湯船の中でおしりが滑る!ヌルヌル感が半端ないB級系マニア向きの宿
- 公開日
- 2019/07/26
- 最終更新日
- 2019/12/08
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(4件)
4
素晴らしいヌルヌルの温泉があるという噂を耳にし、たまたま今回はこのエリアを巡る予定もあり宿泊してみる事にした。
ただ、私が宿泊を決めた2007年には宿泊をしたという情報はまったくなく、かなりのチャレンジ。
評判のいい湯船が混浴の為、女一人で日帰りというのは厳しいだろうと考え、宿泊し日帰り客が帰った後を狙おうという思いもあり、宿泊料金は1泊2食付で6,000円と激安であるため「湯さえよければいい」と割り切ったものだった。
夕方宿へ到着した時はまだ日帰り入浴者が大勢来ているようで駐車場には多くの車が止まっていた。
日帰り入浴は300円と公衆浴場並みの安さと湯の良さもあり人気のようだ。
ちなみに日帰り入浴時間は朝9時~夜21時までとかなり長い。
入口から入ると雑多な雰囲気に圧倒されるほど、スリッパや靴は出しっぱなしのグチャグチャ、館内の電気も暗く陰気な空気が漂っている。
予約の時に電話した時も対応は淡々とし、一歩間違えば冷たいようにも感じたが、実際に会ってみると朗らかでやさしい印象の女将さん。
陰気な雰囲気の中、入口から入った時点で若干後悔していたところ、女将さんに案内され少しほっとした。
1泊2食付6,000円 1室1名平日泊 トイレ付(洋式)(※2007年の料金です)
今回宿泊した部屋は畳6畳、洋式のトイレが付いており少しホコリがかぶっているところなどはあるが十分な部屋である。
エアコンもあるしコタツもある。写真はないがフェイスタオルもあった。洗面所は廊下をにあるのを共同で利用。
備品に関しては揃っているとまではいかないので湯治宿のつもりで行った方がいい。
一番不便だったのはティッシュがなかった事。あとはドライヤーもなかったが持参していたので困らなかった。
宿泊料金6000円とは思えないほど 品数の多い夕食
夕食は広間にて
この日はなんと宿泊客は私のみ。広間でポツリとちょっぴりさみしいような気もしたが人付き合いが苦手な私は誰もいなくてホッともした。
とにかく品数が多くてびっくり。宿泊料金が安かったのでまったく期待をしていなかった為、ズラリと並んだ小鉢にお得感がいっぱいになった。
正直に言えば味はそれなり、鍋以外は冷えてしまっている。
しかし6,000円の素泊まり宿も多い事から考えるとそれでもかなり豪華でお得だと言っていいと思う。
写真は様々な時間に撮ったものだが、入浴は食事の後、日帰り入浴客が帰るのを待って浴室へ。
入口は左が女性用、右が男性用、女性専用の内湯もあったが、今回どうしても入りたかったのは混浴の広い内湯。
女性用の内湯には扉がついていてその扉から混浴の内湯へ移動できる。
※ちなみにシャワー、カランはあるものの、アメニティは一切なく石鹸のみ。
シャンプーなどは持参をした方がいい。
新菊島温泉は、女性待ちをしている男性がいるというよくない噂をよく耳にしていた。
それもあり宿泊を選んだわけだが、まさかこの宿に今日は私1人!!状態なのでそんな事は気にせず超満喫。
ドッバドバ~のヌッルヌル~ 噂にたがわぬ極上湯
上記は朝一に撮った写真だが、湯気がモウモウとしてうまく撮れなかった。
この写真からはわからないかと思うがとにかく広い。大きな窓がズラリと並び、時期によっては綺麗な緑の木々に囲まれるような景色を見ながら入る事ができる。
宿泊者の入浴時間も制限があり、6時~23時。とにかく滑る泉質のため、夜中に酔っぱらって滑って転んだりしないように制限をかけているらしい。
それほどヌルヌル感が強い温泉で気を付けて歩かないと本当に滑って転んでしまいそうだ。
湯船へ入っていると浴槽内での移動もお尻が滑って移動してしまうほど。ふふふっ~~っと謎の笑みがこぼれてしまう。
しかもこの湯量!ゴーゴーと源泉が投入され、その周辺には泡が浮かぶ。
身体にも若干泡付きあり。飲んでみるとほぼ無味でほのかなタマゴ臭がプーンと香る。
湯の色は黄色みがかった紅茶のような色で光にあたると美しい。
この豪快に投入される湯量を見れる温泉は数少ないのではないだろうか。浴槽の大きさは違うにしてもあの青森県の古遠部温泉を上回る勢いだ。
もちろん浴槽からのオーバーフローもすごい量。排水溝でも渦を巻いて吸い込まれていっている。
この日は誰かが入ってくる心配もなく、源泉が39度のぬる湯で1時間ほどの長湯。
大満足の印象しかない温泉だった。
朝食も家庭的な内容。しっかりお腹いっっぱいいただいた。
【新菊島温泉の良かったところ】
第一にはもちろん温泉!源泉投入量の多さとヌルヌル、アワアワの泉質、とにかく最高に満足。
宿泊料金が素泊まりのような金額(6,000円)で品数の多い食事が付く。
部屋も綺麗に掃除されているイメージはないが洋式トイレもついていて満足。部屋からの景色もきれいだった。
女将さんは朗らかでやさしそうな方だった。
【新菊島温泉の良くなかったところ】
全体的に陰気な雰囲気。電気は暗く、掃除も行き届いていなくて夜はちょっと怖かった。
今回私は平日宿泊をした事により貸切状態で混浴風呂を堪能できたが、日帰り入浴はかなり混みあう上に女性待ちをしている男性が多くいるという噂が多くある為、女性の方はあまりお勧めできない。
女性用の内湯はあるものの混浴の内湯とはだいぶ違い、行くなら混浴の方を味わうべきかと思う。
新菊島温泉は完璧温泉マニアの宿。綺麗さを求めず湯さえよければいいという方向けの温泉宿だと思う。
残念なお知らせ
何度か再訪しようと計画しておりましたが、その後コロナの影響で宿泊は休業されていました。
私にとってこちらの温泉には不思議な魅力があり、汚いのにまた行きたくなるそんな温泉です。
宿泊の再開を楽しみに待っておりましたが、ご高齢のためか赤字営業であったのか理由はわかりませんが廃業されてしまいました。
再訪したかったのにとても残念です。
あの膨大な湯量はほかで記憶がない量でしたので、ずっと記憶にのこる温泉です。
どなたかが引き継いでリニューアルとかしていただけるとありがたいのですが・・・
本当に残念でなりません。
東北ドバドバヌルヌル温泉
新菊島温泉をネット情報で知り、ドバドバでヌルヌル温泉は珍しいので訪問させていただきました。
調べていくうちに郡山市周辺には素晴らしいかけ流しの温泉が多いことを2019年に知りました。
①月光温泉共同浴場
②東北原温泉
③食事処いやさか
などなど。
新菊島温泉周辺にはなにもない辺鄙な場所に古い施設がぽつんとあるような印象です。
建物内はとても古いです。
館内はお世辞にも綺麗とはいえず、通路や部屋内は掃除されている印象ですが温泉内はかなり汚いと言わざるを得ません。
受付女性が高齢の方で温泉の場所についての説明がなく、行くときに結構悩みました。
行き方は受付奥の非常用扉を開け、いったん外に出てから温泉の施設に入ります。
大きな案内板の設置や初めて来た人にわかりやすく説明があるといいなと思いました。
12月に訪れたのですが、脱衣所は片付けを一切してなく床もとても汚れているうえに水浸しでした。
そして何より脱衣時間がとても寒かったです。
21時以降は暖房・電気ともにセルフです。
温泉についてですが、まず温泉場床は汚いです。
よく滑り、危ないです。
マット等があり得ないくらい汚いです。
掃除していると思えません。
洗い場も汚く、使いかけの固形石鹸がぽつんと〇のついた状態でおいてありました。
アメニティ持参必須です。
温泉自体はありえないくらいのかけ流しで気持ちいいです。
真冬には少し寒いですが、その分長湯できました。
大浴場内に入るとプールみたいと思えるほど広く、
別の温泉投入口があり爆音でドッカンドッカンと投入されおり規模と投入量に感動します。
窓際にはトド寝できそうな場所があり、勢いよく排水溝に流れていきます。
温泉が排水溝から溢れ、滞留しており見ているだけでも楽しくなる排水量です。
これ見て例えるともはや小川です。
湯舟内を歩くときはゆっくり歩かないと滑りそうです。
大浴場について宿の方にお聞きしたら混浴はやめたそうです。
食事についてですが、量が多いです。
食べきれません。
夜も朝もどちらも多かったです。
味についてですが、特別美味しいというわけでもありませんが不味くもないです。
至って普通の家庭の味といった感じです。
施設内で困ったことは
・部屋にティッシュがない
・夜は通路も温泉場も電気が消えておりとても暗い
・汚い場所があり若干不快だが温泉泉質とかけ流し量は爽快
色々書きましたが、温泉はとても良いです。
個人的には不思議な魅力があり、再訪したいと思いました。
福島№1の湧出湯量を誇る混浴浴場
新菊島温泉
平日の日中だと、駐車場に車がないと、
外観の廃墟感が半端ではない。
木戸銭を払って浴室に向かう。
男性浴場には、洗い場と岩風呂風浴槽がある。
その奥に、タイルの壁をくりぬいた通路の向うに、
混浴の大浴場が広がっている。
ここのお湯に来るときには、
バスタオル3枚とグリーンダカラ2ℓペットを持参している。
バスタオル2枚は、折りたたんで大浴場での枕として使用している。
ノンアルコールの水分補給の飲料を色々試してみたところ、
自分にはグリーンダカラが一番合っていることがわかった。
ここでは、最低3時間は滞在している。
別に、女性入浴者を待ち受ける
ワニ族の真似事をしているわけではない。
ぬるめのお湯に出たり入ったり、
温泉水の排出口に横になって寝湯を楽しんだり、
浴室の窓から季節の風景を眺めたり、
そんなことを繰り返していると、
3時間なんかはすぐに経ってしまう。
特に、ぬるい温泉だと、
入浴時の時間経過がとても早く感じられる。
新菊島の湯温は、
新潟魚沼・栃尾又温泉の不惑の湯より3℃ほど高温なのだ。
長湯には限界がある。
限界を超えてもトドの寝湯がある。
たっぷりと水分補給と休憩を取らないと、
須賀川の南から福島市まで帰る車の運転に支障が出てしまう。
わかってはいるんだけれど、
つい長湯したくなってしまうのが、ここのぬるつる温泉なのだ。
了
思い出
馬鹿じゃないの?という位のドバドバ。尚、宿の裏に温水プール(今は営業してない)あるけど、これは風呂の廃湯じゃなく、源泉掛け流しとのこと。源泉井は玄関前の鉄板の下らしいが地盤沈下するで~。