温泉クチコミ
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弓ヶ浜温泉 湯楽亭 (熊本県)
2種類の温泉に入れてお得な感じ
久々の温泉です。ここは赤湯と白湯の2種類のお湯に交互に入る事ができます。
赤湯は洞窟のようになっており、黒川温泉の新明館を思わせます。脱衣所から温泉に入ると、白湯と呼ばれる無色透明のお湯が迎えてくれます。とりあえず白湯に入りますが、とてもぬるいので、すぐに赤湯に移動。洞窟の奥に進むとブクブクと泡の音がします。赤湯は黄色い感じの色なのですが、壁には解説が「元々赤かったお湯が変色して気温により黄色や白濁したお湯になった」との事です。
洞窟の一番が源泉のようでしたので、暗い洞窟の中でゆっくりと寝転んでつかる事が出来ます。
赤湯はそこそこ暖かいので、体が温まったら、先ほどの白湯に戻ってクールダウンします。
どうも、この繰り返しが良いようです。湯舟の写真は撮れませんでしたが、駐車場の猫たちはいっぱい撮れました。
有福温泉 御前湯 (島根県)
今日3か所行きました
昨日21時50分東京発のサンライズ出雲で10時に出雲市に着きました
さっそく有福温泉御前湯、温泉津温泉元湯、薬師湯に入りました
御前湯は温泉の透明感に驚きました
こんなにきれいなお湯は初めてです
湯加減もちょうどよくゆっくり入れました
元湯は初めての人用、ぬるい湯、熱い湯がありましたが、ぬるい湯で私には十分熱かったので初めての人用に主に入りました
薬師湯は2~3分で出るようになど注意書きが多いのが気になりましたが、それだけ温泉を大事にしているということだと受け止めました
いずれも地元の方が利用されているので、お邪魔します、という気持ちで入りました
また訪れたい温泉でした
四万温泉 積善館山荘 (群馬県)
日帰り利用で堪能させてもらいました
四万温泉に初めて行きまして、某所に宿泊。
共同浴場とか旅館さん以外のお風呂に行こうと思ったら営業時間外になってた(共同浴場系は15時終了)。こちらはもうちょっと遅くまでやっているのですけど確か17時最終入湯。
間に合わなかったので朝10時の営業開始に合わせて行ってみました。
クラシカルな脱衣と浴場が一緒のタイプ。
大きな湯船じゃなくて、湯船が5個あるタイプ。
お湯の出方が違うのか、微妙に湯温も異なります。
掛け流しなので入るとドバドバーとオーバーフローします。
っていうのを5回楽しむことができますw
サイドにはサウナ?もあり。私は狭いところダメなので使いませんでしたけど。
時間がなくて30分くらいしか利用できませんでしたけどいいお風呂っすねぇ。
」泊まりとかでゆっくり利用してみたい。
熊の湯温泉 熊の湯温泉ホテル (長野県)
深緑色の神秘の湯(日帰り)
日帰り入浴は限られた時間しか入れないが、スケジュール的にギリギリの時間での訪問となった。
1000円オーバーの高額な入浴料を払うと、フェイスタオルが一枚付いてきます。
建物は古く、お世辞にも綺麗とは言えません。
お風呂場にロッカーはないので、館内入り口にあるコインロッカーに貴重品を入れてるしくみです。
脱衣所はカゴが置いてあるのみですので、持って行かない方が無難でしょう。
温泉はとても神秘的な色をしており、色だけで感動します。
この日は時間帯的に貸切でした。
一部表層に温泉成分の膜ができていました。
硫黄成分があるので、ピリつくかと身構えていましたが意外と私は大丈夫でした。
独特の香りもあり、お値段分の価値があると満足できました。
湯上がりもほのかに香りが続き、保湿すれば良い温泉だと思います。
個人的にはタオル要らないから値下げして欲しいなと思います。
ちなみに宿泊は何度も考えたことありますが、古い建物ですが素泊まりでもとても高いお宿です。
中崎山荘 奥飛騨の湯 (岐阜県)
値上げの波
青白い温泉?に惹かれて訪問。
事前情報より値上げされており、少し高いなぁと思いつつ入場。
施設は比較的綺麗で、休憩所もあり待ち合わせに便利です。
温泉はほぼ無色で、薄く濁っている感じ。
湯の花のような物が底に沈殿しており、歩くと舞う。
水を足しているせいか匂いは強く感じない。
飲水場所があるが現在は水しか飲めない模様。
露天風呂は木の枝を伝って湯温を冷まして
源泉を楽しめるが、空気に触れる時間が長いからか
元からなのか香りは少なめ。
色は無色透明に近い。
サウナもあったようだが、今は壊れて入れなくなっていた。
湯上がりは少しピリついたが、すぐにしっとりした。
相方さんは何ともなかったそうだが、私の場合
足裏は乾燥してカサカサになったので、
肌の弱い方は保湿剤持参が良いだろう。
松之山温泉 みよしや (新潟県)
泉質の良さと、絶対にゴキブリは出ないという安心感
最初に感じた堅苦しさは、帰る時には良い宿だったに変わっていた。
長岡花火の翌日、松之山温泉郷には昼過ぎに着き、日帰り入浴を行う予定の温泉宿は閉館だったり休みだったりで、滝見屋という蕎麦屋で時間を潰したが、此処もまたやたらとうるさい窮屈な食事処だった。
そしてみよしやのインターホンを鳴らしたのが2時過ぎ。まだ早いよな、確かチェックインは3時だったからと思いながら・・
出てこられた高齢の女将さんに「まだ早い」と言われ、そうですよねと鷹の湯へ入りに行く事にした。とにかく何処かに入っていなければ、新潟と言えど暑すぎておられない。
そして3時半ごろ再訪し、ようやく2階の部屋に案内して貰った。扉を開けると微かにカビ臭さが・・綺麗ではあるが古い建物なのかも知れない。
此処は自炊専門の宿だが、周りには食事処が沢山有るので、特に飲食物を購入して来る必要も無かった。
そしてまず目に付いたのは、酷く綺麗に片付けられている自炊室だった。
ガスコンロは有料だが、コンロ台や流し台はピカピカに磨かれ、壁には調理道具がずらりと綺麗に掛けられ、食器は整頓され並んでいる。
炊飯器や鍋、一本の包丁、生ごみバケツ、洗剤、台拭き・・そして大型冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、オーブントースターは当然備わっている。
そしてだ、それらの物には、一つ一つと言って良い程の、注意書きの貼り紙がされているのだった。
始めは驚いた。だがそれがだんだん面白くもあり感心に変わっていった。
この貼り紙はおそらく若いご主人が作られて貼っているのだろう。
これだけの注意書きや呼びかけがあるからこそ、この自炊室の綺麗さは保たれているのか?
シーンと静まり返った気品ある清潔な台所。此処では絶対にゴキブリは出てこないだろうという安心感。
自炊室の隣にはトイレが有り、男女別のウオシュレットトイレ。これがまた清潔。そして当然の貼り紙と共にある安心感。
洗面台も勿論清潔。そして貼り紙があるので、汚さないようにとつい心がけてしまう。
廊下に置かれた3つのごみ箱の後方は、少し壁との隙間を設けており、履き箒が下がっている。確かに隙間なく詰めて置くと掃除をしない事になるからかと感心。
そして何より多く目に付いたのが「館内全て禁煙」の張り紙。
勿論だが、一階にある浴室にも多くの貼り紙が。そして館内全て清潔で気持ち良い。
この宿は高齢の女将さんが接客担当を担っている様だが、まさかこの女将さんが1人で掃除をされるわけでは無いだろうと思い尋ねてみた。とても綺麗にされており感心した事を伝えると「そんなの当り前でしょ!」という言葉がはっきりと返って来た。
どなたがお掃除を?と問うと「若い者達」との事で、ご主人を3年前に亡くされ次の世代に宿を譲り「私は86になるのよ」と、しっかりされてお元気な女将さんは、可愛い赤トラ猫ちゃんと留守番担当の様だ。
ちなみに昼は若ご夫婦は、宿の隣に店を出されておりそこで仕事をされているそうで、それでもってこの宿の清潔管理は素晴らしいとしか言えない。
宿を清潔で綺麗に管理するという、その心意気・懸命さがズンズンと伝わって来る。
確かに堅苦しいかも知れないし、こんな宿はと思う方もいらっしゃるだろうけれど、案外男性の方の中には、この様な清潔さを好む方がいらっしゃるのではとも思えた。
その日の泊り客は男性ばかりだったが、まだ若い男性が綺麗に片付けた食器を流しに運んで来る姿が見受けられた。
やはり清潔さというものは男女の別なく当然好まれるものだし、夏場このお宿で感じた「絶対にゴキブリは出ない!」という安心感はこの宿でしかないものだろう。
最後に温泉について。松之山温泉は化石海水であり薬湯と呼ばれている、溶存物質16000㎎もある濃厚泉で、何だか薬の様な香りがする。それだけでは無く焦げた様な、塩泉の様な何処にも無い独特な複雑な香りを持つ高温泉であり、更にメタケイ酸、メタホウ酸は2000㎎後半というもの凄い量で、帰宅してからでも肌はしっとりスベスベである。
そのとても良質な温泉をみよしやさんでは、加水源泉掛け流しで提供してくれており、浴室は2つ。
1つは明るい大浴場で浴槽はタイル。見るからにトロミがかった僅かに薄く白濁した温泉が揺らめいている。
カエルの投入口からはザバザバと温泉が投入されおり、それが浴槽内からも湯舟の縁からも溢れ出していく。
驚いたのは、これは何処にも無いのだが、湯船のタイル壁にドロリとした寒天ゼリーの様な半透明の析出物が多量に付着しており、泥湯ではなくこれは何湯?と呼ぶのだろう。
女将さんが顔をしかめて「毎日掃除しないと」と言われた訳が解った気がした。
この様な濃厚な析出物が多量に付着するのであれば、配管の中等も大変だろうなと思った。それで入浴時間は22時迄で、その後掃除に取り掛かられるそうだ。翌朝は6時からOK.
大浴槽の方は多く加水されているのか、適温で気持ち良く浸かれたが、浴後の暑さは半端でない。しばらくベトベト感が続くのだが、いつの間にか肌がサラッとしていた。
もう一つの小浴槽は、水道蛇口からの加水でかなり熱く、追加で加水して湯もみしてどうにか入れた。
どちらの浴室も30分毎の貸切利用で、空いていれば札をかけて自由に入る事ができる。
そしてこの温泉の効能を実感するのは翌日だった。夏バテ感を感じず次の淀川花火に迎えたのは、この温泉の効果の様に感じた。
部屋のテレビは今どき珍しコイン制であったが、エアコンは新しいもので性能は良かった。布団はセルフで敷くが、掛布団が冬の羽毛布団で、できれば薄手の夏蒲団の用意が欲しかった。
置かれているポットの湯は冷めにくく、インスタントコーヒー1本とほうじ茶のお茶パックは十分に用意されていた。浴衣はレンタル。
角部屋の一方からは緑が広がり、部屋は広く申し分無かった。素泊まり1人泊5650円。
訪れた時の堅苦しさは、温泉の良さと宿の清潔さに、心地良さに変っていたのだった。
アクセス例:ほくほく線まつだい駅から松之山温泉行バスで終点下車し、徒歩3分程。
花巻温泉郷 大沢温泉 (岩手県)
宿の人が親切でした
湯治屋に夕食ひっつみプランで泊まりました
川沿いの温泉は解放感がありました
食事処のメニューが豊富なので素泊まりでもいいなと思いました
駅からの送迎があるのはありがたいです
帰りのバスを待っていたら宿の人が旅館のロビーで待つよう言ってくれました
他のところで湯治客が旅館に比べ冷遇された経験があるのでうれしかったです
湯川内温泉 かじか荘 (鹿児島県)
素泊まりは可能に、下の湯は新しく
よくぞこの建物のままで残ってくれているものだと、時間が止まったかの様にさえ思える風景が、そこにそのままで存在していた。
陰湿と言えばそうかもしれない。暗い森の中にひっそりと佇む上の湯の湯小屋。
隣に建つ、剥げて朽ちかけた鳥居もまだそのまま残っていた。温泉神社がある事を知らせている鳥居だが、怖くて森の中へは進めない。
何十年も前から廃墟となった、温水プールのむごたらしいコンクリートの箱には目を逸らせ、河鹿荘の全貌を眺める。
変わらず現存している湯治館は、灰色の木造となり、褪せたカーテンが窓からのぞいている。
屋根には多数の苔や草までが生え、下の湯の湯小屋の傘電灯が昼間でもぼうーっと燈り、人を迎えているのがかろうじて解る様な雰囲気が。
緑で覆われた一画には、細い小川が流れていた。そうか、此処から河鹿蛙の鳴き声が聞こえてくるのか‥鳥の声の様に鈴の音の様に澄んだ美しい声が、このひっそりとした一画には昼でも響き渡っていた。
下の湯の湯小屋は熊本大水害で流され、新しく造り替えられていた。内部は真新しい白木に、同じく真新しい白木造りの湯船には、澄んだライトグリーンの湯がとても美しかった。
湯船の中には腰かけ部分が設けられ、湯底は玉石に替わっていたが、以前と同じ湯船の片隅から時折プクㇷ゚クと気泡が上がる。そっと優しく時を刻みながら。
昔は上の湯と下の湯では若干湯温も違った様に思っていたが、今回はほぼ同じ様に感じた。
ぬるゆの極みの様な37℃源泉はいつまででも入って居られるし、入っていたい温泉である。秋や春口は上がる際に少し肌寒いそうだが、源泉の加温浴槽が設けられるのは11月~3月の間だけだそうで、訪れた時は空風呂だった。
新しく造り替えられているが、客数の割にシャワーが1基しかないのが不便に感じた。
上の湯の湯小屋と湯舟はそのままで、変わっていたのは湯船の中の男女の仕切り板が下方迄伸び、男性浴室に在った鶴口の様な源泉投入口が無くなっていた。
湯底からの自然湧出のみだが、結構排水溝に湯が溢れて行くので、かなりの量の源泉が湧出されているのだろうと思える。
昔からそのままの建物の湯治館には、褪せ切った提灯がまだそのままぶら下がっていた。台所は流し台とガスコンロ1つだけになり、テーブルや椅子が無くなっており、昔の様な賑わいのかけらは消えていた。トイレは様式トイレ。
経営者が変わり日帰り入浴だけになっていたが、素泊まりを再開したと知り、あの夜の河鹿蛙の鳴き声を聴きたいと宿泊予約を入れたが、残念な事に6月15~7月15迄の一か月間は宿泊営業を休んでいたのだった。水害に備えてとの事だったので致し方なかったが、河鹿蛙は「昼でも鳴いてますよ。もっと早い時期から鳴き、もうそろそろ終わりですよ」との事で、日帰り入浴で訪れてみた。
タイムスリップしたかの様な温泉宿には、河鹿蛙の澄んだ音色が湿気を帯びた森に響き、澄んだ温泉が時を超え待ってくれていた。
アクセス例:鹿児島空港から阿久根行シャトルバスで出水本町下車し、タクシー利用。