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箱根仙石原温泉 万寿屋旅館 神奈川県(宿泊レポート)★★★☆☆

箱根でコスパ最高の源泉掛け流し民宿

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 
万寿屋旅館外観

「箱根=高い・混んでる」というイメージを持っている方も多い。
でも、そんな常識をくつがえすようなコスパの良い宿がある。

それが、万寿屋旅館

源泉かけ流しの温泉を楽しめるにもかかわらず、料金はとてもリーズナブル。しかも意外と空いていることもあり、静かにのんびりと過ごせる穴場的存在だ。

宿のご主人の人柄も温かく、今回、小さな子ども2人を連れての宿泊だったが、とても快適に過ごすことができた。

小さい子どもがいると、宿選びはなかなか大変、、、。

特に昔ながらの温泉宿は木造のため音が響きやすく、子どもNGのところも多く、予約しようとして初めて「子ども不可」の記載を見てがっかりすることも少なくない。

その点、万寿屋旅館は子連れにも寛容で、気兼ねなく滞在できるのが本当にありがたいと思う。

玄関
レトロな廊下

万寿屋旅館は、まるで昭和の時間にタイムスリップしたかのような懐かしさに包まれている。
ノスタルジックな赤い絨毯が廊下を優しく彩り、その上には昔ながらの、少しテカリのあるスリッパがきちんと並べられている。どこか実家を思い出させるような、温かみと静けさが漂っている。

8畳一室 トイレなし シンプルだけど設備が十分な部屋

泊まった部屋は8畳一間の和室。決して広くはないが、必要なものがしっかりと揃っていた。

布団はセルフかと思っていたら、すでに広げれば寝れるように用意されていて、その気配りがなんともありがたく感じる。

部屋の雰囲気は少し薄暗く感じるものの、掃除が行き届いており、清潔感のある快適な空間だった。

8畳の部屋
テレビ・冷蔵庫あり

部屋には空の冷蔵庫とエアコンも完備されており、必要最低限の設備はしっかり揃っている。

この日は子どもたちとたっぷり遊んで、くたくたに。夕食はコンビニで買ったお弁当を部屋でさっと食べて、温泉へ入ってそのまま寝るだけの滞在。

「くつろぐ」という贅沢さはないが、温泉に入って、ぐっすり眠る。そんなシンブルな使い方であれば満足できるのではないだろうか。

布団もぺったんこではなく、意外とふかふかで寝心地も良く、しっかり疲れを癒すことができた。

浴衣と小タオル
エアコン
お湯
茶菓子と冷水、お茶セットあり
鏡台

トイレは男女共用なのが残念なところだが、掃除は綺麗にされていた。
この時は他に宿泊客が少なかったという事も大きいかと思うが不満はなかった。

脱衣所は洗面とプラカゴが並んだ簡易的なもの。
髪の毛が落ちていることもなく、胡蝶蘭が飾られていたりと清潔で気遣いを感じる空間だ。

アメニティは何もないので持参必須。ドライヤーもなし。

大涌谷源泉を加水、加温、塩素なしの掛け流しで味わえる

貸切内湯

浴室は二つあり、空いていれば好きな方を鍵をかけて貸切で使用できる。

大きな窓からは緑のしげる庭が見え気持ちがいい内湯。窓を大きくあけて露天風呂気分を感じながらの入浴は最高に気持ちが良かった。

源泉投入量は少なめでチョロチョロと投入され、温度的には41度ほどの適温に調節してある。

入浴客が多くない為とても綺麗な湯で大満足。

加水、加温、塩素投入はなく濃い大涌谷源泉を楽しむ事ができる。
造成温泉特有の少し分離した白い湯の花が浮いていた。

源泉を口へ含むとすっぱい硫黄臭。

湯口付近へはこってりした析出物がはりついている。

湯船に身を沈めて

あぁ・・・最高!

湯船も析出物で真っ白。

溢れ出しは少ない。

洗い場は1箇所のみ。リンスインシャンプーとボディソープあり。

こちらはもう一つの浴室で少し小さめ。

<万寿屋旅館の良いところ>

箱根という立地にあるにもかかわらず安くコスパの良いところ。
部屋も温泉も清潔で民宿では設備が足りないところも多い中、冷蔵庫もエアコン、テレビもあり布団もほぼ敷いた状態で用意されていてありがたかった。

温泉は貸切ができ湯の状態は良い。
加温、加水、塩素が投入されていないピュアな状態。

こういった雰囲気が好きな方に限るが昭和レトロなところも良い。

トイレに関しても綺麗に掃除されていた。

湯治目的の方や、安く宿泊して温泉を楽しみたい方、宿でくつろぐ事が目的ではない方におすすめする温泉宿。

<万寿屋旅館のよくなかったところ>

全体的に薄暗いところ。

宿でのくつろぎを目的とされる方には合わない宿だと思う。

トイレが男女共同なところは残念。せめて男女別の共同だったらありがたかったかも。

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