全国屈指の湯の投入量で生まれた独自の入浴法がある温泉

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※※このレポートは2004/12に訪れた時のものです※※
お湯がすばらしいと聞き、私達もついに訪れる事となった古遠部温泉は温泉好きの間では有名。
青森の方達は温泉グルメなのかいい温泉には地元の日帰り客がごったがえす。
古遠部温泉への日帰り客はというと、有名な温泉なみのごったがえし振りだ。
私は宿泊したのに貸切状態を楽しむ事なく終わった温泉ははじめてだった。
これは日帰り時間が朝9:00~20:00と長い事と湯治のお客さんが日帰り客が帰るのを待って入浴というのがあっての事。貸切を楽しみたければ朝は湯治の方達が入るので宿泊をして深夜を狙ったほうがいいだろう。こんなに宿泊してこそと思った温泉は今までにないかもしれない、と思うほど感動の大きかった温泉!何度でも宿泊したい宿だった。

宿は鄙びたというのでもない古い宿。
駐車場はあるにはあるが日帰り客が夜遅くまで沢山いるのでいっぱい。
あいている道へ停める事となった。
土曜日 1泊2食付 6600円+暖房費300円 6畳


夕方5時の食事までには到着してほしいと言われ、急いで着いて5時5分前・・^^;
部屋へ案内されると布団が既にひいてあった。料金は6600円と激安!関東ではこんな値段の素泊まり宿もある。この料金で食事が付、綺麗にのり付けされた浴衣、タオル、ハブラシが用意され大満足の部屋。嬉しい気持ちでいっぱいだ。
掛け流し量は毎分500L!湯船からこぼれた湯に寝転んで浸かる入浴法に感激!

温泉は一言、すばらしい!ちょっと熱めなのを除けば完璧すぎる湯。源泉がドバドバと掛け流され湯船へ入ったと思ったらすぐに出て行く、新鮮そのものの湯だった。湯船からこぼれる湯量もすさまじく床から2cmほどの厚みがすべてお湯、床に寝そべってそのお湯へ浸かるのがここ独特の入浴法で寝そべっていると汗がジワジワとでてくる。味、匂い共に新鮮な鉄味鉄臭、緑がかっている。




桶へ湯を汲みタオルを洗ったのだが、身体を拭いている時にタオルに変化が・・・。
酸化しはじめタオルがみるみる茶色に!白いタオルと比べると全然違う色の茶色いタオルとなった。
サクサクの天ぷらがおいしい!!こんなに豪華でいいの?



食事は宿泊料6600円でこんなに豪華でいいの??という食事。
サクサクの天ぷらと外パリッ、中ジューシーの魚はお客さんが席についてから出来たてを出してくれる。
その上、東北ならではのキリタンポ鍋は素朴な味ではあるがおいしかった。
やっぱり東北はホノボノしていいな~という瞬間でもあった。







食事場所はちょっと寒い。暖房はあるのだが外は雪・・・1つの暖房ではまかないきれないようだ。
食事場所の雰囲気も簡単にテーブルが並べられ、端っこにテレビが置いてある素朴な造り。少し寒いがお風呂あがりだったら問題ないかな。。。冬は食事前にお風呂に入った方がいいかも。





朝ごはんも山菜中心の山の幸。
朝は健康的なメニューだった。
チェックアウトの際、朝9:00頃、入り口を見て驚き!!入り口には日帰り入浴時間、開始を待つ人達が20人ほど。。宿の方がドアを開けると走り出す人たち(笑)そんなに急いでどうする?といった勢いでした。青森恐るべし・・・(^^;;;
利用データ
所在地 | 〒038-0101 青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1−467 |
電話番号 | 0172-46-2533 |
アクセス | JR津軽湯の沢駅下車、そこから送迎車5分(要予約) |
WEB | http://furutoobe-onsen2023.jp/index.html |
宿泊料金 | 1泊大人1名 素泊まり 7,650円(税込)~ 11月~3月 燃料代別途 |
部屋数 | 4部屋 |
お風呂 | 内湯:男女各1 |
日帰り時間 | 9:00~20:30 大人:400円 子供:100円 |
冬期閉鎖 | 通年営業 |
利用携帯 | 日帰り入浴 宿泊 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | 含石膏弱食塩泉 |
PH | 7.5 |
湧出量 | 500L/分 |
源泉温度 | 43.6度 |
源泉名 |
移行前、クチコミで投稿していただいた画像









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コメント
コメント一覧 (6件)
峠にある濃い赤色温泉
温泉5 温泉の雰囲気3 また行きたい3 部屋0 食事0
2016年8月頃に訪問
秋田と青森の県境の峠に突如現れるすごく濃い温泉。
赤色の濃い温泉が滾々と湧いていて、床には大量の析出層がある贅沢な湯。
銭湯的な雰囲気の湯処から外の温泉掘削杭が望める武骨で雄々しい雰囲気
おそらく一つの宿で贅沢な湯を独占していたので、
是非宿泊してゆっくりと楽しみたい宿でした。
宿泊施設は温泉の武骨な感じとは対照的に清潔感のある奇麗な雰囲気であったと記憶。
2019-04-17 21:57:32に投稿
初めてトド湯(寝)をたっぷり体験した温泉です。
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2017年10月頃に訪問
私が訪問したときは、誰も客さんがおられずたっぷりと独占しました。
お湯は一寸熱めで長湯が出来なかったので、浴槽の横に溢れたお湯が流れる様に作ってある洗い場(?)にトド寝をしてゆっくりさせて頂きました。最高ですね。
トド寝をするために作ってある様な風呂場でした。張り紙には他のお客様がおられるときはトド寝を遠慮する様に書いてありましたが、二人以上のトド寝は無理な様な広さでした。
結局、どんなお湯だったかははっきりと思い出せません。
気兼ねせず、ゆっくりトド寝出来て気持ちが良かったという感想だけが残っています。
2019-05-18 18:06:48に投稿
贅沢な湯量
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2019年6月頃に訪問
週末の昼過ぎに到着、先客は2名ほどいました。
噂で聞いた通りの湯量で、熱さも私好みのチョイ熱めの湯船は深め。
ただ狭いためトド寝は、ほんの一瞬しかできず・・・(苦笑)
後から日帰り客、宿泊客と静かな山間に訪れる方達が結構見受けられました。
今度は平日に訪れて、貸し切り状態で入浴したいです。
2019-06-30 09:26:14に投稿
トド寝の聖地 古遠部
温泉5 温泉の雰囲気5 また行きたい5 部屋0 食事0
2018年9月頃に訪問
古遠部温泉
風呂についてだけ書こうと思う。
浴室入り口の真正面の壁から
大量の温泉水が長方形の浴槽に給湯されている。
縦に長い浴槽の表面を、波打つようにお湯が流れ、
給湯側の反対にある浴槽の排水部位から大量に流れ出ている。
この光景が源泉かけ流しの基本形だ、なんて思ったりすると、
他の温泉では期待外れを連発することになるのだろう。
湯温は43℃ほどか。泉質の影響もあって、長湯はできない。
でも、いいお湯だからつい長風呂をしてしまう。
それで、湯疲れの身体を休めるために浴室の床に身体を伸ばし、
流れる温泉水に浸りながら休息をとるのだな。
この気持ちよさは、他ではなかなか味わうことができない。
古遠部のトド寝ポイントは、温泉水が排出される浴槽短辺部位と、
浴室の排水口に向かって温泉水が流れていく
浴槽長辺部位に沿っての2か所がある。
短辺部が2名、長辺部が4名はトド寝が可能だ。
ただ、ひとつ問題がある。
浴槽短辺部の奥、浴室入り口側に洗い場があるのだ。
浴槽長辺部位で横になっていると、
シャワーを使った人の石鹸交じりの廃水が
温泉水と一緒に流れてくる。
時代の要請で洗い場設備を設置したのだろうが、
レイアウトが良くない。
浴室の排水口側に作るべきだったろうと思う。
まぁ、それはともかく、
温泉好きな人やこれから温泉好きになりたい人は、
一度は行ってみるべき温泉地だ。
寒い時期の方がここの風呂を堪能できると思われる。
了
2019-12-03 10:47:38に投稿
最寄りの駅は冬季列車が停車しません
温泉5 温泉の雰囲気4 また行きたい3 部屋3 食事4
2018年8月頃に訪問
JR利用で行く際ですが、冬季(12月現在)は最寄り駅である「津軽湯の沢駅」には列車が停車しません。何時頃から列車が停まるようになるのか、おそらく春の行楽シーズンを迎えてからかと思うのですが・・。冬に列車で行こうと考えていらっしゃる方はご注意下さい。
列車旅をしていると、JRのローカル線には冬季そう言った駅が、いくつかある事に気づきました。
確かに、津軽湯の沢駅は、辺りに全く全く何も無い無人駅で、人影どころか藪陰ばかりで、道路は有るんだけれど生活感が無いというか・・そんな駅でした。
でも私以外にも列車で、1人旅の若い女性が来ていたのに出会いました。夏でしたが。
その方はトド寝したのかどうかは・・?女性風呂でもトド寝は当たり前の様でしたが、場所が狭いので(女性風呂は1人位しか寝れません)取りあえずしてみる程度でした。
ドバドバ源泉に、朽ちた木造湯舟、湯気が籠った暗い浴室、この鄙び感も味があります。
しかし館内は全く情緒無く、温泉だけに入りに行くと言った様な感じかなあ。地元の日帰り客が多かったです。
アクセス例:JR津軽湯の沢駅より送迎あり
2019-12-03 23:47:38に投稿
泊まってトド寝したいです
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2018年5月頃に訪問
お風呂は狭いけど、とにかくお湯の量がすごかったです。
トド寝という言葉も初めて知りました。
青森はなかなか行けませんが、今度は泊まってみたいです。
2020-04-25 21:49:41に投稿