湯治向けの素朴な温泉だけどお湯が極上湯!温泉マニアに人気の温泉

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※※※※このレポートは2004年6月に訪れたものです※※※※
西多賀旅館へは、GWに企画した宮城・福島ツアーの際、秘湯に入る会の方へ案内していただて訪れた。
鳴子温泉郷の右の左も分からない私達にとって、今回が初めての鳴子、いいお湯をピックアップしていただき、周れたのはとても幸運な事だ。
旅館といっても一見民宿風。普通の一軒家のような外観だった。
ここの通りにはズラッとこういった民宿風の旅館が並び、それぞれ自家源泉を持ち、ここの通りの旅館巡りをするだけでも鳴子のさまざまな泉質を知る事ができる。


駐車場は47号沿いとなる旅館の前にあるが、そんなに混む事はないようだが、私達が行った時は混んでいて、停めるのも一苦労だった。旅館の中へ入ると木を使った温かみのある造りになっていた。


ここの温泉はめずらしい緑と白がまざったような緑白色!とっても綺麗な色をしていた。ただ、造りがもったいないほど素朴な共同湯のような造り。こんなにいいお湯をもっているのだからもうすこし開放感のある湯船にしたら大人気なのに・・と考えてしまった。
もしくは木造とか・・。やはりタイルやコンクリートのような人間が力ずくで造ったものより、自然のものなどで造ったものが私は好きです。
男性用と女性用はほぼ同じ造りで、すこ~しだけ男性用の方が広いかな?って程度。

利用データ
所在地 | 〒989-6822 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷78−3 |
電話番号 | 0229-83-2117 |
アクセス | JR陸羽東線 鳴子温泉駅より徒歩6~7分(580m) |
WEB | https://www.nishitaga.jp/ |
宿泊料金 | 現在自炊湯治のみ 2泊以上 5,500円〜 |
部屋数 | |
お風呂 | 内湯:男女各1 |
日帰り時間 | 10:00~16:00 大人500円、子供300円 ※鳴子温泉 湯めぐり手形使用可能 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | 含硫黄・ナトリゥム・炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型) |
PH | 6.6 |
湧出量 | |
源泉温度 | 60.5度 |
源泉名 | 西多賀の湯1号泉 |
移行前、クチコミで投稿していただいた画像

























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コメント
コメント一覧 (2件)
鳴子温泉郷最強の湯 西多賀旅館
温泉5 温泉の雰囲気4 また行きたい5 部屋0 食事0
鳴子 西多賀旅館
鳴子・東鳴子・川渡・中山平の4温泉地に、
鬼首と山形の瀬見・赤倉を加えた鳴子温泉郷で、
№1の湯力を持つ硫黄泉を、自家源泉として保有する宿だ。
ここのお湯は、青森の三内ヘルスセンターの温泉水に酷似している。
幼いころから塩化水素系硫黄泉に慣れ親しんできたと自負するわしが、
初めてここの湯に浸かったときには、
たいした たまげた おどろいたぁ の、
驚愕のうなり声をあげてしまった。
お湯の色はうぐいす色。宮城では「ずんだ色」とも言う。
湯の香は、軽油型アブラ臭のする硫黄系。
灯油型の高友旅館の黒湯よりは柔らかで、胃も痛くはならない。
温度は41~42℃、絶妙な温度設定だ。
浴感は、 濃いお湯に どっぷりつかる 充足感
を見事に味わうことができる。
いいことづくめのようだが、残念なところが二つほど。
表の国道を走る車の走行音が、浴室内にハウリングして響くこと。
特に、大型トラック、ダンプが通ると、重低音で思考や瞑想が中断する。
シャワー・カランの設備が無いため、
お湯から上がるときに硫黄の温泉臭を洗い落とせないこと。
公共交通機関でこの後に移動すると、「このひと、おべんじょくさい」と、
良い子の小学生に指摘されてしまう恐れがある。
ま、こんなのは子細なことだ。
耳栓持参とか、この後もう一軒上がり湯に寄るとか、対策は立てられる。
鳴子温泉郷最強のお湯を、ぜひ体感していただきたいものなのだ。
了
なぜか忘れられない温泉
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2018年12月頃に訪問
もう宿泊したのは6年も前であり、どんな泉質だったか等の細かい記憶は全く無いものの、なぜか今でも忘れられないのがこの西多賀温泉だ。次の温泉旅行を計画していたところ、ふと思い出した。また行きたい印象に残っている温泉は?と考えると、どうしてもこの温泉は外せない。有名な名泉質の温泉、眺望が素晴らしい温泉、洗練された伝統建築の温泉、足元湧出の温泉、、、数々の名湯がある中で、この西多賀温泉の魅力は一体なんだろう。。知らないはずなのにどこか懐かしい、田舎の小宿。。外は雪がしんしんと降っている。肌寒い空気の中、廊下のきしむ音、、ストーブの”チチチチ”という音、、柱時計の音。。。そっけないがどこか可愛らしい、こじんまりとしたうぐいす色の浴槽に一人そっとつかる。。。素晴らしい湯の感触。。。湯気で霞む浴室内に、湯の音、風呂桶の音が静かに響く。。。ザ・ノスタルジー。記憶が正しいのか、それとも郷愁の亡霊による幻か。。。温泉に、風呂に何を求めるか。肩肘を張らず、どんどん削ぎ落としていくと、ここに辿り着く気がする。。。
2024-11-10 02:40:54に投稿