囲炉裏が売りの素朴なお宿 房総半島で貴重な掛け流し発見!

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千葉県君津市にある東京からは比較的アクセスの良い秘湯「七里川温泉」。
最近キャンプ率が高くなっている事もあり、気軽に行けてキャンプ場が多い房総半島へ行く事が多くなっている。
七里川温泉は周辺は自然に囲まれ、千葉県の秘湯といっていいだろう。
ここのところなんだかんだ健康ランド的な日帰り施設へ行く事が多くなっていたこともあり、外観に風情はないものの、改めて小さくて素朴な温泉はいいな、と感じた温泉宿だ。


駐車場はそれなりの駐車スペース有り。
ただ、道路に面しているので駐車はしにくいかも。

入り口から入ってカウンターまで行き女将さんらしき方へ声をかけると、威勢がよく元気な返答が返ってきた。
もてなし的な雰囲気はないが元気で気持ちがいい。
館内に入るとすでに囲炉裏で食事を楽しんでいる人たちが多数いた。
白い煙がモクモクでまるで霧がかったようにぼやけた空間が広がっている。
客層は若い人が多く囲炉裏から煙が出るのでOKとされているのだろうが、タバコを吸う人が多数。
これだけタバコを吸う人が集まっているのは珍しいような気さえするが、この空間は吸わない人にはきついだろう。
子供達もいたので早々に過ぎ去ることに。
壁にはレトロな居酒屋のような紙にかかれた囲炉裏メニューがずらりと並んでいる。
このタバコ問題さえなければ食事をしてみたかった。。。
日帰り入浴料金はこの時は一人1150円、子供は500円。なかなか強気な値段設定である。


脱衣所はカゴが置いてあるだけで簡易的。
浴室近くの廊下には鍵付きのロッカーがあり貴重品はそこへ入れる事ができる。


脱衣所にある洗面所にはアメニティはなくドライヤーがあるのみ。
内湯へ入るとリンスインシャンプーとボディソープが備え付けてある。

七里川温泉は16度の源泉を加熱した掛け流しの温泉。
内湯には大きな窓があり、入った時は湯気が立ち込めていたが一人だったこともあり窓を大きくあけて換気。
浴槽の温度は最適でかなり気持ちがいい。
源泉投入量はあまり多くないので入浴客の数次第かと思うが、入った時は湯の汚れもなく綺麗だった。
源泉を口へ含むとうっすら硫黄の香りがする。
久しぶりなせいかもしれないが「ふぅ〜〜」と身体の芯まであたたまり気持ちよさを実感。


そしてそして、楽しみだった露天風呂へ。


脱衣所から一度外へ出て階段を登って露天風呂へ。
この日は天気がよくて空は青空。遠くに見える山々も美しく見える。



手前側が温泉、奥は水を沸かした浴槽らしく、今回は手前の露天風呂のみに入浴。
湯は薄く黄色味がかっていてツルリとした浴感だ。
内湯同様に源泉投入量は多くなく、露天風呂の温度は内湯より少しぬるめだったが、この日は日差しも強く暑かったのでこのぐらいでちょうど良かった。
絶景というわけではないが、景色が抜けていて気分がいい。
こちらの露天風呂は男女入れ替え制らしく、日帰り入浴の時間帯は広い方が女性用になっているのかもしれない。
男性用は狭かったそうだ。
掛け流しの温泉が久しぶりという事と、温泉の心地よさでかなり長湯をしてしまった。
房総半島へ行ったらぜひまた寄りたい温泉である。
利用データ
所在地 | 〒292-0537 千葉県君津市黄和田畑921−1 |
電話番号 | 0439-39-3211 |
アクセス | <車> 圏央道 木更津東 I.C.から 国道410号経由で約30分 <電車> JR久留里線 久留里駅からデマンドタクシーで約20分 要予約 0439-27-3188 |
WEB | https://shichirigawa-onsen.com/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き13,900円〜 素泊まり7,850円〜 |
部屋数 | |
お風呂 | 男女交代制 露天風呂×3 |
日帰り時間 | 大人(高校生以上)1,150円 3歳〜中学生500円 幼児200円 休業日:毎月第1,3水曜日 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | 625mg |
泉質 | 硫黄泉 |
PH | pH7.9 |
湧出量 | |
源泉温度 | 16.0度 |
源泉名 | 七里川温泉 |

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