温泉クチコミ
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峰温泉 花舞 竹の庄 (静岡県)
2019年3月。素泊まりでしか受け付けていないというのも、御主人お一人でこの広い宿を守られており、昔遊郭であったという建物を移転した館内には「手も付けられない」というお宝?がそのまま放置されているようだ。
「息子が嫁でも連れて帰って来てくれないと、どうにもできない」と、隣にある大墳湯公園の管理もされているという御主人は嘆かれていた。
確かにその通り、手入れをすれば立派になるべき庭や、何よりも素敵な浴室の片隅には、無造作に置かれた掃除道具が、雰囲気を壊しており残念だったりする。
館内にしろ、浴室にしろ非常に立派なのに、女手が薄い事がすぐに感じられた。トイレには脱臭剤を是非置いて頂きたいし・・。
というのもやはり、女将さんが中心になり守られている宿は、館内の気配りが女性らしく行き届いている。
年老いたお母様とお二人では致し方ないというのは良く解るが、建造物が立派なだけに勿体無い。
さて、温泉だが源泉は隣の大墳湯からの引湯であり、温泉表示はナトリウム-塩化物 弱食塩泉、メタケイ酸208㎎、成分総計2359mgの優れものと言う事であった。
99.3℃の超高温泉であるため源泉かけ流しなら、当然かなり投入量は絞られる。それだけなら良いのだが、おそらくこの湯は、一度タンクにでも貯められているのでは無いだろうか?
少ない投入量の上に、湯に何の力も無いというか・・新鮮さが感じられないのだ。
墳湯公園での大墳湯を売りにしているのであれば、あの様に噴き上げるが如く力強い新鮮な湯を期待してしまうが、かけ離れていた。
尚、墳湯時間中は各宿の湯量を落としてまで、噴き上げさせる為にに温泉を投入しているそうである。何か悲しい。
レトロモダンな湯を求め、この竹の庄の浴室は憧れであり、壁のあの赤いタイルや、湯底の青い小丸のタイルはとても可愛く美しかった。
これらの湯船に入れたという事はとても満足のいくものであった。
写真でよく見る方の2階にある湯舟は、男性と女性が時間制で入れ替わる。男性が15時から23時で、女性は23時から翌10時までとなっている。
1階にある露天風呂付きの浴室は、自由貸し切り制となっており、札とランプで入浴を知らせるようになっている。
館内全体が昭和レトロであり、洗面台のタイルが可愛かったり、ロビーには立派なソファが置かれていたりする。
素泊まり1人1泊8770円というのは、少々お高い気もするが、御主人は気さくで親切な対応である。食事は、近くに蕎麦屋さんがありこちらで済ませられる。
アクセス例:伊豆急行河津駅から路線バスで峰温泉まで。河津駅からの送迎あり。
伊豆河内温泉 千人風呂 金谷旅館 (静岡県)
2019年3月素泊まり。湯の気持ち良さに感激!
まず宿泊者専用の内湯へ。ほの暗く落ち着く浴室に、長方形を3つに仕切った湯船があり、源泉投入口がある湯船から順に湯温が下がって行く仕組みになっている。
といっても熱くて入れない湯船は無く、3つの湯船全てが「調度良い」湯温になっている事に感心。
中でも私がいたく気に入ったのが、一番ぬるい湯。これが本当に気持ち良く、眠気を誘う。まどろみかける。おそらくはこの浴室のこもり加減とも相まっているのだろうとも思うが、忘れられない心地でした。
そして有名な大浴場。これもまた素晴らしい。大正レトロモダンな造りに建て替えられた女性用の内湯は、広い浴室全体の雰囲気も良く、何か所からも源泉投入されており、析出物がアンティークなブレスレットを思わせるものもあり、見とれていた。
多くの湯舟が湯仕切りで繋がっており、それぞれに湯温が微妙に違っているため、好みの湯船を探し寛ぐ。
中でも、奥の長方形で一番大きな湯舟は深く、その深さが、新鮮な多量の温泉に包まれている感じがして大変気持ち良かった。
宿メインの混浴へは、バスタオル巻きで。鍵を開け閉めして行くことができたが、思ったより狭く感じた(女性用の大浴場が大きいため)と、男性がわんさか居た事もあり、すぐ出て来た。
混浴の湯船の間仕切りにはブロンズ像が飾られていた。
内湯がそれぞれ立派な為か、影が薄い露天風呂だが、寝湯もできゆっくり入れる。
金谷旅館の温泉表示は単純泉でありながら、湯量が豊富なためか凄く気持ちが良く、パワーを感じる湯であった。
部屋は旧館を希望したが、カビ臭さは全く無く、小枠の障子が粋で落ち着く。部屋に似合った、ピンクの可愛い椿が活けられていた事にも感激した。
館内には庭園が設けられており、湯上り後の涼みに調度良かった。
というのも、金谷旅館は周りに自然の風景が無い。前は県道?で中学校が建っている。
という残念な環境だけに、この庭園が唯一宿の和の落ち着きを保っているように思った。
少し離れた所には小高い山があったけれど・・
しかし何より湯が素晴らしい事と、宿全体が昭和レトロな落ち着きがあり、気に入った。
また泊まりに行こう。
アクセス例:伊豆急行蓮台寺駅より徒歩5分程
由布院温泉 庄屋の館 (現在は束の間) (大分県)
憧れの由布院
子供の頃に「由布院」という銘柄のバスクリンに入ってからずっと憧れていた由布院にやっとたどり着きました。もちろんバスクリンではありませんが、青白く綺麗なお湯で、入ればすぐにスベスベです。建物の外観が可愛く仕上がっていて、渋い旅館が好きな方には合わないかも知れませんが、私は気に入りました。今度は泊まろうと思います。
由布院温泉 下ん湯 (大分県)
湖畔に佇む茅葺き屋根の温泉
金隣湖の湖畔にひっそりと建っています。最初は入口が分からず、ウロウロ。中に入っても、どこまで土足でいってよいのか分からず、地元の方に教えて頂きながらはいりました。周囲は外国人の観光客の方が大勢居ますが、温泉には入らないようなので温泉内は2名だけでした。脱衣場の真ん中にある内湯は屋根が茅葺きやになっており、見上げると凄い梁です。温泉はサラサラしていて入り易いですが熱かったので、ぬるい露天に行きました。撮影禁止になっていたので、外観のみ撮影させて頂きました。
由布の杜 小鳥のたより(閉館) (大分県)
初めての由布院はここにしようと決めていた
タイトルの通りですが、GW前の為か、立ち寄り湯のお客様お断りの看板が…とても悲しいい思いでとなりました。 6月に再訪しました。 事前に電話しましたが留守電。仕方なく向かうが、やはり「立ち寄り湯のお客様お断り」の看板が・・・。 もう立ち寄り湯はやっていないのかも知れません。 ちなみに何度も電話していますが、まったく出られません。