メタケイ酸567mgの青い超美人湯をもつおもてなしの宿

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※※※※このレポートは2014年1月に訪れた時のものです※※※※
2000年開業のお宿で、元々は上場企業の保養所だったものを現社長が買い取り温泉宿としてオープン。
別府の青海荘と同じオーナーさんです。
敷地は縮長で130mととても広く、部屋は本館、離れ等あわせて全部で19部屋あります。

お宿へ車で到着すると、スタッフの方々がお出迎えしてくれ、荷物をすべて部屋まで運んでくれます。
スタッフの方達は皆笑顔が素敵で気持ちのいいお出迎えでした。


エントランスでは薪がくべられていて、冬場はくぬぎ、春からは桜になるらしく心地のいい香りがエントランスを包んでいます。
本館の外観はそっけない感じがしましたが、中へ入るとお洒落であたたかい雰囲気で落ち着きます。


1泊2食付2名1室1人15,750円 部屋名 本館「われもこう」202号室 8畳+床の間 トイレ洗面付

部屋は宿泊料金から考えると少々高めかな?という印象。
トイレと洗面所が付いているのはいいけど、部屋が8畳のみというのは狭いように思えます。
しかしとても綺麗に保たれていて清潔だし、部屋からの眺めはとてもいいし、寝具もフワフワしていて気持ちよかったです。
次にもし泊まるなら露天風呂付の部屋とかもう少しグレードアップした部屋がいいかな。。。












部屋のベランダからは噴泉塔の湯気と湯布院の街が見えてすばらしい景色です。
この湯気に夕日があたったところなんか黄金色の湯気になって感激の光景でした。
ちなみに全部の部屋が景色がいいとは限らないので予約の時に希望を出した方がいいと思います。(私は景色がいい部屋希望!とずうずうしくも書いて予約しましたよ)
ベランダはコンクリートむき出しのベランダで椅子も何もないので、せめて座れる椅子があったらいいのにと思いました。
メタケイ酸567mg!ヌルヌルが特徴の青い超美人湯!

ゆふいん泰葉の源泉は企業の保養所時代からあったらしく、湯布院では珍しい自噴泉。
湯布院には青い湯がポツリポツリと他にもあるけど、湯を青くするためには酸化させなければならないので、浴槽の湯を変えるのは3日~7日というところが多い。
その点ゆふいん泰葉では綺麗な状態で酸化させるために大きなタンクを6つ持ち、タンク内で酸化させてから源泉に約30%ほどまぜて湯を青く保っています。
ただし、量が限られるので本館だけ?っぽいです。日帰り用の貸切風呂7か所には入っていないそうです。
基本的に毎日浴槽の湯を入替しているので、青さより鮮度重視というあたりがすごいなと思いました。
本館の箱庭風の露天風呂は落ちつく雰囲気です。
内湯は青水が混ざっているのかぬるめでしたが、露天風呂は浴槽の表面が熱くなっていました。
浴感はヌルヌルとしていて湯あがり肌はツルっとします。
源泉の味はほぼなし、匂いは薄い土類系です。




おかず8品 バラエティにとんだレベルの高い料理の数々



食事は隣の建物のお洒落な食事処で食べます。
青い湯にちなんで食前酒は「青湯」というカクテル
味は甘すぎずおいしいカクテルでした。
帆立てと牡蠣のクリーム焼は濃厚でおいしかったなぁ。




膳彩は色どりも美しく焼豚~蟹爪とバラエティにとんでいます。
特に柿餅米クレープ巻は柿の酸味と甘さのバランスがよく、焼豚とチーズは素材もよく美味しかったです。
次の吸い物もダシがきいていて帆立てのすり身、松茸がとっても上品。
お造りは5種のゼリー状のもの(醤油味、ポン酢味、肝味、ゆずコショウ味)と鯛の刺身を一緒に食べるというとても変わった食べ方。ただ面白さはあるけど、味としては私は普通に食べた方が好きかな。 これは好みが分かれそうな気がします。
メインの焼き物は豊後牛の石焼です。
豊後牛は脂に旨みがあってとってもおいしく、今まででもトップクラスのおいしさでした。
全体的にかなりレベルの高い料理で大満足です。









食事の後はエントランスにあるバーでまったり。
雰囲気もよくなんだか落ち着く作りのバーで結構長居しました。
空調が異様に気持ちい設定になっていて途中寝てしまうんじゃないかというぐらい。
最後はウツラウツラ~~と眠くなってきて部屋へ帰りました。


右写真は外の足湯とテーブルと椅子ですが、今回は冬で寒くて無理でしたがあたたかい時期だったら外の足湯や椅子に座って外で晩酌を楽しめたらどんなに気持ちいいだろうと思いました。
ライトアップの具合も抜群なんです。


宿泊者専用の貸切風呂です。
入りたい時はフロントで予約をしなければなりません。
今回は時間がなくて入れませんでしたが、見るだけみせてもらいました。

とても丁寧な仕上がりの朝ごはん。
ご飯の炊き方も上手だしご飯の甘みがたまりません。
サバの塩焼きは脂がのっていて味噌を付けて食べるのですがご飯がどんどんすすみます。
豆腐は手作りで濃くまろやか、魚と筍のあんかけもダシがおいしく、朝から量は結構あったけどついつい食べきってしまう幸せな朝ごはんでした。


茹で卵は温泉の噴気で作ったものでほんのり香りがついていて白身がジューシーで黄身はパサパサだったけどそれはそれで美味しかったです。
コーヒーはエントランスに用意されています。おかわり自由の無料!うれしいですね。


本館の他に宿泊者は無料で入れる内湯がもう一か所あります。
本館より外へ出て離れのある方へ通路を歩いていきます。


入ってはいませんが、見にだけいきました。


さらに先へと歩いて行くとお洒落なテラスが見えてきました。
日帰り入浴できたお客さんが湯あがり使う場所でしょうか。
結局立ち寄らなかったのですが、ここでお茶でもゆっくり飲めたら最高でしょうね。
敷地内にはタイ式マッサージもありました。
宿泊のプランでマッサージ付なんてのもあるみたいです。


日帰りが可能な貸切風呂が7か所もあり、写真だけでも撮りたいなんて思っていましたが、宿泊者でも有料とのこと。
料金を聞いてみると2000円~と高いので帰りがけに見るだけお願い!っとお願いしてみました。
すると社長さんが出てきて3か所見せてくれました♪
川側と山側があるそうでそれぞれ料金が違うそうです。
タンクにためた青湯は日帰り用の方へは入っていないらしいのであまり青くないみたいです。


貸切風呂へと向かう途中にあるタンク。
上から見ると青い湯がタンクに並々と注がれています。綺麗ですね~。
タンク周辺のパイプは析出物で真っ白でした。


足湯のスペースがいいいいと言いながら遠目の写真しか載せていなかったので近くから撮ったものを1枚。
あたたかい時期はゆっくり足湯に入りながらビールでも飲みたいものです。(何かとお酒の話ばっかですいません^^; 今子育て中で全然飲んでないもんでつい・・・ )
右写真はゆふいん泰葉の看板ねこちゃん(^^) 人懐っこいねこちゃんです。

夕日に染まった由布岳は本当に美しかったです。
≪ゆふいん泰葉のよかったところ≫
まずは接客です。とても親切で丁寧な接客で帰りは車を入口まで持ってきてくれ荷物を後ろの席にするかトランクへするか聞いてくれ、入れるまでしてくれました。
なかなかないほど細やかな心遣いが気持ちよかったです。
次によいところは食事です。
食事のレベルはとても高く、手抜きが一切ありません。
どれを食べても満足できる味でした。
そしてもちろん青湯、青い湯は他にもありますが、鮮度を重視しているあたりがすばらしいと思います。
≪ゆふいん泰葉のよくなかったところ≫
残念ながらあまりよくなかったのは部屋でした。
悪いわけではないのですが値段のわりには狭いし何もない部屋だなぁといった感想。
次に泊まるならもう少し高いですが離れがいいかなと思います。
あとは日帰り用の貸切風呂が宿泊しているのに有料なところはちょっと残念でした。
といっても宿泊者専用の貸切風呂もあるのでそんなに沢山入る人はいないんだろうなとは思うのですが・・・。
利用データ
所在地 | 〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1270−48 |
電話番号 | 0977-85-2226 |
アクセス | 由布院駅よりタクシー約5分 |
WEB | http://www.yasuha.co.jp/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き27,500円〜 |
部屋数 | 19室 |
お風呂 | 内湯:男女各1/露天風呂:男女各1/貸切風呂:1(宿泊者無料)/貸切風呂:7(宿泊者有料) |
日帰り時間 | 10:00~20:00(閉館21:00) ■ 貸切露天風呂 川側1室4名 50分 2,800円 山側1室2名 50分 2,300円 延長料金(15分) 500円 ■ 小浴場(内湯) 大人1名 900円 小学生1名 500円 幼児のお子様 無料 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し, 加水 |
成分量 | |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 |
PH | 9.0(アルカリ性) |
湧出量 | |
源泉温度 | 98.4度 |
源泉名 | ゆふいん泰葉 杜の湯 |
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コメント
コメント一覧 (2件)
宿泊棟と立寄り棟は完全別棟
温泉4 温泉の雰囲気3 また行きたい3
2019年11月頃に訪問
2019.11月、日帰り入浴。町外れの狭い坂道の途中にあり、駐車場から温泉まで、坂道をずっと上がらなければならないのかと思っていたら、立寄り棟と宿泊棟は完全に離れており、駐車場も別であった。
門構えからして別であり、立寄り棟には男女別内湯が1つと、貸し切り風呂がいくつか並んでおり、露天風呂というのは無い。
誰も居なかったので、内湯(700円)を貸し切り利用でき、メチャお得感があった。湯布院はカップルが多いのかなあ~。
戸建ての浴場は、明るく小奇麗な浴室に、4人程入れる程度のこじんまりとした湯船。
洗い場や壁に貼られた石のタイルがモダンな印象で、硬質感のあるクリアな湯の色とマッチして感じが良い。
覚悟して行ったがその通り、湯は青くは無かった。透明で、淡いアクアブルーになりかけて行く様な、青を1滴落としたかの様な、薄墨の青色。
まあ、それだけ温泉の鮮度が高いと言う事で。宿泊すると青い湯に入れるようだが・・。
投入される源泉は高温のため少量ずつだが、湯口が白い析出物で波状となり、美しい。
ph9.0の湯はヌルヌルで、メタケイ酸が何と何と500mb越えと言う超美肌の湯であった。それだけでも入る価値あるかも。
ドライヤー有り。
貸切風呂棟の周りには猫がいるいる、全部で7匹も。日当たりの良い場所でくつろいでいた。
2019-12-11 21:27:15に投稿
青いお風呂と沢山ネコ
温泉4 温泉の雰囲気4 また行きたい3 部屋3 食事0
2019年8月頃に訪問
素泊で利用しました。生まれて初めて温泉付きの部屋に宿泊した為、期待しすぎたかも知れません。温泉は管理人の方のレポートで分かりましたが、青い上に新鮮なお湯だからでしょうか、入った瞬間から肌がスベスベになり、湯上り後も持続します。大浴場の方が青かったですが、部屋のお風呂の方が新鮮な感じです。裏には青いお湯が貯められたタンクがあり、その周囲にはネコが沢山。管理人の方のレポートにも書いてあるネコの子供か、孫か。温泉は素晴らしいのですが、やはり残念な点が・・・。部屋の温泉の屋根が写真の通りスレート。清掃係の方が部屋を間違えて勝手に部屋に入ってきたり。フロント係の方などのレベルが高い分、残念です。
2019-08-25 17:02:40に投稿