温泉クチコミ
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那須湯本温泉 喜久屋旅館 (栃木県)
やはり那須湯本の湯はいいなあ
日帰り入浴は10時半~18時半までで、料金は500円。玄関には、鹿の湯源泉と書かれた大きな暖簾が在り、温泉表示には鹿の湯源泉と行人の湯源泉の混合泉と書かれていたので、女将さんに源泉の違いを尋ねてみたら、僅かに湧出場所が違うだけで、泉質はほとんど同じとの返事だった。ブレンドの割合は違うかも知れないけれど、雲海閣と同じ源泉だなあと思った。
白濁の湯であるがここの湯は、僅かに黄色っぽさが感じられる濃厚ミルキー。床にも黄色い成分が流れ出ていた。投入口には、ビッチリとレモン色の析出物が付着し、削り取られているようだった。
ph2.4の酸性泉は、少しばかりピリピリと刺激を感じる。熱いが浸かるととても気持ちが良い。少し寒くなってきたこの時期には、やはり熱めの湯は沁み入る。硫黄の香りの白濁湯の、鹿の湯源泉って本当に良いなあと改めて感じた。
寝湯もあった。湯船は御影石?かと思うが温泉成分で白くなり元が解らない。外の風景も無く、湯船もただの四角いだけの物であるが、湯本の湯の泉質の良さに惹かれてしまう温泉だった。冬の時期は特に良いと思う。宿泊価格もお安いのでゆっくりお泊りもいいかも。
アクセス例:JR黒磯駅もしくは那須塩原駅より、湯本温泉行きもしくは那須ロープウェイ行きバスで、湯本2丁目下車。すぐ前。
那須湯本温泉 雲海閣 (栃木県)
ボロいい温泉
呼んでも居ない。常連さんは呼びもせず、ポンと料金を置き浴場へ。私もその様に入浴料の400円を置き、今回はまず明礬泉へ向かった。
明礬泉の方は混浴であるが、人気が無いのか誰も来ない。
湯底は大量の薄緑色の灰が被った様に見えるが、湯は透明。これは湯の花と言っていいのか?剥げたレトロなタイルの湯船のデコボコした壁に、析出物が降り積もった様が面白い。
湯は熱いが加水せず浸かれた。香りもし無い様で、硬い浴感だったのでサッと上がって、メインの浴場へ向かった。
天井からは朽ちた木が下がり、老松旅館さながらに廃墟化して来ていた。次に妖怪の館の様なボロボロになった壁の通路を恐る恐る通り、やっと普通の木造の階段を下ると、男女別の浴室入り口がある。
目に飛び込んで来たのは綺麗!木の湯舟に満たされた湯が、透き通っている様な発行している様な、美しいレモンブルーだった。レモン色の析出物も溢れ出ている。
湯船は2つに仕切られているが、この日はどちらも変わりない湯温だった。
加水する物は無いので、かけ湯を繰り返しジィッと浸かる。う~ん沁みいる。
前回宿泊した時に御主人が「うちの湯がいいとか濃いとか言われるけど、それは単に入る人数が少ないからだけ」とサッパリと言われていたのを思い出しながら、壁に張られた「元湯ではないので湯量に限りがあります。大事に使って下さい」のような事を書かれた張り紙を見ていた。
しかし「ここの湯が良くて」と言って、客がポツポツ続いて入って来る。知る人ぞ知ると言った湯本の穴場温泉のようであり、廃墟化してきていても根強いファンがいるようであった。
前回素泊まりで宿泊して、カビ臭いせんべい布団に、お家洗濯の黄ばんだシーツと煙草の焼け穴・・マスクをして眠らなければならないと言う情けなさ。もう宿泊は二度とゴメンだが、日帰り入浴だけなら時々寄ってみたいとは思う。
アクセス例:JR那須塩原、または黒磯駅より湯本温泉または那須ロープウェイ行きバスで、湯本2丁目下車。後方の坂を登り更に右手に上る。徒歩5分程。
花巻温泉郷 大沢温泉 (岩手県)
周りの景色に癒されます。
宿泊を考えていたのですが週末はずっと予約いっぱいでしたので、日曜日の日帰りで行って来ました。
昼頃到着すると、湯治の方々のもあるからか?駐車場は結構な混み具合。
受付でお風呂の案内図を頂き、まずは湯治屋の大沢の湯へ。
10数名居たかな?上がりも湯船も広いのであまり気にならずに入浴出来ました。
無味無臭無色透明ですが少しヌルりとした感じで汗が止まりません。
川の音と木々、周りの景色に癒されました。
続けて山水閣の豊沢の湯へ。
廊下で繋がっているので服着て行きますが、汗が引かないこんな時は浴衣が欲しいと思いました。
こちらのお風呂は半露天、天井までの高い窓全開のパノラマビュー、こちらも川の音と木々の景色が楽しめますよ。
紅葉はもう少し先かも知れませんが混雑しそうですね。
アメニティもあるし、きれいに整理された良い温泉でした。
折角ですから、お風呂はありませんが菊水館も忘れずに。
熱海温泉 福島屋旅館 (静岡県)
熱海で格安だったけれど・・
熱海の宿としては格安だと思う。素泊まりで4650円という価格だけを言うと・・
コロナで全国の花火大会がことごとく中止になっているこの夏、熱海では細々とだが短時間での花火大会を企画してくれており、駅から宿を探し探し向かう道は何となく人通りも多く、花火大会の浮き立つ雰囲気が何処となく漂っていた。
20分程歩き見つけた宿の外観は古く、カビ等で薄黒くなったコンクリート壁が廃屋風にも見えてしまっていた。
だが玄関口には、あの緑と赤の特徴ある文字で書かれたガラス戸が在り、恐る恐る足を踏み入れたら中は暗かったが、他にも泊まり客と思われる人がいたので、ほっとした。
表情は暗めだが親切そうな感じのお女将さんが、2階の部屋へ案内してくれた。「大型車が通ると部屋に響きますが・・一番大きな花火は、この間からも見えるんですよ」と、電信柱の向こう花火海上へ続く小路を指す。
確かに響き揺れるが、既にエアコンを付け用意してくれていた部屋の中は、外観とは違いカビ臭さも無く明るく、和風のレトロさが良い感じで、白いシーツが掛けられた羽毛布団が用意されており、気に入ってしまった。部屋だけなら4としたい位に。
温泉は日帰り入浴客もそこそこ入っており、ドーンと長方形のレトロタイルの湯舟に、磯の香りがするナトリウム泉であったが、溢れだしは極わずかで、熱めの源泉が浴槽内投入されていた。どうも溢れだしが無いと気持ち悪く思ってしまう。シャンプーが無くボディソープのみであった。
そして館内もレトロ風と言うか、改装せずそのままと言うか、暗い館内に浴室入り口の扉にも、あの緑や赤と青の特徴的な文字が。この文字は熱海の街でも見かけたので、きっと同じ看板屋さんが書かれたのだろうが、貴重かも知れない。
部屋と温泉と接客はまずまず気に入っていたのだったが、これからが問題で・・
トイレに入ったら、一体いつから掃除されていないのだろうか?
床の隅には、毛とペーパーの千切れた物と埃と蜘蛛が溜っている。
おまけにだ!、トイレットペーパーが切れていたので交換しようと、芯を置こうとしたら、前に置かれた芯があり、何とその芯には便が付着していた。モォー!ナニコレ!
そして、やはり出た。トイレと洗面と台所が並んでおり、寝る前に歯磨きに行ったらゴキブリが走ったのだ。トイレは諦め布団に入った。
で、早朝ならもう居ないかもと思いトイレのドアを開けたら、ギャッ!ヤツは今度はトイレで待ち伏せしていた。無理無理~
近くのコンビニのトイレを借りに行ったら、24時間営業では無く閉まっていた。
仕方なく宿へ戻ったが、もうこんな所に居られない。予定では日航亭の綺麗な温泉に入ったりしてゆっくり帰るつもりであったが、もう直ぐにでもこんな所逃げ出したいという思いしかなかった。トイレは、日帰り入浴をしているから1階にも在る筈だと気が付き、恐る恐る使った。2階のよりはマシだった。
今年初めての花火を見た。熱海の海で上げられる花火の音は、後ろを取り囲む山へと反響し、座っていても後ろからドドドドッと地響きの様な音がして、評判通りの迫力があった。15分程の花火であったが、安い価格で温泉宿へ泊まらせて貰って、花火を見れた事に感謝しなくてはならないのかも知れない。
アクセス例:JR熱海駅より徒歩15~20分。花火会場まで10分程。
新湯温泉 むじなの湯 (栃木県)
新湯の中で一番濃く効能高い?
中の湯源泉と寺の湯源泉が合わさり投入され、一番成分が強いと聞き入ってみるとそんな気がしてくる。
男女別の浴室で、湯船の底から源泉が投入されており、熱いが他の共同湯程では無く、身を沈めると非常に濃厚な感じがする。この湯で湯治すれば痛みも、病いも良くなる様な気がしてくる様な源泉だ。香りも何か独特だった。
浴室全てが板張りの素朴で和かい雰囲気に、白い濁り湯がベストマッチしている。
浴後はスッキリするような、ホカホカするような極上湯であった。
むじなの湯へは階段を降りて行く。少なくなったつゆ草が咲いており、地蔵様もあり、昭和を彷彿させる雰囲気に和まされた。
一般客は300円を箱へ入れて入るが、新湯温泉の4軒の宿いずれかに宿泊すると、無料で3軒の共同湯を湯巡りできる。入浴時間は午前7時から午後6時との張り紙がしてあった。
アクセス例:新湯温泉4軒のいずれかの宿に宿泊して入るか、塩原温泉バスターミナルより予約制のデマンドバスがある。