温泉マニアに人気の蔵王では貴重な足元湧出の濃厚温泉
- 公開日
- 2018/12/16
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(4件)
4.1
★★★現在は宿泊施設として復活しています。ぜひ一度宿泊してみたいです!★★★
蔵王の温泉街のちょっと裏あたりにある日帰り施設「蔵王温泉 すのこの湯 かわらや」
以前は宿泊施設で温泉マニアがこぞって推奨する素朴なお宿だったそうだが残念ながら火事で全焼し、日帰り施設として復活した。
蔵王の温泉街のちょっと裏あたりにある日帰り施設「蔵王温泉 すのこの湯 かわらや」 |
施設は真新しくとても綺麗。
以前の旅館の面影を見て訪れていたのでなかなか見つけることができなかった。
館内はすべてピカピカ。広い休憩場所ではピザやビール、ジュースなどが注文できる。
以前の宿の写真を見ていたせいもありひなびた感じを想像していたので入浴券を券売機で買うあたりもかなり違和感がある。
ビリビリとするパンチのある足元湧出濃厚湯
お湯は意外と熱い!ビリビリとした感じのお湯だ。
入ってしまえばと思ったが、やはりそれなりに熱かった。。。
湧出量は毎分10~20Lくらいの感じで湯船は入るとザバーっとあふれ湯船へ浸かっているとまた少しずつあふれ出す。
源泉の湯口がないので思い切って浴槽からお湯をすくってのんでみると味はレモンのような酸味が強い味。透明度は床まで見えるほど透けている。
浴感は意外にふわっとやさしく包んでくれるとにかく気持ちい~湯だ。
入っている時はそれほど感じなかったが、出たあとは疲れがどっと出て、ガツンとくる。
1時間後、急激に二人とも眠気に襲われ休憩を入れたほど。
洗い場は奥の部屋にあり、そのまた部屋に扉がありあけてみるとコンクリートが敷いてある広いスペースがある。
ここに露天風呂でも造るのだろうか。。
工事の日程がかかれた紙が壁に貼ってあるところをみるとその可能性は高そうだ。
会席料理を食べることができる休憩部屋。 |
日帰り入浴客が増えている
宿泊が無くなり、現在は日帰り入浴専門施設として営業されているとの事。同時に軽食や蕎麦等も食べる事ができるスペースがあり、2000円で部屋休憩もできる。
以前2名からなら宿泊可能であった頃は、逆に日帰り入浴が不定期休であり入り辛かったが、現在では休みなく朝から夜までと長い時間日帰り営業されている。
今回訪れたのは日曜日であった為なのか、それとも日帰り専門施設になったためなのか、訪れる人が断然多く、次から次へと狭い浴槽へ人が押しかける。かくゆう私もその1人であったのだが・・1人で静かにこの良泉を味わえた日が懐かしいな。
かわらやの狭い長方形の湯舟は、3人なら間を開けて浸かれるが、それ以上になると窮屈になり、おのずと他人の様子を伺いながら譲り合いで入る形になってしまう。
奥に2基のシャワー場が設けられているが、当然ゆっくりとは入っていられなかった。
隣の共同浴場と同じく湯底はすのこ状態であるが、共同湯程の激熱温泉では無く浸かれる程度の熱さであり、尚且つ今回は人が多く出入りしていたのでそれ程熱くも無く、お尻からオンドルの様にポカポカと温まりを感じた事により、足元湧出泉である事を実感した次第だった。
とっても滑らかな極上湯は、蔵王温泉を代表する様な素晴らしい泉質。 しかも酸性泉ではあるが他の蔵王温泉に比べ、目に入ってもそんなに痛みは感じ無かった。
やはりここの湯は冬などの平日に訪れ、できれば1人で静かに温泉自体を楽しみたい極上湯である。
次から次へ訪れる客は4~5人入れば一杯になる浴室を、客同士で待ちあったりしながら入って貰っている状態で、女将さんに「人気ですねぇ」と、自分がゆっくり入られ無かった嫌味を込めて言ってしまったが、日帰り入浴施設としてメジャーになったのか確かに客が増えている様に感じた。
出来れば宿泊営業をしていた時に、一度は泊まってみたかった温泉ではある。
アクセス例:蔵王バスターミナルより徒歩5~7分程。
山形蔵王 すのこ湯 かわらや
すのこ湯 かわらや
2017年8月に、
まっとうな温泉本の入浴手形を利用して訪問した。
この時、初めてこの本について小言を言われた。
「これって、いつまで売られてるの?」
有効期限の定めのない無料入浴券提供企画、スゴイ企画だ。
しかし、断られると困ったことになる。
最初からタダ風呂を当て込んでいたため、
現金の手持ちが200円しかなかったのだ。
車が停めてあるハモンド高見屋の駐車場までは、
歩いて片道20分はかかる。しかも、復路は坂道だ。
気温は30℃を大きく超えている。暑い一日だ
せっかくの入浴機会を断念したくなかったので、
話の論点をすり替えて、まっとうな温泉本を誉めまくった。
① この手の温泉紹介誌は、雑誌社が掲載料を取って広告宣伝するPR誌がほとんどなのだが、この本は違う。温泉好きなインターネットの情報発信者が、自分の気に入っている温浴施設を目いっぱいおススメするという内容で、文章を書いている。
② 温泉好きな人や、これから温泉好きになりたい人は、この本をきっかけにして、好みの温泉を増やしている。自分もこの本のおかげで、毎年一回は通いたいと思うお気に入り施設を、いくつも見つけることができている。
③ 初めて行く温泉地では、この本を参考に日帰り入浴できる施設を探すようにしている。この本に載っている施設へ行って、ハズレを引いた覚えがない。
④ 自分の施設に自信を持っているオーナーが、この本に風呂のお試し券として無料手形を提供している。いい温泉施設には、また行きたい、またあの風呂に入りたいというリピーターが必ず付く。ここもそういう素晴らしい施設なのだろうと、入る前からとても期待している。
とかなんとか、一気にまくしたてたところ、
温厚な感じの女将さんのような人は、
お気軽にとは言えない様子ではあったのだが、
本の手形欄にハンコを押してくれた。
ふぅ~、どうにかクリアーできた。
風呂は激アツで、何回も掛け湯をしてなんとか浴槽に入れた。
でも、1回に3分入っているのが限界だった。
浴場入口の反対側に、
ガラス引き戸で区切られた洗い場がある。
浴槽への出たり入ったりを3回繰り返して、
洗い場で頭から冷水をかぶって、体を冷やした。
これを2クール繰返した段階で、太ももが上がらなくなり、
浴槽から出られなくなった。あれが湯あたり状態なのか。
いざりのように、上半身だけで浴槽から這い出して、
30分ほど呼吸を整えて、浴場から上がった。
お湯の鮮度の良さとかを体感するには、激アツすぎた。
加水できない激アツ浴槽は、残念だが好みにはならない。
了
2018/3/12スキーと併せての訪問です。
蔵王温泉スキー場へスキーで訪れた際に、アフタースキーで⼊浴してきました。
湯温が⾼めで⻑湯向きではないという評価が多かったのですが、冬場のせいか適温でのんびりと⼊浴することが出来ました。⾜元がすのこということで、新鮮なお湯が楽しめる名湯でした。
蔵王温泉へ赴いた際は、是⾮とも再訪したいと思います。 尚、貴重品類はフロントで預かっていただけます。
意外と入りやすかった
私の訪問したときは、温度もアレッと思うくらい適温で刺激性も無く
1)お湯は最初は底まで見えていたが入ると湯花で白濁
2)硫黄のにおいはずっとしていたがそんなに強くなく(慣れて来た?)
3)お湯は足下自噴なので無音、浴槽から溢れ・流れる音が少しするくらいの静寂
4)肌への刺激もそんなに感じなく(皮が厚い?)
非常に快適でした。
ただ、私の行き方がまずかったのか車が入りづらく手前のお店の駐車場に有料で置かせて頂きました。この駐車代金には隣の河原湯共同浴場の代金込みですので日帰りなら案外この方法も有かと思います。