秘境に静かに佇む
ドバドバ玉子臭の極上温泉

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今回は2泊3日の北海道湯巡り。日にちがあまりなく、時期的に野湯中心で行きたいところだったが登別とニセコを少し周って終わりだろうとあきらめていた。
しかし宿泊先の虎杖浜温泉より思ったよりも近い位置にあり、朝一番で向かう事に。
※※※※このレポートは2005年7月に訪れたものです※※※※
大きめの道路をしばらく走り、途中から細いダート道を葉っぱで車をこすりながらガタンゴトンと走る。
ダート道ではやくも今にも熊が飛び出してきそうでビクビク。
やっぱり私は臆病者だ・・。
少し広くなったところへ車を停め、出発準備。
鈴と熊よけスプレーを持って、爆竹を車から降りる前に一発鳴らしておく。
その他笛を肩から下げ、準備は完璧だ。
川又温泉へ来るまでの道では「登山をするには必ず鈴を持ちましょう」と放送を流しながら巡回している車がいる。


川又温泉へは歩いて20分ほどと程よい近さ。
ただ、川を4つ渡って行かないと辿りつけない為、大変、というかめんどくさい。
ビーチサンダルに履き替えて、まだ靴を履いての繰り返し。
道はというとほとんどが細い獣道。
今にも熊がガサガサっと出てきそうなうっそうとした雰囲気だ。
途中、人の手が入ったような石段がある。ここには昔湯治宿があったという話だ。
最後の川が見えてくるとその先に木造の立派な脱衣所も見えてくる。
こんな山の中にこんな立派な脱衣所が!?・・と近づいてみるとその隣に透明の美しい湯が満たされた木造の湯船が現れる。
人知れず湧き続ける硫黄の香る極上湯




気持ちよく入浴していると湯船の端へマムシ?がニュっと顔を出した。驚いて思わず上がったが温泉が暖かい為、マムシもあまりこちらに気が付いていない様子。
という事でマムシと混浴。
このマムシ、端っこにある湯黙りへチャポンと浸かっては上がり、またチャポンと浸かるを繰り返す。温泉好きのマムシなんて初めてだ。
少し奥にはマムシの抜け殻も発見。きっとこの温泉の守り神なのだろうと敬意を払ってまた来るねと挨拶して帰った。
利用データ
所在地 | 北海道 登別市川上町 |
電話番号 | |
アクセス | 鉱山町の鉱山大橋から少し先の「幌別鉱山国有林水源かん養保安林」の看板を左折し、細い道を3.5km進む。行き止まりで車を置き、そこから看板とリボンの誘導を頼りに、獣道と川を徒歩で800mほどで到着(20分程度)。 |
WEB | |
宿泊料金 | 宿泊不可 |
部屋数 | |
お風呂 | 露天風呂:混浴1 |
日帰り時間 | 24時間 |
冬期閉鎖 | 通年営業 温度が低いので夏向き |
利用携帯 | 日帰り入浴 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し, 加水 |
成分量 | 8.672g/kg |
泉質 | ナトリウム-塩化物温泉 |
PH | 7.7 |
湧出量 | |
源泉温度 | 56.5℃度 |
源泉名 | 掛落林温泉 |

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コメント
コメント一覧 (1件)
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6月14日に訪問しました。
アプローチの山道はよく整備され森林浴を楽しみながらウォーキング出来ましたがレポートにもあるように湯温が低いため7月の後半から8月にかけての気温の高い時期がオススメです!
2020-07-02 09:34:38に投稿