【前編】渋すぎるB級の湯小屋!入った瞬間、心をつかまれた・・・!北海道〜山梨県 10選

温泉歴25年、温泉が好きで好きで、温泉の事ばかりを考え気がついたら25年もたっていました。
秘境温泉 神秘の湯のしおりです。

豪華さとは無縁。
でも、なぜか強烈に惹きつけられる――。

長い年月を刻んだ浴室には、飾らない温泉の魅力がそのまま残っていました。
年季の入った浴槽、独特の雰囲気、そしてそこに満たされる個性的な温泉。

「こういう温泉が好きなんだよな」と、温泉マニアなら思わず唸ってしまうような、渋くて味わい深い湯小屋です。

今回は、北海道〜山梨県の、そんな知れば知るほどハマる、渋すぎるB級温泉をご紹介します♨️

目次

濁川温泉 新栄館 北海道

田んぼに囲まれたのどかな田園風景の中、ポツリとある旅館「新栄館」です。
明治・大正・昭和時代に建てられた建物がつながっている細長い旅館は猛烈に鄙びた雰囲気でまるで東北にあるような、北海道には数すくない鄙び系です。

「滅びの美」朽ちた屋根と歴史を重ねた浴槽

岩をくり抜いた浴槽が3つ。長い年月濃い温泉が流れ続けたことで岩の浴槽をすっかりと析出物でコーティングされ、味のある素敵な浴槽になっています。

きっと明治時代から変わっていないだろう浴室はレトロそのものでたまらない美しさに惚れ惚れしてしまいました。

時間そのものが浴室を作った、そんな浴室です。

古遠部温泉 青森県

古遠部温泉はとにかく大好きな温泉です。語彙力なくて申し訳ないですが、まずは大好き!という事が最初に出てきます。

宿は昔ながらの湯治宿で、温泉は一言、すばらしい!

ちょっと熱めなのを除けば完璧すぎる湯です。源泉がドバドバと掛け流され湯船へ入ったと思ったらすぐに出て行く、新鮮そのものの湯。
湯船からこぼれる湯量もすさまじく床から2cmほどの厚みがすべてお湯、床に寝そべってそのお湯へ浸かるのがここ独特の入浴法で寝そべっていると汗がジワジワとでてきます。

床は析出物でコーティングされていて、こじんまりとした小さな浴室ですが、いつまでもそこに寝転がっていたい、そんな浴室です。

国見温泉 石塚旅館 岩手県

言わずと知れた国見温泉です。温泉オタクの方々にはお馴染みかとは思いますが、B級的な雰囲気は間違いない、ひなびた泉質抜群の秘湯です。

1000湯以上(恐らく1500湯以上)温泉へ入り巡っていてもこんなにも美しいグリーンの湯へは出会えていません。

さらには良薬口に苦し、苦くて吐き気がするほどの味と強いコールタール臭。
いつまで経ってもすぐに思い出せるほど強烈で忘れられません。

白い析出物の上へ注がれる緑の湯。

これぞ自然の神秘!感動した温泉です。

滑川温泉 福島屋旅館 山形県

超ひなびた湯治宿だったわけですが、リニューアルして部屋は綺麗になっているようで、ちょっと残念なような、微妙な気持ちです。

ですが、浴室のひなびた雰囲気は変わらずであり、この大自然の中ポツリとある秘境温泉である事には変わりません。

こちらの浴室も素晴らしいですが、その他に大正ロマン的なアーチ型の内湯もたまらない感じで、渓流沿いにある露天風呂は気持ちが良い景色を眺めながら白濁した湯へ入れます。

時間が許すならば、すぐにでも再訪したい温泉です。

東鳴子温泉 高友旅館 宮城県

私が秘湯に入る会へ入会し、会員の方に連れていってもらった衝撃的な効能を感じた温泉です。

本物の湯治宿で、温泉へ入った後、「悪いものがでたーー」と身体が驚いたなかなか味わえない、すごすぎる泉質。

湯は熱めでタイヤのようなコールタール臭がプンプン匂ってたまりません。
以前友人と訪れた時には、湯あたりのような状態となり、湯上りぐったりとしてしまいましたが、それがこの黒湯の特徴で、疲れを身体からだし直すそうです。

お陰で次の日は体調は最高によく、1週間ほど湯治をしてみたいと思わせらました。

木賊温泉 岩風呂 福島県

温泉マニアなら一度は入りたいと思う渋い温泉です。

地下水のような透明で少し青みがかった綺麗な湯が足元から勢いよく湧く素晴らしい温泉です。

足元湧出というだけでも貴重ですが、その上溢れ出す湯量が豊富で、贅沢極まりない湯浴みができます。

約1000年前に発見されたと伝えられ、「会津の隠れ湯」とも呼ばれてきました。

地元の方や温泉好きのファンが多く、何度も水没している温泉だがその度に寄付によって建て直されています。

塩原元湯温泉 大出館 栃木県

真っ黒の黒湯が凄い!滅多にない珍湯の名湯に入れる温泉

黒湯は想像以上に真っ黒!透明度がものすごく低く手を浸けると2cmほどでもう見えなくなり、匂いはちょっと硫黄っぽく味は苦い。

成分が非常に強く、金属や電化製品が傷みやすいそうです。

塩原温泉郷の最奥部に位置する元湯温泉。3軒の旅館が並んでいて個人的に塩原温泉郷の中でこの3軒が最も好きな泉質です。

原生林に囲まれ、赤川の清流が宿の下を流れる静かな秘湯、静かに湯をじっくり堪能できる温泉です。

万座温泉 湯の花旅館 群馬県

<温泉マニア向けのお宿>濃厚硫黄泉+サルの腰掛けという珍風呂が入れるお宿 

内湯から一度出て、扉を開けると岩造りの10人ほど入れそうな露天風呂もあります。
周りは木で囲まれ、湯治に来ている人達との会話もなごやか。露天風呂の雰囲気からなのかわきあい合いなムードが湯治場ならでは。

内湯へは湯の花旅館名物、サルの腰掛があります。写真がないのが残念ですが、サルの腰掛効果があるらしい・・・。お湯はそこまで強烈な酸性ではなく、硫化水素臭もきつくはないです。

湯治ができる素朴な小さなお宿です。

鹿沢温泉 紅葉館 群馬県

いにしえの姿ととどめるレトロな浴室 特徴あるドバドバ湯に感動

まるで東北のような風情ある浴室。

ヒノキでできた浴槽に若干青っぽいような緑っぽいような濁った湯が満たされていいます。

湯口からはおそらく20~30L/分の湯が投入され、浴槽近くにある打たせ湯の湯とあわさって床の湯は寝湯ができるほど湯が流れドッバドバ!

入っているとジワジワと身体にしみてきた〜っと感じるつい長湯してしまいたくなる湯ですが、地元の方いわく20分以上入りっぱなしだと湯当たりするから気をつけるように、との事でした。

毎日こんな素敵な湯に入れるなんて羨ましいですね。

西山温泉 蓬莱館 山梨県

鮮やかなオレンジ色の湯ノ花は珍品 静かな空間でのんびり

建物はかなりの年季もの。はっきり言ってしまうと今にも崩れそうなボロ(失礼)な建物です。

ご家族で経営されているようで他にやさしそうなおばあちゃんがいました。
浴室は2面の壁は窓で明るい。

湯船が3つに分かれていて、適温~ぬるめが楽しめます。
無色透明、微硫化水素臭、無味。
驚いたのは鮮やかなオレンジ色の湯ノ花!
柑橘系の香りがするのではないかと思わず匂いを嗅いでしまいました。(無臭だったけど)この湯の花は珍品!一度ご賞味ください。

しおり
秘境温泉 神秘の湯 作者・管理人
温泉の泉質から鮮度、湯づかいまでこだわって「極上の温泉体験をしたい」という温泉マニアの作者が、厳選して巡った1000湯以上の源泉掛け流しの温泉から、レポートで温泉を紹介しています。


約25年前、温泉にハマりすぎて毎月1週間の温泉巡り、会社を辞めて次の仕事までの間1ヶ月間、九州の温泉を巡り倒して1ヶ月で100箇所の温泉に入るなど

頭の中温泉しかない人生を送っていました。
今は子供達中心に家族や友達と、歩幅を合わせてたまに温泉へ寄らせてもらってます。(ホントはもっと行きたい^^;)

最近少し前よりも温泉へ行けるようになったので、
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