温泉クチコミ
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川原湯温泉 王湯 (群馬県)
ダム湖の高台に良泉が!
八つ場ダムの開発に伴い7年程前に移転し新しくなった共同湯は、ダム湖を見下ろす高台に建っていた。
川原湯温泉駅も新幹線の駅かと思える程立派な新しい駅だったのは、ダム開発に寄るものなのだと納得。
静かなダム湖は山の姿を映し、埋没林の美しい姿と影が湖面に映えている。埋没林の不思議な容態は、雪が積もったらもっと美しいだろうにと思いながら、飽きずに眺め20分程歩くと温泉に到着した。
地元の方は車で来られており、駐車場の方からは次々と人がやって来る。結構人気の温泉のようだ。
王湯温泉のいわれを読み、源泉場所は前の山の向こう側からパイプで引湯しており、循環では無いが高温のため加水だけしていると聞く。
管理人様のレポートにある油臭を楽しみにして来た。浴室に入ると微かにそこはかと油臭が香る。湯の色は黒っぽい深緑だ。口にしてみると微かに玉子味。浸かるとすぐホカホカと温まる。オーッ!これはいい湯だなあ。
なるほど泉質は、含硫黄・ナトリウム・硫酸塩泉で納得。ナトリウムの含有量は結構多いのだろう。すぐ温まって来る。深緑色は硫酸塩泉に寄るものだろう。硫黄泉だが油臭があるという事は、濃厚で良質の温泉なのだと思う。
こんな所にこんな良い湯があったのかと、これが加水では無く源泉のままの宿が無いものかと思ったが、何処も加水しているようだ。ちなみにこのサイトに載っている山木旅館は別源泉であるようでがっかり。
浴場は新しく、露天風呂も併設されていてダム湖を見下ろす様になっている。
内湯は泉質自体は良いのだが、高温のため投入量が少なめなため循環しにくく、その割に入浴客がが多いためどうしても湯が汚れてしまっている様な感じが若干あるのが残念だった。
是非宿泊してゆっくりとこの湯を味わってみたい。
入浴料は、2階に有る綺麗な休憩室も利用でき、2時間以内500円。
今年は、有名行事である湯かけ祭りも、残念ながらコロナで中止になっていた。
草津温泉より1つ手前の駅であり、非常に訪れやすい所であったため、また再訪したいと思う温泉であった。
アクセス例:JR川原湯温泉駅より徒歩15~20分程。
沢渡温泉 まるほん旅館 (群馬県)
デザイナーズ風呂の婦人浴場は必見
デザイナーズ風呂と言うのはこういった感じの風呂を指すのだろうか?高級宿の温泉に入った事が無いので解らないが、3年前に改装されたという婦人風呂の浴場は、全体が真新しい木造りで、丸くカーブを描き立ち上がる天井は高く、自然光が採り入れられ、湯船の中には玉石を埋め込んだ人工石の寝湯があった。湯は薄く青みを帯びた様に見え、浴室全体がとても洗練され美しい。
おおっ―と感激しながら浸かった温泉は42℃はあるようで、冬はこれくらいないと気持ち良く感じられない。浴場を眺めながら寝湯をし、1人で浸かる贅沢な浴場に大感激していたが、普通は有る入り口の扉というものが、デザイン上取り付けられていないので、どうも寒い。冬以外なら良いかも知れないが・・。それ程暑くなる湯では無いので、着替えが寒い。
透明で癖の無い湯は単純泉かと思いきや、後で成分表を見たら1000㎎を僅かに成分が越え、カルシウム・ナトリウム、硫酸塩泉となっていた。源泉かけ流しである。
まるほん旅館を代表する、床板張りに碧い湯の大浴場は男性風呂で混浴でもある。
湯浴み着やバスタオルは?と問うたら「湯が汚れますので」とはっきり言われ、設けられている19時半~21時と6時~7時の女性時間帯に入る様言われた(男女入れ替え)
写真で映るあの湯の碧色は何なのだろうかとずっと気になっていた。翠石が使われており、刀根石と言うそうだ。この色が湯に映え、板張りと木の湯舟に包まれたエメラルドの様な温泉に見えていたのだった。
浴槽は2つに分かれ、大きめの湯船は、石臼❓から僅かずつ源泉が投入されぬるかった。小さい方は熱めで気持ち良かった。
どちらの浴槽の投入口にも、長年を感じさせるカルシウムの析出物が固着し、翠の湯底には、白いタイルが欠けて剥がれたかの様な、真っ白で大きな湯花が沈んでいた。
こちらの浴場もレトロモダンで立派であったが、1人で入るには広すぎるし寒かった。
男女の浴場の手前には湯上り場も改装され、婦人風呂と同様の真新しい綺麗な木材で造られた天井まで続く壁に、間接照明を取り入れたベンチが設けられており、そこで一休みする。階段を上がって来たせいか、温泉成分のためか以外にズンとくる。
外の景観が無いのだけが残念であるが、休憩所でも束の間の非日常を味わえる様なスペースであった。
もう1つある貸し切り露天風呂は、2つの浴場に比べて余りにも貧弱。木の直方体の湯舟が1つ。周りは古い立て板だけで景色も何もあったものでは無い。
婦人風呂や湯上り場の様に、こちらもデザイナーズ半露天風呂にでもして頂けるような、そんな日がいつか来る事を楽しみに思いながら、取りあえず入って置いた風呂だった。
そしてもう1つ感激したのが夕食。手の込んだお料理の味付けがとても美味しかった。
茶わん蒸しは、豆乳仕立てか?チーズが入りとても濃くがあり仄かに甘い。赤身の肉❓を百合根で包んだ餡かけや、サクサクの天ぷらは熱いままで美味。やや濃いめの味付けだった釜めしの美味しい事。澄し汁は、ハバ海苔かな?なかなか食べられない高級で美味しい海苔が入っていた。あとはせいろ蒸しと、手作りの抹茶ゼリーも美味しかった。
シニア用お料理少なめにしたがとても満足。どれも美味しかったので、もっと品数を食べて見たいとも思ったが・・。
部屋は改装されているが、残念ながらカビ臭さが残っていた。窓からは道路丸見えで慌ててレースのカーテンを閉めた。和調の柄の羽毛布団が敷かれていた。トイレはウオシュレット。洗面台にタオルペーパーがあればな。あと冷水が欲しい。
隣の草津は若者達で賑わっていたが、沢渡温泉の静けさ。山の中では無いが寂れた田舎町の温泉と言った感じで、人が居ない。宿も3軒在る位か?(昔、龍鳴館に宿泊。こちらも良かった)共同湯はコロナで休業中。まるほん旅館も年末年始閉めるそうだ。gotoトラベル利用で1人泊2食9250円。愛想が良いとは言えない御主人の接客はストレート。秘湯を守る会は10月で脱会したそうだ。
アクセス例:JR中之条駅より路線バス沢渡温泉行き(本数が少ない)で、沢渡温泉下車。坂を下りすぐ。
栃尾温泉 荒神の湯 (岐阜県)
最高に気持ちいいですよぉ
何と言っても開放的なところが他にはないです。
あ、新穂高温泉ほどではないですね。
湯量は十分です。浴槽の中に直接入ってきているので、見た目では分かりません。浴槽?のなかを歩き回ると熱いところがありますよ。
2つの浴槽は、交互に使われていますので、両方に同時にお湯が張られることはありませんね。どちらに入れるかは運次第。(笑)
シャワーやアメニティはありません。シャンプーなどを持参する人もいますが、浴槽の中に泡が入らないように気を付けてくださいね。最低限のマナーは守りましょう。
2019年3月に訪れましたが、その後に改修工事が行われていると思います。コロナ騒動でその後は行けず、確認できていません。
コロナが落ち着いたら行ってみたいなぁと思います。
塩原元湯温泉 大出館 (栃木県)
珍しい墨の湯
日帰りで利用しました。
露天風呂は白いお湯で とても熱くて頑張って入りました。
墨の湯はホントに墨を水で薄めたような湯。
床にお尻を付けると黒くなります。
湯船の底がザラザラしていて お湯も温かったせいかなんか清潔感を感じない湯だった。
那須湯本温泉 雲海閣 (栃木県)
真っ白なザ、温泉‼️ってお湯です。
昭和感満載の超ひなびた宿で清潔感は感じられないので気にならない方、向けです。
お湯は素晴らしいです。
新甲子温泉 みやま荘 (福島県)
ぬるすべ湯
和洋室に宿泊しました。
和室と洋室は続き間ではなく和室は引き戸、洋室はドアで仕切られています。
泊まった部屋は少しカビ臭く照明のせいかな…少し暗い感じでトイレがユニット仕様で古いから仕方ないのかな…オシッコ臭かった。
隣の和室8畳部屋かな、布団が4枚敷けて座卓スペースが別にあり。こちらのトイレはチェックしていないのでわかりませんが部屋が明るく良い部屋だなぁと思いました。
食事はお腹がパンパンになる程出してくれ美味しく頂きました。
生ビールはありません。
お給仕の方がとても良い方でした。
お風呂はお湯がぬるすべで、とても良いです。
ただ、夜は22:30まで朝は6:00からと制限があるとこが残念。
食事時の瓶ビール代にgo toクーポンが使えませんでしたが、お湯、料理が良かったのでgo toで宿泊出来るならお得な宿だと思います。
川湯駅前温泉 ホテルパークウェイ (北海道)
川湯温泉とは別源泉の温泉ホテル
川湯温泉駅へ降り立つと硫黄の香りが・・駅にある足湯からかと思いきやそうでも無く・・駅を出ると左斜め方向に硫黄山が噴煙を上げており、これかあ!と。
今晩の素泊まり宿のパークウェイホテルまでは駅から真っすぐだが、調度川湯温泉行きのバスが停車していたので、まず行ってみたかった川湯温泉共同湯へ向かう事にした。
素朴な共同湯は250円で入れる。浴槽は2つに仕切られ、体感的に34~5℃程のぬる湯は、浸かるのに気合も要らず勇気も要らないため、43℃程の源泉の湯船との交互浴・無限ループが生まれる事になる。溢れだしが僅かなのが残念だが、剥がれたタイルの湯船に、薄い白濁の酸性泉が染み入るなあ~。
そして、パークホテルへ。正面側入り口はレストラン口で既に閉まっており、ホテルの玄関口は横に在ったのだった。外観も内装も小奇麗なペンション風で予想以上。
トイレ・洗面所は部屋には無いが、部屋は綺麗で快適そうだ。布団も敷かれてあった。
温泉は男女別の内湯と併設の露天風呂。離れた庭に混浴露天風呂が1つあり、いずれも翌朝8時半まで入浴可能。
入って来た共同湯等の川湯温泉は硫黄山を源泉としているが、ここの川湯温泉は及川源泉と言う削掘泉で、泉質も全く異なるナトリウム・炭酸水素塩泉だった。駅の足湯も及川源泉。
露天風呂の湯底が温泉成分で緑色っぽくなっているが、透明の湯である。肌触りはかなりなめらかで、スベツルだったが、硫黄の香りや白濁や染み入り感が無いのが寂しい。
しかし、内湯は溢れだしも多く、ザザザザと掛け流し音もありそここその気持ち良さ。
露天風呂は断然混浴が源泉の投入量が多いため気持ち良かった。広い浴槽の中が岩で仕切りの様になっており、脱衣室も男女別なので比較的入りやすく仕立てられている。
素泊まりのメリットは、食事時を狙うと貸し切りで入れる確率が高いという事だ。雪がハラハラと舞う中、雪見露天風呂は良いだろうなあと思いながら、1人静かに温泉に浸かる。
良く温まる湯は、部屋に帰ると暑く、しばし窓を開けて冷気に当たるくらいだった。
北海道は冬季はしっかり暖房が成されているので、廊下やトイレも寒くなく快適なのがありがたい。
gotoトラベルで3368円での1人泊。今や川湯温泉自体が寂れて来ており、人も少ないこんな所でゆっくり1人、静かに冬の温泉を楽しむのも良いかも知れないなあと思った。
アクセス例:JR川湯温泉駅より徒歩4分程。
湯の峰温泉 旅館あづまや (和歌山県)
新甲子温泉 みやま荘 (福島県)
姉妹館の五峰荘の温泉にも入れる
とても愛想良く女将さんが出迎えてくれた宿は、以前国民宿舎だったとの事で大きな建物であった。案内された部屋は広く「布団を敷いておきましたから」と快く言って下さったのは良かったが、テーブルと湯沸かしポットの間に布団が敷かれている為、非常に使い勝手が悪い。
この様な配置しか致し方ないのだろうか・・と煩わしく思った。
そして、トイレはウオッシュレットであったが、ウォーマーのスイッチが入っておらず冷たい。電源を入れたが洗浄水も冷たく、セルフ操作が壊れているのかその後もずっと冷たいままだった。布団を敷きに入ったなら、トイレの電源も入れておいて欲しかったな。時々、調子の悪いウォシュレットというのに出会う事があるのだが、チェックしておいて欲しいものである。
更に、洗面所が見当たらず探したら、使わない広い浴室の陰に見つけたのだが、浴室は冷え冷えとし、入り口にはサッシの高い枠があり、うっかりしていると予想外の高さにつまづいてしまうのだった。
何と言うか・・わずかな事が不便な部屋だった。
温泉は姉妹館である五峰荘の温泉にも入れるが、一旦外に出て2~3分歩く。
五峰荘の方が有名であるらしく、車が多く停まっていた。こちらの内湯は循環で、特有の嫌な匂いがしていたが、露天風呂は源泉かけ流しで、2つにわかれて在り雰囲気が良かった。
みやま荘の内湯は源泉かけ流しであるが、高温泉のため投入量はチョビチョビであった。
露天風呂は広く浅く造られ、比較的多くの源泉が岩肌を縫って投入されており、自然に冷める様に考えられている様だった。。
赤茶色の粘土状の析出物が、ドローッと投入口の岩に付着し、見た目綺麗なものでは無かったが、湯口付近に浸かっていると気持ち良かった。
広い露天風呂は、気を付けて下さっていたのか、確かに蛾が1匹浮いてはいたがそれだけで、落ち葉とかもなかった。ただ、この日は雨だったので、菅笠の用意が無かったのが残念だった。五峰荘には傘があったので。
源泉は、地下1000mの掘削泉を一度タンクに貯めてから配湯しているそうで、どうしても新鮮さに欠けてしまうのが致し方無いのだろうけれど、こうなると地下数十メートルからの自然湧出泉などは、奇跡の湯とも言える程貴重な物だなと余計に思われた。
今回gotoトラベルの対象宿でもあった為宿泊したが、そうでなければコスパも悪いので宿泊する事はもうないだろう。日帰り入浴(みやま荘のみ)は10時~16時で、入浴料は800円であった。
アクセス例:JR新白河駅より路線バス白河高原行で新甲子温泉下車 すぐ前。