温泉歴25年、温泉が好きで好きで、温泉の事ばかりを考え気がついたら25年もたっていました。
秘境温泉 神秘の湯のしおりです。
鄙びた温泉が好きで好きで、鄙びた雰囲気の中で土から湧く、大地の恵のような源泉が浴槽へ注がれていると、ゾクゾク〜〜っと来てしまう、、、。若干変態なのかも、とも思いますが、この景色を追い求めて生きてきました。
特に好きなのが東北と九州地方。
・東北の濃厚な泉質と湯治文化 人の温かさと自然の深さ
・九州の泉質・湯量の豊富さ、素朴な小さな温泉の雰囲気
どちらも甲乙つけがたく大好きな地域です。
今回は、九州地方の古き良き湯治場の面影を残す温泉をご紹介します。
筌の口温泉 共同湯 大分県

アツアツの極上湯が楽しめるのがここ「筌の口温泉 共同湯」。
浴室は天井が高く、上に開口部が沢山あるので開放感があります。
お湯は茶色く濁っていて透明度は10~20cmくらい、そのままオーバーフローで掛け流されています。
源泉投入口から反対側まで結構距離があるが、それでも入るとすぐに火照ってしまうので、一番ぬるい入り口側に入りました。
匂いは土類と鉄っぽい感じで、飲んでみるとダシ、塩分。
温度は43度~44度くらいで、パンチ力のある温泉。
源泉投入口に水道が設置されていて、そこで加水されていました。
投入量は30L/分以上とかなり多めで、ドバドバと流し込まれています。

ちなみに隣には筌の口温泉 新清館があります。


新清館の露天風呂は他にない理想的な素晴らしい露天風呂とコテコテの素朴な内湯があります。こちらへ宿泊して、隣にある共同湯へ入るのもおすすめです。
長湯温泉 郷の湯旅館 大分県

湯温泉は析出物が見ものの温泉が多数ありますが、その中でもまた飛びぬけてゴッテリと迫力のある析出物が見れるのはここ「郷の湯旅館」です。
30年ほど前に調査し、ボーリングをして200mちょい掘った自噴泉で開業、その後2代目に代替わりしてから規模を拡張し現在の規模になったらしいけど、拡張しすぎたので今後は縮小したいと言っていました。
こちらの湯船、本当にみごと!! 美しすぎて言葉になりません。
波を打っている析出物の浴槽に透明な黄色い湯がみたされ言葉は間違っているかもしれませんが・・・おいしそう・・・・。
浴感はやわらかく飲んでみると炭酸を感じるわずかな塩味。
この時温度は適温でしたが、お宿の方いわくどちらかというと熱い日が多いとのこと。湯船についた析出物を触るとザラザラしています。
元の浴槽はいったいどんなだったんだろう?
鄙びた濃厚温泉、最高です!

地獄温泉 青風荘(旧清風荘) 熊本県

ボヤッと浮きあがるすずめの湯は灰白色の湯と木造の屋根が溶け合う空間
宿の入り口からは下駄をはいて階段を下りるとそこには真っ暗な中ボヤッと浮き出ている灰白色の湯がある。誰もいない静寂な空間は本当に最高なものだった。
湯船の底からは1つの枠内で5箇所ほどプクプクと足元湧出場所があり、まさに地獄の湯だなぁと新鮮な湯に長い間出たり入ったりを繰り返した。
熊本・阿蘇を震源とした大きな地震により、休業していましたが復旧してリニューアル、昔の湯治場そのものとは少し変わってしまいましたが、温泉は昔からの湯治場の雰囲気を残しています。

霧島湯之谷温泉 湯之谷山荘 鹿児島県

同じような事を何度も書いて申し訳ないのですが、こちらも温泉マニアが好む温泉です。
この鄙びた昭和的な浴室の雰囲気と湯の極上っぷり。鹿児島県へ行ったら外せません。
1泊2食付の一般客室もありますが、湯治棟もありリーズナブルに泊まれるのもありがたいです。
宿泊したのはだいぶ前ですが、年末年始でたしか7,000円ぐらいで宿泊させていただいたような気がします。
長期滞在や自炊もできます。
加水・加温なしの超新鮮な硫黄泉と炭酸硫黄泉を同時に楽しむ事ができ、ぬるい炭酸硫黄泉では、シュワシュワした独特の浴感があります。

弥次ヶ湯温泉 鹿児島県

弥次ヶ湯温泉は創業120年を超える歴史の共同湯です。レトロ感は鹿児島でもトップクラスではないかと思います。
創業は明治25年で、現在使用されている木造の建物は創業当時のものだそうです。歴史ある重厚な旅館などとは違った、庶民的な懐かしい郷愁感を漂わせています。
タンクで一旦冷ました源泉がパイプから注がれています。
肌がピリピリするような塩分の濃さでかなり熱かったのを覚えています。
何より、このレトロな空間を体験できるということでも価値があるのではないでしょうか。

妙見温泉 田島本館 鹿児島県

昔ながらの鄙びた湯治宿の田島本館です。明治時代から続く宿で、自炊棟も現役。昭和レトロな木造建築や囲炉裏が残り、“古き良き湯治場”の空気感があります。
妙見温泉らしい湯ですが、田島本館はフワフワとしたまるで羊水に包まれているような浴感が大好きな温泉です。
「神経痛の湯」「きず湯」「胃腸湯」という異なる浴槽があり、それぞれ泉質感や温度、浴感が違います。特に“きず湯”は鉄分を含む赤茶色の巨大な湯の花で有名です。
投入量も多く、浴槽内の湯は新鮮そのもの!
初めて訪れた時は感動しました。
特に写真のきず湯が雰囲気、湯、共に最高です。
時間を忘れていつまでも入っていたい、そんな温泉です。
湯治宿ですが、洋室の部屋もあり、共同トイレはウォシュレット。
いつか宿泊してみたいなぁ。

新湯温泉 国民宿舎新燃荘 鹿児島県

露天風呂の雰囲気はまるで庭のよう、裸電球と木造、そして見上げると星がいっぱいの空が印象的。
源泉は源泉場所として近づけないように囲ってあり、湯の下から出ているようでした。足元からもプクプクと湧いている箇所もあります。透明度は約10cm、青みを帯びた白濁した綺麗な湯。湯は硫黄臭がして、味はほとんど無味です。
湯がすばらしいのと露天風呂の雰囲気、特に夜の雰囲気がたまらないので私は新燃荘が大好き。
またぜひ宿泊したいと思っています。

指宿温泉 村之湯温泉 鹿児島県

見る人を虜にするレトロな浴室です。
浴槽は2つあり、片方は熱くて片方は適温でした。
足元にはスノコ板があり、隙間から湯が湧いているようで足元湧出です。たまりませんな~
少しピリッとする湯で身体がポカポカ、汗がとまりません。
飲んでみると鉄分と塩味。夜だったのでわかりにくかったのですが、薄く白濁りしているように見えました。
この時は他にお客さんはおらず、このレトロ空間を一人占め。たまらなく幸せなひと時でした。
この日はたくさん湯巡りをしてきたので、少しだけ湯に浸かって、床にすわったり寝転がったり・・・この空間を思う存分楽しみました。


























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