ただならぬゴッテリ析出物に黄色みがかった綺麗な湯

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※※※※このレポートは2014年5月に訪れたものです※※※※
長湯温泉は析出物が見ものの温泉が多数ありますが、その中でもまた飛びぬけてゴッテリと迫力のある析出物が見れるのはここ「郷の湯旅館」です。
30年ほど前に調査し、ボーリングをして200mちょい掘った自噴泉で開業、その後2代目に代替わりしてから規模を拡張し現在の規模になったらしいけど、拡張しすぎたので今後は縮小したいと言っていました。
敷地も広いし建物も大きく、結構部屋数がありそうです。

全体的に手作り感のある建物で独特の雰囲気があります。
建物を眺めているとすぐに旅館の方が出てきました。
出てきた女性の方は、ぶっきらぼうで威勢のいいお姉さんといった感じの人でしたが、色んな事を教えてくれました。


川から湯小屋を見ると、湯小屋から何かすごいものがデロっと溢れだしているように見えます。
なんじゃありゃ?もしかして析出物??

あまり見た事がないようなデローンとした析出物のおばけに驚いてしまいました。
大迫力です。
こんな析出物を見せられるともう期待が高まってしかたありません。


たっぷりゴッテリ析出物!黄色いゼリーのような美しい湯も絶品

日帰り時女性用だったこちらの湯船、本当にみごと!! 美しすぎて言葉になりません。
波を打っている析出物の浴槽に透明な黄色い湯がみたされ言葉は間違っているかもしれませんが・・・おいしそう・・・・。
浴感はやわらかく飲んでみると炭酸を感じるわずかな塩味。
この時温度は適温でしたが、お宿の方いわくどちらかというと熱い日が多いとのこと。


湯船についた析出物を触るとザラザラしています。
元の浴槽はいったいどんなだったんだろう?


私達にとってはこの析出物の珍品感はいいけど、宿の方にとってはとにかく析出物の掃除が大変。2~3ヵ月に1回はけっこうな大掃除をするんだそうです。
そりゃこんだけすごい析出物だもん、大変ですよね。。

男性用の内湯です。
こちらも負けず劣らずコッテコテ。


しばらく誰も入らないと湯の成分が表面で固まって、入る時バリバリっ!とその成分を割りながら入るそうです。
長湯温泉はそういった表面が成分で固まる温泉というのが何件かありますが、まだそこまで固まっているのは体験したことがないので体験してみたいものです。


無料で休憩ができる小屋は自由に使っていいそうで、お言葉に甘えて少し休憩させてもらいました。

小屋の中では薪ストーブがついていて、薪の香りがなんだかホッとします。
薪ストーブはとっても暖かかったです。

≪郷の湯旅館の良かったところ≫
建物と敷地内の風情があって居心地がよかったです。
無料の休憩所もとってもありがたい。
温泉の質がよく、析出物が芸術的!
源泉掛け流し、加水なし、加温なしにこだわっているあたりもすばらしいと思います。
お湯のタイプもやわらかくて好みでした。
≪郷の湯旅館の良くなかったところ≫
この時期露天風呂がなかったのが少々残念でした。
あとは何がというわけではありませんが、融通はあまりきかない感じだなとは思いました。
利用データ
所在地 | 〒878-0402 大分県竹田市直入町大字長湯3538−2 |
電話番号 | 0974-75-2912 |
アクセス | JR 豊後竹田駅より竹田交通バス長湯温泉行きで約50分、新田バス停下車 |
WEB | http://satonoyuryokan.jp/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き12,800円〜 |
部屋数 | |
お風呂 | 内湯:男女各1/露天風呂:男女各1/貸切内湯3/貸切露天風呂2 |
日帰り時間 | 10:00〜18:00 貸切2,000円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉 |
PH | 8.5(弱アルカリ性) |
湧出量 | |
源泉温度 | 51.0度 |
源泉名 | 有限会社 郷の湯旅館 |
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コメント
コメント一覧 (1件)
色々と凄い温泉です
温泉5温泉の雰囲気4また行きたい3
2019年6月頃に訪問
駐車場から歩いて旅館に近づくと、川にものすごい析出物の塊が見えてきます。これだけでも凄いのですが、施設の作りこみが、また凄い。ご主人のこだわりがうかがえます。温泉は湯舟の原型を留めていないほどの析出物で覆われていました。貸し切り状態で入りましたが、とても贅沢な気分になれます。温泉の後にお茶漬けとフキノトウも美味しく頂きました。(ご主人と話し込んでしまい、食事の写真を撮り忘れました)
2019-06-05 18:46:08に投稿