静かに身を沈めて感じるお寺のありがたい温泉

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※※※※このレポートは2015年6月に訪れたものです※※※※
登別温泉にある小さな浄土宗のお寺です。
登別温泉の街中にあり、周囲は大型ホテルが立ち並びます。
どうしてお寺の紹介をするかと言いますと、、、もちろん温泉があるからです(^^ゞ
こちらのお寺にはなんと自家源泉があるんです。
ただし前日までに要予約なのでご注意を。ご厚意で入れていただけるのでマナーを守って利用してくださいね。


お寺の入口には湯ノ花がべったりと付いた竹の湯口から湯が流れています。
湯からは硫黄のいい香りがしました。


入口から入るととても元気で気さくな奥さんが案内してくれました。
こちらの源泉は昔は地元の方々が入浴していたようで誰も所有していない源泉だったようですが、その後こちらの先代の住職の方が取得したそうです。
宿泊の受け付けもしているそうで、外国の方の利用も多いとか。


脱衣所は簡易的なもの。
浴室には赤ちゃん用のマットも用意してくれて本当にありがたかったです。
ですが源泉が熱くて赤ちゃんは入れませんでしたが、、、。
静かに身を沈めて感じるお寺のありがたい温泉

お風呂は貸切風呂です。
赤ちゃんが入れそうな温度ではなかったので交互に入浴することにしました。
湯量は多く30L/分ほど。小さな浴槽に入っている量としてはとても多くドバドバと言っていいでしょう。かなり熱いので湯もみをしても加水しないと入れそうにありません。
加水湯口がとても大きかったので、湯口をひねるとアッという間に入れる温度になりました。
湯はとにかく新鮮です!
しっかりした濃い硫黄の香りがし、卵スープのような湯ノ花が舞っています。味は卵味と塩分、ダシといった感じでした。
熱い事もありますが肌への刺激がなんとも言えずとても気持ちがいいです。




床は成分で変色。成分の濃さがうかがえますね。

お寺では宿泊も受け入れているそうで部屋を案内していただけました。
隅々まで掃除が行き届いていて廊下から部屋、浴室までとても綺麗に保たれています。
見せてもらった部屋は約12畳。テレビなどはありません。
トイレも共同です。


洗面所には電子レンジもありました。
自炊用のキッチンはなさそうだったので食事はコンビニか、周辺の飲食店で済ませるような形になるのでしょう。
素泊まり1泊3,400円だそうです。
見せていただいた部屋は12畳でしたが他は6畳が4部屋あるそうです。
登別温泉は高級な温泉が多く安い宿は少ないので安くても泊まれるところをと思い宿泊もされているそうです。これはとてもありがたいですね。
ただし21時以降の外出はご家族の方たちに迷惑がかかるのでしない方がいいかなという感じですし夜中にお風呂に入るのも静かに入らなければいけません。
宿泊される方はご厚意で宿泊させていただけると思ってくださいね。
掲載については暗黙の了解的な雰囲気でしたが無料ですしそんなに歓迎している感じでもないのかもしれません。(奥さんはとっても愛想がよくて元気で歓迎されていると感じましたが)
宿泊についても本当に安くしか泊まれない方に提供したいといった思いのようです。

《まとめ》
お寺の温泉は今まで4件入っただけですがその中ではぴか一の温泉でした。
登別温泉は自家源泉を持つお宿がいくつかあるそうです。
共同源泉にも入りましたが確実にこちらの自家源泉は上を飛びます!
硫黄の香りが強く味もタマゴ味、卵スープのような湯ノ花が舞っていてすばらしいと思います。
さすが登別温泉だなと思わせる力のある温泉でした。
利用データ
所在地 | 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町119−1 |
電話番号 | 0143-84-2359 |
アクセス | 登別温泉通りを上がりパークホテル雅亭の向かいにある3階建ての建物です。 |
WEB | https://syoukouin.wixsite.com/syukubokannonji |
宿泊料金 | 1泊素泊まり3,400円~ |
部屋数 | |
お風呂 | 貸切内湯:1 |
日帰り時間 | 10:00~17:00 (※要予約) 無料 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | 2009/05 |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | 含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉(硫化水素型)(中性低調性高温泉) |
PH | 6.3(中性) |
湧出量 | |
源泉温度 | 62.6度 |
源泉名 | 登別温泉 観音湯 |

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