静かに整然と建つお寺の薬師如来様のありがたき温泉

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※※※※このレポートは2007年9月に訪れたものです※※※※
日光湯元温泉 釜屋旅館さんに取材の依頼をいただき初めて訪れたこの地。
周辺は自然が多く、歴史を感じる数々の観光場所。
その中で寺に温泉があるということで訪れてみた「温泉寺」は和の趣が気持ちの良い空間だった。
このときは友人と交友を深めるのも含めて訪れたがとても気持ちの良いところで二人で感動。
とても楽しく良い時間を過ごした。
温泉寺の周辺の清涼感がありすがすがしい空気は寺ならでは。
ぜひまた訪れたい地である。


奥日光湯元温泉へは「温泉寺」なるその名の通り温泉のあるお寺ある。
奥日光湯元源泉のモウモウと湯気の上がる源泉小屋を横目にススキ生い茂る湿原の遊歩道を歩いて向かう。


日光山 湯元 温泉寺は世界遺産日光山 輪王寺の別院で、日光開山 勝道上人が延暦7年にこの温泉を発見し病苦を救う薬師如来をお祀りしたのがはじまりという歴史ある温泉。
館内には赤い絨毯がひかれ、整然とした空気が漂う。
お寺の中にひっそりとある強い硫黄臭が特徴の熱湯



朝ホテルをチェックアウトし、そのまま温泉寺へ来たわけだが、すでに入浴客はたくさん。
次々と人が訪れ貸切で入れたのは一瞬のみだった。
湯はかなり熱く「あついあつい」と言葉を発しながらの入浴。湯の香りは硫黄が強く、肌へは熱さはあるもののまろやか。湯量はあまり多くないがとてもよい温泉だった。


温泉からあがると休憩室が用意されている。
「ご自由にお飲みください」と書いてあるポットの横にお茶と茶菓子が用意され、休憩室ではかわいらしい子供が嬉しそうに笑う。
日本っていいなと思ってしまった。


温泉はさることながら、温泉寺は雰囲気が良い。
緑に囲まれ、流れる風が現世代と違って感じるのは私の思い過ごしだろうか。
ぜひまた訪れたい空間だ。
利用データ
所在地 | 〒321-1662 栃木県日光市湯元2559 |
電話番号 | 0288-55-0013 |
アクセス | |
WEB | https://www.rinnoji.or.jp/history/temple/onsenji.html |
宿泊料金 | 宿泊不可 |
部屋数 | |
お風呂 | 内湯:男女各1 |
日帰り時間 | 8:00〜17:00 大人500円 小人300円 |
冬期閉鎖 | 冬期閉湯あり ※開湯につきましては、輪王寺HPにて告知いたします |
利用携帯 | 日帰り入浴 |
温泉データ
分析年月日 | |
湯づかい | 源泉掛け流し |
成分量 | |
泉質 | カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 |
PH | 6.4 |
湧出量 | 1788.5L/分 |
源泉温度 | 72度 |
源泉名 | 奥日光開発7号源泉 |
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コメント
コメント一覧 (1件)
お寺であるが結構温泉は有名なのかな
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2019年5月頃に訪問
2019.5月利用。湯船が小さいため、お寺の方が入浴を受け入れるかどうか、いちいち見に行ってから決めておられた。入浴料は500円。
浴室全体が木造りで狭く、そこに2.5m四方の立方体の湯舟が1つあり、すでに3名程は浸かっている。湯船の淵に腰かけている人もいながら、湯に浸からなくてはならない。
木のすのこになっている洗い場も狭く、とにかく居る場所が無い感じ。
まだ更衣中のひともいるが、更衣室も狭い。
人が多い割に湯船が狭く、更に源泉が71.4℃あるため湯の投入量は少なく、水がチョロチョロ常時加水されているが、湯の溢れ出しまでいかず、そんなこんなで、湯が汚れている?というかよどんでいるというか、疲れているというか、ドローッとした濃度の濃い湯に、ドローッとした湯葉のような湯の華があったりしていた。
源泉濃度が濃いことも事実なのだろうとは思うが、気持ち良い湯とは言えない。とにかく日曜日は酷い混み様だ。
だが、秋の平日でも1人ではなかったため、結構有名になっているのかなと。
それとも、もしかしたら日光湯元温泉の、単独日帰り入浴施設が他に無い?からかも知れないとも思う。入浴料も他に比べたら安く、広間を無料休憩所に開放してくれてあって、おまけにお茶とお茶菓子までサービスというのも魅力なのかなあ?湯畑見学のついでというのもあるだろうけど・・等と考える。
含硫黄・カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉という効能豊かな湯は、単純に玉子味と言う訳ではなく、複雑な味がしていた。
この濃い湯に、1人で木造りの湯舟と浴室に囲まれて、籠れるように入れたら最高だろうなあと思う。
冬季休業。営業している日は入り口に、日帰り入浴可という立て札が立てられている。
アクセス例:日光駅より東武バス湯元温泉行き終点下車徒歩5分程
2019-07-01 16:37:50に投稿