菅平高原の麓の高台にある源泉豊富なさっぱり温泉

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※※※※このレポートは2005年4月に訪れた時のものです※※※※
★現在は日帰り入浴のみになってしまったようです★
菅平の西の玄関口に位置する永保荘は地元の方に愛される国民宿舎のお宿。
今回私たちが訪れたのは毎年行われる日本秘湯へ入る会の総会にての事。
この大きな宿を100名で貸切、会議室や宴会場もあるという事で永保荘に決まったようです。

宿は大きなロッジ風の山に相応しい造り。
宿の中はこ綺麗な雰囲気。
この窓からは中庭が見え、私は運良く猿を目撃することができました。
1泊2食 ビール代込み10000円 8畳+約3畳4人部屋 洗面、トイレ付 ※宿貸切した時の値段です

部屋の窓は大きく、部屋が明るい。
畳の他にテーブルとイスが並んだスペースがくつろぐの丁度よい。
今回この部屋には女性会員4名とご一緒させていただきました。
ほとんど部屋へは寝る時しかいなかったが快適そのもの。腰が悪い私には少し布団がせんべい布団で痛かったがそれ以外は特に問題はありません。
布団はセルフサービス、設備はトイレ、洗面所、クローゼット、テレビ、お茶セット、浴衣、歯ブラシなどが備え付けられている。







食事は宴会場へ集まって食べます。
さすがに100名集まると端の人の顔はまったく見えません。
食事のお味はというとこれがおいしい。
鍋は4~5人に1つ付き、ボリュームもある。コロッケはえびコロッケ。こういった宿でコロッケが出るのは珍しい気もするが味はなかなかのもの。
その他山菜類が少々付き満足なものでした。
食事後、そのまま宴会へとなだれ込み、夜食にはニラ入りのお焼きを用意していただくという嬉しい心使いに感謝。
この宴会は温泉話に花が咲き乱れ深夜まで続くのでした。



浴室は日帰り用と宿泊者専用があり、日帰り用は夜21:00まで地元の方々で大混雑。
という事で日帰り用を断念し、宿泊者専用の内湯へ。
宿泊者専用の内湯は、右写真の日帰り専用内湯よりも小さく、四角いシンプルな湯船が一つあるのみ。
加熱された湯が注がれています。源泉量は湯船に対し、少しばかり少なめなような気もします。
多少白っぽく濁った湯は源泉を飲んでみると無味無臭。肌触りはキュッキュッとした感じ。
はじめに入るときは熱くて気合がいりますが入ってみると意外と大丈夫。しかしよくあたたまる湯ですぐに茹ってしまい長湯向きではありませんでした。

朝ごはんは食堂で8:00より。
館内放送がかかり、いそいそと食堂へ。湯船の写真を撮ったりしていたせいもあり、私たちがほぼ最後でした。
そのせいかめずらしく朝ごはんを食べる前に写すのを忘れ、この写真は食事途中焦って撮ったもの。
ハムは2枚ではなく3枚でした。
かなりシンプルな朝食でしたが私には十分な質に量だったかな。
永保荘は施設が充実し、ゲートボール場、テニスコート、温泉プールがあります。夏には家族連れが多く訪れ賑わっているとの事でした。
利用データ
所在地 | 〒381-0102 長野県長野市若穂保科1185 |
電話番号 | 0262-82-3050 |
アクセス | 東京から信越線で高崎、小諸を経て長野駅下車。長野駅前バス停(長野電鉄)乗り場で保科温泉行きバス50分 永保荘玄関前が終点 |
WEB | https://www.spa-hoshina.jp/ |
宿泊料金 | 宿泊不可 |
部屋数 | |
お風呂 | 内湯:男女各1 |
日帰り時間 | 午前9時から午後9時まで(入浴は午前10時から) 毎月第3木曜日、12月31日・1月1日 中学生以上410円、小学生200円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し, 加温 |
成分量 | |
泉質 | カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性低温泉) |
PH | 7.0 |
湧出量 | 1,000L/分 |
源泉温度 | 30度 |
源泉名 | 保科温泉 |
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コメント
コメント一覧 (2件)
男女で大・小浴場が日替わりになる
温泉5温泉の雰囲気3また行きたい4
2021年4月頃に訪問
今回初めて小浴場の方に当たった。大浴場と小浴場があり、それが1日交替で男女別になっているという事を初めて知った。
今まで入っていた大浴場の湯船は大きく、加温されながらもドバドバ投入の源泉が、惜しみも無くザバザバ溢れだしている事に感動したものだった。
そのイメージのまま入った小浴場は、名の通り湯船は小さく、源泉の投入量も大浴場に比べ少なく、溢れだしはあるにしてもがっかりしてしまった。
大浴場と小浴場ではかなり差があるため、これでは大浴場の日を選んで入りに来ないと、大部イメージ的にも変わって来てしまう。
保科温泉は非常に良く温まる湯で、常連客が多い人気の温泉だ。
30度の源泉を41~42℃に加温し掛け流されており、それでも入浴料は410円である。
湯船の色や床は、おそらくベージュのタイルが茶黒っぽく変色しているためで、湯の色までも黒っぽく見えている。実際は貝汁の様な薄濁りがある湯で、口に含むと僅かに鉄味がし、投入口付近では僅かな泡付きも見られる良泉である。
併設の老人憩いの家でも入浴できるが、別料金である。宿泊はしていない。食堂あり。
敷地には桜が多く植えられ、公園にもなっている。
アクセス例:JR長野駅より路線バス保科温泉行きで終点下車。
2021-04-23 22:08:51に投稿
加温ドバドバ源泉
温泉5温泉の雰囲気3また行きたい5
2019年1月頃に訪問
今年の台風19号の被災地の1つとして、長野の保科地区がテレビで言われていたため、こちらの保科温泉も被害にあったのではと心配でしたが、大丈夫だったとの事で安心しました。
到着すると、見た目はよくある田舎の日帰り温泉施設。それにしても客が多いなあーとは思ったが、この時はまだ半信半疑だった。
ところが浴室に入ってびっくり!暗っぽい大浴場は湯気でモウモウとしていたが、湯船から溢れ出る温泉がまず目に飛び込んで来る。
確か加温だったよな?とても加温とは思えないような、かけ流し量がハンパナイ!
あれ?源泉かけ流しだったっけ?と確認しに戻った位だった。
ドバドバ量に加え、その温まり方までが半端じゃなくとても加温とは思えず。予想外にパワーある新鮮な温泉に感服した。カランまで加温源泉。
こんなに大きな湯船に、こんなに贅沢に掛け流していいの?と貧乏性の私は加温の心配までしてしまう。非常に良く温まる湯は、寒くなって来た時期には持って来いで、賑わっている理由がよく判った。
建物も浴室も簡素なままだが、とにかく泉質が良い。「地霊泉温」と書かれた看板があり、ここは知る人ぞ知る地元の方の霊泉だった。
今年は台風の影響で長野えびす講花火大会は中止になったが、秋花火はとても美しく、来年に夢を持とう。比較的マイナーな保科温泉だが、長野花火や松代・加賀井温泉に訪れた際は是非とも足を伸ばして頂きたい良泉である。日帰り入浴のみ。
アクセス例:JR長野駅より路線バス④番保科温泉行きで終点下車。
2019-12-25 19:37:04に投稿