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嬬恋温泉 つまごい館(閉館)

鉄系と油系の珍ブレンド湯が堪らない!!川沿いのんびり宿

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 

※※※※このレポートは2014年5月に訪れたものです※※※

嬬恋温泉は宿、施設が数件の小さな温泉町。今回宿泊するお宿はその中でも湯に定評のあるつまごい館です。
周辺は大自然で川と山、目の前には駅「JR吾妻線 大前駅」がある事からビジネスで利用する人も多いみたいです。

つまごい館は2017年10月に閉館しました。

嬬恋温泉 つまごい館 外観

建物はまだ新しそうでとても綺麗です。
せっかく秘湯にあるのに風情などが何もないのは残念なところです。

嬬恋温泉 つまごい館 外観
嬬恋温泉 つまごい館 駐車場

駐車場はとても広いです。

玄関
ロビー

到着したのは16時。他にお客さんの気配はなくシーンと静まり返っている。
入口、エントランス、階段全てがピカピカ。

10畳 トイレ、洗面なし 2名1室1人8,800円

宿泊した部屋

予約する時にずうずうしくも「空いていたらできるだけいい部屋でお願いしたい!」なんて要望を出しておいた事もあり、案内された部屋はおそらく一番いい部屋だと思う。

角部屋で10畳、2面に窓があり外の吾妻川と山々の美しい景色が一望できる。

部屋にはとても満足したのだけど、1つ残念だったのはファンヒーターが故障していたところ。
エアコンで寒さをしのいだけど、効きが弱くすごく寒かった。

ただそれを考えてもこの部屋で1泊8,800円は安いと思う。冷蔵庫付はありがたい!

お茶菓子
浴衣、タオル大小、歯ブラシセット
冷蔵庫
テレビ
ポット
お茶セット
ガス暖房
エアコン
窓から見える吾妻川
窓から見える駅
共有の洗面
共有の手洗い場
共有のトイレ(ウォシュレット付)男女別

共有の洗面やトイレ。
トイレについてはたまに共有というと男女が一緒という事があるけど、つまごい館に関しては男女別になっていてよかったです。

洗面も綺麗で問題なし。
部屋にないのは少々不便だけど、出てすぐのところにあるし綺麗なのであまり気になりません。

男性用内湯 源泉掛け流し/加温 浴槽39.9度 PH7.03(中性) 鮮度:約1-2時間で回転★★★★
内湯2

到着した時はまだ湯が張られていなかったので少しまってからお風呂へ。

内湯はこの時期加温かけ流し。 露天風呂はかけ流しだという事。
内湯の加温のかけ流しは加温しているというのに驚くほど投入量が多くてびっくり。

せっかくの炭酸は飛んでしまっているけど鉄くさくて浴感はやわらかくてなかなかいい湯です。
ちなみに内湯の浴槽内から排出されている湯はそのまま川へ流しているそうで循環の為のものではありません。

さてさてある程度あたたまってから楽しみにしていた露天風呂へ。

身体が浮いてる!?と錯覚するようなフワフワアワアワ湯

女性用露天風呂 源泉掛け流し/加温 PH7.03(中性)

露天風呂は加温なしのかけ流しの為、この時期寒いのを承知で気合いを入れて入ります。

入ってみると、、うぅ、、、寒い、、、。

しばらく身体を硬直させ固まっているとジワジワとあったかくなって、暗くてあまり見えないけど炭酸で身体が覆われている感覚がしてきました。

身体が宙にでも浮いているようなフワフワ感で感動~。
この湯なら1時間でも2時間でも入っていたい。

源泉を飲んでみると鉄と強い炭酸の味がし、島根県の三瓶温泉を思い出す。
群馬にもこの種類の温泉があったんだな~とか思いながらご飯の時間までじっくりと
湯を堪能しました。

ご主人いわくアトピーの人は2時間ぐらい入ったりするそうです。

お風呂の清掃は朝と夜の2回もしているらしいです。
析出物が多く2回しないとすぐに詰まって大変な事になると言っていました。

洗い場
脱衣所

アメニティはシャンプー、リンス、ボディソープ、脱衣所にはドライヤーが揃っていました。

お風呂は時間の制限があり、夜は23時まで、朝は6時半~9時半まで、夜はもうちょっと遅くまでやっていたらいいなと思うけど朝は十分な時間ですね。

宿泊料金から考えて十分な質に量の食事

部屋にいると内線で食事の用意ができましたと呼んでくれます。
食事処へ行くと、それまでこの宿は私たちだけで貸し切り状態か?なんて思っていたけど
他に3組もいたことがわかって驚きました。
この人達は何処にいたんだろう~?他の部屋の声や物音が聞こえないしっかりな構造なんでしょうね。

食事内容は、宿泊料金8,800円から考えると十分な量と質で、品数も多い。
大満足といきたいところだけど、大きな残念部分を伝えると、刺身がシャーベット状で食べるとシャリっと言うほど凍っていてまったく美味しくなかった事と、天ぷらにツユが付いてきて大喜びしていたが、口に入れたとたん冷たさにがっかり。。。

一番美味しかったのは角煮できちんとあたたかい状態で出してくれ、角煮と一緒にでてきた大根がものすごく美味しかったです。
でもあたたかいままで出すのであれば、角煮よりも天ぷらでしょう、と思うのは私だけでしょうか、、。

他の料理は味付けもよく、ふつうに美味しいもの。
米は自家栽培しているらしく、つまごい館のお米だということで、米の味は甘みがあって美味しい。炊き方がもう少し固めだと好みだったかな。

それでも期待以上の料理でした。

かわいい浴衣
9時半には爆睡・・・^^;

部屋へ戻るとふとんが敷いてありました。
宿泊料金8,800円でふとんを敷いてくれるところは珍しいですね。
この日は疲れていたのか9時半ぐらいには爆睡。。。

男性用露天風呂のみ 鉄系、油系の珍しいブレンド源泉!

男性用露天風呂 源泉掛け流し/加温 浴槽35.8度 PH7.03(中性) 鮮度:約0.5-1時間で回転★★★★★

朝は既に他にお客さんもいないことから、どちらの浴室でも自由に貸し切りで使っていいよと言ってくださったので、ありがたい事に噂の鉄+油の男性用露天風呂に入ることができました。
男性用の方が温度が高く、女性用より寒くなくて快適です。
男性用露天風呂には源泉が2本入っており、成分は同じものだといいますが、味も匂いも違く感じます。

1本は女性用のものと同じだけど、もう一本は油臭が感じられました。
鉄と油のブレンドは相当珍しいような気がします。
これは絶品!たまりません。

何度も何度もフガフガと匂いを嗅いでしまいました。

身体に付く泡
黒い湯の花

夜にはわからなかったけど、黒く細かい湯の花が舞い、析出物もみごと。

さらに浴槽も男性用の方が小さいのに湯量は男性用の方が多いため、ドッバドバが楽しめます。

女性は運がよくないと入れないかもしれませんが、男性用の露天風呂が一番おススメです!

こてこての析出物
溢れだしもいい感じ

浴室近くには飲泉ができる場所があります。
この源泉は焼酎で割ると美味しいんだよとご主人。
これで慣れるとふつうの炭酸水じゃ物足りなくなるからペットボトルにくんで帰りなさいと
教えてもらいペットボトルでくんで帰りました。

6品目+味噌汁+ご飯 シンプルだけど十分な朝ごはん

朝、7時半から朝食です。他の宿泊客はみんな仕事のようで早い時間に出発してしまったようで宿には私たちだけでした。

朝ごはんは夜と同じ食事処で食べます。
すでに朝食は並べられており、内容はとてもシンプル。
多くもなく少なくもなくといった感じでした。

お宿の目の前を通る電車です。雰囲気のある電車でした。

≪つまごい館の良いところ≫

温泉、特に男性用の露天風呂がたまらなくいいです。
鉄と油臭のするぬるめの泡泡フワフワ湯は絶品!

宿泊料金から考えて、部屋も広く綺麗で設備も整っているし(特に冷蔵庫があるのはありがたかった)共用のトイレも男女別で綺麗だし不便はなかったです。

食事についてもやはり宿泊料金から考えてかなりいい質に量だと思います。
コストパフォーマンスの良い宿です。

≪つまごい館の良くないところ≫

暖房が壊れていてとても寒かったところ。エアコンがあったけど全然効かなかったので
その点で居心地が悪かったです。

あとは料理の刺身がシャリシャリいうほど凍っていたり、天ぷらが冷えていたりが残念。

接客については特に良いということもなく悪いというところもなくといった感じでした。
ご夫婦で営まれているので忙しいという事もあるかもしれません。


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