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霧島湯之谷温泉 湯之谷山荘 (鹿児島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2021/07/19

評価:

4

夏は此処、冷炭酸泉との交互浴は無限ループ

夏は冷泉との交互浴が最高であると言う事で、無限ループが待つ湯之谷山荘へ。
硫黄泉と硫黄の微炭酸泉との交互浴が楽しめ、更に3つある浴槽の内、真ん中の湯船=熱泉と冷泉が混じり合う湯舟では、間にある枕木の角度を調整すると、自分だけ好みの温泉が出来上がる(貸し切り状態であれば)と言う最高の温泉なのだ。
この枕木自由調節というのはどなたが考えだされたものか、誰でも簡単に湯温を調節出来る様にとても上手く考えられている。
よく見るとそれぞれの湯船も微妙に傾斜が付いており、温泉の流れる道筋を付け、上手く真ん中の湯船に両方からの温泉が流れ込んで来る様に造られていた。
また、温泉で木の床が滑りやすいのだが、切り目を入れ滑りにくくしているのは勿論の事、湯船の淵には溝を造り、溢れた湯は床へ流れない様に工夫されていた。
硫黄泉の白さが、渋茶色の浴舎に引き立つ。天井が高く、湯舟の大きさの割に広い立派な浴室だ。木造りの浴室は天井からあの嫌な水滴が垂れて来る事は無いので安心していられる。こうして見ると、築80年という湯之谷山荘だが、建てられた時には既に温泉浴場としてなかなか良く考えられた浴室だなあと感心した。

前から気になっていた、冷泉の真上にある細いパイプ。ガス抜き?か何て思ったりしたが、これだけ広い木造の造りにそれは不要だろう。周りを見渡すと壁に、赤いバルブを捻ると湯滝が出ると書いてある。赤いバルブと言うのはこれしか無いよなあと思いながら捻ってみたら、その細いパイプからババッと温泉が出て湯滝となったのだった。
今までにも何回か湯之谷山荘へ来ていたが、これは初体験だった。
いやあこれもこの温泉独自の工夫である。初代の御主人のお話を聞いてみたかったものだなあ。

冷泉の湯船は立方体の非常に小さい物で、微炭酸泉のためなのか泡は付かず、代わりに細かい湯華が身体に一杯付く。
1人静かに、ぼーっと浸かっていると恍惚とした感さえある。1時間などあっという間に過ぎて行く。
こんな温泉なのでやはり宿泊するか、日帰りでも運よく1人でゆっくり楽しめれば最高である。

ちなみに貸し切り露天風呂は、とってつけた様な感じなので余り好みでは無く入らなかった。
湯之谷山荘は山荘と言うだけあって、霧島の山の中にあり緑が生い茂り、丸尾の街は近いが一線を画した秘湯の温泉と言った雰囲気を持つ。
今回は素泊まりで湯治部屋の方へ泊まったが、清掃は良かったがエアコンが古く、その音がうるさく眠れないので止めて寝たが、山の中であるためか涼しかった。
明け方、河鹿蛙が一斉に鳴きだし鈴の様な音が響き渡っていた。しばらくすると大雨が降りだし、蛙の鳴き声は止んでしまった。

アクセス例:JR国分駅からいわさきホテル行きバスで、湯之谷山荘入り口バス停下車し急坂を400m登る。もしくは、鹿児島空港から霧島温泉丸尾方面行きバスで丸尾バス停下車し、国分行きバスに乗り換え同上。もしくは丸尾からタクシーでワンメーター。

湯川内温泉 かじか荘 (鹿児島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2021/07/18

評価:

4.2

日帰り入浴のみになってしまっています

日帰り入浴のみになってしまったかじか荘。2016年に初めて日帰り入浴で訪れ、その温泉の素晴らしさに同年夏には素泊まりで宿泊し、次回は旅館部の方でと思っていたら、旅館部は無くなり、その後経営者が変わったという事もあって、素泊まりの方も無くなってしまった事を知り、とても残念に思いました。

あの足元湧出で泡付きがある柔らかなぬる湯と、透明で澄んだ深翠の温泉から優しく湧きあがるプクプク温泉。澄んだ温泉に澄んだ河鹿蛙の鳴き声が響き渡る温泉宿は、唯一無二のものであったようにも思います。


口コミされている女性が書かれていらっしゃる「何だか怖い・・」と言う雰囲気は、私も解ります。
さほど山の中でも無いにしろ、あそこに入ったらあそこだけの別物雰囲気が有り、夏でも湿気が強い緑に覆われた鄙びきった建物は、私も最初に行って写真を撮った時からアレ❓と思う様な事が起こり、次に泊まった時にはその理由を偶然に2度も聞かされる事になり、祈らずにおられ無い気持ちになりました。
おそらくその辛さがあそこの場所に佇んでいるのだと思います。それを、あこちゃん様も感じ取られたのだと思いました。

さて、現在のかじか荘ですが昨年の熊本大水害で多大な被害を受けられ、どうにか復興されたやさきにはコロナで・・と言った状態で、日帰り入浴も休館になっている日が多いようですので、要確認で行かれて下さいね。
温泉自体は何年か前とそんなに変わっている訳では無いと思うのですが、HPを見た処、湯船の枠が真新しい木材に変わっており、修復されたその部分だけがどうしても浮いてしまっていました。
全体としてのあのかじか荘の鄙びた雰囲気、朽ちた木の湯舟に湧き出る温泉・・と言ったイメージからはかけ離れてしまったのが、寂しいですが致し方ないですね。
全てそうですが、現在あるものが永遠では無いと言う事で、もうあのかじか荘に出会うのはできなくなってしまいました。そして、日帰り入浴でしかあの温泉を楽しむ事もできなくなってしまいました。何年後、何十年後にはまた変わっているだろうと思いますが・・

アクセス例:JR出水駅よりタクシー利用(5年前は宿との契約で片道1500円で行ってくれていました)

仙石原温泉 南甫園 (神奈川県)

じしょう

by じしょう () 2021/07/07

評価:

0

廃業して施設は撤去されております。

コロナ騒動の折廃業されたようです。現在は建物も撤去され更地になっております。

登録有形文化財 下部温泉 大市館 裕貴屋 (山梨県)

kine1

by kine1 (温泉初級) 2021/07/04

評価:

3.8

誠に残念ながら閉館しています。

泉質も安い値段も鄙びた雰囲気も気に入りの宿で何度も宿泊していましたが、コロナをきっかけに閉めてしまいました。とても残念です。

水無海浜温泉 (北海道)

win to tomorin

by win to tomorin () 2021/07/03

評価:

4.6

干潮と満潮を間違えて。2日間のチャレンジ!!

6/18朝に到着する!!見たら湯船が海に飲まれてしまい、違う秘湯へ向かい出直す。
6/19深夜に再チャレンジ!!見事に独占状態で湯に浸る事が出来た。朝日を見ながらと考えていたが生憎の曇り空。周りの空が明るくなって来るにつれて湯船付近も見えて来た。他の湯船は熱くて足も真っ赤になる程。無理をせずに最初の湯船を利用する。若干ぬるめのお湯だけど長く入ると血圧に問題が出て来るので、休み休み入った方が良さそうです。自分は疾患はありませんが、知らぬ間に身体がヤバい事になっていました!そのルールを守っていたら朝の漁船に両手で挨拶をして湯を上がって来ました!!駐車場には2〜3台程ありましたが、多分日中の入浴目当てだと思います。カモメにも挨拶をして駐車場を去りました。

平田内温泉 熊の湯 (北海道)

win to tomorin

by win to tomorin () 2021/07/03

評価:

4.6

コロナ禍で中止を知らずに入浴!!

6/18初入浴しました!最初脱衣場までの間に熊のフンが数個発見!!ビビリながら脱衣場で服を脱いで湯船へむかう。向かう途中にヘビがいたが笹薮へ入っていった。湯船へ足を浸すとかなり熱く、ホースの水を使い温度を下げてからの入浴になった。その間は全裸。数分してから全身入浴が出来た。湯船の横には川が流れており、涼しげな音を立てていた。湯からあがり、駐車場で若いカップルが来るか迷っていた様子。自分がいて、その存在に気付き向かって来た。後で看板を観たら20日まで使用出来ない事が書いてあった。警察が来たら正直に看板が分からなかった事を伝えよう。と、心に誓い駐車場から去りました。後になりブヨに全身噛まれた跡があった!

祖谷温泉 和の宿 ホテル祖谷温泉 (徳島県)

まるちゃん

by まるちゃん (温泉マニア) 2021/07/03

評価:

4

いや〜祖谷温泉!

ちょっと温度が低いから、夏向きな温泉ですね!
泉質は最高だったと思います!
脱衣所なんかも綺麗で、秘湯なのに入りやすい!

湯浦温泉 旅館亀井荘 (熊本県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2021/07/01

評価:

4

素敵にリニューアル!トータル性に優れた小宿

昨年の熊本大水害でお宿も1m程浸水し、秋から冬にかけ館内をリニューアルされたそうで、案内されたお部屋はとっても素敵でびっくり。
丸みを帯びた高い天井に太い柱。ペンダント照明の下にはツインベットが置かれ、紺色の壁と障子がマッチし、オシャレな洗面台があり、とってもモダンなお部屋だった。勿論ウォシュレットや冷蔵庫も完備されており、これなら有名処の温泉であれば素泊まりでも1万円近く取られるだろうと思う位の部屋だった。ただ、床は一部緩く傾きがあったりはしていたけれど・・
亀井荘は、氾濫したと言う湯浦川沿いに建つ1軒宿で、白地に亀の可愛い暖簾がかかっているのが遠くからでも見えた。湯浦(ゆのうら)温泉として以前は3軒在った宿も無くなり、現在は大きな日帰り入浴施設3軒に囲まれるただ1軒の宿となり、ビジネス客も多く訪れている様だ。素泊まり利用もできるが、周辺には全く店と言う店が無い。

楽しみにしていた温泉は、口コミ通りのとても気持ちの良いもので、39℃程のぬるめの源泉が多量に掛け流されている。浴槽が小さめではあるので溢れだしが多く嬉しい。
アルカリ性の単純泉ではあるが、微かに硫黄の香りもしないでも無く、目立った泡付きが無かったが、もしかしたら駒の湯山荘の様に微細な泡が肌を包み、ぬるっとした感触になっているのかも知れない。肌の弱い方にはグッドな優しい温泉である。冬はぬるく感じるだろうが、寒い時期の入り方も書かれていた。
リニューアルされた浴室は3つあり、1つは貸し切り風呂として利用できる。
男性用の浴室だけが大きく、木材を活かした造りになっており、この浴室の小さいバージョンが貸し切り風呂となっている。湯が蒼っぽく見え綺麗だ。
女性浴室はこじんまりとまとまっており、ライオンの口からドバドバ投入されている源泉が、そのまま溢れだして行く様が見られ気持ちが良い。壁には金魚のタイル画も貼られ、レトロモダンな浴室となっている。洗面台も陶器でオシャレだった。女性には嬉しい浴室だと思う。
翌朝には男性浴室となるが、日帰り入浴では15時~22時迄、300円で利用できる。

河口が直ぐ近くにあるそうで、お料理は海の物が多く、お魚が新鮮でとても美味しかった。
ビジネス利用で品数は少なめであるが、刺身や天ぷらも付き満足できた。
接客も、女将さん始め女性の従業員の方が多く、皆さん感じ良く声をかけて下さっていた。
館内は未だリニューアルされていない部分があったり傾きがあったりもするが、部屋良し、温泉良し、料理良し、接客良し、これで1人泊2食付きで7000円台というコスパ良しの、非常にトータル性の素晴らしい日常使いの温泉宿であると思った。私にピッタリかも知れないなあ。
北薩摩から湯浦温泉方面一帯は、アルカリ度の高いとても良い温泉が続くので、お肌の弱い方には特にお薦めです。鹿児島・湯之元温泉~川内高城温泉~湯川内温泉~宮之城(紫尾温泉)~熊本・湯浦温泉、いずれもお肌喜ぶツルツル温泉とくまもん列車が待ってますよ~

アクセス例:薩摩オレンジ鉄道湯浦駅から徒歩20分程 送迎あり。

画像2.男性浴室は、あいにく湯が抜かれてしまっていた所の写真です

横向温泉 下の湯 滝川屋旅館 (福島県)

桜hanako

by 桜hanako (温泉達人) 2021/06/24

評価:

4

宿泊も日帰り入浴も超値上がりしていた

観音寺川の桜を見に、中の沢温泉と横向温泉のマウント磐梯へ宿泊した。今年の桜は例年に比べ更に2週間ほど早かったが、磐梯山の麓にある横向温泉へと進むに連れまだ積雪も見られていた。
3年前に訪れた時は素泊まりでも送迎してくれたのだが、今は食事付きの宿泊でないと送迎はして頂けなくなっている。おまけにお宿はかなりの値上がりをしており、素泊まりでさえ1万円以上し、食事付きとなると25000円以上もしており、私が行った時より5000円は値上げされていた。何故この宿がこんなにお高いのかと不思議に思うが・・
今回は、送迎をして貰える近くのマウント磐梯へ宿泊し、滝川屋へは日帰り入浴でやって来た。もう来れないであろうと思っていた温泉へ入れるのはとても楽しみであった。
日帰り入浴は11時~14時までの間の予約制で、1時間1人なら1600円。2人なら1人1100円と、1人辺りの価格は下がるシステムであった。

到着時刻は厳守であるのには理由があった。まず、20℃の源泉を30度に温めておかねばならない事。脱衣所のストーブを点火しておく。そして到着すると湯たんぽを渡される。
湯たんぽは浴室までは女将さんが運んでくれるが、帰りは持って帰らないと行けない。
結構重いが階段を上がったりしながら玄関口付近まで持って返さなければならないと言う事。
温泉に向かうと真新しい材木で建てられた立派な宿泊棟ができていた。私が素泊まりで泊まったのは、鄙びた素敵な角部屋だったなと思いながら通り過ぎる。
脱衣所に点けられているストーブは入浴中もそのまま点火して於いても良いとの事だった。
浴槽にはアルミシートがかぶせられているが、入る際は女将さんが外してくれるが、帰りは当然覆って行かなければならない。
とにかく重油代がかかるので、入浴代が高いらしい。そんな中、究極の思い付きが‟湯たんぽを抱いて入る”だったそうだ。
これは私も初めての体験であった。ポリタンクを抱かまえて入浴するのだ。
4月終わりと言っても、宿の周りにはまだ残雪がある中、30度の風呂は寒い。しかもこの広々とした木造の浴舎では寒々としているばかり。1時間近く冷泉に浸かっていられたのも、この湯たんぽのお陰と言えるかもしれない。ポリタンクを抱いたり、お尻の下に敷いたり、脚に挟んだりしながらとにかく入浴したのだった。

温泉に関しては確かにここの温泉は神秘的である。横向温泉というこの辺りに湧出している源泉自体が、他の地域には無い特殊性を持った温泉である様に感じる。単純泉でありながら油臭を持ち、湯華が多く、泡付きがあり、湯の色が一言では表せない様な複雑性を持っている。
中でも下の湯の特徴として、断トツに湯の花が多いのだ。オレンジ色のフワフワとした、手で救うと直ぐ消えて潰れてしまう、天かすより柔らかい湯の花が多量に湧き出て来ている。
大きな長方形の仕切られた木の湯舟の隅の方からは、ブクブクと泡が立ち源泉が自然湧出して来ている事が解る。そしてその源泉は多量の湯華を噴き出し乍ら湧出して来るのだ。
広く高い天井の浴室の窓ガラスを通し、春の陽が深く差し込んで来る、深緑色をした霊泉に、湯たんぽを抱えながら1人で浸かる温泉とはどんなものかと可笑しく思いながらも、45分はあっという間に過ぎて行った。

女性湯は温められておらず入れなかったが、アルミシートをめくってみると、以前と変わらぬ超大量の湯華が見られた。この湯に浸かった時にはまるで、天ぷらうどん(安くて天かすばかりが多い)を食べ終わる頃の天かすの中に浸かっている様に思える程に、湯の花ばかりだった。そう、特質すべきは湯たんぽでは無く、湯華の多さであろう。
奇跡の様に多い橙色の湯の花は、中の湯とはまた違うここだけの湯の花である。

お宿の広い敷地内が日本の原風景であるかの様に、小川が流れ水芭蕉が咲き、水車小屋や池があり、祠が奉られ、山桜や紅葉が迎えてくれる鄙びた家屋は、ここでしかない穏やかさを抱いている。福島の小さな故郷がまるでここにあるかの様な温泉宿が迎えてくれる。

アクセス例:JR猪苗代駅から中ノ沢温泉行のバスで沼尻バス停下車し、ホテルマウント磐梯の送迎(宿泊)を利用し、マウント磐梯より徒歩10分程。

後生掛温泉 (秋田県)

maki

by maki () 2021/06/21

評価:

5

また行きたい

お風呂場の写真に一目惚れして訪問しました。
雰囲気もお湯も素晴らしく、再訪したいです。