温泉歴約25年、温泉が好きで好きで、仕事の休みの日は全て温泉で過ごし、温泉のことを常に考え、温泉を愛してやまない温泉オタクの筆者。
日本には本当にすごい温泉があります。
景色がすごい温泉、酸性が強くてすごい温泉、美しい色のすごい温泉などなど、様々なすごい温泉がありますが、今回は析出物がすごい温泉。
これぞコッテリ温泉!ベットリと付いた成分が固まった析出物。
温泉の濃さが見て一発でわかる濃厚な温泉を集めてみました。
二股らじうむ温泉 北海道

天然記念物 巨大石灰ドームを眺めながら入るコテコテ温泉
内湯の外には緑に囲まれた開放的な露天風呂があります。
二股らじうむ温泉の名物がこの露天風呂から見える石灰華ドームです。
以前から写真で見て一度行くぞ!と思っていたので「これこれこれよ~」
とかブツブツ言いながら眺めていました(*’▽’)
まるで山形県にある広河原温泉の析出物を思い出すような凄まじい状態です。

モッタ海岸温泉旅館 北海道

析出物でコーティングされた床が見事な濃厚湯
浴室へ入ってまず目に留まったのが床一面の析出物です。
鱗のような千枚田のような。。。。じーーーっと見つめていると気持ち悪い気さえしてきますが、こういったタイプの析出物を見るとつい興奮してしまいます。
写真のような色の析出物で湯が白濁しているというのは珍しいような気がします。
今はなくなってしまいましたが青森県の湯の沢温泉を思い出しました。
早速かけ湯をすると熱めの湯がピりりと気持ちいいです。
浴槽の温度は45.1度。人によっては熱めで気持ちいいぐらい、また人によっては熱くて入れないぐらいの温度かもしれません。

濁川温泉 新栄館 北海道

「滅びの美」朽ちた屋根と歴史を重ねた浴槽
岩をくり抜いた浴槽が3つ。長い年月濃い温泉が流れ続けたことで岩の浴槽をすっかりと析出物でコーティングされ、味のある素敵な浴槽になっています。
きっと明治時代から変わっていないだろう浴室はレトロそのものでたまらない美しさに惚れ惚れしてしまいました。
湯は黄色がかった透明で、ツルツルしたやわらかい浴感、細かい茶色の湯ノ花が浮遊し、表面には油が浮いています。
甘い鉄と油臭がたまらなく良い香りです。
室の天井を見上げると、ボロボロと朽ちている屋根が目にとまります。
しかしこのボロ具合が美しい・・・、滅びの美のように思いました。
この浴室で一人っきりで、しかも夜入ってみたいなぁ。

八九郎温泉 秋田県

B級感あふれる湯小屋 アワアワシュワシュワ
B級感あふれるビニールハウス脱衣所からドアを開けて浴室へ入るとまっ茶色に染まった浴室と湯船が登場、この時点でちょっと興奮状態の私。
析出物でこんもりとした湯船は茶色い陶器のようにも見える。
湯量はとにかく多く、これでもかっ!というほどザバザバと投入されている。
炭酸泉ならではのシュワシュワアワアワ、飲むと結構濃い炭酸味。温度は適温の42度ぐらいだろうか。
温度が高い事もありお湯の中では炭酸をあまり感じられなかったが浴感はやわらかく本当に気持ちがいい。
少しダシのような味もする。

赤城温泉 総本家 群馬県

イメージはジャングルの中にある析出物コテコテの半洞窟風呂
内湯は男女各1箇所あり、男性用4~5人、女性用は2~3人ほど入れる大きさ。
浴室にある大きな窓からは外の雪景色が綺麗に見える。
いたる所へ観葉植物が植えられ、片側の壁は岩がゴツゴツ、の半洞窟風呂がジャングルにあるようなイメージ。この独特の雰囲気を持つ浴室は雰囲気だけではなくもちろん湯も最高だ。
見ごたえのある析出物に炭酸いっぱいの湯。飲むと炭酸が強い薄い鉄味、フルーティな鉄の香りがする。
湯にはカルシウムが多く含まれているらしく、少しほっておくとすぐにカルシウムが湯面にマクをはりロウのようにコンコンたたけるほどになるという。
以前は湯口がありそこから源泉が注がれていたそうだが、炭酸がぬけてしまう為、湯の底から入れるように変えたそうだ。そんな事からもご主人の温泉を大事に思う気持ちが感じ取れる。
源泉は入れてすぐは緑色その後黄色へと変化する。

加賀井温泉 一陽館 長野県

盛り上がった温泉成分で原型のわからない浴槽
成分はとにかく濃厚!海沿いの塩分が入って濃くなった温泉とは違い、内陸部で成分総計約13000mg/㎏という驚異の数値だから驚きだ。(一桁少ないぐらいが一般的な成分総計)初めて訪問した時は、温泉成分が固まった原型のわからない浴槽が見事で思わず興奮してしまった。
内湯で使用している源泉は炭酸を感じるドバドバ状態!身体を湯に浸けると若干の気泡がついてジワジワと効いてくるのがわかる。
飲んでみると炭酸を感じる濃厚な塩分と苦み、ダシのような味もする。

松代温泉 松代荘 長野県

湯船こってり!析出物がコテコテのたまらない浴槽
写真は男性用ですが、私が入った女性用はもっと緑ががかっていて鮮度ももっとありました。
源泉投入量も断然女性用の方が多く、女性用だと2~3時間で1回転するぐらい鮮度はいいのではないのでしょうか。
成分はおそらく松代温泉と加賀井温泉の3件の中で一番濃いです。露天風呂はかなり気に入りました。
湯は塩分が濃くエグミが強い味で、甘い鉄っぽい匂いがします。
肌をさわるとキシキシする感じでした。

白骨温泉 小梨の湯笹屋 長野県

白い析出物が湯船は分厚く付着し、湯の青さがとても綺麗。
1組30分とかなり時間が短いがこの後内湯へ入れば問題なし。貸切露天を無料で入れる方が嬉しいサービスだ。
2~3人で丁度良い小さな露天風呂は雪の壁で囲まれ、その先には白樺の木が望める。湯はやわらかい硫黄の良い香りがする湯。青みがかったお湯はすっぱみもなく苦味が多少あるぐらいだった。
ここ、笹屋は貸切露天風呂だけでもいいが、なんといっても内湯が最高。
源泉投入量はそこそこで熱交換はしているがとても気に入った湯だった。
特に雰囲気と白い析出物、青い湯が印象的。

入之波温泉 山鳩湯 奈良県

ゴテゴテのド迫力析出物の浴槽でドバドバがすごい温泉
この析出物、私の膝ほどまであるほど大きなもの。どれほど迫力の析出物だったか考えるだけでゾクゾクしてしまう。
内湯へ入ると白熱灯で浮き上がる析出物の美しさにしばし感動。
約1ヶ月ほど前に析出物を削ったはずなのにすでにこんもりとした析出物が陶器のように光っていた。
源泉投入量も多く、ドバドバ。
もうドバドバの温め、その上析出物コテコテ、まさに至福のひと時。
湯の味はというとわずかな塩みを帯びた新鮮な鉄味。

温泉津温泉 薬師湯 島根県

日本温泉協会オール5!だけある身体に染みわたる極上湯
浴室はレトロ感から言えば元湯の方がいい味を出しているとは思うが、温泉としては薬師湯の方が私的には気に入った。
若干深い緑にグレーがかった白っぽい色が足されたような濁り湯で、湯船全体と床一面には長い年月積み上げられたこってりとした析出物が魅力的だ。
塩分があるからかと思うが、湯上りは汗がとまらないほど身体はポッカポカ。これぞ共同湯!とかなり気に入ってしまった。

小屋原温泉 熊谷旅館 島根県

じんわり身体に染みわたるぬるめの湯
人肌程度の温度ではあるが気泡により身体が熱くなる。まず手のひらが熱くなり、その後身体のいたるところの血行の良さを感じる。湯船の淵、床へは成分の濃さを物語る析出物が付き、感動を覚える。
炭酸は七里田に迫るほどパチパチパチと弾け、湯の表面には油が浮いている
ような色をしている。温度も一番ぬるく、ここでは約1時間心ゆくまで堪能した。

湯抱温泉 中村旅館 島根県

湯は土類系の温泉。カルシウムがものすごく多く、析出物は宮崎県にある城山温泉(閉館)のようだ。湯船の端の方へは沸かした熱い温泉が出てきて危ない為に作られた蓋がある。
鉱泉は好きなだけ出す事ができる。ただ冷たい鉱泉が出てくる為あまり入れるとぬるくなってしまう。
味は塩気のある土類系独特の味がする。

長湯温泉 郷の湯旅館 大分県

たっぷりゴッテリ析出物!黄色いゼリーのような美しい湯も絶品
日帰り時女性用だったこちらの湯船、本当にみごと!! 美しすぎて言葉になりません。
波を打っている析出物の浴槽に透明な黄色い湯がみたされ言葉は間違っているかもしれませんが・・・おいしそう・・・・。
浴感はやわらかく飲んでみると炭酸を感じるわずかな塩味。
この時温度は適温でしたが、お宿の方いわくどちらかというと熱い日が多いとのこと。
湯船についた析出物を触るとザラザラしています。
元の浴槽はいったいどんなだったんだろう?

筌の口温泉 共同湯 大分県

お湯は茶色く濁っていて透明度は10~20cmくらい、そのままオーバーフローで掛け流されています。
源泉投入口から反対側まで結構距離がありますが、それでも入るとすぐに火照ってしまいます。一番ぬるい入り口側に入りました。
匂いは土類と鉄っぽい感じで、飲んでみるとダシ、塩分を感じました。
温度は43度~44度くらいで、パンチ力のあるお湯です。

筌の口温泉 新清館 大分県

皆露天風呂へ入るため、内湯の方はいつ行っても貸切状態。
湯はとても新鮮で析出物がすばらしい。
析出物の感じと泉質が長野県にある加賀井温泉 一陽館に似ていると思った。
湯はかなり熱めで身を沈めるまで時間がかかったが入ってしまえば身体がなれるのは早い。
筌の口温泉 新清館は特にすばらしい露天風呂がある。
夢に出てきそうなほど理想的な露天風呂で美しい。
また宿泊でぜひ訪れたいすばらしい温泉旅館である。

弓ヶ浜温泉 湯楽亭 熊本県

コテコテの析出物がアーチを描く 身体に染み渡る極上濃厚湯
赤湯の内湯だけでも満足だったが、外へ出るとさらにすばらしい露天風呂がある。
写真は男性用、女性用は小さく写真のようなすばらしい景観ではないがそれでも良い露天風呂だ。
内湯以上にコッテリとこびり付いた析出物は温泉の色を引き立たせ、さらに美しく見せる。
温度は適温。約42度ぐらいだろうか。この時期としてはちょっと暑い温泉だが、夜にはちょうど良くなるだろう。
湯楽亭の名物となっているのが、写真にある洞窟風呂。
ご家族で造りあげた力作の温泉だ。
夏は蒸して入ってられないほど暑いが、冬などはこの神秘的な雰囲気を思う存分堪能できそうだ。












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