食事も美味しく、茶色がかった鉄泉が魅力のお宿
- 公開日
- 2019/02/05
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3.6
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冬しか訪れた事のなかった九州へはじめて春に訪れる事ができた。
G.Wだというのに宿も決まっておらず、前日に30件電話をかけまくったところ、キャンセルがあったとの事で泊まる事ができたのがこちら「丸長旅館」さん。
6室しかない旅館だというのに運がいいとしかいいようがない。
長丸旅館は長湯温泉名物「ガニ湯」の横にある創業90年の格式ある老舗旅館。
食事処の窓からはガニ湯を眺めることができる。
3年前に全面改装をしたという旅館は小奇麗で今時の和を貴重とした雰囲気。
到着するとお宿の方が出迎えてくださり案内をしてくれる。
隣には町営の温泉「長生湯」もあり、こちらも良い湯と評判だ。
旅館内の部屋数は6室。
満室であっても6室分のお客さんしかいないので宿の中でも他のお客さんとすれ違う事は少ない。
ライトは白熱灯の暗めのものが主で落ち着いた館内となっている。
部屋 GW泊 1泊2食 16000円 6畳+廊下+トイレ+洗面所
部屋は入ると廊下があり、その奥へ6畳の部屋がある。値段からするとちょっと狭いかな、と思うがとても清潔で雰囲気造りはされている。
部屋については微妙なところ。悪くはないのだが、狭いためいる場所が限られるので寛げるというほどではない。
値段が例えば13000円ぐらいであれば納得の部屋かな。 またアメニティなどは完璧で、嬉しいもてなしだと感じたのが、近くにある湧き水が魔法瓶に入れられ置いてあるところ。小さい気配りがされており素晴らしい。
食事のレベルはかなり高い。
一つ一つが丁寧に作られたもので飾りつけもとても綺麗。
途中から写真を撮るのを忘れてしまい、写真が少ないのだが食べきれないほどの量で一品一品頃合を見計らい、良いタイミングで配膳される。
白いご飯も土鍋で炊いたもので米がプリッと立ったホクホクのおいしいご飯。
食事処もとても落ち着く部屋で、黒い立派なテーブルが数台並び、大きめの窓からはガニ湯が見える。
こちらのお宿は立ち寄り湯の他にお昼の会席もできるらしい。食事はかなりおいしいので
会席+立ち寄り湯で利用するのもいいだろう。
薄っすら茶褐色の上品な鉄泉
お風呂は全部で3箇所、場合によっては全部が貸切風呂となる場合もあるらしいが、私が訪れた時は男女の内湯と貸切風呂に分かれていた。泉質は私好みのもので、薄っすらと茶色がかったとても上品なもの。
朝ごはんもこだわりがいっぱいで、豪快でこぼれ落ちそうな豆腐と夜ご飯同様、プリプリのご飯。
漬物達もゴリゴリと良い歯ごたえで味噌汁もおいしい。
食事に関しては言う事なしのおいしさだ。
≪長丸旅館の良いところ≫
食事が良い。一品一品が丁寧で美味。運ばれるタイミングも絶妙だ。
温泉も鉄分と炭酸を含んだ長湯ならではの良い泉質。
贅沢にも貸切できるのも嬉しい。
≪長丸旅館の良くなかったところ≫
悪いわけではないが、部屋がいまいち。とても綺麗に装飾され、ムードもあるのだが、ちょっと狭い。
値段が6畳で16000円と高い。やはり旅館内でお客さんが一番過ごす場所の部屋が重要だ。部屋次第で宿の納得価格が変わると思う。
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