雲の上から絶景を眺めながら入るような露天風呂
- 公開日
- 2018/11/06
- 最終更新日
- 2019/09/09
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管理人総合評価
3.8
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ユーザーの評価(1件)
4
白馬岳や朝日岳などの登山者に愛されている蓮華温泉は、北アルプス白馬岳の中腹に位置する。
以前からいつかはいくぞと思っていたが、秘湯に入る会のオフ会であっさりと訪れる事となった。
オフ会の案内が届いた時点で「絶対いく~」と案内に向かって言葉を発した^^;
一つの宿で4つの露天風呂が楽しめ、泉質もほぼそれぞれ違う。その上2つの湯船は絶景!こんなにすばらしい温泉を持っている宿は他になかなかないでしょう。
駐車場は大きめのものが一箇所ある。
バスも平岩駅から出ているようで、バスを利用して訪れる人も多い。
蓮華温泉までの道のりはウネウネした細めの道を長い距離走って来なければならない。
私が訪れた時は途中霧がかかっていて運転はとても怖かった。
自然と一体化する木造の宿は、思っていたよりも大きく、綺麗だった。宿の前は広場のようになっていて、ただでさえ展望が良く開放感があるのが増していた。
三国一の湯
到着して早速温泉へ。ぐるっと一周1時間ほどかかる道のりを歩き出す。15分ほど歩いたところであるのは「三国一の湯」、ものすごく小さくて2人がベストな湯船だ。女性の場合、がんばれば4人入れるらしい。私が到着した時、既に女性3人が入っていて、「まだ一人ぐらい入れるよ~」と声をかけていただいた。小さな湯船にギュウギュウで入っている様子はとてもかわいく、眺めて終わったが入ればよかった~と後で後悔・・。
薬師湯
蓮華温泉の中で一番高い位置にあるのが薬師湯。展望はすばらしく湯船の周りには地獄が広がる。私が一番気に入った湯船♪
4~5人ほど入れる大きさ。
黄金湯と仙気の湯
【黄金湯】
三国一の湯につづき、現れるのは黄金湯。
三国一と同様、景色はあまりよくない。森林浴を楽しむお風呂といった感じだ。
【仙気の湯】
三国一ノ湯から約5分あがると一番大きく一番人気のお風呂、仙気の湯がある。
この時は半分霧がかかっていて霧に太陽が反射し幻想的!
周りの景色は人工的なものは一切なく山、山、山、空、雲といった大自然。
ここまで開放的かつ自然でいっぱいの温泉はなかなか味わえるものではないでしょう。
山小屋やロッジというより造りはもう少しだけ立派な宿で、収容人数は約120名とかなりの人数が泊まる事ができる。部屋の設備はふとんが押入れに入っているだけで何もなく布団を敷くのももちろんセルフサービス。
温泉を巡って来た後は廊下突き当たりにある休憩所で温泉談義。温泉話は尽きる事がなく温泉の達人の方達に色々と温泉裏話などを教えていただいた。普段友達に温泉マニア扱いされる私もここではヒヨッコ (。・_・。)ノ、温泉初心者になってしまう。
夜の食事は定食風。味噌汁は一つの大きな鍋に入っているのを皆で分けて食べる。 |
夜ご飯も朝ご飯も山の宿だけに時間が早い。
今回私達はいつも最後組、夜も朝も最後に来るメンバーは決まっていた。それはそれでまた楽しく、他に誰もいなくなった食堂でお酒を飲んで温泉話で盛り上がった。
山登りの人達が多い宿なので消灯は夜9時ととても早い。 |
夜テントの中での談話はまた格別なものだった。その後、私達は深夜に仙気の湯へと真っ暗な中歩いた。暗くて少し怖かったが月明かりで照らされた山を見ながら温泉へ入ると怖さなど吹っ飛んでしまった。
夜は真っ暗で電灯もなにもない為、懐中電灯は必須。
今回は沢山の温泉好きの方達とすばらしい温泉へ入り、とてもいい思い出ができた旅だった。
歩いて巡らなければ温泉へ行けない事もあり集まったのは皆アウトドア派の明るく活発な人が多かった。
やっぱり皆での温泉は楽しい。
蓮華温泉へ次回行くときは宿はこれといっていいという事もなかったのでキャンプか日帰りで訪れようと思う。キャンプが嫌で夜の蓮華温泉を堪能したい人は宿がお勧め。一度夜の蓮華温泉をぜひ堪能してほしい。
2015/9/23バイクでの訪問です。
シルバーウィークの東北ツーリングの帰路に⽴ち寄りました。
国道からの道の路⾯状況は良いので運転は楽です。ただし、路線バスも来るので 場所によっては離合が困難な場所も有りました。駐⾞場は⼭奥の割に広いのですが、登⼭客も利⽤しているため時期によっては混雑するものと思われます。
三国⼀の湯はこじんまりしていますが独占できるのなら浴感はここが⼀番よかったです。
薬師湯は⼀番⾼いところにありますが、個⼈的には景⾊は仙気の湯の⽅が良いと思いました。
⻩⾦湯はちょっと印象が薄いです。
さて、仙気の湯ですが写真を添付しますので是⾮ご覧ください。⾮常に素晴らしい景⾊で個⼈的には今までに⼊浴した⼭の湯で⼀番良い景⾊と思いました。眼前に広がる⼭々が美しく⻑時間⾒惚れていました。(因みに海の景⾊は⻩⾦崎不⽼ふ死温泉が⼀番と思っております)
内⾵呂は、⼭から下りてきた⼈で混雑していましたので直ぐにあがりました。