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北温泉 北温泉旅館 (栃木県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/14

評価:

4.2

全て絵になるちょっと不気味な温泉宿

2019.9月素泊まり泊。初めて日帰りで行った時は、とにかく暗く不気味な印象であった。
2度目でもその印象は大きくは変わらない。だが、人が物凄く多い。日帰り客も泊まり客もで、館内は溢れんばかりに賑わっており、怖さは幾分軽減した。

明るい内にまず向かった温泉プール。子供連れが多い。滑り台も健在で、ヌルツキは当然あったが、予想よりはマシ。外人さんも日本のオジサンも泳いでいたが、湯温が40℃近くあるので、プールと言うよりは露天風呂。
このプールの後は横にある湯小屋の内湯で、誰もが着替えをし入浴する。
この後、私は男女別露天風呂へ。大きくは無くそれ程展望の良い露天風呂でもなかった。
その後、2階にある女性の内湯へ。この湯が一番好きだ。長方形の木造湯舟は、展望風呂でもあり緑が綺麗だった。癒され、唯一落ち着ける温泉だと言ってもいい。

夜遅くになって、。混浴の天狗の湯にチャレンジしに行った。やはり北温泉に来てこの湯は外せないだろうと思って。
誰も居なかったので、急いで湯船に飛び込む。やや温めでザバザバと投入される温泉が気持ち良い。と思いながらも、目は常に暖簾の向こう。と言うか通路から丸見えじゃん。
浸かってすぐに男性が・・せめて着替えるまで待って欲しいと思う。脱衣所も丸見えなんだから。
それで、外の貸し切り風呂へ逃げる。寝湯と打たせ湯の湯舟だった。寝湯に浸かってみたが熱かったので、ゆったり入れず。打たせ湯は関心なく、脱ぎ着が面倒臭いのでスルーした。
これで一通り温泉には回った。この様に館内だけで湯巡りができる。

館内には、至る所に神様が奉られており、それが不気味さの要因の1つでもある。
そして、建物が古く当然天井は低く、館内は暗く、ランプの灯りはいいが、小狭い迷路の様でもある。
黒く塗られた柱や床。そして天狗の面と同じ赤茶色に塗られた壁。時代劇のロケセットの様である。
部屋は古いタイプを選んだが、カビ臭さは無く、薪を燃やした様な匂いがする。建材を丈夫にする為、昔の人は木材を焼いて建てたそうである。この香りに包まれると気持ちが落ち着く。郷愁があり大好きな香りだ。
テレビは有料。自炊用のキッチン、レンジ、ガス台有り。素泊まりは5000円。近くには全く店は無く、一番近いコンビニでも一の峰まで行かなければならない。

アクセス例:JR那須塩原より路線バス那須ロープウェイ行で北温泉下車。それより徒歩30分、下って行く途中に駒止めの滝がある。

那須湯本温泉 鹿の湯 (栃木県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/14

評価:

4.6

THE jyapani-zu❕共同湯って感じ

2019.9月訪問。関東圏にあるという事でも、その浴場の広さ、木造の美しさ、その泉質と言う事でも、日本の共同湯を代表できる温泉であるのではないでしょうか。
平日であったり、時期であったり、割合込み合って無い時もありますが、始めて行った時には道後温泉の様に、人に圧倒されて、ろくろく浸からず出て来たような。
2回目行った時は、現在の様に新しい木造の湯舟に変わっており、まず浴場自体の大きさと美しさに、改めて目が行きました。

湯も大好きな白濁硫黄泉。四角い小さな湯舟は温度差で、41℃、42℃、42.5℃、44℃、46℃に分かれ、私は44℃が限界。46℃は止めました。温泉津の様にこの湯温が最低なら、頑張りますが、ここは好みの湯船に浸かれば良いのですから。
私的には、やはり大浴場が一番好きかな。投入口の硫黄がつづら折りに重なっている部分。こう言う芸術的な美しい投入口には、感心しながら見とれてしまいます。
単純酸性硫黄泉ですが、浴感はツルツルとし上質。那須方面に来た時には、やはり立ち寄ってみたくなる共同温泉です。

アクセス例:JR那須塩原駅より路線バス那須ロープウェイ行で湯本温泉下車 徒歩3分程

鳴子温泉 東多賀の湯 (宮城県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

4

ツルツルの硫黄泉

2019.5月、日帰り入浴。とにかくここの温泉は小さいのに地元客が一杯だ。何故こんなに人気なのかが、一度目は解らなかったが、今回人気の故が解った気がする。
勿論見た目からして硫黄泉。ではあるのだが、硫黄泉にも泉質の違いがあり、ここの湯は浴感がツルツルなのである。磁器の様な感じだ。
不思議な事に単純硫黄泉の様な玉子味も無かった。硫黄以外にも色々な泉質を含んでいたのだ。
今まで私は硫黄泉を一くくりにしていたが、そう言えば浴後、肌がカサカサになった硫黄泉もあった事を、ここの湯に入って思い出した。
この泉質を皆さんは実感しての、東多賀温泉であったのである。う~ん今更違いが判ったとは遅い。

男性の方も客が多いのだろうかは解らないが、女性の方はとにかく多い。しかもだ。美肌の湯であるからだろう。湯温も40℃くらいであるし、狭い湯船なのだが、浸かったらなかなか出ない。比較的若い女性も多い。
なので、狭いしゆっくりできないので、私の方がサッサと上がる事になってしまう。
また、洗い場が1つなのである。洗髪できる綺麗な源泉が、1箇所からしか出ていないので、湯船に浸かりながら順番を伺う事になる。
なので、他の温泉で洗おうという事になって、すぐ出てしまった。本当はもっと浸かっておきたかった温泉ではあるのに。

女将さんは相変わらず不愛想。ゆっくり温泉を味わいたいなら泊まった方が良いのだろうけれどなあ・・。 日帰り入浴時間は11時(10時)~15時
アクセス例:JR鳴子温泉駅より徒歩15分程。

東鳴子温泉 馬場温泉共同浴場 (宮城県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

4.6

希少で個性的な真っ黒い温泉

2019.3月訪問。希少な真っ黒い湯が、小さな湯船の中で、泡立っている。
高温泉だという事は体験済みなので、覚悟して湯温を確かめる。とにかく加水する物が無いので、気合で入るしかない。かけ湯を繰り返し浸かれた!ヤッタ!という感じがする温泉なのだ。
何といってもこの黒さは珍しい。浸かると、透明の中にやや黄色味を感じる。超ヌルヌルで泡付きもある極上湯だ。そして強い油臭。
しかし熱い。ゆっくり湯を味わっていられないのが、残念でもあるが、共同湯でありしかも貸し切りで利用させて頂いているのだから、サッサと出よう。
冬場は浸かれると思うが、夏場は無理なのではないだろうか。訪問時期を考慮して訪れたいものだ。
入り口の鍵は、馬場温泉旅館で入浴料を支払い借りた。旅館の前にある小さな小屋が共同湯だが、入り口が後方にあるので、看板も見えず解りにくい。入り口には注意書きが貼られていた。
四角い小さな湯船に入った、黒い宝石の様な黒湯。希少で貴重な温泉であり、正しく東鳴子温泉の湯だと、代表するような個性的な温泉である。

アクセス例:JR鳴子御殿湯駅より徒歩20分程。

東鳴子温泉 馬場温泉 (宮城県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

2.6

馬場温泉の宿

2019.3月。日帰り入浴。馬場温泉共同湯と、入り比べてみたく訪れたが失敗した。先にこちらに入るべきであった。
同じ様に黒い湯ではあるが、見た目もどうもこちらの方がやや薄い様に感じたが、その通り泉質も薄く感じた。共同湯の様な、香りや新鮮さが感じられず残念であった。
こちらの良いのは待たずに入れると言う事だろうか。しかし貸切では入られないし、入浴料も高い。
この時は、ご夫婦で来られていた方と重なったので、狭い湯船で一緒になり、一応入ったと言う感じで終わった。
どうせ入り比べるなら、共同湯の前に。そしてこの黒い湯を初めて見た方なら、浸かれば感激は有ると思う。

アクセス例:JR鳴子御殿湯駅より徒歩20分程。

吹上温泉 峯雲閣 (宮城県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

3.3

滝つぼに入れる温泉

2019.9月、日帰り入浴。滝は低いがその滝つぼに入る事ができる。奥の深い所は1m以上あるようだが、浸かれない事は無いとの事で、水しぶきがかかる所まで行ったが、それ以上は怖かった。
源泉は滝の上部にあり、川水と合わさり適温に調整されているが、多少のぬるい、熱いは有るので、恐る恐る自分の好みの場所を探して浸かる、と言うのがこの滝つぼ温泉流。
自然のものであるので非常にワイルドである。苔のヌルヌルもあれば、葉っぱもあれば、虫もいる。滑って転ばない様に気をつけながら、手前の浅い部分から徐々に奥へと進み、適当な岩場に腰かけ滝を眺める。その景色にしばし酔う。
前回は新緑と滝の白さとしぶきに見とれていた。紅葉すればさぞかし綺麗だろうなと思う。
男性は、滝の入り口付近に長時間腰かけ、ほてりを冷ましながらボゥーッとロケーションを楽しんでいるという方が多い。
上がって来る時に、突如足に痛みを感じたのだが、その時は噛まれたや刺されたと言う様な感覚は全く無かったのだが、水中にいるヒルだが何だかの虫に噛まれていたようで、後で痒みと腫れで大変だったので、注意された方が良いと思う。基本的には野湯と同じである。
冬は湯温が下がり入浴できないが、手前の洞窟風呂は年中OKだそうだ。

内湯に戻る際の入り口が解りにくく、間違って男性風呂に行ってしまった。看板等をかけて解るようにして頂ければと思う。
女性は、湯浴み着を200円でレンタルして入るのだが、以前の浴衣地からサッカー生地に変わっていたが、やはり濡れると身体にくっつくのは変わらず、どうも都合悪い。
内湯は何という事は無い単純温泉。シャンプーが無いので持参必要。
日帰り入浴時間は10時~13時で終了。500円だった。

アクセス例:JR鳴子温泉駅より大崎市営バスで、間欠泉下車 徒歩4分程。

壁湯温泉 旅館福元屋 (大分県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

4

ピュアな湧出泉だが冬場は寒い

2019.11月宿泊。混浴の洞窟風呂は、湯底は自然石がゴロゴロ。女性は湯浴み着かバスタオル着用して入る。
岩窟の狭くなっている奥の辺りから源泉が湧き出て来ており、、その辺りが一番暖かい。と言っても38~39℃程度のため、かなりじっくり身を沈めていると、単純温泉だが新鮮なためか、極僅かに泡がついたりもする。
一体どれくらいの量の源泉が湧出しているのか解らないが、排水を見ると物凄い量の様だ。
だからだろう。温泉はいつも澄んでいる。とてもピュアで優しい湯なのである。

夏場は何時間入っていても、湯あたりもしないが、11月頃からは浸かっている時は良いのだが、上がる時が何と言っても寒い。女性用風呂の更衣室まで、駆け抜けて行くが、それでも寒い。これだけが何と言っても苦痛である。やはり夏場の温泉だと思う。
6月になれば、目の前の川には今でも蛍が舞い、その数も増えて来ているとか。
川辺の小さな露天風呂、蛍見の湯はカップルで入るのにうってつけの湯船だ。ぬるめの温泉に浸かり、忘うっと飛ぶ蛍をぼうっと見ていられれば最高だな。
この蛍は、部屋からも眺められる。わざわざ見に行かなくても、湯船や部屋から蛍が見られる温泉宿というのは、なかなか無いのではないだろうか。

露天風呂はぬるいので、その後は内湯の温かい温泉に浸かりたい。内湯は貸し切りで2か所しかないので、上手く空いている事を願う。それぞれ湯船も雰囲気も違うので、是非両方を入りたい。適温に温められた加温かけ流しの贅沢な源泉は、とても柔らかく気持ちが良い。
個人的には、館内にある方の、障子窓から木漏れ陽が射しこむ内湯の雰囲気が好きだ。
アメニティにも心配られており、リンスインシャンプーでは無いところが良い。ドライヤーは部屋で。

以前と大きく変わっているのが食事処の椅子。以前は座敷であったが、やはり椅子の要望が多かったのだろう。テーブルに足をつぎ足し、椅子席に改造してあった。
全体に全て黒塗りの民芸調の広い食事処といったところでは変わらないのだが、何だろう。
座敷と椅子席とでは、少し雰囲気が変わった様な気がした。利便性は高まったと思うが、以前の様な一体感には欠けるのかな・・私は好きだったな。あの、1つずつのテーブル毎の幸せが、館主により大きく1つの幸せになり、美味しい食事を頂きながら語らい、皆笑顔だった、と言うあの雰囲気が・・
でもこれからまたその様な雰囲気になって行くのだろう。女将さんが手掛けるあの美味しい料理は健在で、品数も半端なくこれでもかと言うくらい、1つずつ温かいまま運ばれて来る。豊後牛のステーキから馬刺し、鮎の塩焼き、天ぷら、刺身蒟蒻、山芋の茶わん蒸し、鳥つくねetc・・続き、釜で焚いた様な香りと、もち米の様な甘みを併せ持つ絶品米も健在で、もう幸せ満腹だ。
やはり宿に於いては、料理が美味しいかどうかが大きな楽しみであり、皆を笑顔にさせるかどうかの決め手になり、リピートするかどうかのポイントになってくる。
トータル的にも素晴らしい宿であるが、部屋数が8室のため早めの予約が必要。

アクセス例:JR豊後中村駅または豊後森駅、もしくは高速バス九重インター等より送迎あり

海潟温泉 江之島温泉 (鹿児島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/13

評価:

5

レトロなタイル風呂がとても美しい温泉

2019.11月訪問。レトロなタイル風呂の温泉。この湯舟が何と言っても良い。タイルの蛍光グリーン色が美しく、所々剥がれ落ちた部分も味わい深い(女性用湯船の方がタイルの緑が美しいようである)
湯舟は水色と紺の格子タイル張りで、湯が薄青っぽく見え、更に淵のグリーンと見事にマッチし、非常に美しい湯船を作り上げており、目は釘づけになる。
更にこの湯船を際立たせているのが、壁の下部がピンクタイルで細くグリーン枠で囲まれ、上部は木造となっている浴室である。

その美しい湯船は2つに仕切られ、奥の湯船には、先が2つに分かれたパイプから源泉が投入されていた。これもまた珍しい造りだ。
パイプの左右からドバドバ出る源泉が、湯に流れを作り、白い小さな湯華が浮いている。
手前の湯船から溢れ出た源泉で、床がかなり滑る。
ph9.3の単純アルカリ泉だが、ナトリウムも多く含まれ、味は薄く玉子味がする。加水・加温・循環無しの完全放流かけ流し温泉で「純温泉」との表示があった。
湯温は熱めだが、これだけ湯に動きがある為、とても気持ちが良い。水風呂も用意されている。

共同浴場のため、シャワーやカランは有るがソープ類は無し。ドライヤーも無し。
レトロな受付で300円の入浴料を払い、横のレトロで簡素な浴場へ入る。
そこには、レトロ好きにはたまらないような湯船が迎えてくれる。
タイル風呂良し、ザーザー源泉かけ流し良し、鹿児島の温泉はホンにヨカバイ。
しかし、桜島は毎日噴火し続けており、桜島口からこちらの方向は、特に秋口から灰が積もり、住人は大変だそうである。

アクセス例:桜島港より垂水行き路線バスで海潟下車。海岸方向へ入り更に右手に進む。徒歩5分程。

妙見温泉 田島本館 (鹿児島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/12

評価:

4

シュワシュワした内湯の炭酸泉が絶妙な湯治宿

2019.11月宿泊。古くからの湯治宿であるが、アメニティ一式揃っており、部屋にはコタツ・テレビ・エアコン・冷蔵庫も完備。トイレは共同だがリフォームされておりウォシュレット。羽毛布団にカバー類一式クリーニングされており、すこぶる快適な宿である。

温泉は、女性の露天風呂はバラック小屋と言った感じで、眺めも無く天井も開放されておらずつまらなかった。
湯はどうも内湯の方が良いらしく、地元客は皆内湯を好んで入っているようだ。
確かに浸かっているとシュワシュワした感じがし、頭を湯舟の淵にもたげ、身体を浮かすと浮き上がる。高温のため泡付きは無いが、炭酸泉の気持ち良さが味わえる湯だ。
湯の色は薄濁りの様にも見えるが、もしかしたらドバドバと投入される源泉からの、微細な気泡かも知れない。
浴室全体は、温泉成分で茶色に染まり、実に暗いが、日帰り客が帰った後は、じっくり籠れる浴室でもある。炭酸泉はさっぱりとし汗が出ないが、後でポカポカとしているのが良い。

食堂は、昼間は日帰り客のために営業しており、11月上旬でも温暖な鹿児島では開放されているため、ハエが入って来ていた。このハエが食事時飛び回り、食器や食事に止まったりするのが凄く不快であり、ゆっくり食事を摂れず、従業員の方に言ったが知らん顔であった。
この点だけがマイナスであったが、温泉・部屋・料理共に良く、これで1人泊2食付き税込み7800円という、良心的リーズナブル価格。
日帰り入浴は8時~20時半迄。ドライヤーあり。
宿には人懐こい、ツバメとスズメと名付けられた三毛の看板猫がいる。
美しい天降川沿いに温泉宿が立ち並び、それらの宿から排水された温泉が、崖を多量に流れ落ち川に注いでいる様を、赤い妙見橋からいつも眺めてしまう。この辺一帯は、勿体無い程の湯量を誇っている。

アクセス例:鹿児島空港より路線バスで妙見温泉方面 妙見温泉バス停下車し、橋を渡り左手。

安楽温泉 さかいだ温泉 (鹿児島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2019/12/12

評価:

3

地元客で込み合っている温泉

2019.11月、日帰り入浴。安楽温泉郷は湯治宿が、天降川に沿う霧島温泉と鹿児島空港を結ぶ幹線道路沿いの、非常に通行量が多い道路脇に軒を連ねている。さかいだ温泉はその中の1軒であるが、やたらとここだけが賑わっている様に思う。
コンクリート建物の1階部分に3台程と、横の空き地に数台の駐車場を、取り合うように次から次へと車が停まる。
中に入り300円の日帰り入浴料を払い、浴場へ。狭いと言うか、この客数には狭い更衣室で、籠はほとんど使われ、ちょっとでも着替え易い様に、椅子の上や床の上にも籠が散乱する。
地元の馴染み客が殆んどなので、新顔には声はかけて来ないが、少し興味を持ち乍らもいぶかしそうな顔をされている。
東北の、のんびりほのぼのとした雰囲気とは違い、九州はどちらかと言うと関西っぽい。明るく、豪快であるのかも知れないが。

で、浴室に入った途端、また更衣室と同様の視線を向けられる。だが、声をかけて来てくれる訳では無いので、私も黙って入浴する。お馴染みさん同士は、湯船の淵に腰を掛け井戸端会議に花が咲いている。
浴室もまた狭く、狭いと言うか色んな湯船が幾つもあり、洗い場のスペースと合わせると殆んど余裕は無い。なので、湯船の淵と中とで話すと言う事にもなる様である。

広くは無い暗めの浴室には、多くの人と、湯船がまず2つ(熱めとぬるめ)他に砂湯と寝湯、蒸し風呂、水風呂、打たせ湯、シャワーが7,8基あり、湯気が籠る中に、温泉のドドッザーザーという音がズシンと来るような雰囲気の温泉である。
砂湯は足裏に心地良い。寝湯となっているが、深めなので座浴に良いかも知れない。
それにしてもゆったり入ると言うよりも、人の数と温泉の投入量が凄く、とても慌ただしく思う。例え湯治宿泊しても、これだけの日帰り客が訪れていれば、ゆっくり入る事は困難だろう。
泉質は、妙見~この辺一帯に多いナトリウム・炭酸泉で、ここは日本一の炭酸泉をうたっている。高温のためか全く泡付きは無い。しかし、多分効能ははっきりと表れるのだろう。そうでないとこれだけの客は寄ってこないだろうから。
湯の色も透明~薄茶濁りで、湯船や床は茶褐色に染まり、その為で浴室は全体に暗っぽい印象になっているのかも知れない。
2度目の訪問だが、一見さんにはどうもゆっくり温泉を楽しめる様な、雰囲気は無い様に感じる温泉である。日帰り入浴は朝7時~。

アクセス例:鹿児島空港より路線バスで妙見~丸尾方面 安楽バス停下車すぐ前。

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