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鉛温泉 藤三旅館

鉛温泉 藤三旅館 イメージ

日本一深い自噴岩風呂が独特の雰囲気を放つ温泉

公開日
2018/11/03
最終更新日
2019/10/10
投稿者
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  • 管理人総合評価

    4.0

    3.3

  • ユーザーの評価(1件)

    3.4

    3.4

鉛温泉 藤三旅館 外観
※※※※このレポートは2004年11月に訪れたものです※※※※

今から約六百年前、ここの温泉宿主、藤井家の遠祖が高倉山麓でキコリをしている時、岩窟から出てきた一匹の白猿が、カツラの木の根元から湧き出す泉で手足の傷を癒しているのを見たという事から有名な立って入る湯は「白猿の湯」(俗名 桂の湯)」と名づけられた。

賢治の童話「なめとこ山の熊」に『腹の痛いものにも利けば傷もなおる鉛の湯・・・・・』と歌われている。

そんな立ち湯にぜひとも入りたいと思い、東北巡りをした際に寄ってみる事にした。

 

 

 

 


昭和十六年建築のケヤキ造り三階建ての宿は独特の趣きがありどっしりとしている。

旅館には旅館部と自炊部がある。自炊部は2食付でもかなり安い料金で宿泊できる事もあり、東北では有名で人気の自炊宿だという事だ。

日本有数の深さ1.25mの立って入るめずらしい温泉

白猿の湯 混浴(女性タイムあり)※写真は公式ページよりお借りしました

白猿の湯 混浴(女性タイムあり)※写真は公式ページよりお借りしました


階段を下りたところにある白猿の湯は天井が高く、吹き抜けになっている。浴室は静寂な空間で静かに入浴していると、お湯の流れる音のみが響いて聞こえる。湯は熱めで無色透明。お湯にはあまり特徴を感じられなかった。湯船は様々な入浴方法があるが、立って入る湯船は少ないと思う。立って入るので水圧がよりかかって血行をよくしよく効くらしい。

ちなみに、他にもここを超える深さの浴槽は、「黒川温泉 旅館こうの湯」1.6m、「真賀温泉 真賀温泉館」1.3m、「作並温泉 一の坊 広瀬川源流露天風呂」1.3mなどもあり、藤三旅館は自噴泉としては、深さ日本一とのこと。

白猿の湯は混浴で今まで入った中でもかなり入りにくい方だと思う。上の廊下からふすまを開けると見える事もあるし、男性入浴客も多い。浴室をのぞいただけで帰っていく女性客は多かった。ここへゆっくり入りたい女性の方は日帰りでも女性専用時間(19:00~20:00)に入れるのでその時間に訪れる事をお勧めする。※女性専用時間については私の記憶ですので確実ではありません。行く前に宿へ直接ご確認ください。


旅館内は少し変わった昔のままのホテルといった感じで、ホテル内が少し暗めで静寂な印象が強い。

 

 

 

 

 

 

 

鉛温泉 藤三旅館の評価はこちら!

  • 温泉

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    上質湯

  • 温泉の雰囲気

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  • また行きたい

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  • 部屋

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管理人総合評価
4.0
3.3
とさせていただきました。

クチコミ(1件)

渓流露天風呂が気持ちいい

3
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温泉
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温泉の雰囲気
4
また行きたい
4
部屋
4
食事
3
2021年4月頃に訪問

湯治部・旅館部・高級旅館を併せ持つ藤三旅館。昔、秘湯を守る会の宿であった頃宿泊し、その後日帰り入浴でも訪れ、今回は北上展勝地の桜を見に訪れ、湯治部に泊まってみた。
館内には昔の湯治部の玄関口が残されているが、現在は使われておらず、受付は旅館部の入り口で行う。 湯治部の館内は暗くレトロで、トイレ・洗面所は共同であるが、トイレはウォシュレットで快適だった。部屋にはコタツも置かれ、寝具共に嫌な匂いも無く過ごしやすかった。
料理が美味しいとは言えないけれど、2食付きで6000円台とあれば致し方無いだろう。お膳の部屋出しであるというのも嬉しい。

他にも湯治部で良かったのは、昔からの白猿の湯と桂の湯と言う露天風呂を併設している浴場が近かったという事も、良かった理由に挙げられる。
旅館部の方には、比較的新しく造られた展望浴室と、小さな貸し切り利用もできる浴室があったが、ここは見に行っただ入らなかった。高級旅館の事は解らない。

さて、その有名な混浴の白猿の湯は、高い高い天井の浴舎の底に、楕円形の深い深い湯船を持ち、湯底から湯が湧き上がる自然湧出泉。
湯船の縁側に少し腰かける場所も造られているが、湯船内のほとんどは完全な立ち湯になる。
やや熱めの温泉と、泉質は単純温泉となって入るが、ラジウムを含んでおり非常に良く温まる。そして深いため水圧の影響もあるのか、白猿の湯の前に露天風呂にしばらく入っていたためか、それらが合わさった影響でか、湯船から上がる際、少しのぼせ気味になってしまい、冷泉に長く浸かっていた。
白猿の湯船の横に丸く小さな冷泉が有るが、これは別源泉では無く、同じ源泉を加水してぬるくしているだけだそうである。でも、この冷泉はやはり必要なのであろう。交互浴が気持ち良かった。
あれだけ天井が高く広く寒そうな浴室であっても、決して寒いという事は無いのは、それだけ温泉に暖まり効果があるのだろうと思う。
こんこんと透明な湯は、バスタオルや湯浴み着は禁止なので、女性はちょっと入られそうもない。昔は無かった女性専用時間が設けられているので、宿泊すると夜と朝の2回は入れる。

私的には白猿の湯より、渓流の露天風呂の方が気持ち良いのは、やはり内湯では熱すぎてゆっくり浸かっていられないからだろう。桂の湯には内湯があるのだが、湯温が熱いという訳では無く、ラジウム効果か物凄く温まり暑くなってくるのだ。
そこで気持ち良いのは何と言ったって露天風呂。川沿いにあるため心地良い風に吹かれながら、ザバザバと溢れだし流れて行く温泉に浸かっているのは最高である。
黄土色の粘土とマーブルカラーになった特徴ある湯船は、私的には決して美しい物に見えないが、それは好みとして、源泉かけ流しの温泉の露天風呂は本当に気持ち良いものだ。

藤三旅館の温泉と言うとどうしても、紺色の石と紺色の湯船と言うイメージが浮かんでしまい、やや固さ・冷たさを持つ男性的な湯船と言うか、鉛温泉の鉛のイメージと重なると言うか、白猿の湯が深く沈んで暗いイメージを持つと言うか・・男性から見たらまた見方が変わり、それらを落ち着きと見えるのかも知れないけれど・・今までもうひとつ気が向かなかったのだが、今回温泉の気持ち良さと、湯治部の快適さに、これからはコスパの素晴らしい素泊まりで泊まりたいと思った次第だった。

アクセス例:JR花巻駅より無料送迎バスあり(迎え3便、送り1便〕路線バスは1時間に1本。

2021-04-26 11:10:44
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