日光界隈では珍しい茶色く濁った貴重な湯

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※※※※このレポートは2005年9月に訪れた時のものです※※※※
この日光界隈では、珍しい赤茶色のにごり湯の共同浴場の上栗山温泉 開運の湯。
日光市といっても元は市区町村合併で吸収された別の町で、山奥にあり秘湯感もなかなかのものです。
2000年頃の温泉ブームに乗って、観光の目玉として町が掘り当てた温泉のようですので、それほど歴史は長くありません。主に地元民の方の利用が多く、あまり外部の人は来ていないようでした。
施設は小奇麗で、決していわゆる共同浴場という古めかしい感じではありませんので、どなたでも楽しんで入浴できるのではないかと思います。
ローカル感にのんびりと浸り、日ごろの疲れをいやすのにいいのではないでしょうか。
建物外観。共同湯といっても立派な建物です。

脱衣所です。大きくて綺麗な鏡や体重計、ドライヤーなど設備は十分です。鍵付ロッカーはなかったと思いますので、貴重品だけはご注意を。

カランは2つ設置。温泉ではありませんが、温度調整機能もついていて、快適です。

塩素463.3、ナトリウム555.1が中心ですが、特筆すべきは硫酸404.5、炭酸水素354.9となかなか豪華な成分となっています。
ただし、源泉温度が高いため、炭酸水素はあまり感じられませんでした。

これ、旅館の内湯みたいですよね^^ 景色もなかなかのものです。

赤茶色の温泉がなみなみと注がれています。タイル張りですが、気持ちの良いお風呂でした。

投入量は10L/分もないでしょうか?源泉温度が高いためだと思いますが、この浴槽のサイズだと、1日で1回転するかしないかもしれません。その点は少し残念ではあります。
日光で500円で入れる日帰り温泉としては、十分価値はあると思います。訪問時は空いておりましたが、地元の方の利用が多いため、曜日、時間帯によっては混雑している可能性もありますので、ご了承下さい。(写真の雰囲気だとまるで旅館のお風呂のようで、優雅でいいんですが)
利用データ
所在地 | 〒321-2715 栃木県日光市上栗山179−31 |
電話番号 | 0288-97-1952 |
アクセス | 東武鬼怒川線 鬼怒川温泉駅から日光市営バスで女夫渕行きに約55分乗車、上栗山下車して徒歩15分 |
WEB | http://www.nikko-kankou.org/spot/881/ |
宿泊料金 | 宿泊不可 |
部屋数 | |
お風呂 | 内湯:男女各1(毎月入れ替わり) |
日帰り時間 | 9:00~17:00 不定休 大人510円 小学生以下250円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉 |
PH | 7.4 |
湧出量 | |
源泉温度 | 50.2度 |
源泉名 | 上栗山温泉 |

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