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峰温泉 花舞 竹の庄 静岡県(宿泊レポート)★★★★★

浴室の雰囲気が抜群!歴史ある高級旅館で素泊まりの宿

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 

※※※※このレポートは2013年11月に訪れた時のものです※※※※

峰温泉にある花舞 竹の庄は元高級旅館であり、今現在は素泊まりのみを受付る温泉旅館。

建物は貴重な昭和初期の建物で、使用されている木材等素材についても貴重な材料が使われており建築物としてもすばらしい。

約20年前より素泊まり専門の旅館となったそうで、普通の素泊まり宿だと思って訪れると高級感に圧倒され驚く事だろう。

知りながら訪れた私達は、知っていても驚いた。

日本一贅沢な素泊まりの宿

竹の庄入口
立派な庭園

到着すると御主人が入口まで出てきてくれてお出迎え。
あまりにすばらしい建物にしばし玄関でそのままお話タイム。
太い松の木を使った廊下にウネウネした桜の木の柱、この木は、、、、この石は、、、、なんて色々聞いていたら、「建築関係の方ですか?」なんて言われてしまいました。

違うんですが、、、見る目線が変わっていたのかも。

しかし素泊まりのお宿なので大きな旅館で寒いんじゃないかと思ったけど、私達以外この日はお客さんはいないというのに、エントランスの広いフロアをあたたか~くしていて待っていてくれて、出迎えから何から何まで本当に高級旅館に来たような気になってしまった。

今は使われていないテラス
素敵な景色

すばらしく立派な庭園は、今は池の水を抜いてお休みしているんです。とご主人。

この広い庭の手入れだけでも大変なのに池があったら大変。アルバイトを呼んで1日中池の掃除をさせなきゃいけなくなるんだとか。

ちなみにこの池、上から見ると心という字の形に作ってあるらしく、しかも心の点部分が鶴と亀になってるんだって。
昔の人ってそういうの好きだよね。

ご主人に館内をグルグル案内してもらっているところ

部屋の入口には屋根が付いている

部屋の入口には一つ一つ、外と同じように屋根が付いている。

昔、遊廓だったなごりで入口にはとても珍しい小窓が付いている。

今現在使用している部屋は4部屋で他の部屋は使用していないらしい。

少し覗かせてもらったけど、使わないなんてもったいない!と思うほど綺麗なお部屋。

なんでも宮大工を競わせたらしく、各部屋全て違う造りになっているとのこと。
なるほど、宮大工が造っているんじゃ素晴らしいわけだ、、、。

部屋「曙」 6畳+次の間3、5畳+広縁4畳 トイレ(和) 洗面付  素泊り 1名6,500円 (平日宿泊)

6畳
次の間3.5畳

部屋は普通素泊まりでこの部屋には泊まれないでしょ、というほど素晴らしい部屋。
次の間があるのがとてもありがたく、荷物が多い私達は荷物と過ごすスペースが分けられてすっきりと過ごせた。

この部屋のいいところは、なんかわからないけど広縁がとにかく落ち着く。
窓を開けると水の音が聞こえるし朝は明るくて気持ちがいい。

布団を敷いてくれるのにも驚いた。 素泊まりなのに、、と申し訳ない気持ちになってしまうほど。

テレビ
冷蔵庫
お茶セット
金庫
白電
浴衣、小タオル、歯ブラシ、靴下まである!
洗面所
トイレ(和)

※部屋のトイレは和式ですが、共有トイレはウォシュレット付トイレがあります

昭和ノスタルジー空間に酔いしれる浴室

貸切利用か男女交代制

浴室は1階と2階の2か所あり、2階にあるのがこのレトロな浴室。

なんといってもこの複雑なガラス窓が一番のノスタルジーを感じさせてくれるところ。

風が吹くとガタガタと音がし、隙間風ビュービュー。

天井には外に這っているツタが中に入り込み天井を這っていたりするけど、それがまたたまらない雰囲気。
定期的に建っているコブのある柱もまたレトロ。

なかなかお目にかかれないほどの浴室ですよ。

源泉投入量は少なめ
天井

湯はやわらかい印象だったけど、ご主人いわくピリピリすると言われるらしい。
源泉温度が100度ということで、熱い湯を想像していたが適温に調節してくれていたようで、どちらかというとぬるめで(39.9度)長湯できるほど。

味も匂いもほぼ感じられず、湯あがり肌がツルツルになった。

かわいらしいタイル
洗い場は1か所
脱衣所

朝の広縁
明るくて最高に気持ちのいい場所。
買ってきた朝ごはんと缶コーヒーを片手に窓の外の庭園を眺めてゆったりな朝。
さて、、、お楽しみのもう一つの浴室に行きますか

家族入浴中ボタンを押して入ります
脱衣所

1階にある内湯と露天風呂がある浴室。

入口には手作り感いっぱいの入浴中ライトがある。

「家族入浴中」を押すと貸切で使える仕組み。

豪華な露天風呂を1人占め ぬるめの湯でゆったり湯浴み

貸切利用または男女交代制

こちらのお湯もぬるめ。2階の内湯同様39度ぐらいに設定してあり入りやすく長湯ができる。
この露天風呂に使われている石が高級なもので、触り心地は大変よく、床の石もまったく滑らないというすぐれもの。いい石を使うとこんなにも違うものかと思った。

湯口
風格のある屋根
こってり析出物
カルシウムいっぱい
湯船の底

内湯の方は大小あり、大きい方は約40度、小さい方はかなりぬるく36度に設定されていた。

窓を開けないと喚起は悪く、入った瞬間は湯気でモウモウ。

湯は2階の内湯と同源泉の峰温泉 大噴湯の源泉。 河津町と竹の庄、その他複数の旅館で利用している共同源泉。近所など全部で約700件に送っているほど源泉は豊富らしい。

入ったらあふれ出した湯が爽快
源泉は絞ってあった

内湯の浴槽で見るとよくわかるが、まるで地下水のように透き通った湯はとってもに綺麗。

洗い場はシャンプーインリンスが1本置いてあるのみなので、アメニティは持参した方がいい。

帰りにもご主人と色々お話をしていてすっかりお世話になってしまった。

以前食事付で営業していた時に食事処にしていた大広間なども見せていただいた。

高級旅館だった頃は最低2万円以上の旅館だったらしく、ご主人にその頃のパンフレットをいただいたが、すばらしく立派な感じ。

料理も豪華だし、今なくなってしまった池にも立派な鯉がたくさん泳いでいた。

左写真は竹の庄の屋根。

屋根の少し下に「三井家旅館」と書いてある。

三井家旅館というのは以前違う持ち主だった頃の旅館名だそうだ。

峰温泉 大噴湯公園

竹の庄の敷地の横にある大噴湯公園。

足湯やお土産屋さんもある。

峰温泉の噴泉は1時間に1回、30Mも噴きあげる事で有名で東洋一!

1時間に1回30M噴きあげる噴泉
析出物が展示してあります。

竹の庄でタマゴ1人1個引き換え券をもらったので、早速タマゴをもらいに並びます。

峰温泉の温泉タマゴは他と違くて、温泉タマゴマニアの人が来た時に、絶賛されたとお店の人が言ってた。
塩がいらないぐらいかも、、だって

待つこと12分 源泉前をいつの間にか誰かにとられた~
冷水で冷やします

タマゴをゆでる時の裏ワザをお姉さんに教えてもらいました。

ゆでる前にこの真ん中に針がチョロっと出ているものでタマゴの下に穴をあけてからゆでるとタマゴが半熟でも殻が剥きやすいんだって!

少しあげるのが遅かったみたいでほんのチョコット半熟って程度になってしまた、、。残念。

でも味は美味しかったですよ。

タマゴをむきやすくするもの
少し茹ですぎてしまった
こんなところにも析出物!
伊豆ならではのわさび肉まん
中は身がギッシリ

伊豆といえばわさび!
でもわさび肉まんははじめて。

お店のオバちゃんが、合わなそうに思うけどこれが合うのよ!食べてみて。と言われ購入。
わさび風味でいけました。

お土産屋さん
塩650円 後で谷津温泉に行って500円で売っててちょっと後悔、、
100円だったので購入
無人販売 つめほうだい200円!
こんなにいっぱいで400円♪

荒倉橋交差点のところを通りかかって「つめほうだい200円」というのを発見。

スーパーで詰め放題がよくあるけど、やったことがなかったので詰める楽しさを味わってみた。
このみかん、すごーく甘くて買って正解!1週間で食べきった、、。

≪竹の庄の良いところ≫

重要文化財級のお宿にこんなに安く泊まれ、さらに掛け流しの豪華な浴室が2種類jもあって布団まで敷いてくれるなんて、本当にすばらしいお宿。
掃除も行き届いていたし清潔。
部屋の窓からの眺めがよく、広縁でのひと時がとても気持ちよかった。

≪竹の庄の良くなかったところ≫

悪いところは何もなし!

ものすごくつまらない事を言えば、電源が部屋に少なかったとかリンスインシャンプーしかなかったとか、、、。


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この記事を書いた人

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コメント一覧 (1件)

  • 温泉3 温泉の雰囲気5 また行きたい4 部屋3 食事0
    2019年3月頃に訪問

    2019年3月。素泊まりでしか受け付けていないというのも、御主人お一人でこの広い宿を守られており、昔遊郭であったという建物を移転した館内には「手も付けられない」というお宝?がそのまま放置されているようだ。 「息子が嫁でも連れて帰って来てくれないと、どうにもできない」と、隣にある大墳湯公園の管理もされているという御主人は嘆かれていた。

    確かにその通り、手入れをすれば立派になるべき庭や、何よりも素敵な浴室の片隅には、無造作に置かれた掃除道具が、雰囲気を壊しており残念だったりする。
    館内にしろ、浴室にしろ非常に立派なのに、女手が薄い事がすぐに感じられた。トイレには脱臭剤を是非置いて頂きたいし・・。
    というのもやはり、女将さんが中心になり守られている宿は、館内の気配りが女性らしく行き届いている。
    年老いたお母様とお二人では致し方ないというのは良く解るが、建造物が立派なだけに勿体無い。

    さて、温泉だが源泉は隣の大墳湯からの引湯であり、温泉表示はナトリウム-塩化物 弱食塩泉、メタケイ酸208㎎、成分総計2359mgの優れものと言う事であった。
    99.3℃の超高温泉であるため源泉かけ流しなら、当然かなり投入量は絞られる。それだけなら良いのだが、おそらくこの湯は、一度タンクにでも貯められているのでは無いだろうか?
    少ない投入量の上に、湯に何の力も無いというか・・新鮮さが感じられないのだ。
    墳湯公園での大墳湯を売りにしているのであれば、あの様に噴き上げるが如く力強い新鮮な湯を期待してしまうが、かけ離れていた。
    尚、墳湯時間中は各宿の湯量を落としてまで、噴き上げさせる為にに温泉を投入しているそうである。何か悲しい。

    レトロモダンな湯を求め、この竹の庄の浴室は憧れであり、壁のあの赤いタイルや、湯底の青い小丸のタイルはとても可愛く美しかった。
    これらの湯船に入れたという事はとても満足のいくものであった。
    写真でよく見る方の2階にある湯舟は、男性と女性が時間制で入れ替わる。男性が15時から23時で、女性は23時から翌10時までとなっている。
    1階にある露天風呂付きの浴室は、自由貸し切り制となっており、札とランプで入浴を知らせるようになっている。

    館内全体が昭和レトロであり、洗面台のタイルが可愛かったり、ロビーには立派なソファが置かれていたりする。
    素泊まり1人1泊8770円というのは、少々お高い気もするが、御主人は気さくで親切な対応である。食事は、近くに蕎麦屋さんがありこちらで済ませられる。

    アクセス例:伊豆急行河津駅から路線バスで峰温泉まで。河津駅からの送迎あり。

    2019-04-30 13:53:46に投稿

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