秘境温泉 神秘の湯

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桜hanako

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37位
sakura-hanako

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本格的和風旅館

3.6
温泉
4
温泉の雰囲気
4
サービス
3
部屋
3
食事
4

2019.9月宿泊。宿の前の道路からは蝦夷駒が岳が見え、裏側は鹿部漁港である。夏はこの漁港で花火大会があるそうだ。徒歩5分で道の駅があり、観光の目玉となっている鹿部間欠泉がある。珍しいのは、道の駅に別府の様な温泉蒸し釜が並んでおりモクモクと湯気を上げていた。この道の駅目当てに、週末は訪れる家族連れも多いのではないだろうか。
鹿部温泉には2つの旅館と1つの共同湯があり、いずれも独自源泉を持つが泉質は良く似ており高温泉。故に加水が必要となる。
ナトリウム・硫酸塩泉の香りが微かにするが、加水が多いのか味は無味だった。
浴感はツルっとし、浴後は良く温まっている。投入口には緑や茶色の析出物、石には粒状の析出物が付着し歴史を感じる。
しかし浴室は綺麗で、露天風呂は庭園風という快適さが、道南の客に好評なのだろう。日帰り入浴客で賑わい続けており、宿泊してもゆっくり静かに湯を味わうという訳には行かないし、そう言った雰囲気の浴室でもない。

意外だったのが宿が本格的な旅館であった事。北海道に於いては少ないのではないだろうかと思う。100年程前からの宿であり、中はリニューアルされている。
道路の前にあり、外観としては何の雰囲気も無い宿であったが、館内に足を踏み入れると、私が殆んど泊まる事がない様な、厚いカーペットが敷かれ、その為か館内は音が吸収され静かだ。内装も木造りで重厚感とモダンさがあり落ち着いた雰囲気だ。庭には錦鯉が泳いでいた。ただただ風景が無いのが残念。
細かい事を言わせて貰うと、カーテンは遮光であれば良いと思った。
2階の客室からドンドンと音が響き、全室埋まっている訳では無いので、できればその辺りの配慮をして欲しかった。
接客は女将さんと息子さんが丁寧にされており、親切さが伝わってくる宿ではあった。

食事は部屋食で海の物が並び、中でもホタテのグラタンが美味しかった。魚料理ばかりなので、口直しにデザートが欲しかったなというところである。
意外に美味しかったのはご飯で、ふっくらんこ?ふっくりんこ?という最近の銘柄米で鹿部で生産されているそうだ。まずい北海道米のイメージを覆した感があった。炊きたてを提供してくれているという事もあるだろう。朝食には鹿部名物のたらこが出た。

何だろう・・単に温泉と料理を味わい快適に過ごすと言う感じなのだろうか。しかし北海道に於いてはおそらくこの様な宿は少ないのだろう。日帰り入浴客で賑わい、泊まり客でもそこそこ賑わっている宿であった。

アクセス例:JR函館駅より路線バス鹿部間欠泉方面行で鹿の湯下車。すぐ前がバス停となっており1時間に1本程度のバスがある。
またはJR鹿部駅より送迎あるが、列車の本数は函館より2~4時間に1本とかなり少ない。

訪問日
2019年9月
投稿
19/10/14 16:09
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    2

地元客で賑わう温泉銭湯

4.0
温泉
5
温泉の雰囲気
4
サービス
4
部屋
0
食事
0

2019.10月利用。湯治宿は閉館している。(株)百沢温泉と言う看板がバス停前にも設置され、その存在のアピールからも解りやすい。
料金は330円に値上げされているが、この料金は銭湯料金であり、という事はソープ類は持参しなければいけなかったが忘れて行った。
浴室に入ると、笹濁りのドバドバ湯が目に飛び込んで来る。浴槽は2つ。小さな楕円形の湯舟があるが、こちらの方は若干温めで誰も入っていなかった。
大きい方の浴槽には、源泉投入口が掃除機の吸い込み口の様な容になっている(簡単に言うと平べったくなっている)パイプからドバドバと気持ち良く湯がぶち込まれている。
湯の色は笹濁りで、温泉津温泉をライトにしたような感じの湯であり、非常に良く温まる。
舐めてみると色々複雑な味がした。「飲めません」の表示あり。
黄茶色の析出物が湯船の淵や床に付着している。錆びた感じも成分の濃さを物語る。
洗い場は広く、カランは10ケもあった。銭湯料金だがドライヤーがあったのは良心的。
この温泉に入りながら、地元の人達はコミュニケーションを高め、タワシで背中を洗いあったりしながら、話にあけくれる。地元客に人気の筈である。元気な温泉だ。

百沢温泉は嶽温泉とは全く違う泉質であったが、岩木山登山で訪れた嶽温泉の泉質も素晴らしく、このサイトに載せられている山楽旅館が既に閉館となっている事は残念であった。
岩木山周辺は桜の頃も美しい風景が臨め、温泉の泉質も良いので是非再訪したい地である。

アクセス例:JR弘前駅より路線バス嶽温泉行で百沢温泉下車 徒歩5分。
嶽温泉より弘前駅行バスで数分 百沢温泉下車。

訪問日
2019年10月
投稿
19/10/14 14:37
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    1
銭川温泉 (秋田県)

女性3代で営む小奇麗な湯治宿

3.6
温泉
3
温泉の雰囲気
3
サービス
4
部屋
3
食事
5

2019.10月宿泊。オンドル湯治宿という事でここを選んだ。バス停からは300メートル程の坂を下る。雨だったためか迎えに来てくれていた。
宿は入った時からその可愛さに目が行く。女性3代で営まれていると聞き納得。
館内にはあちこちに立派な生花が飾られており、全て畑で育てた花であるとの事。
そしてその花が終わればドライフラワーにして飾られてもいる。食堂にはドライフラワー以外にも手作り小物類が彩を添え、販売もされている。手作りリース教室等のイベントも定期的にされているそうだ。
そして何より目を引くのが木製品。椅子などの家具からゴミ箱に至るまで、焼杉であったり重厚な丸みを帯びた木材であったりし、館内が柔らかく温かい。
八幡平の湯治宿と言っても御所掛とは大違いだ。現代女性のプチ湯治には持って来いの宿ではないかと思う。
案内されたオンドル室の狭さは同じ様なものだが、窓からは緑や畑の花も見える。
小さなテーブルが1つにハンガーが壁にかけられていた。寝具はセルフで敷くが、勿論宿泊費に含まれており、浴衣だけは200円でレンタルした。鍵もある。これで1泊3700円。

予約時に食事を希望しておくと、朝食1100円、夕食1870円で提供して貰える。
この食事が抜群に美味しかった。勿論全て手作りであり、玄米ご飯、枝豆のコロッケや山菜の天ぷら等身体に良い手の込んだ物を出してくれ、味噌汁は凄く香りが良い。地元の味噌で作られており、味噌の販売もあったが、これ程良い香りの味噌汁は、もしかしたら初めて飲んだかも知れない。
他の方達も「美味しいね 美味しいね」と言いながら食事をされていた。食事が美味しいと皆、自然と笑顔になり明るくほのぼのとした会話も生まれる。
逆に料理が悪いと、皆の顔もこおばり無口で食事するという光景が生まれる。
という事を私は多くの宿に泊まって来て、目にし感じている。だから宿泊に至っては、料理のウエイトがかなり大きいのだ。
そう言う意味でこの宿が、女性達に寄って運営されているという意味は大きく、館内の清潔さ小奇麗さに於いても抜群であり、配慮された優しさが館内に見受けられる。
トイレがウォシュレットというのもポイント高い。

しかし残念な事に温泉は加水された単純アルカリ泉。ph9コンマ台という表示とは裏腹に全くヌルヌル感は無く、ただの清潔なお風呂に近い。ただ湯舟のタイルがベージュの為か、湯の色は若干黒っぽい緑の様な感じの透明色ではあるが、勿論無味無臭。
銭川温泉は昔から目の湯とも言われているそうなので、湯で目を洗っておいた。
湯舟の端に浅い部分が設けられているが、これは寝湯ではなくおそらく乳幼児らが入りやすい様に造られているのではと思った。リンスインシャンプーと石鹸が用意されている。
更衣室の洗面台が焼杉で作られ、椅子も分厚い木の椅子。これらに見とれる。
湯治宿だがドライヤーも用意されているという便利さ。

眠る時になって気になった事があった。枕が臭いのだ。取り合えずマスクをする。
オンドルであり床が温かく、敷布団が暖かいのは当然であるが、暑くてどうしても寝付けない。窓を大きく開けたり色々するがどうも不快感この上ない。
と、気が付いたのだが枕が熱いのだ。化繊の薄いクッション様の枕は熱を帯びていた。
だからかあ。御所掛オンドルの枕は、竹?藤?製の固い小枕だったのだ。あれも寝にくかったけど・・。枕をリュックに換えどうにか寝る事にした。
お宿の方へ。もし気づいていらっしゃらなかったら、枕をどうにかして下さい。

アクセス例:JR田沢湖駅より路線バス花輪駅行で銭川温泉下車。急坂を下る。
もしくは八幡平頂上行でアスピーテライン入り口下車。送迎あり

訪問日
2019年10月
投稿
19/10/14 13:37
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    2
松川温泉 松楓荘 (岩手県)

待ってました洞窟風呂復活!

4.2
温泉
5
温泉の雰囲気
5
サービス
5
部屋
3
食事
3

2019.10月宿泊。「岩風呂が復活したのよ」と受付で若女将さんが言われた。
雪崩や崖崩れの危険で数年間閉鎖されていた、松楓荘名物の洞窟風呂が、県の調査を経て修繕工事を済ませ、要約今年1月に復旧したそうだ。冬季は閉鎖せざるを得ない日も多かったが、ゴールデンウィーク頃からは利用できているという事で、早速向かった。

混浴である為、隙を見計らっての入浴ではあったが、女性はバスタオルや湯浴み着OK。
吊り橋を渡って行くその洞窟風呂は、半露天の岩風呂であり、淡いミルキーグリーンの湯が美しい。他の湯舟はブルーであるのに対しこの岩風呂の湯だけが緑っぽいのが不思議だ。
ドバドバと投入される温泉。加水されているとは言え、それを感じさせない位新鮮で気持ちが良い温泉だ。
ゆっくり入っていたいが男性が来ないか気になる。カゴが置いてあるだけで、脱衣所も無いのが困る。衝立か、カーテンででも仕切られていないと、着替える事ができない。
もしくは橋の手前の入り口に、女性利用中の札でもかける等させて貰えないものだろうか。
それと湯浴み着レンタルがあれば、もう1つの混浴露天風呂にも使えて便利だと思う。
折角素敵な岩風呂が復活したのだから、皆で楽しめるような工夫をして頂ける事を願う。

岩風呂の気持ち良さも極上であったが、私は古くからある内湯も好きだ。籠り感ある薄暗くひっそりとした浴室で、神秘的なミルキーブルーの湯にひっそりと浸かる。

やはり松楓荘の温泉は良い。四季を変えて入りたくなる。紅葉も新緑も雪の温泉も。
そして寒くなってくるとこの宿の値打ちがぐっと上がる。それはオンドルだ。近くの地熱発電所からオンドルが引かれているため、部屋は乾燥が少なく優しく暖かい。館内は安心して暖かい。廊下を歩く時もトイレも寒くないのだ。
そして冬季は現役で活用しているレトロなボンネットバスが、雪道を走り客を輸送する。車内には昔のままの器材があり懐かしさを覚える。
紅葉シーズンは、八幡平ハイクや岩手山、三ツ石山等の登山客も多い。登山に温泉は切り離せない楽しみである。

私の個人的な意見で恐縮だが、注文付けさせて貰うとすれば料理。一生懸命提供しようとされているのは伝わってくるのだが、品数の多さよりも味付けや、冷めた天ぷらは反って印象を悪くさせるのではないかと思ってしまう。品数よりも質を高めて頂けたらと願うところである。

アクセス例:JR盛岡駅より路線バス八幡平行で松楓荘前下車。

訪問日
2019年10月
投稿
19/10/14 04:00
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    2

地獄横の温泉だが宿が・・

3.2
温泉
5
温泉の雰囲気
4
サービス
3
部屋
2
食事
2

2019.10月宿泊。紅葉の栗駒登山目的であったが、あいにくの小雨で散策に留めた。
温泉は宿の敷地内にある地獄からの引湯で、新鮮そのものではあるが当然加水されている。
色がとても美しい。館外にある露天風呂の湯は、晴れた日には鮮やかな濃いマットのブルーとなり、薄曇りの日には水色の絵の具を溶かしたようになっていた。
熱めなので浸かったり、湯船の淵に上がったりを繰り返し、綺麗なブルーの湯に癒される。
眼前には黒い大岩と紅葉のコントラスト、そして青く広がる湯は一枚の絵の様だ。

ところが、館内にある内湯に併設されている露天風呂と名付けられた風呂は、天井が全て簾で覆われ空が見えない。周りは壁で景色も全く無い。これは露天風呂とは言えないのではないか。
内湯もただのだだっ広い湯船が1つあるだけで、救いは木風呂でありそこに硫黄泉が掛け流されている事か。隅にある1箇所から加水された源泉が投入されていた。
湯は酸性が強く顔を洗うと目に入って物凄く痛い。
ズラッと並ぶシャワーからはなかなか湯が出て来なかった。
露天も内湯も閉鎖的で薄暗く、泉質は良いのに残念な浴室だった。
他に霊泉風呂と言うのがあって、こちらは46℃程の湯で、見るからに酸性の熱そうな透明の湯だった。加水禁なので、足を入れただけでも熱すぎてここには入らなかった。
温泉プールはやって無くて、外にもう1つおいらん風呂という岩盤浴小屋が在ったが、覗いただけで止めた。

部屋はトイレ付きだったがウォームレットも付いておらず、冷たくて不自由だった。
何年か前に宿泊した時もそうだったが、ヒーターからは風ばかり出て暖房が弱く、部屋が寒い。おまけに布団は羽毛ではなく、1枚きりで寒くて寝にくかったので、毛布を引っ張り出さなければならなかった。
宿が古く、サッシが歪んでおりきちっと閉まらない。冷蔵庫も無い。窓からは、紅葉よりも屋根が見えていた。
テーブルにはお詫びとご理解をという事で、この不便な自然環境や、温泉により機械類の傷みが著しいが修理も来ない云々を書かれた紙が置かれていたが、同じ環境下にある隣の栗駒山荘は、トイレもウォシュレットで快適であったのにと思う。

更に酷かったのが朝食バイキング。このメニューなら、ビジネスホテルの無料朝食サービスと差ほど変わらないのではないかと思ってしまった。
泉質だけは良いとして、他は悪い部分ばかりが目立ち、残念な限りであった。
これでも紅葉シーズンと言う事で、1人1泊2食15000円とはねえ・・。

アクセス例:JR一の関駅より1日2便の路線バス須川高原行き、終点下車しすぐ前。

訪問日
2019年10月
投稿
19/10/14 02:27
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紅葉絶景温泉

4.0
温泉
4
温泉の雰囲気
5
サービス
5
部屋
0
食事
0

2019.10月日帰り入浴。須川高原温泉に宿泊すると、6時~21時までの間なら何度でも利用させて貰えるという事で、私は3回も足を運んだ。
というのもやはり断然眺めが良い。眺めが良い所に浴室を造り、良い眺めをより多くの人が見られるように、長方形のパノラマ風呂として造られている事に感心する。
その浴槽幅は30~40メートル近くあるのではないだろうか。
全面ガラス張りのパノラマ内湯があり、その一段下に同じ大きさの露天風呂がある。
どちらのパノラマ風呂からも、さらに広大な風景が見られる。
晴れた日にはまん前に鳥海山が見え、夕刻にはシルエットとなり陽が落ちて行く、というロケーションを温泉に浸かりながら見られるという素晴らしさも味わえる。

源泉は長細い風呂の真ん中から投入されている。須川高原温泉からの引湯であり、客も多いため酸性の湯が、良い様に言えばまろやか。逆に言えば若干新鮮さに欠けるという事でもあるが、そんな事は余り気にならない位、紅葉の眺めが素晴らしく、皆うっとりと湯に浸かっている。
湯舟が大きく、客が多くてもゆったり入れる。広く快適な浴室は木造りで、天井が高く太い梁が見える。どっしり、ゆったり、そして美しさがある浴室の構造は素晴らしいと思う。

浴室だけでなく建物全体がモダンな木造りとなっており、有料休憩室は展望室でもあり、かなり広く多くの客を受け入れるように造られている。
隣に建つ須川高原温泉と比べてしまうが、凄く新しく美しく快適に思える。同じ立地であるが、こちらはトイレはウォシュレット。料理にも期待してしまう。
宿泊料金も似たようなものであれば、断然こちらが人気なのは当然である。紅葉シーズンの1人泊はこちらの方がかなり安い。

ただ、余りにも人気なだけに宿泊予約が抽選という。特定期間(7月第3土曜日~8月第3土曜日と9月第3土曜日~10月第3土曜日)は、3月1日~31日の1ヶ月間に往復はがきで予約申し込みをし、抽選で当たれば宿泊予約が取れる。
和室16室、洋室ツイン3室、洋室シングル3室、和洋室2室となっているので、1人でも狭き門だが当選すれば宿泊は可能な訳ではある。
特定期間以外の日に付いては、毎年4月1日からの電話予約となる。
この様な独特な予約ルールをとっているので、泊まれた人はラッキーと言う訳だ。
だがやはりどうせならこちらの宿に泊まってみたいものだと思う。

アクセス例:JR一の関駅より1日2便の路線バスで須川高原下車し、徒歩3分。

訪問日
2019年10月
投稿
19/10/14 00:51
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那須ロープウェイに一番近い宿

3.0
温泉
4
温泉の雰囲気
3
サービス
4
部屋
3
食事
4

2019.9月宿泊。茶臼岳登山を目的に、那須ロープウェイに一番近い宿として選んだ。ロープウェイまでは徒歩で登り15分程である。宿の最寄りバス停大丸温泉で降りると、高台の上り口に宿の看板が見える。
小さい少し古いホテルの様な感じの宿である。部屋からは気象により朝陽や雲海が見られるそうだ。冷蔵庫無しの共同トイレ。
早速温泉へ。サウナの様な内湯と露天風呂が併設されている。女性用の露天風呂は小さく、日除けの簾もかかり、片側は塀であり全く展望が無く残念だった。高台にあるので、もう少しロケーションを期待していただけに・・。
しかし温泉の泉質は良かった。表示では単純泉となっているが、全く別物かと思う様な深緑の薄濁り湯は、焦げたような硫黄の香りがし、味は少し金気っぽく、湯舟の淵は茶色に染まり、ブツブツとした析出物の固着がある。
高温泉のため、投入量は絞っているが少しずつ掛け流されており、加水されているとは思えない位の気持ち良い湯だった。さすが大丸の湯だなと思う。この宿の源泉は相の湯源泉と言い、大丸旅館の下から湧いている物を引湯しているそうだ。
メタケイ酸も238㎎あり、ツルーッとしたとても肌触りの良い湯だった。
内湯は湯気が籠りサウナ状態となっており長くは浸かっていられない中も、気持ちが良い湯なので、出たり浸かったりを繰り返した。
湯上がりは少々のべた付きがあり、良く温まる。単純泉とは思えない湯に感心した。

しかし、相の湯源泉は硫黄の成分は含まれておらず、硫黄の香りがするのは、露天風呂の横を硫黄成分が強い奥の沢源泉の配管が通っており、その匂いが混じるのだとの事であった。
ちなみに私は、宿の下手にある土産物屋さんの「硫黄温泉」の看板に惹かれ、ここにも入ってみた。これが奥の沢源泉でかなりの高温泉。一言で大丸源泉とは言っても、数種類ある事が解った。


夕食は大皿に、温野菜が彩りよく大胆に並べられた物に、味噌デイップを付けてかじる。
「那須は高原野菜が美味しいんですよ」と女将さんが言われる様に、野菜が甘い。
自然体で笑顔の女将さんファンが多いのか、女将さんグッズも売られていた。
登山客メインの宿ではあるが、もう少し温泉客が増えても良いのではと思う様な宿だった。

アクセス例:JR那須塩原駅より路線バス(旅館組合の宿に宿泊するとバス代無料。事前に宿からバス会社に連絡必要)那須ロープウェイ行きで大丸温泉下車 すぐ上。

訪問日
2019年9月
投稿
19/10/01 23:07
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    1

去り難い気持ち良さ、恵山の恵みの湯

4.4
温泉
5
温泉の雰囲気
4
サービス
5
部屋
4
食事
4

2019.9月宿泊。アルミニウム含有と言うだけで、私の中では霊泉と思えるくらい稀で、痛みに特効する様な気がする温泉だ。蔵王温泉、二階堂微温湯などがそうであり、ここ北海道でその様な温泉に出会えるとは意外だった。
同様に酸性泉で、目に入ると物凄く痛く、目やにがくっついているように目が開けにくくなるので、顔を洗うのは注意が必要だったが、それ以外は素晴らしい泉質で、微温湯の冷泉が温かくなり出て来ているような感じだった。

とても柔らかい湯は、肌にシトッとする。凄く気持ちが良く、40℃程の湯温のためゆっくり入れるが、それでも上がったらまた入りたくなるような温泉であった。
数年前にコンクリートから木に換えた湯船は、泉質により薄っすら黄色くなり、柔らかさを添えている。幅広の淵、床も木造りであり、ゆったりする。
湯の色は、薄い黄色に僅かにグリーンが入っている様な淡い色で、美しい透明の湯である。
香りが一言では表せないような不思議な香りで、硫酸塩泉由来の木系に微かに油臭がしていた。味はかなり酢っぱ苦い。
湯口には、白や緑の析出物が固着し、壁は建てて90年程の間に、全体が温泉成分で黄茶色ベタベタとなり、一部は茶色と変化している。
酸性・含鉄・アルミニウム・硫酸塩泉、溶存物質4923㎎、メタケイ酸263㎎と言う素晴らしい泉質は、非常に良く温まり汗が出る。
恵山から、120ℓ/分の自然湧出泉を2km引湯している間に適温になり、湯船に注がれている。湯船の端からはザアザアと溢れ出す音が途切れる事は無い。源泉100%24時間かけ流しの温泉だ。ただ冬季(11月末~ゴールデンウィーク前まで)は湯温が下がり過ぎるため休館しているそうだ。

料理は海のものがずらっと並び、10品中7品が海鮮物だった。夕は部屋食で朝食は食堂。
これで1人1泊2食8000円台というコスパも良い。
そして気持ち良かったのが浴衣と寝具。全てに糊がバリっと効いており非常に気持ち良く、勿論ぐっすり眠れた。包布や枕カバーまで糊がしっかり効いている宿は少なく、最近の自分は、この糊がかけられた寝具というものに、凄く清潔感とさっぱり感と郷愁を感じ、見ただけで気持ち良く眠れる気がする。
広い部屋の窓からは遠く海が見えていた。

建物は簡素でビジネスホテル風。恵山への登山客や、今は地熱発電の試掘中だそうで工事関係の人が利用されている。昔は湯治の人も多かったとの事で、納得の温泉である為、マイナーである事が非常にもったいなく思う。70代のご夫婦で経営されており「もう自分たちの代で閉めてしまおうと思っている」と言われ寂しい限りである。こんな良い温泉、良いお宿が本当にもったいないと思う。
「お天気がいいから山まで行ってみませんか?」と女将さんが声をかけて下さり、翌朝発つ前に御主人が車で恵山へ登って下さり、津軽や下北半島が見える素晴らしい景色を見せて頂いた。恵山温泉の地獄には遊歩道が設けられていた。恵山と言う名のとおり恵みの山なのである。
恵山から湧く神秘の湯は何とも恋しく、また入りたくなる温泉だった。

アクセス例:JR函館駅から路線バス恵山行きで恵山登山口下車(2時間1580円)送迎あり。
車なら函館から45分程

訪問日
投稿
19/09/24 00:24
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ウェスパ椿山 (青森県)

リゾートホテル風の温泉

4.6
温泉
4
温泉の雰囲気
5
サービス
5
部屋
0
食事
0

2019.8月日帰り利用。ウエスパ椿山と言えば、不老ふ死温泉の最寄り駅であり、駅から見える歓楽施設の敷地内、海側と言うか奥の方にウエスパ椿山温泉施設がある。
敷地内の施設はどれも、遊園地にある欧風の建物の様で可愛く、レストランやコテージが並んでおり、コテージでは外人さんが芝生で日光浴を楽しんでいたりしていた。
ウエスパ椿山温泉はこちらのコテージで宿泊、もしくは日帰りで利用でき、リゾート白神の切符を見せると100円引きの400円で入れる。
 
浴室がとにかく明るい。天井までのガラス窓。視界はオーシャンビュー。湯の色は透明で、クリーム色に、薄い若草色を合わせたような、淡い黄緑色が美しい。
窓に面して造られた細長い湯舟は、緩やかにカーブを描いている。析出物でコーティングされた湯舟はベージュ色をしている。
浴室全体が淡く明るく美しく、リゾートホテルを思わせるようであった。
存分に陽射しを採り込み、気温に合わせ大きなガラス窓は開閉する。この日は薄曇りで一部開放であったが、全開放すると半露天風呂となる。日本海の岩礁が目の前だ。

浴室に合わせ特筆したいのが温泉。その成分が半端無い。溶存物質27977mg。
ナトリウム・塩化物強塩泉と言う泉質は、海水の様に辛く、非常に良く温まり汗が出る。
メタケイ酸も227,4㎎含まれ、炭酸水素イオンが1000㎎近くあり、身体が浮く。
他にも海水のミネラルの様に、カリウムもマグネシウムもカルシウムも多く含まれていた。
長細い湯船の中で海の様に仰向きに浮かんでみたら浮いた。

投入口になっているライオン像は、析出物で白鬚像になっていた。
50,2度の源泉は投入口でも43℃以上はあるようだったが、湯船は2つに仕切られ、熱めだが加水無しで浸かれる。ザバザバと勢いよく湯が投入され、湯の色と相まってとても気持ちが良い温泉である。
昼、1人でこの眺めが良く明るい浴室で温泉に浸かっているのは、とてもゆったりと贅沢な気分だった。
予想以上に素敵な温泉だったので、不老不死へ行かれる際には是非お立ち寄りを。
ガラスの工房館も、比較的安価で素敵な商品をゲットできるかも。

アクセス例:JRウエスパ椿山駅より徒歩5分程。

訪問日
2019年8月
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19/09/20 19:55
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日帰りでも楽しませて頂けました

4.6
温泉
4
温泉の雰囲気
5
サービス
5
部屋
0
食事
0

2019.9月、日帰り入浴。宿泊したのは東日本大震災後で、湯量が減り入れる湯船の数も少なく、湯の質も落ちていたのだろう。ヌルヌルを期待して宿泊しただけにがっかりしたのだった。
しかし、それ以来の日帰り入浴で驚いてしまった。
きっとリニューアルもされているんだろう。入った覚えがない湯舟や、館内の美しさや、今回特に気に入った芍薬の湯。全く記憶にない。こんな素敵な風呂があったのか・・
そしてどの湯もヌルヌルだった。うなぎの湯琢秀に抱いていたイメージが一度に払拭されてしまって、泊まりたいとまで思ってしまった。

嬉しいのは、日帰り入浴であっても、館内の湯船を全て利用させて貰えた事。
男女別の、一番古くからある内湯は熱かった。湯底に小さな穴がいくつかあり、そこから湯を投入しているようだ。
この内湯から続く露天風呂は混浴だったので引き揚げた。

他に男女別の大露天風呂もあり、女性用は長い岩風呂で、男性用が写真等によく出ている八角系の木風呂だ。こちらの湯も熱めだった。
この露天風呂は湯船の大きさに比べ、更衣室が狭く籠も少ないのが不便だった。

そして、エレベーターで2階だったか3階だったかに上がると、客室階にある男女別内湯。こちらも利用できるが、日帰り客は少なく静かで、何より、花崗岩を刳り抜いて造られたような湯船の雰囲気が素敵な芍薬の湯。岩の周囲を析出物がぐるりと付着している。
外には半露天風呂の樽湯があり、こちらはぬるめ。浸かりながらも、遠く下の方に陸羽東線が走るのが見え、ゆったりローカルな気分になれる。

どの湯も、うなぎ湯にふさわしくかなりヌルヌルしていた。メタケイ酸も300㎎近くある。ただ、4本ある源泉温度が68℃~100℃あり投入量は少ない。
日帰り入浴は10時~14時には退館。800円ではあるが、色々な湯船を楽しめ、飲み水も用意されている。
中山平温泉へ向かう道では玉子臭がし、硫黄泉が待っていると思うと嬉しくなる。

アクセス例:JR中山平駅より徒歩20分程。

訪問日
2019年9月
投稿
19/09/20 00:20
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