ドバーッと新鮮な湯が注がれ心まで洗われるような温泉
- 所在地
- 山形県米沢市大字関1537
- 最安値
- 1泊2食付12,000円~
- クチコミ 東屋・中屋・西屋の3件がバス停前に並び、11時から日帰り入浴をさせて貰える東屋へ。
東屋、西屋の2軒が秘湯を守る会の宿であり、いずれも立派な建物である。昔は茅葺屋根であったそうだが、火事で全焼してしまった東屋さんの庭には蔵が残っていた。
広い玄関口、高い天井,日帰り入浴の受付は左側のガラス扉内から声がかかる。
女性浴室の更衣室の中には、左手の階段を上ると2つの露天風呂に出るようになっている。差ほど大きくはない鄙びた木風呂と石風呂で、透明な湯に青白い析出物が沈殿し、なかなかの雰囲気。細いパイプの温泉投入口には白い析出物がこびりついていた。
白布温泉は高温泉だと思い、覚悟しながら入ったが、加水されしかも露天風呂なのでどちらかというとぬるめだった。
内湯は、お宿名物の滝湯に付属して浴槽があるといった感じで、巨大な打たせ湯3本の入り口には、しめ縄が掛けられ温泉を大切に祀られているのだろう。
さすがに名物の滝風呂だけあってそこら辺の打たせ湯とは違い、迫力がある。打たれてみると痛い程ではないが、当然かなり強い。
この流れ湯が内湯となっており、白い湯花が舞う。
ドドドドッザバザバと常に大きな音がし、流れもある浴槽に浸かるが、動的な温泉であるので、まったりと湯に浸かってという訳にはいかず落ち着かない。
貸切風呂も2つあるようで、日帰り入浴でも空いていれば入れるというのが嬉しい。
石風呂と書かれた浴室に入ってみると、楕円形の造りの浴槽があった。
こちらは静かに浸かれそうだ。岩肌を縫って少量ずつ源泉が投入されていたが、この湯舟も熱くはなかった。
どの湯船もかなり加水されているためか、こういっては何だが大平温泉滝見屋の温泉に浸かって来た後だったせいか、泉質は似ているが気が抜けた様な温泉に感じてしまった。
白布1号泉、2号泉、3号泉の混合泉で、こちらの温泉は含硫黄ではないためか、何の香りも無くなんだか物足りない。源泉は何処から湧出しているのだろう?森の中の方だろうとかも聞いたが定かではない。白布温泉郷には何軒かの温泉施設があるが、何処もこの温泉を引湯しているのだろうな?
アクセス例:JR米沢駅から路線バス天元台行きに乗り白布温泉バス停下車、すぐ前。
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