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沢渡温泉 まるほん旅館 群馬県(宿泊レポート)★★★☆☆

レトロ感たっぷりの総檜風呂でお肌スベスベのお宿

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 

※※※※このレポートは2005年2月に訪れた時のものです※※※※

★★まるほん旅館はリニューアルされたようです★★

宿へ到着するとまず男の方が出てきて車を停める場所を教えてくれた。今思うとその方がご主人だったのだろう。


車を停め、宿の中へ入るとまずお風呂、食事などの説明がある。その後部屋へと案内をしてくれる。

外観は鄙びた雰囲気はないが、湯治宿といった感じだ。前から見ると小さめのアパートのように見えるが中は奥行きがあり案外広い。


まるほん旅館は共同浴場が隣接し、宿泊すると共同浴場へも無料で入浴ができる。

土曜日 1泊 食事Bコース  3階7.5帖+3帖 トイレなし10500円

部屋にはテレビ、暖房、冷蔵庫、洗面台、鏡、浴衣、タオル、ハブラシ、茶菓子とポットが用意されている。

端にはソファーと椅子が置いてあり、目の前には洗面台と冷蔵庫。冷蔵庫にはビール、水などが入れられている。
料金を見るとめちゃくちゃ高い・・。秘湯でもないのにこの値段はいかがなものかと思ってしまうほど。

私達は安く宿泊できるはずだったところ、飲み物のみで宿泊料金に+5000円もかかってしまった。外の居酒屋に行ったほうが良かったかも・・。 ちなみに冷蔵庫内の物の料金は ビール735円 酒950円 缶コーヒー250円 ジュース250円 水250円 梅酒600円 おつまみ315円

布団について
夜布団へ入り眠ろうと思ったが布団はペラペラ、暖房も弱い、雪が降る寒い中眠れず自分のコートを布団の上から掛け、足の裏にホカロンを張ってやっと寝付く事ができた。あの布団はあまりにもひどい。セットで9000円あたりで買ったようなペラペラさ。お陰で次の日風邪を引き大変な目に・・・。布団はもう少し考えてほしい重要なポイントだ。

浴槽はもとより床や壁まで張り巡られた総檜の浴舎

檜張り大浴場 混浴(20時~21時女性時間)
源泉1
源泉2
石鹸、シャンプ-のみ備え付けられている

レトロで洗練された浴室の静かな空間で湯の流れる音が響く。私は源泉を見つめながらホッと落ち着いた。

肌触りは優しくなじむ感じがたまらない。少し熱めではあったがのぼせる事なくしばらく浸かっていた。

源泉を飲んでみると硫黄の香りがふわっと鼻をかすめ最後に少し金属のような味が残る。浴後の肌はしっとりスベスベ。

※残念ながら今現在は塩素入りとなってしまったそうです※

まるほん旅館の食事は基本の宿泊料金にプラスして2食A:5,250円 B、3,150円 C:1,575円 と食事コースを選ぶ。
私は安く上げようとAコースで、と予約の際お願いしたところ、「Aコースは湯治のお年寄りの方が食べるぐらいの量しかないよ」と言われBコースへ変更した。

味はというと、おいしかったのは鯉の洗いの‘‘酢味噌’’
もったいないと思ったのが天ぷらのエビだけなぜか海苔が混ぜてある衣だった事。味をかみ締めてみると海苔はどうやら臭み消しの為のようだった。

貸切風呂
貸切露天風呂

食事後はやはりお風呂。貸切露天風呂へ入りたかったがなかなか空かない為その間に貸切風呂へ。
貸切風呂は熱すぎて気合がないと入れないほどだった。
造りは家のお風呂となんら変わらないようなもので2人も入ったらいっぱいの大きさ。

あまりの熱さにカラスの行水状態で貸切風呂を後にし、貸切露天風呂へ。10分も待っていると入っていた人が出てきて入ることができた。この露天風呂は2004年 10月に新設されたばかり、まだ木の色も新しく白っぽい綺麗な色をしていた。入ると脱衣所のようなスペースへ籠が置いてありその先には階段が延びている。

階段を上がると3人ほど入れる大きさの檜風呂がある。旅館の丁度中庭にある為周りの部屋から見えるのでは・・と心配だったがそこらへんは見えないように各部屋に目隠しがしてあるらしい。


この日は雪がチラチラと舞い、寒い風の中入る露天風呂は格別なものがあった。

女性用 内湯

と言う事でどうしても寒くて眠れず、深夜一人で女性用内湯へ入りにいった。
誰の気配も感じないシンと静まる中、この内湯を一人締め。窓を大きくあけ、じっくり湯へ浸かった。

窓の外を見ると源泉湧出場所の横へチョコンと座っている猫が見える。少し暖かいようで最初見た時からあがる時までずっと座っていた。

なんだかそんな猫ちゃんのお陰であまりにシンとした空間で心細かったのが飛んで行ってしまった。ありがとう猫ちゃん。

女性用内湯 源泉
脱衣所
シャワー・カラン・シャンプー、石鹸
休憩場所
給湯室

全てのお風呂の丁度真ん中あたりに休憩場所があり唯一の自動販売機もある。
ご夫婦やカップルでの待ち合わせに丁度いい場所。
給湯室は各階にあるようだった。

朝、チェックアウトをする為に1階へ降りるとロビーにはコーヒーが飲めるよう置いてあった。無料かな、なんて思っているとやはり1杯200円と書いてある。
それはいいのだがなんとなくまるほん旅館の印象は何でもお金お金お金・・・。

食事の時に何を言ったか忘れたが女の方が冗談まじりに「もうちょっと早ければ儲かったのにねぇ」と言ったのが妙に本気に聞こえた。
お金を取る部分は取っていいのだがその中で1つでもサービスの部分があると気分がいいのになぁと感じてしまったのが残念だ。

移行前、クチコミで投稿していただいた画像

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • デザイナーズ風呂の婦人浴場は必見
    温泉4 温泉の雰囲気5 また行きたい5 部屋3 食事5
    2021年1月頃に訪問
    デザイナーズ風呂と言うのはこういった感じの風呂を指すのだろうか?高級宿の温泉に入った事が無いので解らないが、3年前に改装されたという婦人風呂の浴場は、全体が真新しい木造りで、丸くカーブを描き立ち上がる天井は高く、自然光が採り入れられ、湯船の中には玉石を埋め込んだ人工石の寝湯があった。湯は薄く青みを帯びた様に見え、浴室全体がとても洗練され美しい。
    おおっ―と感激しながら浸かった温泉は42℃はあるようで、冬はこれくらいないと気持ち良く感じられない。浴場を眺めながら寝湯をし、1人で浸かる贅沢な浴場に大感激していたが、普通は有る入り口の扉というものが、デザイン上取り付けられていないので、どうも寒い。冬以外なら良いかも知れないが・・。それ程暑くなる湯では無いので、着替えが寒い。
    透明で癖の無い湯は単純泉かと思いきや、後で成分表を見たら1000㎎を僅かに成分が越え、カルシウム・ナトリウム、硫酸塩泉となっていた。源泉かけ流しである。

    まるほん旅館を代表する、床板張りに碧い湯の大浴場は男性風呂で混浴でもある。
    湯浴み着やバスタオルは?と問うたら「湯が汚れますので」とはっきり言われ、設けられている19時半~21時と6時~7時の女性時間帯に入る様言われた(男女入れ替え)
    写真で映るあの湯の碧色は何なのだろうかとずっと気になっていた。翠石が使われており、刀根石と言うそうだ。この色が湯に映え、板張りと木の湯舟に包まれたエメラルドの様な温泉に見えていたのだった。
    浴槽は2つに分かれ、大きめの湯船は、石臼❓から僅かずつ源泉が投入されぬるかった。小さい方は熱めで気持ち良かった。
    どちらの浴槽の投入口にも、長年を感じさせるカルシウムの析出物が固着し、翠の湯底には、白いタイルが欠けて剥がれたかの様な、真っ白で大きな湯花が沈んでいた。
    こちらの浴場もレトロモダンで立派であったが、1人で入るには広すぎるし寒かった。

    男女の浴場の手前には湯上り場も改装され、婦人風呂と同様の真新しい綺麗な木材で造られた天井まで続く壁に、間接照明を取り入れたベンチが設けられており、そこで一休みする。階段を上がって来たせいか、温泉成分のためか以外にズンとくる。
    外の景観が無いのだけが残念であるが、休憩所でも束の間の非日常を味わえる様なスペースであった。

    もう1つある貸し切り露天風呂は、2つの浴場に比べて余りにも貧弱。木の直方体の湯舟が1つ。周りは古い立て板だけで景色も何もあったものでは無い。
    婦人風呂や湯上り場の様に、こちらもデザイナーズ半露天風呂にでもして頂けるような、そんな日がいつか来る事を楽しみに思いながら、取りあえず入って置いた風呂だった。

    そしてもう1つ感激したのが夕食。手の込んだお料理の味付けがとても美味しかった。
    茶わん蒸しは、豆乳仕立てか?チーズが入りとても濃くがあり仄かに甘い。赤身の肉❓を百合根で包んだ餡かけや、サクサクの天ぷらは熱いままで美味。やや濃いめの味付けだった釜めしの美味しい事。澄し汁は、ハバ海苔かな?なかなか食べられない高級で美味しい海苔が入っていた。あとはせいろ蒸しと、手作りの抹茶ゼリーも美味しかった。
    シニア用お料理少なめにしたがとても満足。どれも美味しかったので、もっと品数を食べて見たいとも思ったが・・。

    部屋は改装されているが、残念ながらカビ臭さが残っていた。窓からは道路丸見えで慌ててレースのカーテンを閉めた。和調の柄の羽毛布団が敷かれていた。トイレはウオシュレット。洗面台にタオルペーパーがあればな。あと冷水が欲しい。

    隣の草津は若者達で賑わっていたが、沢渡温泉の静けさ。山の中では無いが寂れた田舎町の温泉と言った感じで、人が居ない。宿も3軒在る位か?(昔、龍鳴館に宿泊。こちらも良かった)共同湯はコロナで休業中。まるほん旅館も年末年始閉めるそうだ。gotoトラベル利用で1人泊2食9250円。愛想が良いとは言えない御主人の接客はストレート。秘湯を守る会は10月で脱会したそうだ。

    アクセス例:JR中之条駅より路線バス沢渡温泉行き(本数が少ない)で、沢渡温泉下車。坂を下りすぐ。

    2020-12-30 15:08:08に投稿

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