太宰ゆかり・明治創業。まるで羊水に包まれているような“やわらか湯”の宿

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旅館明治は、HPでいつもコメントをくださる桜hanakoさんに教えていただいた宿です。
教えていただいてから大分時間が経ってしまいましたが、子連れで遠いところへは行けなかったので、近場で良い宿を教えていただきました。すばらしい宿を教えていただけて最高の旅になりました。ありがとうございます!
旅館明治は、明治30年創業の老舗で太宰治氏がかつてこの宿で執筆をしたことがあるという歴史ある湯宿です。
湯村温泉自体は観光客も少なく閑散としていてとても寂しい雰囲気の温泉街で、でもそれが昭和レトロ感を醸し出し、、、私たちとしては最高だったけど、なくなってしまうのではないかとちょっと不安な佇まい。


建物は老朽化が進んでいて、いたるところが痛んでいるような気がしましたが、客は私たちだけだというのに、入り口も綺麗に掃除がされ気持ちよくウェルカムされた気がします。もてなしの気持ちがある素敵な宿だと思います。

入り口から入ると等身大の太宰治氏が。少し暗めな館内がまた昭和感を感じたまりません。その後ろには太宰治資料館がありました。



至る所にレトロなものがちらほら。
好きな雰囲気です。


照明が置かれていたり、古時計が飾ってあったり
なんとも気持ちが上がります。
土曜日宿泊 1泊2食付き 6畳+8畳+広縁2畳 ウォシュレット付きトイレ、洗面付
たしか一人10,000円ぐらい(失念💦) 子供は半分ぐらいだったかな?とにかく安い!

宿泊料金が2食付きで1万円だったので、部屋に入って驚き!
2部屋ある上にウォシュレット付きトイレと洗面付きとは。
温泉が豊富な事と、周辺の環境もあって、若干湿気が多い感じはあるけど部屋は綺麗に掃除されていました。












くつろげる広縁で
早めに到着して部屋でゴロゴロ。
広縁が心地よくて窓を開けてゆったり。
子供達もしっかりくつろいでいました。
窓の外も景色が良いわけではないものの、緑が見える。
夕食は品数豊富です。

馬刺しや鍋、刺身など、
これが最高!といったものはありませんが、宿泊料金を考えると十分すぎる内容に質。









フワフワ気持ちいい 寝てしまいそうなウットリ湯

湯量がとにかく多く驚くほどの湯が湯口からかけ流されています。
入っているとふわふわと身体が浮くような、まるで羊水に包まれているのではないかと思えるような柔らかさ。温度はぬるめで40度ぐらい。
匂いなど特徴的なものはなく、くせのない温泉です。あえて言えば微硫化水素臭。
飲んでみましたがゴクゴク飲める感じ。



写真は泡少なめですが、、、入ってすぐに身体が細かい泡で覆い尽くされました。






食事処で朝ごはん 十分すぎる質に内容

しっかりした日本的な朝ごはん。宿泊料金を考えるとありがたい内容。


こちらの食事処では室内の端にワインが並んでいました。
夜はワインを頼んだりもできたのかな?

湯村温泉街を散歩。
閑散としていて人がいない。穴場ではあるけど心配な温泉街です。
レトロな建物が多く、かなり前に廃業してしまったであろうお店も多い。
それがまた蔦が這っていたりと美しく素敵でなんとも微妙な気持ちになる。


2025年8月にリニューアルOPENをするそうです。
正直、残念なような、、、
でもリニューアルして温泉街が活性化するのであれば嬉しいような。
でもやっぱり残念の方が上まってるかな。

利用データ
所在地 | 〒400-0073 山梨県甲府市湯村3丁目10−14 |
電話番号 | 0552-25-6828 |
アクセス | 車:「双葉スマートIC」より10分。最寄り駅「JR甲府駅」よりタクシーで10分。 新宿: 車以外/中央本線・特急あずさで約1時間30分 静岡: 車以外/身延線・ワイドビューふじかわ約2時間20分 車/車~中央自動車道 双葉スマートIC~約10分 |
WEB | https://ryokan-meiji.co.jp/ |
宿泊料金 | リニューアル後:15,950円〜 |
部屋数 | 21室 |
お風呂 | 内湯:男女各1 露天風呂:男女各1 |
日帰り時間 | 日帰り入浴不可 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 宿泊 |
温泉データ ※下記はリニューアル前の情報です。
分析年月日 | 平成21年6月8日 |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉) |
PH | 8.4 |
湧出量 | |
源泉温度 | 40.2度(調査時の気温21.7度) |
源泉名 |
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