透明で豊富な源泉がボコボコと底から投入される超新鮮湯

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※※※※このレポートは2013年12月に訪れた時のものです※※※※
大沢荘は70~80年前から営業していて、周辺にはまだ温泉も多くない時期からの施設だと管理をされているおばあちゃんが言っていました。
元々昔から地域の人たちが使っていた自噴温泉で、子供達が温泉へ入ったり目の前の川に入ったりして遊んでいたのだそうです。
温泉は豊富で一部共同湯へも送っているとか。


建物や橋が木造で郷愁が漂う雰囲気です。
建物の中には休憩場所もあり、おばあちゃんと地元のご夫婦が楽しそうにおしゃべりをしていました。


中へ入ると小さい広場のようになっています。
椅子が置いてあったりして広場で休憩もできます。


ボコボコザバザバと湯船の底から投入される新鮮湯

とにかく湯量が豊富!! 湯船の底からボッコボコと源泉が投入され湯は新鮮そのものです。
温度は少々熱めだけど、露天風呂の雰囲気も山肌が目の前にあって気持ちのいい露天風呂でした。
お湯の特徴は少なく、透明で少し甘い香りがして微塩分を感じます。
昔は混浴だったのですが、今はしっかり壁が作られて男女別となっています。
脱衣所もなかったそうで、「昔は石の上に服を置いて男女一緒に入ったもんだ」とおばあちゃんが言っていました。


少しだけ女性用の方が小さく、開放感も男性用の方がありますが、山肌は女性用の方からも見え落ちつく雰囲気の露天風呂でした。


足元湧出?というわけではないのだろうけど、湯船の底に源泉投入口があり湯が劣化しない超新鮮な状態で投入できるようになっています。
定期的にボコッボコッと泡と共に源泉が入ります。


洗い場ももちろん源泉です。
シャワーなどはありません。
洗い場の源泉と湯船からあふれた源泉で床は真冬でもあたたかいです。



大沢荘の駐車場です。結構広くて20台ぐらい停めれるのではないでしょうか。
その駐車場の横には素泊まりができる建物があります。
宿泊もできるらしいのですが、温泉の周辺にはそれらしき建物がなかったのできっとこの建物ですね。

さらにその横にある建物は昔湯治宿をしていた頃に使用していた建物でしょう。
もう部屋の中まで蔦が入りこみ立派なスズメバチの巣までできてしまっています。
≪大沢荘山の家の良かったところ≫
鄙びた雰囲気でおばあちゃんがいて、ホッとするような郷愁を感じました。
湯がとても新鮮でドバドバ! 湯船の底から投入されているあたりもいいです。
冬だったので寒かったのですが、源泉が床を流れていて足裏が寒くなかったのもありがたかったです。(女性用のみのようですが)
≪大沢荘山の家の良くなかったところ≫
悪いところというわけではないのですが、内湯がないところでしょうか。
洗い場(シャワー)もアメニティもないのでそういったものを求めて行く施設ではありません。
利用データ
所在地 | 〒410-3604 静岡県賀茂郡松崎町大澤川之本445番地の4 |
電話番号 | 0558-43-0217 |
アクセス | バス:下田駅〜35分 大沢温泉入り口下車徒歩12分 |
WEB | https://notenburo.jp/ |
宿泊料金 | 素泊まり4,800円~ |
部屋数 | 5部屋 |
お風呂 | 露天風呂:男女各1 貸切内湯:1 |
日帰り時間 | 9:00 〜 21:00 大人 : 600円 ( 中学生以上 ) 小人 : 300円 ( 小学生以下 ) |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉 |
PH | 8.4(弱アルカリ性) |
湧出量 | |
源泉温度 | 46.7度 |
源泉名 | 大沢温泉 大沢8号 |
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コメント
コメント一覧 (1件)
内湯もあります
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2023年3月頃に訪問
内湯も在りました!こじんまりとした、レトロタイルを一部用いた扇形の岩風呂ですが、浴室自体は新しく綺麗な造りです。貸切風呂として空いていれば入浴させて貰えますが、どうしても宿泊客が優先ですので、日帰り入浴で訪れた時はどんな風呂なのか覗かせて頂いただけでした。
この温泉棟とは徒歩2,3分程離れた場所に、普通の建物の様な素泊まり専門の湯治棟が見えていましたが、雨の日や夜間の入浴には不便かと思いました。
大沢山荘の建物自体は、シンボルの橋だけは新しくされたようでしたが、その向こうに在る温泉棟は、錆びたトタン屋根がかなり古びておりちょっと驚くほどでした。
入り口から右手の休憩室は昭和レトロを色濃く残しており、内湯へと続く廊下には大昔の宿泊部屋が残されたままで、うーん・・といった感じでおそらくトイレも‥?だったので使いませんでした。かなりの鄙び感・レトロ感で、ロケにも使われた筈ですね。
訪れた時は大沢温泉桜祭りの時期でもあり入浴客も多く、女性の従業員の方がお一人でお忙しく対応されていました。
メインの露天風呂ですが、男性との仕切り壁の真下の湯底から、ボコボコッと湧き上がって来ており、湯面にさざ波を立てながら掛け流されて行きます。
源泉は伊豆に多いカルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉の透明な湯ですが、前方の岩壁に付着した緑や、湯船を取り囲む木々のために深緑っぽい色に見え、美しく感じられました。訪れた桜の時期、やや熱め適温の湯は微かな玉子臭も感じられ、ヌルヌル感もありとても新鮮さが感じられる良い温泉でした。
洗い場にはシャワーの他、出っぱなしの源泉が2つの湯桶に溜められているスタイルで用意されています。
女性用の湯船は、長方形の岩風呂ですが縦一面が仕切り壁のため、片側は窮屈な感じを受けましたが、後でHPで見た男性浴室は女性用より広く湯船も大きく、仕切り壁が湯舟の横一面だったので、かなり解放感も違う様子でした。それもあってか、壁向こうからは男性客の話し声が聞こえてきましたが、かなりゆったりと温泉を楽しまれている様子でした。露天風呂の良さでもありますね。
入浴料600円。入浴時間5月~8月は8時から、9月~4月は9時からで共に21時まで。毎月第2水曜日定休。
アクセス例:伊豆急下田から路線バス松崎行きで大沢温泉口下車し、徒歩10分程。
2023-05-03 11:53:10に投稿