露天風呂に比べ、女性用はスダレが目隠しとなり景色が望めないのが少し残念だが、風を感じながら浸かるのは気持ちがいい。
内湯も良かったが、ぬるめ好きの私には露天風呂が気に入った。
元泉館は塩原元湯の中で唯一宿泊者のみしか入れない他2種類の源泉がある。

ゆのホテル 奥日光やまみず樹 栃木県

写真ではわかりにくいのですが、私が行った時は湯がまるで薄緑色に発光しているかのように見えて、ものすごく綺麗でした。
黄色の湯の花が底や壁に付いていて、触るとフワーっと舞います。
この日は大雪ですごく寒かったのですが、内湯から露天風呂への道にも温泉が流れていてまったく歩くのも苦痛ではありませんでした。

那須湯本温泉 雲海閣 栃木県

硫黄くさーいのにまろやかな泉質抜群の湯!
那須湯本といったら鹿の湯が有名だが鹿の湯はいつも爆混み。その源泉を引いているのがここ雲海閣。同じお湯へ貸しきり状態で入れる事もある宿だ。
湯船は毎日湯船の片方づつ掃除しているらしく、透明度の高い方が新鮮な湯。私が行った時はどちらもあまり変わらない色をしていた為、どちらが新鮮なのかがわからなかった。
源泉をさわってみると、68度あるとは思えない、たぶん50~55度?と思える温度だった。夜入った湯船は温度が高めだったが朝入った湯船の温度はぬるめで適温。これから温泉を巡るというのについ長湯をしてしまった。
お湯の特徴は硫黄なのにまろやか。匂いは私好みの濃い硫黄臭だった。味は少しの苦味にすっぱみも少しだけ。

新湯温泉 寺の湯 栃木県

2つ浴槽があるのみの共同湯らしい雰囲気。向かって右側が、熱い浴槽で左側がぬるめ。
灰色がかった乳白色に濁った湯は臭いと濁りの濃さから湯自体が濃い事がわかる。
ものすごく熱くて残念ながら加水せざるを得ないほど。
とはいっても落ち着かなさもありあっという間にあがってしまった。
皮膚病に効くと言われている、強酸性のお湯。ピリピリ感はなく、良く温まる。常連の方たちなどもいて、地元で愛されている温泉。
このお湯を求めて、遠方から来る人もいるようです。

万座温泉 豊国館 群馬県

日本一の濃厚硫黄泉と雄大な景色を堪能できる露天風呂
日進館も苦湯ですが別の源泉で、万座地熱を使用しているようです。
万座温泉には数十箇所の源泉があり、昔から療養温泉として知られていますが、成分中に硫化水素が含まれていますので泉源から7箇所のタンクへ一度ためて硫化水素も抜いてから泉温を下げているとの事です。
峰白根山の大自然にいだかれ、日本屈指の高地温泉を誇ります。
温泉からは岩肌がむき出しの山が見え絶景です。立ち上がるとスキー場も見えます。

伊香保温泉 横手館 群馬県

とても歴史ある横手館の温泉へは入れて感動です。
毎日掃除をしているので日帰り入浴がどうしても15時からになってしまうという事です。
湯の味は鉄味、細やかな茶色の湯の花が舞いほのかな鉄っぽい香りがする湯でした。
湯上り後はよく温まりましたがガツンとくるほどではないかな。湯疲れするほどではありません。

伊香保温泉 伊香保露天風呂 群馬県

源泉のすぐ横に湯屋があるのでもちろん新鮮で良い湯でした。
熱い湯とぬるい湯の浴槽があり、特に熱い浴槽は鮮度がよく気持ちがいいです。
やはり伊香保温泉で数か所入った中ではぴか一の湯ですね。
写真は男性用ですが、女性用もほぼ同じような造りでもう少し小さい浴槽になります。
にごりは薄く透明度は約1mぐらい、細やかな茶色の湯の花が舞っていました。
浴感はキュッキュッとしていて湯上りはサッパリです。

鹿沢温泉 紅葉館 群馬県

広間を通って奥へ行くとひなびた通路があり、その奥へ男女別の浴室がある。浴室は喚起が悪く、湯気で浴室全体が白い。
ヒノキでできた浴槽に若干青っぽいような緑っぽいような濁った湯が満たされている。湯口からはおそらく20~30L/分の湯がドバドバと投入され、浴槽近くにある打たせ湯の湯とあわさって床の湯は寝湯ができるほど湯が流れている。
浴感はまろやかで甘い鉄の香りがする。味は甘みとわずかな塩分と鉄、炭酸の味。
東北の秋田などにありそうな湯でジワジワと身体にしみてくる感じがする。
長湯したくなるような浴感だけど、実際はよくあたたまる湯ですぐにあつくなってしまう。
地元の方が言うには、20分以上入りっぱなしだと湯あたりすると言っていた。
今日お会いした地元の方お二人はここのお風呂へ毎日入りに来ていて、家のお風呂に入りたくなくなると言っていた。
こんなすばらしい湯に毎日入れるなんて羨ましい、、。

万座温泉 湯の花旅館 群馬県

内湯から一度出て、扉を開けると岩造りの10人ほど入れそうな露天風呂がある。
内湯へは湯の花旅館名物、サルの腰掛がある。写真がないのが残念だが、サルの腰掛効果があるらしい。お湯はそこまで強烈な酸性ではなく、硫化水素臭もきつくはない。

赤城温泉 総本家 群馬県

内湯は男女各1箇所あり、男性用4~5人、女性用は2~3人ほど入れる大きさ。
浴室にある大きな窓からは外の雪景色が綺麗に見える。
いたる所へ観葉植物が植えられ、片側の壁は岩がゴツゴツ、の半洞窟風呂がジャングルにあるようなイメージ。この独特の雰囲気を持つ浴室は雰囲気だけではなくもちろん湯も最高だ。
見ごたえのある析出物に炭酸いっぱいの湯。飲むと炭酸が強い薄い鉄味、フルーティな鉄の香りがする。
湯にはカルシウムが多く含まれているらしく、少しほっておくとすぐにカルシウムが湯面にマクをはりロウのようにコンコンたたけるほどになるという。
以前は湯口がありそこから源泉が注がれていたそうだが、炭酸がぬけてしまう為、湯の底から入れるように変えたそうだ。そんな事からもご主人の温泉を大事に思う気持ちが感じ取れる。
源泉は入れてすぐは緑色その後黄色へと変化する。

万座温泉 日進館 群馬県

万座温泉の中で一番頂上にある温泉。展望露天風呂という名にふさわしく、絶景!硫黄の香りがプーンとし、高台にある為風も気持ちいい。
女湯の方は熱くて長湯できなかったが男湯の方は適温だったらしい。
万座温泉といったら苦湯が有名。世界一の良質を誇る温泉と「苦湯の会」という会もあるほどだ。
浴室は内湯だが凝った造りとなっており、窓は大きく明るい。
こんな内湯ならいくらでも入って入れそうだ。

万座温泉 白鐵の湯 万座亭 群馬県

露天風呂もロッジ風の造りとなっており、その奥へは雪に覆われた山が見える。男性用は写真のように広いが女性用はこの3分の2ほどの大きさ。
しかも女性客の方が多いようで、私が行った時は露天風呂の淵にはズラッとおばちゃんが並び、私はしかたなく周りをおばちゃんに円陣くまれているような気分になりながら湯船の真ん中へ入った。
もちろん落ち着かないのは言うまでもなく、早々に内湯へ移動した。もっと人が少なければいい露天風呂なのに・・(T^T)

箱根仙石原温泉 富士箱根ゲストハウス 神奈川県

まろやかな大涌谷の濁り湯を貸切でゆっくり味わえる露天風呂
貸切露天風呂は贅沢そのもの。
やはり他人がいない貸切というのは良いものだ。
何も気にせずゆったりと入っていれる。
浴室は余裕がある広さで、日本庭園風に白い砂利がひかれ日本風のライトが飾ってある。
さらには、ベンチもあり貸切時間1時間、入ったり休んだりを繰り返しゆったりできた。
源泉投入量は少なめではあるが、入浴客が少なかったのか、湯の状態はとても綺麗なものでまろやかで気持ちがいい。
温度的にも40℃か41℃ぐらいだろうか。少しぬるめだったので夏にはちょうどよかった。

箱根温泉山荘 なかむら 神奈川県

浴室へ入ると美しすぎて、うわっとなる。
大きな窓一面に竹林が広がりまるで絵画を見ているようだ。
ずっと見ていると本当に竹林の中へ迷い込んだみたい。
夜11時までは男性用で朝、女性用に入れ替わる。
私が入ったのが朝だったこともあり、美しい朝の光と竹林でより一層綺麗に思えた。
湯は肌触り柔らかで硫黄の香りがぷーんとする。
箱根のにごり湯は大涌谷の造成温泉。
湯の花は沈殿しており、湯船に身を沈めるとフワッと舞い上がる。
味はうっすらとレモン味で苦味も感じる。

箱根仙石原温泉 万寿屋旅館 神奈川県

浴室は二つあり、空いていれば好きな方を鍵をかけて貸切で使用できる。
大きな窓からは緑のしげる庭が見え気持ちがいい内湯。窓を大きくあけて露天風呂気分を感じながらの入浴は最高に気持ちが良かった。
源泉投入量は少なめでチョロチョロと投入され、温度的には41度ほどの適温に調節してある。
入浴客が多くない為とても綺麗な湯で大満足。
加水、加温、塩素投入はなく濃い大涌谷源泉を楽しむ事ができる。
造成温泉特有の少し分離した白い湯の花が浮いていた。
源泉を口へ含むとすっぱい硫黄臭。
湯口付近へはこってりした析出物がはりついている。

芦之湯温泉 きのくにや 神奈川県

レトロな湯小屋で極上源泉2種類を交互に楽しむ
とにかく気に入った湯はここ「正徳の湯」
朝一、おそらく浴室の床が濡れていなかったので一番風呂だと思うが、窓から入ってくる冷たい風と、湯船へ入るとザバーーーと流れ出る湯が爽快で本当に気持ちがいい!
硫黄泉は適温でまったりと入れ、重層泉の方はピリッと熱めで入っているとだんだんなじんでくる感じだ。

強羅温泉 温泉ホテル 強羅館 神奈川県

レトロな四角い湯船に緑の濁り湯 湯上りさっぱり爽快な湯
浴室を見ると緑がかった綺麗な湯に感動。大涌谷から引いているよく強羅にあるタイプだ。大涌谷から引いている湯はケーブルカーを隔てて右と左で湯が違うそうだ。
内湯はちょっとムワッと湯気がこもり熱いが、内湯のほかに貸切露天風呂もあるそうなので次回は貸切のほうへ入ってみたいと思った。
湯は飲んでみると酸味のある味。香りは薄い硫黄臭といった良い香りだ。
源泉の量はそこそこだが、湯の温度が高いのと清潔なので気持ちが良い。
浴室もシンプルで、少し大正ロマンを思わせる素敵な作りでとても気に入った。

強羅温泉 国民宿舎箱根太陽山荘 神奈川県

レトロで美しい浴室。
温度は42度ほどだろうか。冬でも気持ちの良い温度で身体が温まる。
造成温泉ではあるが、クリーミィで分離されている感じはせず、まろやかで優しい浴感だ。
香りはフルーティなレモン的なすっぱい香りがする。
木造にやわらかいライト、レトロな窓からの明かりが美しい温泉。
こちらは記事が古いが、先日宿泊してきたので近日中にページ更新予定。

旅館弁天鉱泉 千葉県

一度入ってみたい!と思っていた弁天の湯(通常男女入れ替え制の内湯)
この日は青みがかった白濁した湯が浴槽に溜まっていてとても綺麗だった。
浴室のドアを開けたところで「綺麗〜」と声をあげてしまうほど美しい。
この岩造りの浴室もまるで洞窟風呂のような独特な雰囲気があり、岩で囲まれているのがまた美しさが増しているのだ。
鉱泉なので、加温してかけ流されてさらに濾過されているようだが、温泉らしさがあり、浴感は優しくまろやかで、しっかりと硫黄とレモンのような味がする。

小糸川温泉 千葉県

浴室へ入ると、洗い場は二つ。
浴槽には黒い湯がなみなみと注がれ、表面は泡立っている。
東京にも黒湯が多いが、かなり濃いめの黒湯でまるで醤油の中に入っているような感じだ。
浴感はトロリとしていてヌメリ感があり、私好みのモール泉だ。
温度は40度かそれより低いぐらいで、長い間入っているとジワジワと額に汗が滲み出てきた。
この湯の感じは宮城県の東鳴子温泉にある黒湯を思い出す。
濃厚ながらに入った後にどっと疲れが身体から出て、人によっては具合が悪くなってしまうほどの強い温泉。
1回入るだけだとそんな状態だが、1週間湯治すると身体から悪いものが全て出て調子が良くなるという不思議な湯の感じに似ている。













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