ステンドガラスが美しい大正ロマン的浴室が素敵な旅館
- 公開日
- 2019/09/14
- 最終更新日
- 2019/10/06
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3.3
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遠刈田温泉でこじゃれた外観を持つ旬菜湯宿 大忠、私が訪れた当時はまだ旅館大忠という旅館名だった。
その当時から外観も旅館内も洒落ていて、間接照明の優しい光とアンティーク風の家具が素敵な旅館、
リニューアル後はさらにレベルアップしたようで大正ロマン的な要素が加わり、宿泊などの評判もこまやかな気遣いがいいなどとかなりいいようでリピーターが多いとの事。うーん、これはいつか宿泊しなければ、、。
日帰り入浴をお願いすると旅館の方の対応は丁寧に日帰り入浴について説明をしてくれる。
日帰り入浴では檜風呂が男性用、庭園大風呂 露天風呂付が女性用だった。(現在はわからないので要確認)
貸切風呂もあり1回50分の予約制、時間も11時~午後2時までとなっていて3500円となかなかのお値段、もちろん私は通常の日帰り入浴、600円(当時は500円)を選んだが、十分な内容であった。
小さな旅館ならでは、源泉を大事に利用しているかけ流しの温泉
6人ほど入ったらいっぱいな浴槽。源泉投入量はそこそこで、源泉を触ると源泉温度である68.7℃ほどは熱くなく、若干加水された状態で投入されている?と感じたが温度的には高い為、源泉100%に近いのではないだろうか。
浴感は柔らかく、ツルッと感とキシキシ感がいりまじる複雑で難解、
温度はどちらかというと高めかと思うが浴感が柔らかいので熱い湯ならではのピリピリ感はない。
湯の濁りは緑がかった茶色といった感じで湯船の底がうっすらと見えた。
香りについてはは金気臭とカルシウム系の香りだったような。(当時のメモによる)
湯口にはびっしりと析出物がこびりついている事からも成分の濃さが伺える。
下記はリニューアル後の浴室、
和と洋が入り混じるまさに大正ロマン、このステンドガラスを見ながら入ってみたい、、。
源泉投入量は多くはないが、私が入った時は入浴客が少ない平日だったせいか良好な状態。
ジワジワと身体に効いてくるような気がする。
脱衣所には遠刈田温泉の温泉事情が書いてある。
全ての旅館への温泉分配量は同じ為、源泉かけ流しを維持する為には小さい宿にしかできない、といった内容だ。要は大きな旅館は循環せざる負えないわけだ。
日帰り入浴でも入れる貸切風呂だが、時間制限がある。
宿泊客を大事にしているようで宿泊客が入る事のない11時~14時までの限定となっている。
ちなみに宿泊客は無料で空いていれば貸切風呂へ入る事ができる。
貸切風呂 紺碧の湯については恐らく宿泊者限定の貸切風呂。
冬季限定の魔法のりんご風呂は庭園大風呂にのみ行われるものらしく、日帰り入浴だと女性のみが味わえるらしい。(宿泊だと時間交代などがあるのかもしれませんが)
蔵王山麓で獲れた林檎がこれでもかと投入してあり、甘酸っぱい香りは心が落ち着くなどのリラックスや血行促進など、林檎効果があるとか。
日帰り入浴でとても気分よく入浴させてもらい、現在のリニューアル状況や宿泊のクチコミを見ていつか宿泊したいと夢をみてしまう、そんな旅館である。
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