濃厚硫黄泉+サルの腰掛けという珍風呂が入れるお宿

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※※※※このレポートは2004年9月、2006年1月に訪れた時のものです※※※※
万座温泉は標高1800m.に位置し、江戸末期から湯治宿が建ち並んでいたが、今は大手の開発により、スキーリゾートホテルが建ち並ぶ。
そんな中で今もなお湯治宿の面影を残す宿が豊国館につづき、ここ、湯の花旅館だ。
ここの宿は私のお気に入りでいつかは泊まってみたいと思っている。(その後2006年1月に宿泊を果たした)
他の宿と違うところは、春は特に普通土、日の宿泊がいっぱいのところ、湯の花旅館は平日がいっぱいな事である。
宿泊の空き具合を聞いたところ土、日以外はいっぱいとの事。
山菜とりや、山登りの人達が平日は宿泊するらしい。





【宿の雰囲気】
旅館の中へは木彫りの動物が沢山かざってあり、にぎやかな雰囲気。
ここは食事を持ち込んでいいようで、奥へ持ち込んだ食事を広げて食べている人達が大勢いた。
木造のお宿は歩くとギシギシ音がする。
天井へは裸電球がさがり、湯治の雰囲気満点だ。

【露天風呂 混浴】
内湯から一度出て、扉を開けると岩造りの10人ほど入れそうな露天風呂がある。
周りは木で囲まれ、湯治に来ている人達との会話もなごやか。露天風呂の雰囲気からなのかわきあい合いなムード。
入ってくる人は「こんにちわ~」と言いながら入って来る。この雰囲気のせいか私の評価は数段上がった。


内湯へは湯の花旅館名物、サルの腰掛がある。写真がないのが残念だが、サルの腰掛効果があるらしい。お湯はそこまで強烈な酸性ではなく、硫化水素臭もきつくはない。

【休憩所】
入り口付近へ休憩所が2箇所ある。
ひとつはいかにもスキー場にある球形所といった感じで外から入って来てすぐ温まれるような造りの休憩所。
もう一つは夜酒を飲みながら語れる囲炉裏の休憩所。
湯上りは皆ここへ集まる為、話もはずむ。



【食堂】
お昼ご飯は食堂で食べる事ができる。蕎麦やカレーなど手軽なものが揃っている。食堂の端へ囲炉裏があったが、「自然のパワーを感じる場所」と大きな字で壁に書いてあり、なんだか何かに洗脳されそうな気分になった^^; 私達はカレーを頼んだ。スキー場によくあるレトルトのカレー。味はレトルトなりのものだった。
2006年1月 宿泊した時の写真

ボードを楽しんだ後、宿泊した時の写真です。
宿泊した際に記憶が曖昧な為、写真のみの掲載となります。




夕食







館内の様子




利用データ
所在地 | 〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣 万座温泉2401 |
電話番号 | 0279-97-3152 |
アクセス | 吾妻線 万座鹿沢口駅からバスで40分かタクシーで35分 |
WEB | https://www.yunohana-m.com/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き13,800円〜 |
部屋数 | 18室 |
お風呂 | 露天風呂:混浴1/内湯:男女各1 |
日帰り時間 | 10:00~15:00 大人700円/子供500円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | 酸性-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(酸性低張性高温泉) |
PH | 2.5 |
湧出量 | |
源泉温度 | 76度 |
源泉名 | 万座温泉 |
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コメント
コメント一覧 (1件)
万座温泉の中のプライベート的隠れ家宿
温泉4 温泉の雰囲気4 また行きたい4 部屋3 食事0
2009年5月頃に訪問
万座温泉の中でも小さい、プライベート的な隠れ家宿。
万座なのでもちろん泉質は申し分ないが、主人が採ってきたと思われる猿のこしかけが内湯の湯口に漬けられている。
ご主人が気さくで楽しい方なので、宿泊するとより満足感が高い。
設備は古いが個人的に好きな宿。
内湯は男女別だか露天が混浴一つだけでしかも小さいので、女性の方にとっては入りにくいかもしれません。
2019-04-17 23:04:30に投稿