うろこ状の析出物が見事な濃厚パワフル湯を持つ秘湯の一軒宿

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※※※※このレポートは2015年6月に訪れたものです※※※※
周辺には自然しかない山奥の一軒宿「ちはせ川温泉旅館」です。
国道229号より1本入って10分ほどで到着します。
ちはせ川温泉旅館は明治時代には既に営業していたという歴史のある旅館です。
以前のオーナーさんは昭和の初め頃より、今現在のオーナーさんは昭和20年頃からだという事でした。
ちはせ川温泉旅館へ来てみたい!と思ったのは立派な析出物と赤い湯を写真で見てぜひ入ってみたい!と思ったからです。
本当は宿泊候補だったのですが、色々な兼ね合いで残念ながら宿泊することはできませんでした。
島牧村はアワビやウニなど海産物の名産地だそうで、ちはせ川温泉旅館では夕食に豪華な海産物を楽しめるそうです。
いつか一度宿泊してみたいものです。


「温泉入浴」の旗があったのでわかりましたがなんとなく温泉旅館っぽくない外観とだだっ広い敷地に本当にここかな?と思ってしまいました。
入口の看板が独特な雰囲気を醸し出しています。


「こんにちは~~!」と声をかけると奥から優しそうなご主人が出てきました。
訪問したのは10時過ぎでしたが、日帰り入浴は13時からだという事。
まだお湯がたまってないから厳しいんじゃないかな~、、、と。
この機会を逃したら入れないかもしれないと思い、たまってなくてもいいので入らせて
もらえないかお願いしたところ、心よく了承してくださいました。
あ~よかった・・・。


うろこ状の析出物が見事な濃厚パワフル湯

浴室を見て、想像以上に素晴らしい床一面うろこ状の析出物に感動してしまいました!!
お湯がたまってないとご主人は言っていましたが座って腰ぐらいまではたまっていたのでまったく問題なく入浴。
若干キシキシ感のある浴感で入っていると少しだけ泡付きもあります。
とにかく濃厚なパワフルな湯で湯上りは汗は止まらないしガツンときて眠くなるし(途中昼寝をしました(^-^;)非常に満足な湯でした。
源泉は湯の中にあるパイプからボコッボコッと音をたてて出ています。
湯がたまるのに約3時間ほどかかると言っていたので投入量もそこそこ多いのではないでしょうか。
ただ山奥なので虫さんは沢山。
なぜか浴室内にアリが大量にいてかまれました。

見事!!こってり具合がたまりませんね。
湯は金気臭、炭酸とうっすら鉄、うすいダシと塩分の味がしました。



湯の表面にはカルシウムのマクもあり。


右側の写真は露天風呂です。
残念ながら湯がはられていなかったので入れませんでしたが景色もなかなか良く、よさげな露天風呂でした。


洗い場はシャワーがあり、リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられていました。
今回息子くんは入らず、この脱衣所で遊んで待っていました。
この頃はまだ歩き始めたばかりだったのでちょうどよい遊び場だったようでした。


敷地内にはワンちゃんがいました。
のんびりとした風景に癒されゆっくりできました。
とても気に入ったのでいつか宿泊で訪れてみたいものです。
利用データ
所在地 | 〒048-0600 北海道島牧郡島牧村賀老 |
電話番号 | 0136-74-5409 |
アクセス | JR函館本線 小樽駅より中央バス寿都行きで約2時間40分、寿都から寿都栄浜行きで約1時間 |
WEB | |
宿泊料金 | 一人1泊2食付8,100円~ |
部屋数 | |
お風呂 | |
日帰り時間 | 13:00~21:00 大人¥500 子供¥400 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | 2004/11 |
湯づかい | 源泉掛け流し, 加温 |
成分量 | |
泉質 | ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(中性低調性温泉) |
PH | 6.5(中性) |
湧出量 | 27L/分 |
源泉温度 | 39.2度 |
源泉名 | 千走川温泉 |

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