温泉クチコミ
最近投稿されたクチコミ1~10件まで表示します。
- 現在の
クチコミ掲載数 - 893件
塩原元湯温泉 大出館 (栃木県)
いい湯でした。
日帰り入浴で何度も訪れてましたが、今回初めてお泊まりしました。お湯は黑と白の両極端。黑は湯量の関係でぬるめ、白は適温でした。どちらもいい湯です。夕食後、朝食後にワイフと混浴の隅の湯に入ったのですが、皆様紳士でワイフは気持ちよく入れたと喜んでました。食事はグレードアップでお願いしたので大満足、特にしゃぶしゃぶ、お作り、鮎の甘露煮、茄子と牡蠣の煮物、釜飯が素晴らしかったです。また訪れたい宿ができました。
新湯温泉 寺の湯 (栃木県)
混浴の共同湯、熱いがしっとり湯
塩原新湯(あらゆ)には3つの共同湯があるが、寺の湯1つだけは混浴である。
更衣室は右手・左手に別れてはいるものの、カーテンや扉等は無くどちらが男なのか女なのかも判らない。特に決まってはいないのだろう。着替えていても丸見えなので、余り分かれている意味も無いようである。
地元の方達が、通常の食事時間に来ることは無いだろうと考え、その様な時間帯に覗いて見る。ヨッシャァー誰も居ない。
浴室は白樺荘や、他の共同湯と同じ総木造りで鄙びている。湯船の真ん中が仕切られており、若干の熱さの違いはあるようだ。那須湯本温泉の雲海閣と似た造りで、源泉投入口も別々に在り、ここと白樺荘が湯面上からの投入であった。
源泉は熱くて触れないが、先に入っていた方達がいたのだろう。既に加水されていたからか、かけ湯を繰り返した後、浸かる事ができた。
蔵王の湯に似た僅かな透明感のある白濁湯は、皮膚の湯と言われしっとり感が強い。
3つの共同湯共に熱いが極上の湯と感じるのは、やはり地獄に近いため湯にパワーがある。
以前は観光客は宿で鍵を借り入ったと思うが、現在は3つの共同湯いずれもが7時~21時の間は鍵が開けられており入る事ができる。一般客は箱に料金300円を入れて入るが宿泊者は無料で入れる。
中の湯は6時頃から湯の入れ替えがあり、8時でもまだ十分には貯まっていなかった。入れたての源泉は透明感があり如何にも熱そうだ。
裏山が源泉地獄であるが、湧出箇所により3つの共同湯の成分は違いがあるそうで、効能も違っていると聞いて浸かってみると、何だかその様な感じがするのは気のせいかな。
アクセス例:新湯温泉の4軒の宿のいずれかに宿泊し入るか、塩原温泉バスターミナルから予約制のデマンドタクシーがある。
奥塩原新湯温泉 湯荘白樺 (栃木県)
B級感にほど近い温泉宿
土日祝日は平日の3000円アップで、1人泊素泊まり9100円という高価格の割に、部屋は古い6畳間にトイレ、洗面、エアコン無しで扇風機があり、せんべい布団が敷かれており、ネット環境も悪くスマホ圏外という宿だった。
当日は雨となり、混浴露天風呂へ行く通路は雨でダダ漏れ、傘もスゲ笠の用意も無い。
18時~21時は女性専用となっているが、湯船の前にある部屋からは丸見えではないかと思う(女性専用の客室としているのなら別だが、どうだか判らなくカーテンが半分かかっていたら落ち着かない)
露天風呂の更衣室や特に入り口はB級感満載だが、それだけでなく内湯も木造りの浴室ながら、マットやバケツ等置かれ、何だか庶民的。館内全体に古さとB級感が押し寄せて来ている感じがした。ただ、温泉が良く、平日の宿泊価格は断然安いので利用しやすいとは思うが。
那須塩原でも新湯は共同湯が3軒あり、裏の地獄からは硫黄の香りも漂い、しっとりした浴感と白濁した湯が特徴的な、濃厚な温泉である。
白樺荘の源泉は共同湯の中の湯と同源泉で、地獄より宿へ数10m引湯し、一旦タンクに貯めてから湯船へ運ばれて来る。
それでも源泉が高温泉のため、投入口はチョロチョロの割に客が多かったせいだろう、溢れ出しがなかったのがちょっと気持ち良くなかった。
名物のバケツの泥(目に入らぬよう注意。前回はもっときめ細かな泥だった)を塗り3~4分置き、シャワーで流してから湯に浸かるとしっとり感が更に高まる。アトピーの方等には良いのではないだろうか。女将さんの肌はもち肌だった。宿泊すると朝食には名物の殻が黒くなり、黄身の濃ゆい本物の温泉玉子が出る。勿論3軒の共同湯には無料で入れる。
アクセス例:JR那須塩原もしくは西那須野駅からバスで塩原バスターミナルまで。送迎あり
塩原温泉 やまなみ荘 (栃木県)
日帰り入浴がしづらい宿
今回やっと露天風呂に入れたが、平日は宿泊客が帰った後、露天風呂の湯を抜いてしまう為、前回も内湯しか入れなかった。以外にも不定休も多く、休日以外は日帰り入浴はなかなかしづらい宿でもある。ならば宿泊でと思ったら、2名以上でないと駄目だった。日帰り入浴時間は一応11時~15時だが電話確認必須。内湯か露天風呂、どちらかで600円。
露天風呂は、男女別の大きな湯小屋に広い岩風呂で半露天風呂。館外にあり、この日は男性用の湯船には湯がはられていなかった。
夏場は源泉と水道水を合わせて投入。ドバドバを期待していたがそれ程では無かった。と言うか湯船が広いため温泉が回りきるのかなと思う位の量だった。
湯は透明だが湯底は茶褐色になり、やや鉄分の味がした。加水されていても41℃位あり、ナトリウムが含まれている為暑い。露天風呂でも暑かった。
女性用内湯はこじんまりとした湯船に、こちらもドバドバという程では無く、まあまあの投入量。この時は秋か冬だったと思うので気持ち良かったが、夏場は暑いだろうと思う。
やまなみという宿名は後方に山が連なっているからなのだろう。
塩原温泉郷は、湯巡り等とうたっているが、日帰り入浴の時間が宿によりバラバラで、その多くは午後だったり、コロナでやっていなかったり、車でないと周れ無い場所だったりで、湯巡りしたくともできにくい。また温泉郷自体が徐々に寂れて来ているのかなといった雰囲気も感じるのだった。
アクセス例:JR那須塩原駅よりJR関東バスで塩原温泉バスターミナルまで。裏手側へ徒歩20分程登って行く。近くに美味しいかりんとう饅頭屋さんがある。
真賀温泉 真賀温泉館 (岡山県)
コロナの影響で入浴時間が短くなってた
湯原温泉鄉のいちばん南にある真賀温泉 真賀温泉館。
岩の間からお湯が湧いてる足元湧出です。湯温はぬるめで微かに墨汁の香りがする綺麗なお湯です。竹つづが刺してあり先端から湯が出てるのを手酌で皆さん飲んでられてました。前は入浴時間が1時間だったのにコロナの影響で40分以内となってました。
湯宿温泉 松の湯 (群馬県)
コロナウイルスで外来者は入浴禁との張り紙
4か所の共同湯の扉には全て「コロナウイルスの為外来者の入浴は禁じます」と言う張り紙がしてあったし、宿泊先の宿の方に入れないと言われていたので、この張り紙を見てやはり入れないんだと思ったのだったが、後で聞くとどうもそうではなく、宿泊すると外来者ではなくなるそうで、鍵を貰って入れるらしい。一体どっちがどうなのか解らないが、とにかく日帰り入浴客はダメらしい。
4軒在る共同湯の中でも松の湯だけが実に解りにくい場所にある。地図を見乍ら行っても通りには無く、ふと細い通路の様な道を覗きこんだ所に、それらしき建物が見えた。
建物の造りも他の共同湯らしい造りではなく、トタン小屋と言った感じ・・何故この共同湯だけがこんな建物なんだろう?
よく見ると松の湯と書いた看板がかかり、男女別の入り口があり、ものものしい鎖と鍵がかかっていた。
玄関口には湯桶と言うか源泉が貯まっており、上には柄杓があったのでそれで汲み出して持ち帰れるのだろう。触れてみたら滅茶苦茶熱かった。
湯宿温泉街にはちょっと感じの変わった石畳が有り、点灯していないライトや竹灯籠、立派な蔵も残り薬師如来も奉られていた。小さな温泉街の中に大きな源泉タンクがあり、そこから引湯している共同湯や宿が多いようだった。
アクセス例:JR後閑駅より路線バス猿ヶ京方面行きで湯宿温泉下車。
湯宿温泉 湯本館 (群馬県)
GOTOトラベル「そういったのは解りません」
つげ義春の温泉本に出ていた湯宿温泉。前から気になっており、本の様な温泉街の石畳と温泉街の雰囲気を楽しみに行った。午後の明るい内だったもので、本の暗い雰囲気は味わえなかったが、寂れて閉めてしまっている店も何軒か在ったりで、裏寂しさも幾分か覗いていた。大きな蕎麦屋がバス道路に1軒在り。
路地裏の石畳はそこそこ感じも良く、夏には前の川で蛍が飛ぶのだろうか、竹筒に穴を開けた灯篭も立っていた。大きく見応えのある蔵も残っていたり、薬師如来が奉られたりしていた。
湯本館はこの観音様と、2軒の共同湯の上側に建つ、古めのビルの様な宿だった。
他に2軒の共同湯が有るが、お宿の女将さんだか従業員の方だかに「残念ですがコロナのため入れません」と言われたので、散策だけにした。
群馬の川古・法師と並ぶこの辺りのお湯は、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉が多いのだが、湯本館はナトリウムがトップに来るため凄く温まる。そもそもの源泉が高温泉であり、庭に源泉湧出場所が在るため、熱く新鮮な温泉が湯船に注がれる事になる。
特に混浴の丸い湯船の大浴場は、源泉口に一番近く、その為岩や石等を通して少しでもと冷却を図っているがとても追いつくには至らない。石の上には析出物が真白く雪の様に積もっているのが面白い風景だ。ホースで加水可能だが浸かれるまでいかなかった。女性時間は翌朝の7時~8時半までで、女性用浴室と交代となる。
女性用の湯船は長方形で、湯の透明度は高く、湯底に敷き詰められた白い石?に温泉成分の緑が筋の様に入り、なかなかモダンになっている。湯船の水色のタイルが反映しているのだろうが、湯が硬質クリアブルーで綺麗だった。源泉投入口の周りには塩の様な結晶が固着していた。
こちらの湯船は少しずつ既に加水し続けてくれてあったので、足だけ入れて何度もかけ湯を繰り返して浸かった。浸かると熱いがとても気持ち良い湯だ。
やはり源泉が近いためか、温泉が生きている。熱いがまた入りたいと思える温泉だった。
しかし、上がるとすぐに汗が出て、部屋へ帰るも暑くて仕方がない。それ位良く温まるので冬は勿論、高温泉好みの方には気持ち良い湯だろうと思った。
貸し切り風呂は小さいが加水し続けても熱く、温泉と言うよりもほぼ水の様な湯に浸かったが、気持ち良さは味わえずすぐ上がった。入り口の扉の隙間に蛾かと思ったら別の大嫌いな物がいたので、2度とこの風呂には行かなかった。やはり湿度と暖かさがある為アヤツは好むようである。
部屋は広めで洗面台は有ったが、トイレは共同で全面タイル張りの清潔そうなトイレだった。部屋や寝具に嫌な匂いは無く、食事は部屋食で、宿泊価格からすれば良い方ではないかと思った。土曜日の1人泊で1泊2食8950円。
朝の会計になると初めて顔を出す御主人と言う宿が時々あって、ここもそうだった。
宿泊証明を書いて貰えるか問うたら「そう言った事は解りません」と無表情で言われたので「共同湯もコロナで入れませんでした」と言ったら「入れますよ」と言われ「でも女の方が入れないって言われたので入らなかった」「いいえ入れます。それは外来者だけで宿に泊まったら鍵を渡しますから」と言われたが後の祭りだった。
共同湯のある温泉街というのを楽しみに来る客もいるのだから、ある程度宿を任せているのであったら(予約時の受付も常にこの女性が対応されていた)コミュニケーションをしっかり取って置いて貰いたいものだ。
バス待ちをしていたら、浴衣姿で共同湯から出て来られた方達を見かけた。他のお宿の宿泊客だったので、やはり入っても良かったのかも知れない。
画像3、宿の裏手側・円筒部分は浴場
アクセス例:JR後閑駅より路線バス猿ヶ京方面行きで湯宿温泉下車。路地裏側へ徒歩2~3分
川古温泉 浜屋旅館 (群馬県)
豊富な湯量と柔らかさが際立つ湯
温泉に期待して行った。その温泉は期待に応えてくれるものだった。
混浴大露天風呂は、大量の湯がドドドドッと湯滝になり落下し、まるで滝つぼに入っているかの様で、湯面は常に波打ち流れる温泉が、新鮮で柔らかくとても気持ち良い。湯温がぬるめのためいつまででも浸かって居たくなる温泉だ。幸い湯滝の下で、一人長湯する事ができた。
泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉で、カルシウムがトップにくるとこんなに軽く柔らかい湯になるのだろうか?この湯に入りに来るだけでも良いのではと思う位の気持ち良い露天風呂だった。
混浴であるため女性は、宿泊しても300円で湯浴み着をレンタルするか、バスタオル巻きで。透明の湯ではあるし、広いし、中に岩があり仕切りの様になっているので、比較的入り易いと思う。
混浴内湯と男性用内湯はぬる湯と熱めとなっていたが、どちらも同じ様な湯温だった。湯船の造りもほぼ同じで、女性は混浴露天風呂だけ入れば後は、女性側にも露天風呂と内湯がある。但し、女性の露天風呂は小さく、眺めも悪く、湯量も少なく一応露天風呂があると言った感じなので、是非混浴露天風呂へ。
中でも浴感として一番心地よかったのが、女性の内湯。長方形の木枠の湯船の端の方には、プクプクと気泡が上って来ている。自然湧出なのかどうかは解らないが、源泉は湯底注入されているので、浸かると泡付きも見られる。ここの湯温は一番暖かい感じもし、浴感が一番柔らかい感じもしたのだが、別源泉ではなく全て同源泉だとの事だった。泡付きが見られたのはこの湯船だけだったが「他でも付きますよ」と御主人。
宿全体としては昔の大型旅館。きっと団体客が大勢訪れていたのだろう。部屋は広く、トイレ・洗面・冷蔵庫があり、ここまでは良かったが、何だか臭い。何の匂いだろう。煙草と古く長く使われて来た匂いが壁等に沁み付き部屋全体の匂いとなっているのだろうな。
しばらくするとそれ程感じ無くなるのだが、入って来た時には必ず感じる嫌な臭いだった。
浴場の更衣室の壁も剥がれ、雑然としB級感丸見え。それに男性側と女性側が廊下で繋がっているため、男性が女性を呼びに来る事もあった。何よりも嫌だったのが、バスタオルが煙草臭かった事。我慢せざるを得なかったが、入浴後この匂いに包まれると言うのわね~。
料理は小食の方を頼んだら5品程だった。味付けも美味しくなく、宿泊料金を考え併せて2にさせて頂いた。次回は素泊まりにしたい。自身で来れるなら日帰り入浴がベストかも。でも温泉が良いので泊まってゆっくり入りたいし・・と言った感じの宿だった。
大型旅館だがほぼ御主人1人で回している様な感じで、落ち着いた声の御主人は御親切な方でもあり、送迎時間が決まっていたが、時間ができたからと早めに出発して下さり、猿ヶ京まで送って下さった御蔭で、法師温泉へ行く事ができた。goto<トラベル対象宿。
アクセス例:JR後閑駅から路線バス猿ヶ京方面行きで休石下車。送迎3便・時間指定されており要予約。帰りの送迎は通常10時半頃出発。