湯元である登別温泉(株)が運営するここだけの源泉に入れる公衆浴場
- 所在地
- 北海道登別市登別温泉町60
- 最安値
- 宿泊不可
- クチコミ 気軽に登別温泉を楽しむ事ができる公衆浴場。登別温泉の案内所では割引券を販売しており、一回券を450円で購入し浴場へ。
館内の受付では、有料休憩室が付いた680円の1日券は既に売り切れとの事で、人気ぶりがよく解る。時間が有れば確かに1日券を求めた方が断然お得に、登別温泉をゆっくり楽しめる。
ホテルでの日帰り入浴料金は大体1,000円~2000円前後とお高いのと、此処はバスターミナルに近いという立地の良さからも、当然この温泉銭湯を利用したいと思うのは誰しもだろう。
平日でも引っ切り無しの賑わいであったが、洗い場も十分に備えられており、広い源泉浴槽3つの他にジャグジー、サウナ、水風呂が備えられており、浴槽の中で込み合う事は無かった。
このさぎり湯では登別の2種類の源泉が使用されており、どちらも白濁した酸性泉だがちょっと舐めてみたがそれ程酸っぱさは無かった。そして湯温も適温である。
源泉の一つは登別温泉を代表する硫黄泉の一号乙泉で、浴槽は熱めとぬるめの2つに仕切られ、獅子舞?はにわ?の様な変わった顔の投入口が設けられていた。湯底には薄っすらと湯泥が溜まり、指ですくえた。
もう一つの源泉は目の湯・明礬泉と書かれ、文字通り結膜炎などに効果がある様だが、源泉投入口が湯面に近いのでなかなか湯をすくえず、目を洗うのは難しかった。
どちらも源泉かけ流しなのだが、投入量はそこそこあっても人が多いため、余り溢れ出しが分からない。
硫黄泉のジャグジーバスは、一度に3人だったか4人だかしか利用できないので、空き待ちしなければならない事もあった。こちらは循環かな?
水風呂にも入れたら気持ちが良いだろうなと思い手を入れてみたが、しびれる程冷たかったので止めた。サウナ好きには堪らないだろうな。
内湯だけなのでそう長くは居られないし、ソープ類も無く勿論ドライヤーも有料ではあったが、浴場もそれから館内も非常に新しく綺麗で快適。
一体この人気の温泉銭湯なるものは、いつから在ったのだろう?何度かリニューアルされて来たのだろうな?一度訪れているが館内の記憶は無く、変わらずにある玄関口だけは覚えていた。
人の多さを気にしないでさえ入浴できれば、リーズナブルで快適に登別温泉の源泉を味わえる、なかなか良い温泉施設であった。
アクセス例:登別温泉バスターミナルより徒歩3分程。
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