長湯温泉ならでは!ザラリとしたこってり析出物が見事な個性的な湯
- 公開日
- 2019/05/21
- 最終更新日
- 2019/09/06
- 投稿者
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(1件)
3.3
大分県の温泉の中でもこってり系で温泉マニアには人気の長湯温泉。
「日本一の炭酸泉」と長湯温泉はうたっているがどちらかというと析出物の印象が強い。
地元の方の憩いの場といった素朴な雰囲気で外観は綺麗なペンションのような民宿のような感じだ。
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周辺は雑多な雰囲気で工事中なのか重機が何台も置かれ廃材がそこらへんに積まれていた。
そんな工事現場のような手前にレトロな万寿温泉の看板あり。
食堂が併設しているようでその名も「かくれ茶屋るり子」、まるでスナックのような名前であるが。讃岐うどん屋らしい。
入口のいかにもがんばって書きましたという万寿温泉という文字と絵がほほえましい。
薄っすら黄緑の透明がかった綺麗な湯
長湯温泉には多いタイプの泉質かと思うが、薄い黄緑がかった透明の綺麗な湯がたまらなく気持ちがいい。
湯船の底にはザラリと感じる成分の塊があり、湯船の淵や床にはこってりとした析出物がびっちりはりついている。
湯は金気臭がし炭酸の味がする。やっぱり長湯温泉は好きだ、、、と湯に浸かりながら思う。
床は少し灰色がかった成分が付着し千枚田状態。歩くと足の裏が痛いぐらいである。
湯口はかなり年期の入ったものでそれがまたそそられてしまう。
源泉は外の小川へ垂れ流され、年々と析出物が盛り上がっていっているようだ。
成分の濃さを感じ、満足した湯だった。
長湯温泉に来たら再訪しよう、訪問したのはかなり前なので今析出物の具合はどんなにすごい事になっているのか気になるところだ。
かなり年季が入ってますが、がんばってます。
管理人さんのレポートから14年。入口の狸以外の面影は無く、入口の奥にいらっしゃったおばあちゃんに声をかけて入りました。食堂としては営業していないのかと思います。賽銭箱に200円を入れて奥へ・・・。うす暗い廊下の奥に薄く緑かかったような白い温泉が現れます。建物からは想像できないほどきれいな温泉です。温泉はそのまま川に流れており、その周囲にも析出物がいっぱいです。賽銭箱の裏には犬ではなく猫が2匹ほど居ました。