温泉クチコミ
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法師温泉 長寿館 (群馬県)
国鉄フルムーンのポスターで知った大正ロマンの湯
到着すると涼風がそよぎ、空気が違った。赤いポストがトレードマークの玄関口や、苔むした屋根、木造の渡り廊下の手延べ板硝子、ラムネを冷やした樽に赤い暖簾の看板が揺れ、どこをとっても趣がある。大正ロマンの湯と共に、法師温泉はやっぱり素敵だ。
今回は日帰りで訪れ、混浴の法師の湯へ入れる時間を待ったが、かなわなかった。日帰り入浴は11時~13時半受付(14時退場)終了の15分程前位になるとやっと空き出し、入れるかと思った時に学生達がやって来てアウト。やはり透明の湯である事と人が多い事が女性の入浴を困難にさせている。バスタオルも水着も着用禁となっている事もあって、日帰り入浴では女性は誰も入っていなかったと思う。
以前宿泊した際は、夜中を狙って法師の湯へ行ってみたものだったが、それでも人が大勢いた。今は女性専用時間が20時~22時に設けられている。
女性用の長寿の湯は15時~20時が男性用となり、玉城の湯は宿泊者限定で20時~7時が男性用になっていた。平日で空きがあれば1人宿泊でも可能。2021年3月2~4日は女性限定の宿泊日となっていると言うのが興味深い。
女性専用の長寿の湯は小さめの木風呂だが、隅の方一画に水泡が湧き上がっている足元湧出泉である。湯底は楕円形の石が重なり、木風呂、木の床板、木の梁の天井が高く、小さいながらさすがに雰囲気の良い浴室。湯は熱くなくゆっくり浸かれた。
別棟の玉城の湯は足元湧出では無いので、やはりこの長寿の湯と法師の湯が良い。
法師の湯は総木造ながら、窓がアーチ型をしており、丸太で仕切られた幾つもの湯船が連なっており、なかなかこの雰囲気の浴室は無い。湯加減が違うのでそれぞれ好みの湯に浸かれるのがいい。
初めてこの浴室を見た時は、ほの暗かったせいなのかもっと広く感じたものだったが、今回は案外小さく感じた。しかしやはり雰囲気抜群の法師の湯にはもう一度入ってみたいと思った。
法師温泉の敷地は広く散策もできる。どの建物も素晴らしく味わい深い。
遠く行きにくい場所にあるように思っていたが、群馬の後閑駅からは湯宿~川古~法師とライン上に並んでいる。土地勘が無くその事に気づかず宿泊を逃したが、路線バスと村営バスを乗り継ぐと公共機関でも行く事ができ、青春18切符を利用し、当日大阪まで帰る事もできるのでいつか宿泊してみたいと思った。gotoトラベル対象宿。
アクセス例:JR後閑駅から路線バスで猿ヶ京まで。水上町営バスで法師温泉(日帰り入浴時間中に乗り継ぎができるのは、行き午前10時便と戻り午後3時便のみ。宿泊は午後の2便のみとなっているので要注意)
駒の湯温泉 駒の湯山荘 (新潟県)
サイダー瓶になったかのよに
こざっぱりと清潔な館内と部屋にはランプが吊り下げられており、石油ランプ1つと電気ランプ1つ、小さな文机が1つと、お茶セットと胡桃のお茶うけが置かれていた。
ピンクの掛布をかけた寝具も用意されている。テレビは無くスマホも圏外という駒の湯は、ポリシーを持って秘湯を守る会を脱会し、姉さん女房の女将さんと話し好きの御主人の二人三脚で一生懸命営業されている。何と言ったって夏が良い。夏の温泉だ。
畳の上にゴロンと寝転ぶと、石油ランプですすけた白壁と天井が見える。扇風機のぬるい風と、何処からともなく漂ってくる石油の香りが、染み付いているのか安らぎを与え、もうこれだけでもいいような気もしてくる。
さあ、温泉だ。さっそく川原の混浴露天風呂へ、虫よけスプレーと赤い湯浴み着を持って、麦わら帽子をかぶって石段を降りて行く。
アレ?ジャグジーパイプが無い。太い1本のビニルパイプが湯の中に入っているだけだ。
後で聞いたら去年の水害でパイプが流されてしまったそうだ。そうだったんだ。個人的にはあのジャグジーで身体が浮く軽い温泉と、流れて行く湯を見ているのが好きだったんだけどなあ。
湯に浸かるとすぐ泡が付いてくるのは変わらず、コレコレと嬉しくなりながら、サイダー瓶になったかの様な気分で源泉に浸かっていた。
今夏は暑く、9月初旬でもまだ暑いので、加温槽に浸からずでも行けた。冷泉ではあるが30度以上あるのですこぶる入り易い。この湯だけが別源泉だそうだ。
次に向かったのは、女性用内湯。何故この湯が好きなのかと言うと、源泉が空気に触れず、直接湯の中に投入されているためか、浸かった瞬間から全身微細な泡で厚くコートされヌルヌル。うっかりソープをちゃんと洗い流せて無かったのかな?と思ったくらいヌルヌルする。そして超しっとり!湯上り後のしっとり感は、この湯は特別である。アトピーの方や乾燥肌の方には特にお薦めしたい。
初めて来た時、見た目地味なこの湯だけ入らなかったら、女将さんに「あら、あの湯が一番いいのに」と言われ、次回からは好んで入っている。別源泉のように感じるが同源泉。
貸し切り風呂は2か所あり、共にとても広い半露天風呂。岩風呂にザバザバと源泉が投入されており、勿体無いくらいだ。アルカリ性単純泉だが微かに硫黄の香りがするのも良い。
特に時間制限も無く、札を入浴中にして好きなだけ入れる。
駒の湯は源泉の冷泉浴槽の横に、全て加温槽が付いており、セルフで加温された温泉を入れ温まりの湯として使う。交互浴としても使える。
今回は入っていないが混浴の内湯もある。
夜に行ったのが、外来者用の露天風呂(女性は内湯)で、ここは源泉が奮湯しており、ドバドバの湯が浴槽の周りまでも満たしている。さすが1分間に1820mlと言う物凄い湧出量だ。
館外にあり、外へ出ると星が綺麗だった。駒の湯での星空は期待していなかったが、標高は高くないが周りが暗いため、美しい星空が見られる。湯船に浸かりながら星空ばかり見上げていた。庭にも椅子とテーブルが設置されている。
山宿と言えば虫との闘いが待っているが、駒の湯の御主人は虫を天敵と思われているかの如く、徹底対策を講じて下さっているのが心強い。アブ対策として、8月中は宿がネットで包まれるがごとく、館内あちこちで白い虫よけネットが張り巡らされている。そして年中、至る所に防虫スプレーが設置されている。
アブの時期、川原の露天風呂へ行く際は、農作業の方がかぶっている様な、麦わら帽子にネットが付いた物をかぶり、湯に浸かる。これには成程~と感心した。
今夏は茶毒蛾に苦しめられ、8時間防虫スプレーも加わり、徹底清掃に努められていた。
御主人からそんなお話を伺いながらの夕食は、幾つものランプが吊り下げられた食堂で頂く。塗りの膳、塗りの食器に山の幸が盛られている。熱々の天ぷらと岩魚の塩焼きが運ばれて来る。和やかな夕げの時間だ。
お腹が満たされた後、ランプの灯りを一人ぼぉーっと眺めているのがしみじみとして、何故か私は好きなのだ。
温泉に満たされ、宿に満たされ、やっぱり夏はここに来なくちゃなあと思った。
アクセス例:JR小出駅より路線バス栃尾又温泉行で大湯温泉下車し送迎(午後2便のみ)あり。但し現在コロナウイルスで15時台のバスが運休しており、送迎は12時台の便のみとなっているので要注意。
*青春18切符で小出―大阪間(関東経由)1日(1枚)乗車で利用可能
出雲湯村温泉 湯乃上館 (島根県)
次回は宿泊してみたい
奥出雲湯村温泉、元湯、漆仁の湯。
2回目の訪問です。夕方にお邪魔したのにずっと貸切でした。
お湯が凄く綺麗だし癖もなく美味しかったし、ここの雰囲気が凄く気に入りました。内湯からオーバフローしたのがそのまま露天風呂に注がれる。入之波温泉湯元 山鳩湯と同じなんだ。
ただひとつだけ浴槽の床のつぶつぶが気になりますが、今度はゆっくり宿泊したい。
乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 (秋田県)
何度も行きたい!
初めて時間をかけて行った鶴の湯は別世界でした。
本館の囲炉裏がある部屋はいつも満室。次はその部屋を狙って予約したいです。
新館の部屋も良かったのですが。。
テレビもなく電波もあまり届か居ない場所ですが、それがまた良い。
都会の人込みに疲れてる人は、ぜひおすすめです。
三斗小屋温泉 煙草屋旅館 (栃木県)
日帰り入浴受付中
コロナで客が少ないため、6月より異例に日帰り入浴も1000円で受け付けている。終了は未定。折角行くのだからと、煙草屋さんと大黒屋さんに1泊ずつする事にした。
大丸温泉ニューオオタカ~峠の茶屋~茶臼岳登山~峰の茶屋へ。
峰の茶屋のガレ場を下るとすぐ、谷底に三斗小屋温泉が見える。祖谷温泉ならケーブルカーだよなと思いながら、祖谷温泉よりずっとずっと深い森に沈む谷底を目指す。
とすぐに、えーっ!ここを下るの?と言う道幅30~50㎝程の砂礫の急坂が・・隣は崖。
こんな恐ろしそうな道とは知らなかったよ。この道を見て宿をキャンセルした人もいたそうだ・・だよね~と思いながら、僅かな冒険心が勝って恐る恐る下り始めた。強風で進めず四つん這いになってそのまま凍死してしまった人もいたらしいし・・
急勾配ではお尻を着いて滑り降りた。だって怖いもん。10m程の下りだが二度と嫌。今度は頑張ってでも朝日岳登山ルートで行こうと思った。
ようやく到着し突如現れる風景は、映画のロケセットの様なちょっと異次元のレトロな雰囲気感が漂う世界。
煙草屋旅館の温泉は3つあり、いずれも源泉かけ流し。まず入った共同湯と言う混浴内湯は14時半~15時半が女性用。石鹸・シャンプー禁ではあるが、ようやく辿り着いた後の温泉程気持ち良いものは無い。
浴室全部が木造で、板張りの床に木風呂が2つ連なり、投入口が無い方がややぬるめ。とは言っても熱いので、まずかけ湯で身体を慣らしてから浸かる。43℃位だろうか、無色透明無味無臭の湯は熱いが気持ち良い。窓からは緑が見え山も見え「来たなあー」と言ういい感じ。
隅には色んなお掃除グッズが立てかけられており、山小屋温泉とは思えない位とても綺麗に掃除されていた。そのこざっぱり感が浴室の気持ち良さを更に高めている。
次にこの宿メインの混浴露天風呂の女性用時間、15時半から16時半がやって来た。
宿から少し歩く。おぉー遠くに山。この景色はちょっと高峰温泉の露天風呂を思いだしたが。
楕円形の露天風呂も2つに仕切られており片側がややぬるめ。湯船の内壁はデコボコした造りになっているが、これもまたよく掃除がされている。露天風呂であっても、壁も湯底もヌルツキが無く、気持ち良く入れる。浴感はツルツルしていた。
ここにも掃除道具が並び、箒の毛先は良く使われはねていた。毎日湯を抜き、徹底的にお掃除されているようで、湯船は磨かれていた。
女性時間は18時~19時にもあり、夕陽が落ちる所を見られ、感動的だった。
翌朝まで使えるので、晴れた夜には満天の星空も露天風呂に浸かりながら見る事ができる。ベランダからでも星空が見え、天の川と流れ星が1つ見られ嬉しかった。
もう1つの女性用内湯の湯は鉄分が多いのか金気臭がし、湯船が茶褐色に染まっていた。こじんまりとしており、籠もり湯にもってこいだと思ったが、蛍光灯の電気が明るすぎて・・。もっとほの暗くした方が、落ち着いてゆっくり籠もり湯ができるのにと思った。
食事は取り立てて言う様な物は出されないが、食材を含めこの宿の生活用品は全て、ヘリコプターでの吊り降ろしにより運ばれていると思うと、貴重である。良質なお米と茶葉が提供されている事に感心した。
山小屋ではあるが個室対応。談話室は2か所あり、紅茶サービスがあった。枕カバーと、ハーフシーツを提供してくれる。浴衣もレンタルできる。消灯後も真っ暗ではないので、ランプの用意は必要ない。飲料水は沢水を消毒したものが飲めるようになっており、途中の道では延命水と言うとても冷たい沢水が飲める。
電波環境が悪く、携帯電話・テレビ・インターネットいずれも繋がりにくく、gotoトラベルはできなかったそうだ。1泊2食で10000円。
こんな所に温泉宿が・・と言った感じの煙草屋旅館は、露天風呂から山へ落ちる夕陽と満天の星空が見られる、登山してしか行けない本物の温泉宿だった。
ちなみに大黒屋旅館の内湯は渋い。深い宇宙(空)の様な深い深海(海)の様な深い藍色の湯底に、鉛銀の光が鈍く光る神秘的な温泉。永年の温泉成分の結晶である湯底はちょっと他には無い素晴らしい雰囲気の湯船だ。熱めの木風呂とぬるめの岩風呂が、1時間ごとに男女入れ替わるというシステム。
こちらのお宿は生活必需品はヘリコプターの吊り降ろしではなく、食材含め全て、徒歩で下山しての買い出しで、山小屋とは思えない手作りのお料理が感激的だった。連泊したい温泉宿だ。石油ランプが郷愁を誘う(gotoトラベル対象宿)〔br />
三斗小屋温泉、どちらもいい。煙草屋旅館の露天風呂には一度は浸かってみたいし、大黒屋の神秘的な内湯にも是非浸かってみて欲しい。
アクセス例:JR那須塩原駅より路線バス那須ロープウェイ行きで大丸温泉下車。前泊し翌朝登山で三斗小屋温泉まで。
西那須野温泉 千本松温泉 (栃木県)
レジャー施設にある穴場的温泉
レジャー施設の中にありながら、本物の良泉で穴場的存在。他のお客さんも「いい温泉ですよねー」とこんな所にこんな良い温泉がある事に、驚きを交えながら入って行かれた。
その通りで、初めて来た時には何の期待もしていなかった温泉が、以外や以外良いのであった。
PH9.0のアルカリ性単純温泉であるが、色はモスグリーン系で香りは木系という不思議な温泉。木系の温泉は少なく、個人的には硫黄泉の香りに次いでこの木系が好きだ。これが単純温泉で味わえるというのは貴重であり、しかもヌルツキもあり、更に源泉かけ流しでもある。
内湯は小さめで、湯温計は44℃を指していたのでかけ湯だけで済まし、サッサと外の露天風呂へ。
露天風呂は2つに分かれているが、手前側のは日陰も無く熱いので、一番好みの奥の露天風呂へ。湯船の中に造れれた大きな岩肌を縫い源泉が流れ落ち、その間に湯温が下げられるという仕組みになっている。トロッとした感じの湯は、ぬるめ~適温になっておりゆっくり浸かりながら、木系の香りを嗅ぐ。
露天風呂にも洗い場が完備されていた。外に目を向けると桜の木が連なり葉を茂らせていたので、春は桜を愛でながら温泉に浸かれるだろう。
コロナで営業時間が13時~21時に全ての曜日が短縮されており、人数も8名制限とされていたが、知る人ぞ知ると言った感じの温泉なので静かである。入浴料700円。
千本松牧場の敷地は広く、温泉は奥まった所にあり、畑では‟とうもろこし巨大迷路”という、人との接触の少ないイベントが行われていた。春にはいちご狩りを楽しんだ後、温泉に入れる。今回は休日に行ったのでファミリーで賑わい、関東方面からの車が続々と入って来ていた。日帰りで楽しめる施設である。
アクセス例:JR那須塩原または西那須野駅から那須塩原バスターミナル行の路線バスで千本松下車。徒歩12分程。
般若寺温泉 (岡山県)
県内で、日帰り貸切で検索した結果般、奥津温泉近くの般若寺温泉へ当日朝に決めました。県外への温泉も考えたのですが、こんな時期なので県内でのんびりと。1時間完全予約制ですが、起床時間には営業しておらず、とにかく北へ向かう事にしました。予約いっぱいならその時はその時です。予定も無いので行き当たりばったりです。2時間くらいかかって般若寺温泉に到着!電話した結果2時からなら空いておりますと。。。
では、2時からお願いします!と。
到着時間10時半ですので、3時間半待ち。。。。。
行き当たりばったりなんで、なんて事ないです。
近くの大釣温泉で、早速家族風呂を堪能しました。
ここの家族風呂から、なんと般若寺温泉丸見え❗️
まぁ遠くなんで、男性女性の判断も付かない程度なんで
なんて事ないでしょうが。
露天風呂にも目隠し?的な柵もありますが、内湯と露天の道中は気をつけましょう❗️数メールですが、気をつけましょう❗️
内湯は、大好きな鄙びた感満載で最高です。ヌルヌルしたお湯も、良い感じです。
完全予約制の貸切なので、こんな時期ですが安心して堪能しました。
しかし
暑かったです。夏なんで。
温泉津温泉 薬師湯 (島根県)
温泉津温泉 薬師湯
2019年10月に、4世代8人で温泉津温泉へ。
あずまや旅館さんにお世話になり、美味しい料理と最高の雰囲気を味わいさせて貰いました。
あずまや旅館さんにも、薬師湯と同じ温泉源からひいてるお風呂もあるんですが、やはり薬師湯堪能は、必須科目です。残念ながら元湯は、工事中?でした。
そもそも、温泉を語るには程遠いオヤジデビューのおいらには、この温泉津温泉と言う名前が温泉の中の温泉❗️って感じで、とにかく気にいってます。そう。単純なのです。はい。
家族にも楽しんで貰える様に、色々と調べました。言うまでもありませんが、オール5❗️これで全てが判ります❗️
オール5❗️はい。
薬師湯の中の写真が撮りたかったです。。。
甲子温泉 旅館大黒屋 (福島県)
風情ある巨大風呂
大丸温泉から向瀧に向かう途中、こちらの大岩風呂が有名な大黒屋さんを日帰りで訪れました。日帰り入浴開始時間に伺ったのですが、同じタイミングで訪れる方々が何人もいらっしゃって、流石の人気を伺わせます。長い階段を降り、迫力のある川にかかる橋を渡って大きな木造納屋のような建物の戸を開けると、いきなりもう巨大なお風呂が目の前に。古い木の梁が豪快に組まれた天井と巨大な浴槽は迫力満点です。脱衣スペースが同じ室内の端にあり、そちらで着替えて入浴します。無味無臭透明な温泉で、むしろ建物のヒノキ?の香りが漂う空間でした。40度くらいの適温で、ぼーっと入っていられる温度です。最深部は1.2mにもなるとのことですが、底には巨大な岩が無造作にいくつかあり、温泉が自噴する岩の割れ目を囲うようにそのまま浴槽を作った、という感じです。隣の沢の音を遠くに聞きながら、このノスタルジックな風情のある風呂に静かに入っていると、どこかにタイムスリップしたような感覚になります。静かな夜に入るとなお良さそうです。
脱衣スペースに一応ついたてはありますが、ほぼ見えますし、どんどん人が来ますので、日帰り入浴だと女性の方は大岩風呂は厳しいかもしれません。すぐ隣の建物に女性専用の浴室があり、大岩風呂と同じお湯が使われているそうですが、大岩風呂目当てなら宿泊が良いと思います。