渋い浴室で目を瞑って濃い温泉を味わう
一人きりで 誰もいない浴室。
源泉が流れる音だけが聞こえる中、目を瞑って濃厚な湯に身を委ね静かに湯浴みをする。
これ、最高。これがしたかった。
そんな願望がある人は多くないですか?
幸せを感じる瞬間。
濁川温泉 新栄館 北海道

「滅びの美」朽ちた屋根と歴史を重ねた浴槽
明治・大正・昭和時代に建てられた建物がつながっている細長い旅館は猛烈に鄙びた雰囲気でまるで東北にあるような、北海道には数すくない鄙び系。
岩をくり抜いた浴槽が3つ。長い年月濃い温泉が流れ続けたことで岩の浴槽をすっかりと析出物でコーティングされ、味のある素敵な浴槽になっている。
きっと明治時代から変わっていないだろう浴室はレトロそのものでたまらない美しさに惚れ惚れしてしまった。
湯は黄色がかった透明で、ツルツルしたやわらかい浴感、細かい茶色の湯ノ花が浮遊し、表面には油が浮いている。
甘い鉄と油臭がたまらなく良い香りだ。

蔦温泉 蔦温泉旅館 青森県

足元から流れ出る湯は湯量が多く良質。少しピリピリした感じの緊張感ある浴感だ。無色透明であまり特徴はないが、この寒い中熱めの湯へ入るのは気持ちがいい。
何もかもがとても綺麗で清潔。
全てが木を基調とした造りになっており温かみもある。
どこまでも高い屋根を見上げているとなんだかわからないが幸せを感じる。
とても静かな時が流れていた。

国見温泉 石塚旅館 岩手県

良温泉口に苦し 自然の神秘を感じる緑の薬湯
国見温泉といったら温泉の色。ライムのような緑色のお湯は濃厚で口へ含むと吐き気がするほど苦い。
久しぶりに訪れ、苦味のほどを試そうと思いっきり口へ含んだが飲み込んだ後せきが止まらなかった。コンクリートで四角く造られた湯船の下には泥とも思える湯の花が沈殿し、足でさわるとフニャフニャしていて気持ちがいい。
緑の湯だというのに湯の花が白いのはなんとなく不思議だ。売店で売っている湯ノ花は多少緑がかっているように見えた。
入った感じで酸が強いかと思われたが意外にもP.Hは7.1と中性、タイヤのような油のような臭いがし、この臭いがまた成分の濃さを感じさせる。

鉛温泉 藤三旅館 岩手県

日本有数の深さ1.25mの立って入るめずらしい温泉
階段を下りたところにある白猿の湯は天井が高く、吹き抜けになっている。浴室は静寂な空間で静かに入浴していると、お湯の流れる音のみが響いて聞こえる。湯は熱めで無色透明。お湯にはあまり特徴を感じられなかった。湯船は様々な入浴方法があるが、立って入る湯船は少ないと思う。立って入るので水圧がよりかかって血行をよくしよく効くらしい。

鳴子温泉 東多賀の湯 宮城県

肌になじむ弱酸性の硫黄泉 赤松造りの湯船へ麗しい白濁湯が満たされる
4人入ったらいっぱいの湯船へ5人で入浴。昼時だというのに混み混み状態。浴室は少し甘みのある香りがし、湯の良さが入る前からわかる。透明度は約15cm。
飲んでみるとすっぱみはなく、苦味のみを感じる。肌にピリピリ感は一切なく、吸い付くようなやさしい湯だ。
こちらの湯はアトピーや皮膚病に良く効く事で有名で、湯を持ち帰る人も多い。
「去年は一発できれいになったのよ」というアトピーの赤ちゃんを抱く女性は今年も期待して訪れたと言う。
素泊まりなども行っているらしいので機会があったらぜひ宿泊してみたいと思う。
一人でこの湯を堪能できたらどんなに良いのだろう。

東鳴子温泉 高友旅館 宮城県

高友旅館のお湯は何処の湯とも違い、独特の魅力がある。
というのもこちらの湯は疲れを出し、直すという不思議な力があるからである。
湯の底力を身体で感じたければぜひ一度立ち寄ってほしいと思う。
というのもこちらの湯は疲れを出し、直すという不思議な力があるからである。
湯の底力を身体で感じたければぜひ一度立ち寄ってほしいと思う。

東鳴子温泉 いさぜん旅館 宮城県

高いデトックス効果で治療効果が有名な炭酸名泉のお宿
いさぜん旅館はレベルが高く身体の芯までひびくようなすばらしい泉質だった。
ラジウム含有量が多く、皮膚に細胞がつき、これが血管を拡張させ新陳代謝を良くする効果があります。
私はこの炭酸泉が一番のお気に入り!
身体の毒素を排出し病気に対する治療効果が高いそうで、入っていると身体が疲れてきて温泉が効いているのがわかる。
そんなに効能を感じられる温泉が他にどのぐらいあるだろうか。。

白布温泉 西屋 山形県

一瞬にして湯船からこぼれる 鮮度抜群な湯
とにかく湯量の多い白布温泉、3本の湯口からは勢いよく上から落とされている。こんなにお湯が注ぎこまれているのに湯船は小さめの為、お湯は常に新鮮。入ったかと思うとすぐに出て行く。
滝のように落ちる打たせ湯のうち一番手前は、井戸水がまざっており、打たせ湯もできる。

二岐温泉 大丸あすなろ荘 福島県

自噴泉甌穴岩風呂
江戸時代から続いているという歴史ある浴槽。
浴槽の底は大きな岩でできていて岩の間から湯が湧いている。
湯はそれほど特徴はなく透明で綺麗な湯。源泉投入量の調節ができないのでとにかく熱い…
源泉投入量はあふれだしを見たところそんなに多くはなく8~10L/分程度かなと思いました。
しかし床の岩の重厚感と静寂が漂うの雰囲気は素晴らしいので一度は入る価値ありだと思う。

木賊温泉 岩風呂 福島県

勢いよくあふれ出る足元湧出の極上湯 フワッと硫黄が香る温泉
お湯は地下水のような青みがかった色でとても美しい。まず、足元から湧いている奥の湯船へ入ってみる。
温度は43度ぐらい、少し熱めで爽快だ。新鮮なお湯が足元からコンコンと湧いており、湯船からのあふれ出しを見ると毎分30L位は湧いていると思われるほどの量があふれだしている。
新鮮さの象徴のように時おり湯船の底から泡があがってくる。
少し飲んでみるとフワッと硫黄の味と香りがする。
なんたる贅沢!
しばらく時間を忘れて夢中で入ってしまった。

横向温泉 下の湯 滝川屋旅館 福島県

湯に浸かると最初は少し寒いがだんだんと身体があったまってくる。
少し炭酸があるのか泡付きもある。飲んでみると飲みやすく若干の塩+鉄っぽい味。
人肌程度の温度に心地よくなり本気で寝ているんじゃないかというほどピクリとも動かず約1時間、、あまりに気持がいいのでお宿にいる間何度も何度も温泉へ入りに、、、部屋にいるよりこの浴室で過ごす時間の方が多かったのでは?というほどだ。

甲子温泉 旅館大黒屋 福島県

夜この大きな浴槽へ1人で身を沈めていると静寂な中川の音だけが聞こえ、贅沢極まりない時間を堪能できた。最高!
湯はツルツル感のある透明な湯。
鳥居の岩から出ている源泉はプールの奥にある源泉だそうで空気には触れないようにして浴槽へ注いでいるそうた。源泉温度は44~45度。
その他に足元からも湧出しておりこちらの温度は31~34度とぬるめ。
浴槽の温度は41度で適温だった。

塩原元湯温泉 大出館 栃木県

到着して一番に向かったのが貸し切り風呂。
そして最も気に入ったお風呂もこの貸し切り風呂。
温度も丁度よく42度ぐらいだろうか。。東鳴子温泉や国見温泉を思いだすような苦みがあるお湯だ。
黒湯とも男女別の湯とも違う泉質で緑がかった黒色に見える。
温泉の色に反して白っぽく細かい湯の華が沢山浮遊し、湯船のまわりには析出物がびっちり、最高の極上湯だ。
この貸し切り風呂には合計3回も入った。窓を全開にして入るのがまた最高に気持がいい。。

那須湯本温泉 雲海閣 栃木県

硫黄くさーいのにまろやかな泉質抜群の湯!
那須湯本といったら鹿の湯が有名だが鹿の湯はいつも爆混み。その源泉を引いているのがここ雲海閣。
注がれている湯量はすくなく少しづつではあるが源泉温度が高めという事で加水よりはいいかも。 先日の地震により、温度が5度ほど下がったとご主人が言っていた。
源泉をさわってみると、68度あるとは思えない、たぶん50~55度?と思える温度だった。夜入った湯船は温度が高めだったが朝入った湯船の温度はぬるめで適温。これから温泉を巡るというのについ長湯をしてしまった。
お湯の特徴は硫黄なのにまろやか。匂いは私好みの濃い硫黄臭だった。味は少しの苦味にすっぱみも少しだけ。

鹿沢温泉 紅葉館 群馬県

いにしえの姿ととどめるレトロな浴室 特徴あるドバドバ湯に感動
ヒノキでできた浴槽に若干青っぽいような緑っぽいような濁った湯が満たされている。湯口からはおそらく20~30L/分の湯がドバドバと投入され、浴槽近くにある打たせ湯の湯とあわさって床の湯は寝湯ができるほど湯が流れている。
浴感はまろやかで甘い鉄の香りがする。味は甘みとわずかな塩分と鉄、炭酸の味。
東北の秋田などにありそうな湯でジワジワと身体にしみてくる感じがする。
長湯したくなるような浴感だけど、実際はよくあたたまる湯ですぐにあつくなってしまう。
鉄系のドバドバ湯がたっぷり堪能でき、大満足の湯だった。

芦之湯温泉 きのくにや 神奈川県

レトロな湯小屋で極上源泉2種類を交互に楽しむ
とにかく気に入った湯はここ「正徳の湯」 宿泊料金の他に30分2000円もかかる事は高すぎるとは思うが、宿泊料金が安いのでいたしかたないかな。
朝一、おそらく浴室の床が濡れていなかったので一番風呂だと思うが、窓から入ってくる冷たい風と、湯船へ入るとザバーーーと流れ出る湯が爽快で本当に気持ちがいい!
残念ながら硫黄泉の方は加熱循環、重層泉の方は掛け流しだが、どちらも源泉投入量は多く新鮮。
硫黄泉は適温でまったりと入れ、重層泉の方はピリッと熱めで入っているとだんだんなじんでくる感じだ。

旅館弁天鉱泉 千葉県

美しい白濁した温泉 1日に数回色が変わる神秘の湯
大きな壁一面の窓には、箱庭的な庭が見渡せ、湯船へ浸かりながら庭の緑を見ることができる。
浴感は優しくまろやかで、しっかりと硫黄とレモンのような味がする。
掛け湯用の小さな四角い浴槽があり、掛け湯をしようと桶でかき回してみたところ、黒い湯の花がブワーっと舞い上がった。

西山温泉 蓬莱館 山梨県

鮮やかなオレンジ色の湯ノ花は珍品 静かな空間でのんびり
湯船が3つに分かれており、適温~ぬるめが楽しめる。
無色透明、微硫化水素臭、無味。
驚いたのは鮮やかなオレンジ色の湯ノ花。
柑橘系の香りがするのではないかと思わず匂いを嗅いでしまった。(無臭だったけど)この湯の花は珍品!一度ご賞味ください。

加賀井温泉 一陽館 長野県

盛り上がった温泉成分で原型のわからない浴槽
成分はとにかく濃厚!海沿いの塩分が入って濃くなった温泉とは違い、内陸部で成分総計約13000mg/㎏という驚異の数値だから驚きだ。(一桁少ないぐらいが一般的な成分総計)初めて訪問した時は、温泉成分が固まった原型のわからない浴槽が見事で思わず興奮してしまった。
内湯で使用している源泉は炭酸を感じるドバドバ状態!身体を湯に浸けると若干の気泡がついてジワジワと効いてくるのがわかる。
飲んでみると炭酸を感じる濃厚な塩分と苦み、ダシのような味もする。

野沢温泉 清風館 長野県

静寂な浴室にカランと響く桶の音 ふわっと香るタマゴの香り
加水しないと入れないのは残念ではあるが源泉近くへ行くと大好きな玉子の香りが漂う。
浴室の雰囲気は鄙び~な感じで少し大正ロマンを意識した?共同湯のよう。
熱くてタマゴ臭が香る湯は朝風呂に最適だ。

乗鞍高原温泉 詩季の宿 白樺の庄 長野県

源泉は7km先から引き湯している青みがかった温泉。それほど濃厚な硫黄という感じでもなく、誰でも入りやすい温泉だと思う。温度はやや熱めだったが、冬の露天風呂などは出たり入ったりと温泉をたっぷり堪能できた。
うっすら青みがかったお湯は熱め。入るとたまっていた泥のような白い湯の花が舞いあがり湯が白くなる。
浴感はマイルドでやさしくてサラッとした感じ。
源泉はオーバーフローして、床の下に流れている。浴槽の縁には析出物が付着。
析出物と湯の色がとっても綺麗だった。

熊の湯温泉 熊の湯温泉ホテル 長野県

透明の緑色から乳緑色へ変わる珍品温泉
湯小屋は近代的なホテルとは対照的で重みのある色をした木造が歴史を感じさせる。
季節や気温などによって色が変わるらしく透明の緑から乳緑色まで変化すると言われている。
硫化水素泉なので古い角質を落とす効果があり、アトピーに良く効く。

伊豆河内温泉 千人風呂 金谷旅館 静岡県

歴史が染み込んだ檜造りの建物 静寂なる空間
奥行約20m、幅約5m、最深部で約1mの深さを誇り、まるでプールのような広さ。
平成14年5月17日、板を全て張替え、今まで檜ではなかった部分まで檜となり総檜になった。今までの歴史の染み込んだ檜が魅力的ではあったが、これから歴史を重ねて色が染み込んでいく浴室も楽しみに思う。
ちなみに浴槽だけが全て総檜のところは他にもあるだろうが、この広さで天井に至るまで全てが檜でできているあたりが圧巻である。
湯はぬるめで端っこの方では寝湯などもできる。 あまり特徴のある湯ではないが、湯量がとにかく多く、まろやかでサラリと最高に気持ちがいい。
湯船からあふれでる湯を眺めていると幸せな気分になる。

入之波温泉 山鳩湯 奈良県

ゴテゴテのド迫力析出物の浴槽でドバドバがすごい温泉
内湯へ入ると白熱灯で浮き上がる析出物の美しさにしばし感動。
約1ヶ月ほど前に析出物を削ったはずなのにすでにこんもりとした析出物が陶器のように光っていた。
源泉投入量も多く、ドバドバ。
もうドバドバの温め、その上析出物コテコテ、まさに至福のひと時。
湯の味はというとわずかな塩みを帯びた新鮮な鉄味。

湯の峰温泉 旅館あづまや 和歌山県

総槙造りの静寂なる浴室へ濃厚な湯が流れる
浴室の端へは「さまし湯」という源泉を少しづつ注ぎ、自然にさまされた源泉100%の湯がある。
こちらは人気で沢山人がいるとまずなかなか浸かる事ができない。
しかもこのときは槙風呂が熱くて入浴できないとあってこの1人入ったらいっぱいの湯船に2人も入りいつまでも空くことはなかった。私も夜中に入浴したのみ・・・温度もほぼ適温で1度しか入れなかった事は残念だ。
槙風呂 大浴場へ着いている露天風呂は脱衣所より外へ出る。
4人ほど入れる露天風呂は無色透明の湯に大きめの黄色い湯ノ花が舞っていた。湯は女性用と下から繋がっており源泉投入量は女性用の方が多く熱いようだった。

岩井温泉 岩井屋 鳥取県

深い浴槽の湯底に敷かれた松板間 から湧きあがる良質な湯
湯船の底に引いてある松板の間から湯がプクプクと湧き出る新鮮な湯。
湯は湯口からも注がれ湯量ななかなかのものだ。もちろん飲泉もできる。
湯の特徴はこれといってあまりないが、なんだか気持ちがいい。
浴感もあっさりしていて温度は適温。味は少々苦味を感じたような気がする。
湯に浸かったとたん「あぁ・・・いい湯だ」とため息が出る温泉。
昼間の時間は岩井屋メインの「長寿の湯」は女性用となっている。

霧島湯之谷温泉 湯之谷山荘 鹿児島県

あたたかみのあるレトロな浴室 豪快に注がれる源泉が目玉
メインの内湯は源泉投入量も多くドバドバと掛け流されている。硫黄臭はかすかで味は甘やわらかい。温度が熱い人は「遠慮なくミネラル鉱泉を入れてください」と書いてありミネラル鉱泉でぬるくする事ができる。
水ではなく鉱泉というところがまたすばらしい。私が入った時は適温で丁度いい温度だった。
小さな正方形の湯船は一人でいっぱいのとても小さいもの。こちらは5分交代で順番に入りましょうと書いてあったが、誰もいなく貸切状態のためいくらでも入る事ができた。味はかすかにすっぱい。匂いは硫黄臭。ほんの少し濁った湯にけしごむのカスのような湯の花舞っていた。

湯川内温泉 かじか荘 鹿児島県

こちらは、源泉が別ということもあって、色味が上の湯と異なっている。どちらかといえば、エメラルドグリーンという感じの色だった。
浴槽は少し大きく、7-8人くらい入れそうです。深さも1mくらいあるので、浴槽内に腰掛が儲けられている。
「上の湯」と温度は同じか少し高めで泡付きはやや少な目だった。といっても熱いというほどではなく、ゆっくり入ることができた。
こちらも硫黄の香りのするお湯で、足元から源泉が自噴しています。湧き上がってくるのが分かる。
浴感もツルっとしていて、とても気持ちがいいお湯だ。入っていると、穢れを洗い流してくれているような心地よさ、、、堪りません!
絶対また行きたい温泉だ。









