毎分2,160リットルもの自然湧出 全国でも珍しい13〜14℃の冷泉

- 温泉
- 温泉の雰囲気
- また行きたい
- 部屋
- 食事

大分県の飯田高原に位置する「寒の地獄温泉」は、江戸時代末期の嘉永2年(1849年)に開湯したと伝えられる歴史ある温泉宿。「日本秘湯を守る会」の会員宿としても知られ、やまなみハイウェイ沿いの自然豊かな環境に佇んでいる。
熱い夏、冷泉を求めて寒の地獄へ訪れてみた。

寒の地獄は、独特な冷泉浴体験ができる貴重な宿。
ぬる湯や冷鉱泉の温泉はよくあるが、13〜14度とここまで冷たい鉱泉は数少ない。
どこまで我慢して入れるか、若干我慢比べ的な気持ちで訪れてみた。
冷た〜い冷鉱泉 微動だにせず身を沈めて味わう

寒の地獄温泉の最大の特徴は、源泉温度14℃の冷泉をそのままかけ流しで楽しめる点。7月から9月の夏季限定で開放される冷泉浴場では、混浴のコンクリート造り木枠浴槽が2つあり、うっすらと緑がかった透明の単純硫黄冷鉱泉(源泉名:寒の地獄)が満ちている。入浴料は500円で、レンタル水着は200円。
冷泉浴はかなり冷たいため、最初は半身浴から始め、3分ほどでストーブを焚いた暖房室へ移動して体を温めるのがここの入り方。この暖房室で温泉成分を体に染み込ませた後、再び浴槽に戻り、今度は肩まで浸かる。交互浴を数回繰り返すことで、次第に体が慣れてゆくという入り方だ。

しかしながら。。。。
冷たすぎて私は3分入れず^^;
1分もせずに飛び出す始末。。。なさけない。
入っている間に浴槽の底からぷくりと上がる鉱泉に鼻を向けると少し玉子の香りがした。

混浴の浴槽から壁を隔てた先には洗い場があり、ドバドバと鉱泉が流れ出ていて、その下はまるで川のようになっていた。
正直もう少し温度が高かったらどんなに最高な温泉なんだろうと思わずにはいられない。
鉱泉の質は間違いなく最高。
そうそう、サウナの賞をとったという話もあった。
私はサウナ好きではないが、一般的にサウナの後は水風呂。
水風呂がこんなに質の良い鉱泉だったらそりゃ賞もとるよね!と思う。

湯上がりには、近くの飲泉場で温泉水を試飲することもでき、仄かな玉子臭とまろやかな味わいを楽しむ事もできる。
夏におすすめの温泉である。
利用データ
所在地 | 〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野257 |
電話番号 | 0973-79-2124 |
アクセス | 大分道九重ICより長者原方面へ30分/JR豊後中村駅よりタクシーで30分、バスで50分 福岡: 車以外/天神バスセンターから牧の戸峠行((ゆふいん号) にて約3時間 車/九州自動車道から鳥栖JCTで大分自動車道へ~九重IC~九重ICより県道40号線にて 約30分 東京: 車以外/大分空港からタクシーで約90分、バスで120分 送迎あり(条件あり) 有り(無料) |
WEB | http://kannojigoku.jp/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き17,050円〜(2名1室) |
部屋数 | 和室:11室 |
お風呂 | 内湯:男女各1 混浴1 サウナ:混浴1 |
日帰り時間 | 入浴料:温泉入浴(1時間) ※金曜~火曜日(水曜・木曜定休、その他不定休) ※大浴場10:00~15:00(14時最終受付) ※家族湯は宿泊者専用となります。 大人700円 小人(小学生以下)500円 ≪冷泉サウナ≫ ※男女混浴 水着着用(販売品のみ若干数あり、レンタルなし) ※木曜~火曜日(水曜定休、その他不定休) 時 間 9:00~18:00(16時最終受付) 2時間 大人 2,500円 中高校生 1,000円 小学生以下 500円 カード利用:不可 ※お昼のお食事休憩は一時休止いたしております。 温泉入浴 【金曜日~火曜日】10:00~15:00(14:00最終受付) 冷泉入浴 【木曜日~火曜日】9:00~18:00(17:00最終受付) ※冷泉は男女混浴、水着着用。 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | 398.0mg |
泉質 | 単純硫黄冷鉱泉 |
PH | PH4.6 |
湧出量 | 毎分2.160リットル(12万石)一昼夜 3.110.400リットル(17.280石) |
源泉温度 | 摂氏13度~14度 |
源泉名 |
コメント