日本三大美人湯を古代住居の造りの離れで楽しめるお宿

- 温泉
- 温泉の雰囲気
- また行きたい
- 部屋
- 食事

※※※※このレポートは2005年5月に訪れた時のものです※※※※
古代浪漫を高床式住居と古代料理で今に伝える湯の川温泉 松園。
日本三大美人湯の一つとしても有名です。
この高床式住居、造ったのはまだ数年前の事。職人を全国から集め何年もかけて造ったらしい。
ご主人のこだわりの塊である高床式住居は空港から10分という都会にあるにもかかわらず秘境を感じさせる。
湯の川温泉での掛け流しの宿はここ「松園」のみ。


萱葺きの離れに対して本館はいたって普通な建物。
館内も多少飾られている程度でそんなに凝った造りにはなっていない。


高床式住居の離れの造りは重厚感溢れるすばらしいもの。
建物の周りには囲いがあり他とは一線をおいた造りとなっている。
その隣にある建物の中では本格的な古代料理を古代の雰囲気と共に食べる事ができる。
1泊2食付 日曜日泊 12000円 5畳+3畳 (朝8時の飛行機へ乗る為朝ご飯なしで宿泊 その際1000円引きにしていただいたので実際は11000円)

部屋は一番安い部屋。広さは十分な広さ。綺麗ではあるがなんとなく雰囲気がしっくりはこなかった。
トイレは別、少し歩いた廊下に共同のトイレがある。
この日の宿泊者は2組。シーンとしている館内は入り組んだ迷いそうな造りになっておりなんとなく怖さも感じた。
たぶん電気が蛍光色なのに暗めだからだと思うが・・。







食事は古代料理の他に通常の料理がある。
私は古代料理がある事を知らなかった為、通常の料理となったわけだがこれがかなりグレードの高い上品な料理の数々。
刺身は鮮度が高く、肉はやわらかい。天ぷらはサクサクとし、お腹がいっぱいだというのにもうちょっと・・と無理しても食べてしまう。
食後にはご主人の心遣いで古代料理の一部を食べさせていただいた。









古代料理は味を再現して作られたという本格的な料理。 食べた感想は・・・何処かで食べた事のある味。 何かを乾燥させたような、ほのかな甘みのあるクッキーのような食べ物と何かを発酵させたような少し酸味のある豆腐をくずしたようなもの。 |
不思議な味ではあったが興味がわいた。次回宿泊するときは古代料理を頼んでみたくなった。
日本三大美人の湯 アッサリサラッとした熱めの湯

湯はあっさりした熱めの湯。はじめ入る時は相当熱く感じたが入ってみるとそうでもない。はじめだけ気合が少々必要だ。味はほぼ無味無臭。
湯量は少なめで岩づたいに落ちている。鮮度はあまりいいとは言えない量、
内湯はガラス張りになっており内湯にしては開放感がある。
私が入浴したのは夜のみだったのでその開放感は味わえなかったが外には見えないように柵があり、小さな庭園風になっている為、浴室が明るいという程度だろう。
しかし換気が悪くムワッと蒸れているのがいただけない。


私は何も知らずに空港から近いという事で松園を選び、本館へ予約をとってしまった。高床式住居がある事を知っていたら絶対高床式住居の離れを予約したのに・・と未だに後悔してならない。
≪湯の川温泉の良いところ≫
なんと行っても食事。恐縮してしまうほどの豪華さと味付けの良さ、ボリュームも半端ではない。その他は高床式住居に私の目は釘付け。次回島根へ行ったら迷わず予約する事間違いなし。古代料理にも興味あり。
≪湯の川温泉の良くなかったところ≫
公式HPがわかりにくい事。行く前に軽くではあるが見たというのに高床式住居に泊まれる事がわからなかった。(私のリサーチ不足という話もあるが・・)
浴室の換気が悪い事。後は従業員の方のみだが接客が雑に感じた。
利用データ
所在地 | 〒699-0501 島根県出雲市斐川町学頭1683−5 |
電話番号 | 0853-72-0024 |
アクセス | JR山陰本線 出雲駅より山陰本線で荘原駅まで約15分。そこから徒歩約5分。 |
WEB | http://www.shouen.jp/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き24,200円〜 |
部屋数 | 7室 2棟 |
お風呂 | 内湯:男女各2 露天風呂:男女各1 離れ専用貸切露天風呂:2 |
日帰り時間 | 日帰り入浴不可になってしまいました |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 |
PH | 8.4 |
湧出量 | |
源泉温度 | 50.2度 |
源泉名 | 湯の川温泉 |
移行前、クチコミで投稿していただいた画像








▼投稿された画像の続きを見る





エリア別に探す(全595湯)
コメント