温泉歴25年、温泉が好きで好きで、温泉の事ばかりを考え気がついたら25年もたっていました。
秘境温泉 神秘の湯のしおりです。
温泉の歴史は、想像以上に奥深い。
その積み重ねは、浴室の佇まいや湯の質に静かに現れる。
本物を知る人なら、一目でわかる良さがある。
大地の恵みを守り続けてきた湯守の想いが、
その一滴一滴に宿っている。
そんな“時代の重み”を感じられる温泉を、紹介します。
蔦温泉 蔦温泉旅館 青森県

100年超の歴史を誇る建物と足元湧出の上質湯が魅力の宿
蔦温泉の歴史は古く1174年に湯治小屋があり、その後1909年、旅館へと姿を変えた。
宿泊はもちろん歴史のある本館を指定し、蔦温泉の歴史の重みと湯の良さを存分に感じてきた。
足元から流れ出る湯は湯量が多く良質。少しピリピリした感じの緊張感ある浴感だ。無色透明であまり特徴はないが、この寒い中熱めの湯へ入るのは気持ちがいい。
何もかもがとても綺麗で清潔。
全てが木を基調とした造りになっており温かみもある。

青荷温泉 青荷温泉旅館 青森県

ランプの光でボヤッと浮き出る木造の歴史
深い山間にひっそりと佇む青荷温泉はランプの宿としてよくメディアに登場するほど有名な温泉宿。
源泉の味はおいしいミネラルウォーターのようで甘っぽい匂いがした。お湯へは白と茶色の細かい湯の花が少しだけ舞っていた。
木枠の格子窓がレトロでドキッとする景色。
白い湯気とレトロな格子窓にうっとりな浴室だった。

八甲田温泉郷 酸ヶ湯温泉旅館 青森県

長い年月に磨かれた木の色合い、わずかに軋む床、湯気に包まれて曖昧になる輪郭、時間の厚みを感じる空間に感動しました。
体育館のような大きな浴室に白濁した湯がなみなみと注がれた浴槽がいくつも。
湯気で木造の浴室が幻想的で美しかった。
女性にはかなり入りにくい混浴なのでその点だけが悲しいところだが、浴室は完璧。最高の浴室だと思う。

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 秋田県

白湯と黒湯のいずれも全て木造の風情満点な作り。露天風呂へ行く人が多いのか来る人は少なく穴場的な浴場だ。鶴の湯の温泉へはアメニティは一切置いていない。シャンプーやリンス、石鹸もない。そんなものを求めるところではないという事だろう。
やわらかな浴感の乳白色。ほんのりと青みや灰色を帯びることもあり刺激は強くないのに、じんわりと身体の芯に染み込んでくる。
言ってみれば主張しすぎない濃さ、という印象のやさしい湯だった。

後生掛温泉 秋田県

至る所木板が張り巡らされた浴室は、東北ならではの雰囲気があります。
地熱の中に湧いている温泉。大地の力を感じずにはいられない素晴らしい泉質です。
泥湯、箱蒸し、蒸し風呂とあり、じわじわと内側に入り込んでくるような地熱の力で、身体の芯から温められる感覚があります。
これは効いてる!そんな実感ができる温泉だと思います。

須川温泉 須川高原温泉 岩手県

毎分の湧出量は6,000リットルもあり溶岩丘の下から滝となって流れ落ちるほど豊富です。
千人風呂は木の香りと硫黄の匂いが心地よく、色も青みがかっていて目にも楽しい温泉でした。タマゴのような香りがし、味はレモン味。
露天風呂にくらべこちらは湯治で来ているらしいおばぁちゃんが目にとまりました。
白濁の湯と、立ち込める濃密な湯気。“静寂”が支配している空間でした。

国見温泉 石塚旅館 岩手県

良温泉口に苦し 自然の神秘を感じる緑の薬湯
国見温泉といったら温泉の色。ライムのような緑色のお湯は濃厚で口へ含むと吐き気がするほど苦い。
久しぶりに訪れ、苦味のほどを試そうと思いっきり口へ含んだが飲み込んだ後せきが止まらなかった。
緑の湯だというのに湯の花が白いのはなんとなく不思議だ。売店で売っている湯ノ花は多少緑がかっているように見えた。
入った感じで酸が強いかと思われたが意外にもP.Hは7.1と中性、タイヤのような油のような臭いがし、この臭いがまた成分の濃さを感じさせる。
以前の浴室はもっと丸みがあり独特な雰囲気が好きだったが、変わった後の浴室も好きだ。時を重ねてさらにもっと良い浴室になると思う。

白布温泉 西屋 山形県

一瞬にして湯船からこぼれる 鮮度抜群な湯
とにかく湯量の多い白布温泉、3本の湯口からは勢いよく上から落とされている。こんなにお湯が注ぎこまれているのに湯船は小さめの為、お湯は常に新鮮。入ったかと思うとすぐに出て行く。
使い込まれた木の床や壁の風合いが歴史を物語った浴室。
激しいドバドバの湯と鄙びた浴室をぜひ一度味わってみてほしい。

滑川温泉 福島屋旅館 山形県

大自然,自家発電,何もない,秘境の全てが揃うにごり湯の宿
女性用の内湯は4~5人が入れるぐらいのそこそこの大きさでアーチを描いていてちょっとお洒落。
こちらの浴室のみシャワーが一つ付いておりアメニティとしてはシャンプーとボディシャンプーが備え付けられている。
滑川温泉には露天風呂もあり人気。
ちょっと奥まったところへ灰白濁した温泉が溜められ、自然と岩に囲まれとても綺麗だ。私が行った時はまだ入れたてだったこともあり透明に近かったが、時間によって湯の色は変わり、青みがかった色や白っぽい色など美しくにごるようで残念。

元祖うなぎ湯の宿 ゆさや(旧ゆさや旅館)宮城県

日々変化する乳緑色のうなぎ湯
アルカリが強くヌルヌルした湯は今まで何処で体験したヌルヌル感よりも強く、しかも緑色のにごり湯と大変めずらしい泉質だ。隣にある滝の湯の蒸気と化学反応を起こしこういっためずらしい色へ変わるという。
日によっては白濁したり透明になったり、運がいいと年に何度かカラス色へ変色する日にあたる。
私にとってゆさや旅館の泉質は衝撃的で、ランキング上位へ入るほどお気に入りだ。
目で見るも美しく、入るとヌルヌル、そして浴室の造りにも好感をもった。
宮城の温泉巡りをするときには拠点となりそうなところだ。

木賊温泉 岩風呂 福島県

勢いよくあふれ出る足元湧出の極上湯 フワッと硫黄が香る温泉
お湯は地下水のような青みがかった色でとても美しい。まず、足元から湧いている奥の湯船へ入ってみる。
温度は43度ぐらい、少し熱めで爽快だ。新鮮なお湯が足元からコンコンと湧いており、湯船からのあふれ出しを見ると毎分30L位は湧いていると思われるほどの量があふれだしている。
新鮮さの象徴のように時おり湯船の底から泡があがってくる。
少し飲んでみるとフワッと硫黄の味と香りがする。
なんたる贅沢!
しばらく時間を忘れて夢中で入ってしまった。

横向温泉 下の湯 滝川屋旅館 福島県

明治時代から続く歴史ある旅館 1日2組限定宿泊
浴槽はぬるめともっとぬるめの2つに分かれており奥が38度前後、手前が36度前後とかなりぬるめ。震災以降温度が下がったとのことで冬は宿泊をお断りしていたとか。
湯に浸かると最初は少し寒いがだんだんと身体があったまってくる。
少し炭酸があるのか泡付きもある。飲んでみると飲みやすく若干の塩+鉄っぽい味。
古くからの湯治場としての浴室でレトロな造りが好みの温泉。
浴槽の底から湧いている足元湧出でウニのような特徴的な湯の花も珍しい。
温泉だけではなく全てにおいて素晴らしい旅館でお気に入り。

甲子温泉 旅館大黒屋 福島県

渓流の岩盤をそのまま浴槽に使った浴槽と約150年の歴史を持つ浴室
薄暗い浴室はランプの光で引き立ちますます趣のある雰囲気に見えます。
夜この大きな浴槽へ1人で身を沈めていると静寂な中川の音だけが聞こえ、贅沢極まりない時間を堪能できました。最高です!
湯はツルツル感のある透明な湯です。特徴はそんなにありません。
鳥居の岩から出ている源泉はプールの奥にある源泉だそうで空気には触れないようにして浴槽へ注いでいるそうです。源泉温度は44~45度。
その他に足元からも湧出しておりこちらの温度は31~34度とぬるめです。
浴槽の温度は41度で適温でした。

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