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高湯温泉 旅館ひげの家 福島県(宿泊レポート)★★★★☆

自然の恵みをたっぷり堪能できるにごり湯の露天風呂

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 

★★現在リニューアルされたようです★★

※※※※このレポートは2012年5月に訪れたものです※※※※

高湯温泉へは何度も訪れているが、ひげの家へは「日帰り入浴不可」という事より今まで入浴できなかった。
ひげの家は特に食事の評価が高い事もあり一度ゆっくり宿泊してみたかったお宿だ。

さてこちらの高湯温泉、源泉は「安達屋」と「吾妻屋」が多くもっているらしく他の旅館はそこからお湯をひっぱっているらしい。
源泉自体は10ヶ所ほどあり3,158リットルの湧出量を誇るという事。

湯量は豊富でにごり湯とくれば人気の温泉街になるのは必然的である。

吾妻スカイラインは今現在無料で開放されている事もあり観光も含めて楽しめるお宿ではないだろうか。

入口からのアプローチ
他の角度から見ると山のロッジ風なお宿
宿の周辺にはいたるところから湯がこぼれ落ちている

宿の外観は中心部分のみ改装をしたのだろうか、建物の色がちがく、実際宿泊するであろう建物は昔ペンションやロッジ風だったのかなと思えるような造りだ。
いずれきっとこちらも改装をしたいと思っているのだろう、そうなったとしたら、、、もう非の打ちどころがないお宿になること間違いない。なんて事を思ってしまう

宿の前にある道には湯が通っているだろう配管がたくさんあり、いたるところから上質であろう湯がこぼれ落ち、道を通るだけで温泉のいいかおりが漂っている。
このこぼれ落ちる湯で十分露天風呂何個かができそうなぐらいでもったいないと思ってしまう。

談話室
ロビー

入り口から入ると、モダンアジアンな雰囲気が広がっている。
その先にはテラスもあり、コーヒーやビールを飲むこともできるようだ。

≪GW宿泊≫  15,900円×2名 トイレ付

宿泊した部屋
温泉の成分ですぐにダメになる為テレビにはビニールがかかっている

部屋は残念ながらとてもせまく、6畳+1.5畳ぐらいだろうか。
ただ窓からの景色はとても良く、居心地は悪くない。

部屋にあるテレビはビニール袋がかかっており、温泉の成分ですぐ壊れてしまう事から対策しているらしい。

アメニティはゆかた、タオル、歯ブラシが付いており不便はない。冷蔵庫内の飲み物は場所柄かとても高く、ビンビール735円、ソフトドリンク類210円。

木々の音、川の音、自然の恵み すべてを生かした露天風呂

貸し切り露天風呂
湯口
貸切露天風呂

男女別の十分なほどの露天風呂はあるわけだが、この貸し切り露天風呂は川から近く、景色が一番良い。
源泉も男女別の温泉とは違く、源泉温度が若干低く成分量は多い。


浴槽内の温度は一定に保つように徹底されているようで、この日の朝は前日夜雨が降っていた為少し高めに設定されていたようだ。
設定温度は42度とかなり適温な温度。
味は少々のレモン味と苦み、P,Hが2.8と高いのもあり口に含むと歯がギシギシする。
P,Hは高いが浴感はやさしくやわらかい感じで長湯したくなる。

一つだけ残念なのは目の前にある山に通っているむき出しの配管。時期がもう少し遅ければ葉っぱなどでみえないのかもしれないが、せめて宿の前だけでも配管前に低い衝立でも立てたらいいのにと思う。(言うのは簡単ですいません)

楽しみにしていた食事タイム、
出来たてを次々と運んでくださり、一番おいしい状況で食べる事ができる。
仕出しを利用する宿が多い中全て手作りで一品一品こだわりを感じる。

食事何処で周りを見渡すとどちらかというとご年配の方が多いようだが、味付けもやさしくご年配の方~若い方まで満足できる内容だと思う。

器に桜のつぼみがのっていたりと心遣いもすばらしい。

ところでこの周辺は桜が咲き終わっているのにつぼみがあるのはなんで?と宿の方に聞いてみると、「つぼみのうちに摘んで冷蔵庫で保管しているんです」とのこと。
なるほど。。

肉も上質のものが出され、とてもおいしかったが個人的に変な事を言うと、出されたポンズもおいしいのだが、私が大好きな「馬路村のポン酢」を試して出していただきたい。
酸味がほどよくこのポンズで食べたらどんなにこのお肉は引き立つだろうと思う。

男女別の内湯
湯の華がいっぱい
男女別露天風呂
湯口

男女別の露天風呂

時間で交代制だがどちらもほとんど同じ作り。
温度は貸し切り露天風呂に比べるとぬるめ。

川は見えないが山が見え落ち付く雰囲気だ。

食事処

≪朝ご飯≫
朝ご飯も食事何処へ集まっていただくスタイル。
窓から美しい景色を見ながらおいしい朝ご飯が食べれるなんて最高の気分だ。

朝ご飯も小皿が沢山並び、その中でも自家製の豆腐はとてもおいしい。

あいにく宿泊をした時は夜は雨、朝は曇りと天気に恵まれなかったがこれが晴れていたらこの場ももっともっと綺麗だっただろうと少し損した気分になった。

朝ごはん
2010年高湯温泉は「源泉かけ流し宣言」をした
旅館名由来 先代の「ひげさん」 めんどうみの良い人で議員もしていたという

高湯温泉にも危機的な出来事が2度ほどあったらしく、戊辰戦争で米沢藩兵に火をつけられ温泉街は壊滅。
また明治15年に福島県令に赴任した三島通庸による、湯を庭坂村湯町まで引湯し湯街を作った時に高湯温泉には湯がなくなり営業できなくなったという話をお宿の方に教えていただいた。
(お宿にはその時の湯街図が飾られている)

≪良いところ≫
お宿の方々の意識が高く、常に笑顔で親切丁寧。きちんとした従業員教育をされているのだと思う。
食事は評判通り大満足。もちろん温泉も長湯できて好みの温泉だ。
もう一度泊まりたい宿に決定!

≪良くなかったところ≫
悪いところというのは何もない。
ここがあれば、、、というのはお部屋の広さ居心地かな。部屋が広ければ両親、親戚を招待したいかも

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