登山基地としても利用可!燕岳の山小屋、燕山荘が運営するスイス風温泉宿

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※※※このレポートは2004年7月に訪れたものです。現在は変わっている可能性がありますのでご自身でお調べの上ご訪問をお願いいたします。※※※
有明荘の客層は、周辺に燕岳、大天井岳・有明山に囲まれた中部山岳国立公園内中房渓谷内に位置する事もあり、客層は登山客が大きく占める。
近くにある中房温泉へ宿泊した際、日帰り入浴で寄ったわけだが、登山のお客さんであろう方たちがチラチラと歩いていた。
外観はまるでスイスを思わせるようなウッディなロッジ風の建物にかわいらしい花が飾られている。
国民宿舎とは思えないような建物だ。(私が訪問した頃は国民宿舎だったが、現在は燕岳の山小屋である燕山荘が所有しているようだ)
山登りの好きな方のための宿という事もありそこのところにこだわったのかな?とも想像できる。
元々の名前は中房温泉という温泉名で営業していたが、中房温泉と商標登録でもめた際に有明温泉と温泉名が変わったと聞いた。


敷地も館内も広々としており無料の休憩所も畳敷き、テーブルと椅子と2か所もありさらにランチができる食事処もあるのでのんびりと過ごす事ができる。
登山客、一般客にかかわらず荷物を無料で預かってくれるサービスもあり。
温かみのある浴室 硫黄臭が香るツルスベ湯

内湯は6~7人ほどが入れるほどの大きさ。
檜造りの浴室の中へ無色透明の湯が注がれ、湯使いは沢水を加水した状態で注がれたかけ流し。
源泉温度が72.9℃と高い為加水は致し方ないだろう。
浴槽内をよく見ると白い細かい湯の花が舞っている。飲んでみると硫黄の香りが鼻をぬけるような硫黄味。
加水されてはいるもののツルリとした良質な湯だと思う。
緑の木々に囲まれた大きな露天風呂

大露天風呂は30人ぐらいは入れそうな岩づくりの大きな露天風呂。
露天風呂からの景色は緑が木々が囲んでおり開放感があって気持ちがいい。
アブやスズメバチに悩まされた方もいるようだが私が行った時は7月で一般的にはアブ真っ盛りな時期かと思うが一匹も遭遇せず、最後まですがすがしい気分で過ごす事ができた。
源泉はそこそこ投入されているが、この大きさを考えると少々少なめかな。




正直なところ、中房温泉の近くにあるので寄った為、あまり期待をせずに訪れた温泉ではあったが、施設の雰囲気もよく日帰り入浴は積極的に受け入れをおこなっているようで休憩場所などもあり居心地がよく気に入った。
湯の質でいえば中房温泉の極上湯っぷりに圧倒された後だった事もあり印象薄めではあるがツルスベの良い湯だったと思う。
自然いっぱいの場所なので紅葉や花を楽しめる時期に訪れるのもいいのではないだろうか。
有明温泉のレストラン営業時間:レストラン:11:00~14:00
利用データ
所在地 | 〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明中房 |
電話番号 | 0263-84-6511 |
アクセス | 車で 長野自動車道 を進み、安曇野IC で 長野自動車道 を出て県道327号 まで 北アルプスパノラマロード/県道306号 と 有明山通り を進む 電車で JR穂高駅より「中房温泉行」定期バス約50分有明荘前下車 |
WEB | http://www.enzanso.co.jp/ariakeso/ |
宿泊料金 | 1泊2食付き14,850円〜 |
部屋数 | 24室 |
お風呂 | 大露天風呂(男女各1)/内湯(男女各1) |
日帰り時間 | 10:00~17:00(17:00ご退館) 大人(中学生以上)¥750(税込) 小人(小学生)¥300(税込) |
冬期閉鎖 | 冬季閉鎖 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し, 加水 |
成分量 | 451.2㎎/kg |
泉質 | アルカリ性単純温泉(アルカリ性低調性高温泉) |
PH | 8.7 |
湧出量 | |
源泉温度 | 72.9℃ |
源泉名 | 長峯貯湯槽(国民宿舎有明荘源泉) |

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