箱根らしい品格と歴史の重厚な趣がある美術館の温泉

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※※※※このレポートは2013年10月に訪れた時のものです※※※※
★★★残念ながらこの施設は2018年8月に閉館となりました★★★
平賀美術館は温泉に入れる美術館という事でごく一部の温泉好きの間で知られている温泉だ。
昔は旅館の福住楼の別荘だったらしく、今でも平賀敬美術館敷地内に湧いている源泉を福住楼へ引っ張っているという源泉はお墨付きの極上湯だ。




玄関から入ると呼び鈴と書いた紙の横に大きな鈴が置いてある。
振ってみるとガラ~~~ン!と思っていたより大きな音が出てビックリ。
私達の次に来た人も鈴を鳴らして驚いたようで鳴らした直後に「・・すいませんっ」と発していた。




浴室は一か所。
入口に貸出用の小タオルが置いてある。
入口にぶら下がっている「空いてます」「入っています」の札をひっくり返して貸切で利用ができる。
箱根の上質な雰囲気とかくれ家的な温泉 入るとザバーと溢れる温泉が気持ちいい

浴室へ入るとレトロでノスタルジーな素敵な空間に気持ちがあがる。
スペインの大理石でできた浴槽もみごと。
大き目の家のお風呂といった感じの大きさの浴槽に56L/分もの温泉が掛け流されている。
だいたい30分ほどで入れ替わるほどの新鮮さ。
源泉は浴室のすぐそばに自然湧出で湧いている。昔は旅館の福住楼の別荘だったらしく、今でも平賀敬美術館敷地内に湧いている源泉を福住楼へ引っ張っているらしい。
パイプから入れている源泉も、昔は湯船の底から入れていたらしいが、カルシウムの析出物で詰まってしまい使えなくなってしまったそうで、不格好だけどしかたなくパイプでいれているんだと女将さんが言っていた。


入るとザバーーーっと流れ出る温泉が最高に気持ちがいい。
湯の色は透明でかすかに香ばしい香りがし、少しキュッとするような浴感がある。温度はぬるめ(40.4度)なのでいつまでも入っていたくなる。


アメニティはないので基本的には洗髪などをする場所ではない。
寝湯ができるように、枕も置いてある。


湯あがり、女将さんと話ていると、私達が持っていた温度計を見て、何処で売ってるの?と聞いてきたので2個あるからと1個あげることにした。
女将さんはとっても喜んでくれて、変わりに富士山のかわいらしいてぬぐいをくれた。


湯あがりはお茶を飲んで寛いでもらうことになってるの!と女将さんがお茶を入れてくれ、平賀敬がNHKで紹介されているビデオを見せてもらった。
女将さんはとにかく話好きで楽しい方。


とっても素敵なところで、温泉もひかえめではあるけど極上でとても気に入った。
箱根の温泉にふさわしい雰囲気。箱根に来たら必ず寄りたい温泉だ。
利用データ
所在地 | 神奈川県 足柄下郡箱根町湯本613 |
電話番号 | 0460-85-8327 |
アクセス | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から徒歩7分 |
WEB | |
宿泊料金 | 宿泊不可 |
部屋数 | |
お風呂 | 貸切内湯1 |
日帰り時間 | 11:00~17:00 入浴料1,100円+入館料600円(タオル貸出有) |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | アルカリ単純泉 |
PH | 8.9 |
湧出量 | |
源泉温度 | 42.4度 |
源泉名 | 湯本温泉 福住湧泉 |
移行前、クチコミで投稿していただいた画像

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