日本有数のラジウム含有で高い透明度のドバドバ極上湯

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※※※※このレポートは2005年6月に訪れた時のものです※※※※
★★★閉鎖となりました為、依頼もあり一部記事内容を削除致しました。★★★
日本有数のラジウム含有量を誇る関金温泉。
透明度が高く、透き通っている事から「白金の湯」とも呼ばれている。
関金温泉街は独特の雰囲気を持つ温泉街。
静かで昔ながらの建物が多く、ひっそりとしている。
温清楼と隣にある関の湯(共同湯)前には小さな送川と呼ばれる小川が流れ、自然の溢れる温泉街だ。
関金温泉の中で最も湯量が多いのではないかと思われるのは温清楼。
言ってみたら関金温泉では最も良い湯を持つ旅館である。
温清楼の駐車場は関金温泉 共同湯である関の湯と同じ駐車場となっており、宿の前よりかなり遠い。
一度旅館前で荷物を置いてから駐車場へ向かった方が良い。


仲居さんの後を付いて部屋へと向かう。
お宿の素材は素晴らしく手入れをすればの話だが素晴らしい建築物である。
部屋へと案内されるまでの道のりは長い。迷ってしまうほど入り組んだ造りとなっている。
木は古くいい味を出しているわけだがやはり磨いていないのでくすんでしまっているのが残念・・・。
1泊2食付 13650円 8畳+2畳+2畳+2畳


少し暗めで湿気っぽさは否めないが私にとっては十分な部屋。
広さも有り、広縁が独立している。


洗面所も独立したスペースとなっており、冷蔵庫も置かれている。
冷蔵庫の中へはジュースやビールが入っている。
部屋へ置かれているテレビだが、テレビの横へ箱が付いているので有料かと思いきや無料だった。







食事前にまず内湯へと行って見る。
熱い湯と仲居さんより聞き、覚悟して訪れた。
浴室へ入ると湯口からドバドバと投入されている源泉が真っ先に目に入った。
「おぉ!すごい量!」と急いで入浴。
熱めではあるが想像していたよりも熱くない。
湯船へ浸かりながら山形県 白布温泉を思い出した。
無色透明 無味無臭のドバドバ湯は似たところがある。
湯へは何の草かは謎だが苦味のあるいい香りのする草が浮かべられている。
温泉マニアにとって、湯の香りが消えてしまう、とあまり好まれないような気もするが私はむしろ気に入った。無味無臭の温泉なわけだし・・・。


内湯の外へは池がある。池の中では鯉が放し飼いにされていて、その池が内湯から見えるように作られている。
入浴しながら鯉が見れ目もあきない?
湯の感触はあっさり、熱めの湯で気合も入り元気になる温泉に大満足した。



食事は部屋でいただく。
比較的おいしいものが並んでいる。
天ぷらはサクサクしていてあたたかい。岩魚もあたたかいまま出してくれた
ただ蟹のボイルはちょっと水っぽく味もうまみがすくない。時期ではないのでもちろん冷凍。
この他、写真が見当たらないのだがデザートとしてリンゴ、メロン、イチゴも出された。




一番残念だった事はお味噌汁。
具だけ入れられたお椀が置かれ、そこにポットへ入れられている味噌の汁を入れる。
たぶんダシが入っていないただの味噌を溶かしたお湯なのだろう。
あまりおいしくない味噌汁。。。
これだったらインスタントを出してもらった方がいいぐらいだ。
裸電球で浮き上がる杉の皮で出来た湯屋

杉の皮で出来た風情いっぱいの屋根、庭園風の景色の中、檜で作られた浴槽が溶け込んでいる。夜風に当たりながら長い時間湯浴みを楽しんだ。




温度はほんの少し熱め、湯量はとても多く、内湯とほぼ同じぐらいの量が注がれている。湯の特徴は無色透明、無味無臭と特徴は少ない湯であるが透明度の高い綺麗で新鮮な湯はとても気持ちがいい。


脱衣所は湯船のすぐ横へある。
目隠しも何もない為着替えるのも大変。
ただ、私が訪れた時は土曜日だというのに宿泊客も3組。誰かが入っていたら少し待つ、といったように常に貸切で使用する事ができた。


露天風呂の周りには一周ぐるっと宿が囲む。
丸見えすぎる為、舞台の上で入浴するような気分となるだろう。
特に夜にはライトアップされた露天風呂は照明があたっているかのように見える。


【貸切風呂】
男女別の内湯と露天風呂の他に貸切風呂もある。2人入ったらいっぱいの湯船は木枠が良い雰囲気。
ただ、内湯より少しムワッと蒸れた感はある。
湯はドバドバとオーバーフローしていた。
【朝ごはん】
朝ごはんは干物や玉子焼き、豆腐など一般的な品揃え。
特に干物はおいしくいただいた。
ただやはり味噌汁は例の味噌を溶かした湯。朝はさすがに飲みたくないと遠慮した。
≪温清楼の良いところ≫
温泉が絶品!ドバドバの湯は最高だった。特に夜の雰囲気がいい!部屋は少し暗く湿気っぽいが私にとっては申し分ない部屋。布団も綺麗だった。(一人だと少し怖い部屋かも・・・なんとなく)
≪温清楼の良くなかったところ≫
せっかくの素晴らしい建築物だというのに手入れが行き届いていないところが残念。
食事はそこそこおいしい、でも味噌汁がダシなし。この接客、食事、部屋では料金が高すぎる。日帰りで十分だとは思うが夜の露天がいいのです・・・。
利用データ
所在地 | 鳥取県 東伯郡関金町 |
電話番号 | 0858-45-3311 |
アクセス | JR山陰本線倉吉駅で乗換、バスで関金バスセンター行きに乗り、関金温泉下車 |
WEB | |
宿泊料金 | 1泊2食付13,000円~ |
部屋数 | |
お風呂 | 内風呂:男女各1/貸切風呂1/露天風呂:混浴1 |
日帰り時間 | 11:00~14:30 1人800円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | 単純性放射能泉 |
PH | |
湧出量 | |
源泉温度 | 40~60度 |
源泉名 | 関金温泉 |

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コメント
コメント一覧 (1件)
思い出
温泉5 温泉の雰囲気4 また行きたい3
立ち寄りで利用しました。
湯の透明感は今でも一番です。ホントにキラキラしてます。
露天は管理人さんも書かれてますが、マル見え状態です。
宿内部は汚かったんですね。宿泊客で宿は成り立つのでしょうから、湯だけに依存ではダメなんですね。
是非とも再生して頂きたいものです。
2019-10-09 08:29:20に投稿