昭和初期の西洋建築が特徴 自然湧出の美人湯が人気
- 公開日
- 2019/09/21
- 最終更新日
- 2019/10/01
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管理人総合評価
4

有福温泉へは3か所共同浴場があり、その中で一番立派で西洋風建築の建物が素晴らしく、他2か所の共同浴場とは一味違うのがここ、御前湯である。
有福温泉はよしだやという旅館へ宿泊して湯めぐりをした。
この日の空は青く、すがすがしい気温。湯めぐりには最適な日だった。
ちなみによしだやは有福温泉で自家源泉を持つ貴重なお宿だ。
共同湯までの道は長い階段を上る。石造りの建物で窓や入口がアーチ型になっており一味違う外観。西洋風の雰囲気が不思議な感じだ。
この建物は昭和3年に造られたらしい。
自然湧出の新鮮湯!熱いけど柔らかい美人湯

内湯:男女各1
浴室もちょっと変わっていて8角形の浴槽にアーチ型の窓、タイルでできた壁や床が独特。
湯船の真ん中にある湯口も丸く、まるでそば粉をひく石臼のような形をしている。
湯量は多くはないが、45,5℃自然湧出の源泉がそのまま投入されている。
(現在は47,3℃と温度があがったらしい)
少し熱めには感じるがピリピリ感はまったくなく熱さも和らぎ気持ちがいい。
源泉投入量が多いわけではないわけだが鮮度の良さを感じる湯だった。

アーチ型の窓が素敵

洗い場
あまり特徴がない湯といえばない湯ではあるが、3か所の共同湯の中で鮮度と濃厚さ、なめらかで柔らかい湯が気持ちよく、一番気にいった。
有福温泉の真ん中にある共同浴場です。
熱いけどさっぱりするお湯でした。
思い出
有福は人が少なく鄙で落ち着きます。
結構急な坂に宿が張り付いてます。
湯は柔らかい。