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かんの温泉 菅野温泉旅館 北海道(宿泊レポート) ★★★★☆

北海道屈指の泉質と湯量を
誇るマニア垂涎の鄙び系温泉

管理人総合評価
  • 温泉 
  • 温泉の雰囲気 
  • また行きたい 
  • 部屋 
  • 食事 

※※※※このレポートは2004年8月に訪れたものです※※※※

★★★2008年より休業していましたが、現在は営業しています。(宿泊もできるようになりました)ぜひ泊まってみたいものです★★★

≪時系列は下記となります≫
2008年より休業していましたが、鹿追ホットスプリングス社が施設を買収し、再開させるとのことです。(2013/6/30 十勝毎日新聞社ニュース)
2014年8月19日 日帰り入浴のみリニューアルオープン!どう変わったのか楽しみです!(2014/08/20)

休業中のかんの温泉が2014年夏頃のオープンに向けて、工事を進めているそうです。再びお目にかかれる日は近そうです^^v(2014/7/2)

≪2004年8月 私が訪れた際のレポートは下記です≫

泉質がピカイチと言われ、誰もがうなずく温泉宿、菅野温泉は、湧出量が毎分3000リットルとすばらしく多く、新鮮なお湯を加水なしで楽しむ事ができる。
「菅野の湯で治らない病気はない」と昔から伝わり、今ではそれがキャッチフレーズとなっている。
お風呂は全部で5箇所、湯船は8つあり、源泉は7つ、宿泊でも全部周るのは大変。
そういう事もあり、ここの宿はぜひ宿泊で訪れてみてほしい。

近くには然別川があり、キャンプ場や野湯が豊富にある。
2~3日宿泊しても飽きる事はないでしょう。

新館
入口

私は今回大きな失敗をした。新館と旧舘がある事を知らないで予約した事だ。
菅野温泉の写真を見ると旧舘が写っている事が多い。。そんな事もあり旧舘しかないものと思いこみ泊まれるつもりで訪れたら新館へ案内された。
この時残念すぎて言葉にならなかった。。。。。皆さんご注意を!

新館の中、統一感はあまりない。入ってすぐは物が所狭しと並んでいるといった印象が強い。
階段や廊下は要所要所へ休憩場所があったり、小物で飾られているが休憩場所は休みたいような感じではないし、小物はいまいちセンスがない。

風のものを飾ろうとするとこういった寂しい飾りとなってしまうのだと思う。
部屋への入り口は格子状の引き戸でその奥へ扉がある。この引き戸は雰囲気がいい。

【部屋の中】
部屋は6畳一間の和室。
冷蔵庫・テレビ・扇風機・ポット・ヒーターなどの設備が揃っている。冷蔵庫はなかなかある所は少ないので嬉しい設備だ。

とても落ち着き、窓も大きいので明るい。この部屋だったら何泊もしたいと思う

湯の華 福禄の湯

湯の華 福禄の湯 混浴

部屋で少しゆっくりしてから早速温泉へ・・
まずは唯一の露天風呂、小さいながらも滝を眺めながら浸かる事ができる。

造りはブルーシートで屋根を補修してあったりと少し残念に思うが、温泉は新鮮!
色はやや濁った緑色。

この丸い湯船へ源泉が注がれており、四角の方は丸い方から流れている。

ぬるめが好きな人は四角い湯船へ入ると適温に感じるだろう。

寿老の湯岩風呂 クロレラの湯

寿老の湯岩風呂 クロレラの湯 混浴
寿老の湯岩風呂 クロレラの湯 混浴 脱衣所

中浴場 右の湯:大黒の湯 左の湯:不動の湯

不動の湯
大黒の湯

【中浴場】時間制(女性タイム有)
右の湯:大黒の湯
左の湯:不動の湯
左の湯船が熱く、右がぬるめになっている。夜23:00頃まで女性タイムの為、男性はここだけ入れなかったという人が多いだろうと思う。
窓を全開にするとなかなか気持ちのいい風が入ってきてゆっくりできる。色は黄色っぽい。

小浴場 弁天の湯 家族風呂

鍵をかけて入る事ができるのと周りに気を使わず身体や頭を洗えるので、いつも誰か入っていてなかなか入れないほど人気がある。窓は割れてしまったのかビニールが張ってあった。温度は他より高めで加水をしないと辛い。

夕食
夕食

夜の食事は部屋出しでいただく。従業員が少なそうなのにがんばっているなぁと感心してしまった。

品数もほどよく、一般的なメニューだが味もなかなかおいしい。
特に海老の刺身はプリプリで驚いた。ただし一緒についてきたサーモンは干物かと思うほどひどかった・・^^;
でも海老で帳消し!

天ぷらも秘湯の宿ではめずらしく油っぽくない。あまり期待をしていなかっただけにおいしさに大満足した。

ご飯を食べた後、さらに大浴場へ向かう。このぐらいのペースで浸からないと全湯制覇はできない。
大浴場、中浴場へはロビーより階段を降り、さらにまた階段を降り、旧舘の通路を通り辿り着く。

この時に旧舘をチラッと見たが歩くと音がするような感じで鄙び度が抜群!本気がで悔しい。。

大浴場 毘沙門の湯

大浴場 毘沙門の湯 混浴

大浴場の真ん中にド~ンと設置されている大きな湯船。お湯は少し露天風呂と似ていたがこっちの方が濃度が高そうだ。飲んでみると飲みやすくおいしい。

温度は熱め、手前の岩へ源泉を注ぐ湯口が作られている。

浴室は他も全てカラン、シャワーなどは設置されていない。頭を洗いたい場合はこの湯船の横へ洗い場のような湯がためてあるところがあるのでそこから桶で湯を汲んで洗う事となる。大浴場以外はそういった洗い場はない為、湯船から汲まなければならない。

大浴場 恵比寿の湯 打たせ湯 混浴
大浴場 布袋の湯 混浴

恵比寿の湯は無色透明、天井近くの壁から打たせ湯が落ちている。布袋の湯はこじんまりしているが菅野温泉の中で私が一番気に入った湯だ。濃度も一番高く、一番落ち着く。両方壁には成分がこびり付き盛り上がっていた。岩の変色が成分の濃さを物語る。

【朝ごはん】
朝ごはんのシャケもアブラがのっていておいしい!
他の宿では朝のシャケといったらパサパサが定番なのにやっぱり北海道は違う!というか菅野温泉が特別!?

【日帰り用】
日帰りの場合、日帰り用の休憩所がある。(有料 500円)お茶も用意されており、宿の心使いが感じられる。宿の外へも椅子とテーブルが置いてあるので外で涼みながら休憩も夏には気持ちが良さそうだ。

【最後に】
旧舘へ泊まれなかったのはとても残念だったが、とてもいい宿だった。温泉は新鮮で濃い。だた、近くの野湯も菅野温泉にまったく劣らずというか鮮度、濃度はほとんど同じなのでキャンプ場で泊まって、野湯巡りでも十分楽しそうな気がした。1泊目キャンプ、疲れたら宿という連泊もよさそう・・・。

リニューアル後の写真

公式ページより
公式ページより
公式ページより
公式ページより 内湯「イナンクル」の写真
公式ページより 内湯「イナンクル」の写真
公式ページより 内湯「イナンクル」の写真
「イナンクル」の露天風呂「秋鹿鳴・春鹿鳴」の写真(公式サイトより)
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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • すごく期待して行きました。
    温泉4 温泉の雰囲気3 また行きたい3 部屋4 食事3

    2018年8月頃に訪問
    温泉仲間のおすすめで行ってみました。
    遠かったけれど、秘湯という感じではありませんでした。
    お湯はたくさん流れていましたが、災害の影響で入れなかったところも。
    お部屋は秘湯ぽくなく、いいお部屋です。

    近くの然別温泉野営場の川の横にある鹿の湯に感動しました。

    2020-04-25 19:50:22に投稿

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